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記事 5168番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
未来教育宣言(その1)――受験のための勉強を超えて、自分の向上のための勉強を as/5168.html
森川林 2024/09/21 06:00 


 現在の教育の問題点の第一は、受験のための教育が中心になっていることです。
 学校は、生徒に差をつけるために、間違えやすい問題を出します。
 生徒の人生にとって重要な問題を出すのではなく、間違えやすい問題を出すのです。

 すると、塾や予備校は、その入試問題に合わせて、間違えやすいところの勉強に力を入れます。
 学校側は、塾や予備校の対策を上回るように、更に間違えやすい問題を出します。

 子供にとって生きていくのに役立つような大事な問題ではなく、試験をする側にとって選抜しやすい間違えやすい問題を出すことを中心に教育が行われているのです。

 子供は、もっと本当に大切なことを中心に学ぶべきです。
 そうすれば、今よりもずっと短時間で必要な学力を身につけることができます。

 では、どうしたらいいかというと、今の受験勉強を超える方法を考えるよりも、受験がいずれなくなるという未来を考えることです。

 受験があるのは、受け入れる生徒に定員があるからです。
 生徒に定員があるのは、限られた場所に、限られた机と椅子があり、限られた先生が勉強を教える仕組みになっているからです。

 オンラインで勉強を行い、オンラインの友達どうしの自由な選択で一緒に学ぶクラスメイトを選ぶようになれば、受け入れる生徒の数を受験で選抜する必要はなくなります。

 今、受験に合わせて勉強している子供たちは、いずれ受験がなくなることを見越して、自分にとって大事だと思う勉強に力を入れていくことです。
 受験に合わせた勉強ではなく、自分自身の向上のために勉強するということです。
 将来、世の中に出たときにどういう実力をつけていくかということを考えて勉強していくのです。

 それには、幅広い教養も含まれます。
 しかし、それは受験のための教養ではなく、自分の将来の人生のための教養です。
(つづく)

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プログラミングの勉強の新しい展開、そして、いろいろな勉強もAIを利用したものになる as/5167.html
森川林 2024/09/20 11:50 


 なぜプログラミングの勉強が大事かというと、それは、自分らしい人生を送るうえで、プログラミングの技術が強力なツールになるからです。

 もし、人間が、会社などのある組織に入り、そこで自分に与えられた役割の仕事をするだけであるなら、プログラミングの能力は特に必要ありません。

 しかし、自分が新しい何かを思いついて始めようとするとき、その思いつきが新しいものであればあるほど、賛同してくれる人はいません。

 自分らしいことを始めるときは、誰でもたったひとりで始めなければならないのです。

 上司も、同僚も、部下も、参考にする人もいないし、読むべき本もほとんどありません。
 そういう中で、何かを始めるとき、自分の中で使える最も役に立つものがプログラミングの技術なのです。

 しかし、それはプログラミングを仕事の手段にするということではありません。
 プログラミングの仕事というのは、たぶん過酷なものです。
 自分のしたいことではなく、ほかの人がしてほしいことをプログラミングするだけですから、心理的に消耗することが多いのです。

 プログラミングを学習する意義は、プログラミングを仕事としてすることではなく、自分の本当にやりたいことをプログラミングの助けを借りてやることなのです。

 しかし、世の中は、AI技術の進展によって大きく変わりました。

 学校教育は、いつでも遅れがちなので、今は「情報」という教科を勉強し、それが大学入試にも出る時代になっています。

 しかし、プログラミングを中心にした「情報」という授業は、もう時代遅れになっています。

 江戸時代の終わりのころには、多くの人が馬術や剣術の練習をしていました。
 今でも馬術や剣術の練習自体はなくなっていません。
 それらは、オリンピックの競技にもなっています。
 しかし、生活の中心ではなくなってしまったのです。

 では、自分らしい人生を送るためのツールであったプログラミングは、これからどうなるかというと、それはChatGPTなどのAIを使える技術として変化していくのです。

 子供たちが学ぶAI技術は、まだ成熟してはいません。
 AIは、主にビジネスの用途として使われています。

 しかし、それはやがて教育の場に降りてきます。
 その活用の仕方は、AIに教えてもらうという受け身のやり方ではありません。
 AIを知的な友達として、自分自身が主体的に何かをする際のツールとして活用することなのです。

 このAI利用の方向に、プログラミングの学習もあります。
 ChatGPTに、どういうことをしたいのか指示すれば、そのプログラムを作ってくれます。
 そのプログラムを使うときに、ある程度のプログラミングの知識が必要になることもあります。

