2024年の夏期講習は、7月28日(日)からスタートします。
今のところ、下記の予定が決まっています。
●月 9:00~9:45 暗唱
・小学12年生対象
・受講:1回2,200円(9月の受講料と合わせて自振)
・回数:何回でも可。
・教材:暗唱文集を配布します。
・内容:暗唱文集の2級の1頁「矢ごろ少し遠かりければ」の暗唱
・準備:特にありません
●水 9:00~9:45 読書感想文
・小学3456年生対象
・受講料:1回2,750円(9月の受講料と合わせて自振)
・回数:できるだけ3回以上
・教材:本は指定されたものの中から選びます
予習シートを配布します。
宇宙人のいる教室(さとうまきこ フォア文庫)[小3~小6向き]
川は生きている(富山和子 講談社青い鳥文庫)[小4~小6向き]
道は生きている(富山和子 講談社青い鳥文庫)[小4~小6向き]
杜子春(芥川龍之介 講談社青い鳥文庫)[小5~小6向き]
モモ(ミヒャエル・エンデ 岩波書店)[小6向き]
・内容:毎回400字の感想文の一部を書き、最終日に1200字にまとめます
・準備:本を購入して読んでおいてください
●木 9:00~9:45 AI読書感想文
・中学123年生対象
・受講料:1回2,750円(9月の受講料と合わせて自振)
・回数:できるだけ3回以上
・教材:本は自由に選んでいいです
・内容:毎回400字の感想文の一部を書き、最終日に1200字にまとめます
・準備1:本を読んでおいてください
・準備2:ChatGPTを利用して実例を書くので、メールアドレスを取得し、ChatGPTのアカウントを作り、ChatGPTを使えるようにしておいてください。
申し込まれる方は、オンラインクラス一覧表で該当するクラスの○にチェックを入れて、送信してください。
授業当日の1週間前を過ぎたらキャンセルはできません。
例えば、7日に授業がある場合、1日からのキャンセルはできません。
参加者が少ない場合でも実施します。
参加者が多い場合は、新しいクラスを設けます。
10年以上前に作った「言葉の森へのご質問やご要望」というページをアクセスした方がいらっしゃったので、内容を一部、現状に合わせて修正しました。
以下が、修正した記事です。
■■言葉の森へのご質問やご要望
言葉の森の作文指導は、43年の実績があります(創設1981年)。作文教室としては、日本でいちばん古い歴史です。
しかし、常に新しい技術を取り入れ、新しい指導法を開発しています。
その言葉の森に対する、これまでのご質問やご要望の主なものをまとめて紹介します。
●ほかの作文通信教育講座とどこが違うのですか。
いちばんの違いは、歴史が長いことと、指導法がすべてオリジナルだということです。
ですから、他の作文通信教育講座では真似のできないものがいくつもあります。
例えば、毎週のオンライン対話指導、担任制、構成指導、項目指導、暗唱指導、自動採点ソフト森リンの開発などは、どこも真似ができません。
他の作文通信教育講座の中には、担任制や電話指導をうたっているところもありますが、実質的な担任制と個別の対話指導をしているのは言葉の森だけです。
●受講料が高いという人がいますが、どうなのですか。
言葉の森の受講料は、入会金11,000円、受講料は、全学年共通で9,900円/月です。
他の作文通信教育講座の中には、月2回や月1回の作文指導で受講料を低くしているところもあります。
しかし、月2回や月1回では実力はつきません。
また、言葉の森は、匿名の先生の赤ペン添削ではなく、担当の先生が毎週個別指導をするる仕組みにしています。だから、提出率は百パーセント近くあり、継続率も高いのです。
学習の充実度から言えば、言葉の森の方がずっとお得な受講料なのです。
更に、中学受験の作文指導、高校入試、大学入試の作文小論文指導については、一般にはもっとずっと高いのが普通です。
合格率から考えると、言葉の森の受講料は格安と言えるでしょう。
●月1回のコースや隔週1回のコースはないのですか。
言葉の森の授業は、毎週1回で月4回のペースで進めています。その理由は、子供たちの生活が1週間の流れになっているからです。
体力をつけるための運動でも、ある程度の間隔で行わないと体力が向上しないどころか、現状維持もできなくなります。
月1回や隔週1回の学習では、実力が向上することは期待できません。
1週間に1回のペースだから、作文の学習が生活習慣になり負担が少なくなるのです。
●個別指導でも作文が書けないときはどうしたらいいのですか。
作文の勉強は、きわめてメンタルなものです。いったん書けないと思うと、いくら時間をかけても書けません。
しかし、そのために個別指導があります。
作文が書けないときは、その場で追加の説明をします。追加の説明があれば、ほぼ百パーセントの子が書くことができるようになります。
●毎日の自習を続けるために、親の負担はありませんか。
自習の取り組みには、個人差がかなりあります。
言葉の森で取り組んでいる毎日の自習は、読書です。また毎週の予習は、対話です。
読書というのは、毎日10ページ以上本を読むことです。対話というのは、次の週に書くことを子供とお父さんお母さんで事前に話しておくことです。
それ以外の自習はオプションとして、希望に応じて自由に取り組めるようにています。
また、自習を続ける際のいろいろな相談も掲示板で受け付けるようにしています。
ですから、家庭の負担はほとんどありません。むしろ、読書や対話は、家族の楽しみとして取り組めると思います。
●作文の上達の度合いは、どのようにしてわかるのですか。
