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新しいAI森リン「森リー」の評価と講評――明日、生徒向けにオープン as/5220.html
森川林 2024/11/13 16:05 
 新しいAI森リン「森リー」の評価と講評の例です。
 APIでつなげるところがChatGPT4になったので、講評のレベルが上がりました。
 明日11月14日に、生徒向けにオープンする予定です。



失敗をチャンスととらえるということは大切だね。
結局、困難があっても、それに挑戦ちょうせんすれば、そのことが自分の成長につながる。

○○○さん、こんにちは。今回の作文・小論文について講評をさせていただきます。

あなたの作文の内容は、過剰かじょうな健康管理や保護が必ずしも良い結果をもたらさないという点を、フィンランドの調査結果や自身の経験を交えて述べています。特に、保護と自立のバランスについて考察した部分は非常に興味深く、読み手にとって考えさせられる内容でした。

作文の構成も、調査結果の紹介しょうかいから自身の体験談、そしてそれに基づく考察という流れで、論理的かつわかりやすく展開されています。また、自己の体験を用いることで説得力が増し、リアリティが感じられる文章となっています。特に、部活動や委員会での経験を通じて成長を実感したエピソードは、具体的で読者が共感しやすい内容でした。

一方で、保護や管理が必要な場合と不必要な場合の区別や、その適切なバランスについてもっと深く掘り下げほりさげて考察することで、さらに内容が充実じゅうじつするでしょう。次回の作文では、さらに多角的な視点からのアプローチも試してみると良いかもしれません。

最後に、作文の内容に関連した諺を一つ挙げます。「過ぎたるは及ばおよばざるが如しごとし」。この諺は、何事も過ぎたるは良くないという意味です。保護や管理も程度を守ることが重要であることを、あなたの作文が良く表しています。今後もこのような深い洞察どうさつを持続してください。

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1065字/1000字
思考点:92点
知識点:75点
表現点:78点
総合点:83点
(新しい森リンで仮の点数を出しています)


作文字数1065字
目標字数1000字


総合点 83 点
思考語彙 92 点
 



























































78

知識語彙 75 点

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記事 5219番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
サーバーの重要なところはほぼ直りました。現在、AI森リンを開発中です as/5219.html
森川林 2024/11/12 17:52 


 10月末のサーバー移転から約2週間、いろいろご不便をおかけしましたが、重要なところはほぼ直りました。

 ただ、言葉の森のサーバー内にあるファイルは大量ですので、手直しが必要なところはまだ残っていると思います。
 お気づきの点があれば、ご連絡くださるようお願いいたします。

 さて、過去をふりかえるようなことはしないのですが、一応経過を報告させていただきます。

 サーバーの移転は、長年の懸案事項でした。
 3年前に、サーバー移転を決心して、新しいサーバーを立ち上げて準備をしたのですが、移転を始めてみると、言葉の森のファイルのほとんどがそのままでは使えないことがわかりました。

 そのため、3年間、準備だけで何もしなかったのですが、海外からのDDOS攻撃が急に増えたことと、これまで使っていたサーバーのOSやプログラム言語のバージョンが期限切れに近づいてきたため、やむを得ず10月末に移転することにしました。

 そのときの見通しでは、移転はかなり難しいので、せめて最低限のところだけ、山のたよりやオンラインクラス一覧表だけ動かせるようにしておこうという悲壮なものでした(笑)。

 しかし、ここで強力な手助けがあることがわかったのです。
 それは、ChatGPTとPerplexityです。

 ChatGPTは、それまでも、ちょっとしたことを調べるのに使っていましたが、今回のサーバー移転で、これほど強力なツールだったのだということが改めてわかりました。

 何しろ、大きなことから小さなことまで、高度なことから初歩的なことまで、何を聞いても、同じように丁寧に優しく説明してくれるのです。

 しかも、早いときは、朝の2時や3時から夕方まで、また、土曜も日曜も同じペースで、十数時間質問を続けても、嫌な顔ひとつせず(あたりまえか)わかりやすく説明してくれます。

 その結果、移転作業を始める前までは、不可能だと思っていたようなことも、少しずつ解決することができました。
 ただし、そのための時間はかなりかかりました。
 一つのファイルを直すのに、2、3時間かかるということもよくありました。

 今回の、ChatGPTの活用によって、私は、子供たちの勉強も、ChatGPTでやればかなり能率がよくなると思いました。
 勉強や仕事で、いちばんのネックになるのは、わからないことがあったときに近くに聞く人がいないことです。
 しかし、もし聞く人がいたとしても、朝から晩まで聞き続けるわけにはいきません。
 また、人間相手だと、何度も同じ質問をしたり、あまりにも初歩的な質問をしたりすることははばかられるところがあります。
 ChatGPTなら、そういうことはありません。

 わからないところを聞く勉強で、いちばん効果があるのは、数学とプログラミングです。
 これから、ChatGPTや他のAIを利用した数学やプログラミングの勉強は、広がっていくと思います。


 さて、ここまでが過去の話で、このあとは未来の話です。

 今回のサーバー移転のひとつの目標は、森リンをAI化することでした。

 森リンがこれまで使っていた日本語形態素解析ソフトのchasenがmecabに切り替わっているので、移転を機会に、mecabを利用し、併せて森リンの採点の仕組みを根本から見直そうと思ったのです。

 AIの利用というのは、森リンの集計した語彙の点数を参考に、ChatGPTがアドバイスをしてくれるという仕組みを作ることです。

 ところが、ホームページとChatGPTをつなぐAPIがまだ不十分なようで、別途作っていたカスタムChatGPTとつなげることができませんでした。
 また、ChatGPTのバージョンも3.5turboということなので、やや力不足の気がします。

 しかし、実際に動かしてみると、作文を送信したあと、一応それなりのコメントを返してくれました。
 今後、ChatGPTとのAPIが改善されれば、更にいいコメントが返せると思います。

 語彙の集計の仕方も見直したので、これからは学年別の採点ができるようになります。
 今までは、小学生から高校生まで同じ基準で評価していましたが、今後、学年別の評価にすれば、もっとわかりやすい評価の見方ができるようになると思います。

 言葉の森のホームページとChatGPTをつなげるAPIができたので、今後は、作文の評価だけでなく、他の勉強についても、ChatGPTの利用ができるようになります。

 この分野は、まだ未知の世界ですから、これからいろいろおもしろいことができると思っています。


 さて、今回のサーバー移転をきっかけとしてChatGPTの利用を経験して、これからの子供たちの勉強も大きく変わると思いました。

 私がよく言っていることですが、第一は、家庭での自学自習が勉強の中心になるということです。

 第二は、家庭での学習は、基本的な学力をつけるためのもので、本当の勉強は、創造的なものになるということです。

 第三は、勉強の目的が、大学に合格することではなく、社会に出て活躍することになるということです。
 そして、その社会に出て活躍するというのは、必ずしもいい会社に入って仕事をすることではなく、自分の個性的な仕事を立ち上げるということです。

 近い将来か遠い将来かわかりませんが、エネルギーが限りなくフリーに近くなり、収入のほとんどがベーシックインカムになるような時代がやがて来ると思います。
 そういう社会で楽しい人生を生きることが、これからの子供たちの目的になっていくと思います。

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