 しかし、大事なのは、プログラムを読むことや書くことではなく、そのプログラムを使って自分のしたいことをすることなのです。


 言葉の森には、現在、いろいろなクラスがあります。
 それらのクラスで、それぞれにAIが使えます。

 例えば、作文クラスでは、データ実例を探すときにChatGPTを使うことができます。
 また、自分の書いた作文を批評してもらうこともできます。

 国語読解クラスでは、自分向けの読解問題や記述問題を作って、自分の答えを評価してもらうこともできます。

 算数数学や英語も同じです。
 自分の苦手な分野の似た問題を作ってもらい、その答えを評価してもらうことができます。

 ChatGPTの得意分野は、外国語です。
 単語でも、文法でも、ヒアリングでも、スピーキングでも、AIはほぼ万能です。

 数学は、LLM(大規模言語モデル)の苦手な分野と言われていました。
 しかし、ChatGPTの新しいバージョンは、数学の問題も順を追って考えることができるので、数学が苦手だったAIは過去のものになりつつあります。

 もっとよく活用できるのは、創造発表とプログラミングの分野です。

 創造発表クラスは、自分の興味関心に基づいて、自由に研究し発表するクラスです。
 しかし、子供たちの学習レベルが高くないと、かつてのゆとり教育と同じような学習になってしまいます。

 自分の研究内容に知的な刺激を与えてくれるツールとしてAIを使うことが大事です。
 AIに教えてもらうのではなく、自分のしたいことをAIとの対話によって深めることに使うのです。


 プログラミングクラスでは、GPTsが使えます。
 GPTsとは、GPTを特定の目的に合わせてカスタマイズできる機能です。
 CPTsに、自分の使いたいデータを入れたり、自分なりのGPTを作ったり、それをプログラミングとして出力したりすることができます。


 言葉の森の勉強の目的は、思考力、創造力、共感力を育てることです。

 それは、旧来の、記憶の詰め込み、宿題の強制、テストによる競争、などと対極にある新しい学習の方向です。

 その新しい学習に、今後ChatGPTをはじめとするAIテクノロジーを使っていきたいと思います。

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子供を作文好きにさせる方法、作文嫌いにさせる方法 as/5166.html
森川林 2024/09/20 09:17 


 主に、小学生の子供の作文の勉強についての話です。

 子供を作文好きにさせる方法の第一は準備です。
 事前に課題を見て、お母さんやお父さんが自分の体験談から似た話をしてあげることです。
 大事なことは、子供から作文を引き出すことではなく、お母さんやお父さんが自分の体験を楽しく話してあげることです。
 その対話によって、子供の語彙力が伸び、題材力が広がります。

 作文好きにさせる第二の方法は、読書です。
 小学生のうちは、勉強よりも読書優先です。
 勉強は、その勉強の成績を上げるだけですが、読書は頭自体をよくします。
 だから、勉強だけをして読書をしない子は、学年が上がるにつれて成績が下がります。
 勉強よりも読書を優先している子は、学年が上がるにつれて成績が上がります。
 この読書の大切さは、中学生、高校生でも同様です。

 子供を作文好きにさせる第三の方法は、書いたあとの作文を褒めるだけにすることです。
 褒めるのは、何に対してもいいのです。
 書いたこと自体を褒めるのでもいいのです。
 褒めていれば、作文の勉強は長続きします。
 長く続けた勉強は、必ず上達するのです。


 次に、作文嫌いにさせる方法です。
 それは、書いたあとに、アドバイスをすることです。
 「もっとこんなふうに書いたらいい」というようなアドバイスは、たとえ善意から出たものであっても、子供の意欲を低下させます。

 熱心なお母さんの中には、自分が作文に赤ペンを入れて、よりよい表現に書き直してあげる人もいます。
 書くことに自信があるお母さんほど、そういうことをしがちです。

 その結果、子供は一応素直にお母さんのアドバイスを聞きますが、心の中では不満を蓄積させていきます。

 作文を書くということは、勉強の中でもかなり苦労することです。
 そのいろいろな苦労の部分を見てくれず、たまたま自分が不十分な表現をしたり、まちがった表記をしたりしたところだけを指摘されるのですから、不満を感じるのは当然です。

 そういう子の作文の勉強は、長続きしません。
 長続きしないということは、結局上達しないということです。


 子供に対していろいろな指摘をするお母さんは、どんなことに対しても、先に欠点が見えるのです。
 他人に対しても、社会に対しても、先に欠点を見てしまうのです。

 親のものの見方は、子供にも受け継がれます。

 楽しい人生を歩むためには、ものごとの明るい面を見ることです。

 子供の作文は、いつもいいところだけを見てあげるといいのです。

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記事 5165番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
【海外生徒保護者様向け】新学期の作文教材について as/5165.html
森川林 2024/09/16 07:30 


 言葉の森の新学期の作文の教材は、9月20日ごろに発送する予定です。
 海外で作文を受講されている生徒の皆様に送る教材は、次の方法から選択していただくようになります。