言葉の森以外の作文通信教育講座では、作文の確実な評価法はありません。ほとんどが、先生の主観的な評価に頼っています。
言葉の森の評価は、三つあります。第一は、構成ができたかどうかの評価です。第二は、項目ができたかどうかの評価です。そして、第三は、自動採点ソフト森リン(国際特許取得)による表現力の評価です。
小1から高3まで客観性のある作文の評価ができるので、長期間継続した勉強ができるのです。
●作文というのは、指導によって本当に上手になるのでしょうか。
算数数学や英語の成績は、早ければ一か月で大きな成果が出せます。しかし、国語の成績は、そういうわけには行きません。
国語の成績は、最初のうちは短期間で少しだけ上げることができますが、その後も継続して上げることはなかなかできません。それは、国語の力というものが、国語の勉強ではなく、その子のそれまでの国語的な日常生活を土台としているからです。
作文は、国語力の集大成です。ですから、最初のうちは短期間で上達させることができますが、その後も継続して上達させるには一般にかなり時間がかかります。
言葉の森の受験作文の場合は、どの生徒もほぼ1年間で急速に力をつけます。そして、その力は、受験に合格したあとも続きます。
●担任制の個別指導で先生によって指導の仕方にばらつきはないのですか。
言葉の森の講師は、全国に約60名います(海外在住も含む)。
いずれの講師も、言葉の森の試験と面接に合格していますから、指導の質は保証します。
しかし、講師によって、優しく説明する人、あっさりと説明する人、甘く評価する人、厳しく評価する人と、ニュアンスの違いはあります。
ですから、先生と生徒の相性のようなものも当然出てきます。
もし、先生が子供の性格と合わないという場合はご相談ください。しかし、ほとんどの場合、生徒は最初に指導してもらった先生に満足しています。
また、作文の勉強の充実度は、講師の役割以上に、家庭での読書と対話の蓄積が大きく影響します。
講師からの電話指導は、勉強のきっかけ作りとして考えていただくといいと思います。
●褒めるばかりの指導で上達するのですか。
言葉の森の褒める指導は、ただ褒めるだけの指導ではありません。
作文を書く前の事前に指導があり、その指導に即して褒める指導です。だから、心から褒めることができるのです。
作文が嫌いになるケースのほとんどは、指導していないことを注意されることから来ています。
例えば、会話を入れて書こうという指導で、子供が一生懸命会話を入れて書き、先生に褒められると思ったのに、先生から、会話が多すぎて段落ができていないと注意されるようなことです。
注意は、書いたあとにするのではなく、次の作文を書く前の指導として行う必要があります。
また、表現力は、読む力の基礎の上に成長します。
正しい表現ができないのは、直す指導がないからではなく、読む量が少ないからです。
長く続けてさえいれば必ず上達するのに、注意を繰り返すことによって作文が嫌いになり短期間でやめてしまうのでは、かえってマイナスなのです。
●塾の勉強が忙しくなったので、塾の方で国語の勉強をしようと思うのですが。
塾では、国語の成績は上がりません。かえって、国語の問題を解くような勉強をさせられて時間が忙しくなるだけです。
短期間だけ、国語の点数を上げるコツは、どこの塾でも持っています。
しかし、長期間にわたって国語力を上げるのは、家庭での自習以外にありません。その自習の中身が、暗唱、音読、読書、問題集読書、対話なのです。
●パソコンをあまり使えないのですが、勉強するのに差し支えありませんか。
言葉の森の勉強のやりとりは、Zoomと郵便です。
スマホで勉強することもできますが、これからの時代は、パソコンは必需品になります。
できるだけ早くパソコンを使えるようにしていくといいと思います。
●構成や項目が決められると、パターン化された書き方になることはないのですか。
作文の勉強の進歩は、ゆっくりとしたものです。次々に新しい書き方を教えていては、何も定着しません。
表現の工夫が定着するまでは、同じパターンの書き方が続くことがあります。
しかし、その勉強が終わると、今度は次の新しいパターンの勉強をしていきます。
そのようにして、いろいろなパターンを身に付けて自由に書くことができるようになります。
型に入り型から出ることによって自由な文章が書けるようになります。だから、ある期間、型の決まった作文を書くことが必要なのです。
●国語や小論文の模試で悪い点数を取ってきたときはどうしたらいいですか。
国語のテストで悪い点数を取ってきたときは、点数を見るのではなく、どの問題ができなかったかという内容をまず見ることです。
文法ができなかったとか、古文や漢文ができなかったというのは、国語の実力とは関係ありません。知識の勉強をすれば誰でもすぐにできるようになります。
読解の問題でできなかった場合は、その問題の答えを理詰めに考え直してみることです。それだけですぐに成績が上がる場合がほとんどです。
時間切れでできなかった場合は、読書量不足です。長い展望で、読む量を増やしていく必要があります。
テストは点数を見るのではなく、その内容を見ることが大事です。
作文小論文の模試の点数は、ほとんどあてになりません。そのときの課題と本人の知識との相性で、点数が毎回大きく変わります。また、点数をつける採点者自身が、かなり主観的な評価をしています。
そして、一般に実力のない指導者ほど、欠点を指摘する厳しい評価をします。だから厳しい評価をする先生に教えてもらって上達することはまずありません。
長年の蓄積のある言葉の森の評価が最も正確な評価だと考えてください。