(1)ウェブで教材を見て、ご自分で印刷していただく。(無料)
https://www.mori7.com/kaigai/

(2)国内の住所に送る。(無料)

※EMS便による送付はなくなりました。

 以上の(1)又は(2)いずれかをご選択いただき、下記の「教材送り」のページより、9月20日までにお知らせくださるようお願い申し上げます。
https://www.mori7.com/kaigai/okuri.php

 なお、特にお申し出がない場合は、(1)の「ウェブで教材を見て、ご自分で印刷していただく。」にさせていただきます。

 海外の方へのメールは、ご登録いただいているメールあてにお送りしています。
 お送りするメール先の変更を希望される場合は、「検索の坂」の「データ変更」リンクでお願いいたします。
https://www.mori7.com/sato/hennkou.php

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記事 5164番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
プレゼン作文のページから as/5164.html
森川林 2024/09/12 15:40 
 プレゼン作文で、作文に、ビジュアルな絵や写真を組み合わせてもらうようにしました。

環境の知恵
 作文 土曜 9時 nane先生クラス 2024年 9月 4週 中1 すみひな 2024/9/12



 作曲という仕事はなかなか難しい仕事である。なぜなら、作曲というものは音と人間の共同作業の上のみにしか成り立たないものだからだ。音の特徴やリズムの活かし方、利用の仕方などを人間が理解して初めて音楽が生まれる。しかし、作曲に没頭していると、音楽そのものが自分の知識や感覚では捉えきれない何か別の存在に感じられることがある。自分なりに音楽を理解していたつもりでいると、その分だけ、焦りや挫折を経験した後の無力感に打ちのめされそうになる。自然のものである音と人間が一体化するのは難しいことなのだ。このようなことから私は、私たちが自然から多くの大切なことを積極的に学んでいくべきだと思う。その主な理由は2つある。



 1つ目の理由は、自分自身の本当の形が見えてくるからだ。私が勉強している問題集の中に「すばらしき旅」という本の1部分が載っていたのだが、その話は、砂漠は自分を映し出してくれる鏡だという内容だった。日本にはたくさんの文化がある。しかし、砂漠へ行ってみればそこは砂と空が一体化し、昼と夜で温度は激変する非情な世界である。しかし、そこにいると何もないということが当然になってくる。あんなにたくさんのものがないと生きられないのだろうかと思うそうだ。しかし、その余分なものこそが文化なのだ。そういうことを自然に学ぶことが自分の姿を創っているのだと私は思う。このようなことから私は自然から何かを学ぶことは大切だと思う。



 2つ目の理由は、自然のものにはそれぞれの良さがあるからだ。私が大自然と聞いて思い浮かぶものは湖なのだが、反対に人工湖というものがある。人工湖はいわばダムだ。貯水池に使われたり発電所として使用されたりする。SPRINGER LINKの2017年の調査では自然湖では平均して25%多くのプランクトンが生息しているというデータや、人工湖より自然湖のほうが30%多くの魚類種が生息しているというデータがあるそうだ。反対に自然の光より人工の照明のほうが色温度や照明の明るさなどで25%作業率が上がるというデータもあるのだ。このようなことも含めて私は人口のものと自然のものをうまく使い分けて生活していくのがベストなのではないかと思う。



 確かに、自分一人で目的を達成しようとして頑張ってみるのもいいことだ。しかし、自然に学ぶということは人工的な発明ではなく、むしろ自然界の原理やデザインを模倣して応用することだ。だから、私は何かを創ろうとする時にはまず一人で考えてから、自然を観察したり研究したりして学ぶのがいいと思う。例えば、ジョージ・ド・メストラルはハイキング中に犬の毛に絡まったゴボウの実を観察し、それをヒントに面ファスナーを作った。彼は最初に自分のアイデアを試行錯誤し、その後自然からインスピレーションを得ることで画期的な製品を生み出したのだ。しかし、自然に学んで目的が達成されたゆえに傲慢になってしまうのはよくない。謙虚な心をもって自然に積極的に学んでいくのがよいと思う。だが、今の私は自分で頑張ってみることさえもできていないと私は思っている。自然から学ぶことはなかなか大変なことのようだ。

 すみひな 2024年9月12日

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プレゼン(0) 

記事 5161番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
「森からゆうびん」9月号――国内の方には郵送、海外の方にはメールで連絡 as/5161.html
森川林 2024/09/10 08:12 



https://youtu.be/8idjS1wHk-Q

 「森からゆうびん9月号」をお送りします。
 国内の方には郵送で、海外の方には「オンライン新聞」のページからメールでお送りしました。

▽「森からゆうびん9月号」
https://www.mori7.com/ope/index.php?e=16360&innsatu=on

▽学習グラフ
https://www.mori7.com/gs/

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記事 5160番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
アンケートのページを作りました――ちょっと変わったプレゼント実施中 as/5160.html
森川林 2024/09/08 13:18 



https://youtu.be/XlV-cC4wkoA

 アンケートのページを作りました。
▽「森のアンケート」
https://www.mori7.com/ope/?k=annke

 「よく使うリンク」の20番から行けます。


 アンケート募集の第一弾として、言葉の森へのご意見ご要望を募集します。
 内容は自由です。
 言葉の森をやってよかったこと、もっと改善してほしいことなどを自由にお書きください。


 9月中にアンケートをお送りいただいた方に、ちょっと変わったプレゼントをお送りします。
 ご兄弟で受講されている場合は、それぞれの生徒コードでアンケートをお送りください。

▼小学1年生~5年生
暗唱カウンター
 カウンターは暗唱の練習に使います。
 小学1、2年生は暗唱力が最も伸びる時期です。
 小4からは英語の暗唱にも使えます。(「暗唱の仕方」に関する小冊子付き)


▼小学6年生~高校3年生
超ミニ付箋
 付箋読書は、高学年・中高生が難しい説明文の読書を進めるときに使います。(「付箋読書」に関する小冊子付き)



 最近、致知出版社から、「国語に強くなる音読ドリル」という本が出ました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800913136/
====
卒園児の平均IQ=驚異の120超え(通常の平均IQ=100)
東京いずみ幼稚園で40年間実施されている
音読メソッドを初めて書籍化しました。
====
 ということですが、暗唱の文章の中身は、言葉の森の暗唱文集の方がずっといいです(笑)。

 しかし、この本に書いてあるように、暗唱が得意になると頭がよくなるというのは本当です。
 小学123年生の生徒のみなさんは、この機会に暗唱の練習をしてみてください。
(暗唱の練習は、基礎学力クラスでも毎月第3週に行っています。)

 小学4年生からは、英語の暗唱ができます。
 英語の暗唱については、野口悠紀雄さんが英語の最善の勉強法として勧めています。


 暗唱カウンターを利用して、毎日の暗唱を楽しく続けていってください。


 付箋読書は、言葉の森が考案した独自の読書法です。

 物語文の読書は、誰でも普通に読み進めていけますが、高学年や中学生になると、物語文のほかに、説明文の本を読む必要が出てきます。

 しかし、説明文の本は、なかなか読み進められないことが多く、中学生以降の生徒の読書量が減る原因にもなっています。

 難しい説明文の本も、毎日読める方法が付箋読書です。
 付箋読書であれば、本を汚すこともなく、何冊もの本を並行して読んでいくことができます。
 また、重要なところに付箋を貼って、繰り返し読むこともできます。

 付箋読書に必要な付箋は、超ミニ付箋です。
 付箋読書の仕方の小冊子を参考に、説明文読書を進めていってください。


 アンケートは、こちらのページからお願いします。
▽「森のアンケート」
https://www.mori7.com/ope/?k=annke

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記事 5159番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
【重要】9月1週は作文進級試験 as/5159.html
森川林 2024/09/01 11:22 


 8月の保護者懇談会の資料に、次のような記事を載せました。
====
・作文の進級試験を厳密に行い、所定の点数に達しない場合は、進級できない場合もあるというふうにしていきます。
 進級試験をきっかけに、字数も作文力も伸びるということが多いからです。
====

 9月1週(9月1日~9月7日)は、作文試験の週になります。
 この週は、これまで勉強してきた項目と字数が全部できるように書いてください。

 また、項目は、ただ書いただけではわかりにくいので、自分が項目として書いたということがわかるように、項目マークを入れておいてください。

 手書きの作文の場合は、項目マークは手書きで書いてくだい。
・構成 (枝の絵なら何でもいいです)
・題材 (葉の絵なら何でもいいです)
・表現 (花の絵なら何でもいいです)
・主題 (実の絵なら何でもいいです)

 パソコン書きの場合は、全角山カッコ2つの間に文字を入れます。
・構成 < <構成> >
・題材 < <題材> >
・表現 < <表現> >
・主題 < <主題> >
(半角の二重山カッコではなく、全角の山カッコを2つつなげて入れるということです)

 字数は、必ずその級の字数ができるように書いてください。

 作文の提出の締切は9月8日です。

 今回は、久しぶりの進級試験の実施なので、要領がわからない人がいることも考えて、厳しい採点はしません。
 しかし、次回からは、進級試験の結果によって、次の級に進む場合は、現在の級を繰り返す場合にわかれるようになります。

 今回は、進級試験の練習ということで、全項目が◎になり、字数ができるように作文を書いていってください。

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小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習