受験作文コースの生徒を対象に、冬休み1月アドバイスを行います。
●対象
対象は、受験作文コースの受講生で、これから作文試験がある小6、中3、高3の生徒です。
●日時
1月2日(木)8:00~8:45
3日(金) 〃
6日(月) 〃
7日(火) 〃
●内容
これまでに書いた受験作文のうち1編を、授業の前日までに発表室にアップロードしてください。
これからのアドバイスをお伝えします。(1人10分程度)
質問なども受け付けます。
1人10分で順番に説明しますので、ほかの人へのアドバイスも聞けます。
自分の話だけ聞いて退出されても結構です。
●定員
5人
クラスが満員になった場合は、別のクラスを開設します。
●費用
無料
●申し込み方法
オンラインクラス一覧表の1月2・3・6・7日の8:00のクラスにお申込ください。
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新年度の教材のうち、中学生の標準新演習国数英、発展新演習国数英は改訂版が2月に発行されることになりました。
中学生で教材を希望される方は、2月までお待ちください。
また、高校生のプログレス現代文の大学受験版は、解答解説がウェブで見るようになっているため使いにくいので、スタンダード現代文に変更する予定です。
そのほかの教材の変更はありませんので、新年度の問題集は今からお申し込みいただけます。
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
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何度も書きますが、国語力をつけるコツは、3つです。
1.毎日の読書をして速読力を身につけること
2.難しい読書(又は問題集読書)をして、難読力を身につけること
3.読解問題を分析して解き方のコツを身につけること
数学や英語は理屈を理解する勉強ですから、知識と理屈の理解で、比較的早く成績が上がります。
国語は、そうではありません。
読解問題の答えの分析は、理屈ですから、誰でもそれなりに理解できます。
しかし、自分の力で読み取るというのは、理屈ではなく、身体的な訓練によるものです。
国語力は、運動の力や音楽の力のような身体的な能力なのです。
解き方の理屈を理解したあと、易しい文章なら正解になるが、難しい文章になると正解にならないという生徒が時々います。
それは、読み取る力がないからです。
国語の成績が上がらない生徒は、理屈の理解以前に、読み取る力が不足しているのです。
読む力は、読書の傾向を見ればある程度わかります。
読む力のある生徒は、読書の傾向が、自然に読み応えのある難しい本に向かいます。
読む力のない生徒は、易しい本、ひとつの話がすぐ終わる本、挿絵や図解が中心の本に向かいます。
中学生以上の生徒は、説明文意見文の本をしっかり読む必要がありますが、いつまでも事実の経過中心の本を読んでいる人も多いのです。
だから、とりあえずは国語問題集読書で難しい文章を読む機会を増やすことが必要になります。
ところが、問題集読書は、形の残らない勉強なので、短い時間ですぐ終わる勉強でありながら、続けられない人も多いのです。
そこで、国語力を真剣につけたいと思っている人には、自習室を利用して、毎日10分間、又は、問題文2編、問題集読書の音読をすることをおすすめします。
自習室は、次のようになっています。
1.カメラはオフでよい
2.ブレークアウトルームが100あるので、そのどこで勉強してもよい
3.1日24時間365日開いている
4.毎回自習の記録をするので、自分の勉強結果が蓄積できる
読書が進まない人は、自習室で読書をするといいです。
学校で行われている「朝の10分間読書」のように、自習室で毎日10分読書をすればいいのです。
長い時間やる必要はありません。
短い時間でいいので、毎日やることが大切です。
問題集読書や読書は、すぐに成果が見えるようになるわけではありません。
運動や音楽と同じように、時間をかけることによって上達していきます。
結果が出る期間の目安は、6ヶ月です。
数学や英語は、夏休みの1ヶ月本気で勉強すれば成果が出ます。
国語は、1ヶ月では成果が出ません。
時間のかかる勉強なので、早めに始めることが大事です。
受験の近くになってからではなく、そのずっと前から問題集読書と読書に取り組んでいくことです。
自習室を利用して、問題集読書の習慣をつけていきましょう。
自習室は、言葉の森の生徒とご兄弟であれば、誰でも利用できます。
もちろん無料です。
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11月から新しいAI森リンで点数を出していました。
新しい森リンでの点数が蓄積してきたので、今後、学年別の森リン点を出すようにします。
これから、その集計をするので、森リンベストの点数や順位が変更されることがあります。
12月15日(日)まで点数調整期間
学校や塾で行われている作文の評価は、これまで、先生の主観によるものか、字数や時間や指定語句の条件によるものかがほとんどでした。
言葉の森では、森リン点の総合点も評価の基準になっていましたが、総合点だけでは、評価はまだおおまかすぎる面がありました。
しかし、今度の新しいAI森リンでは、思考語彙、知識語彙、表現語彙の点数が正確に出ます。
この点数を見れば、これからどこに力を入れていけばいいかがわかります。
更に、森リン点を学年別に集計することによって、自分の学年内の位置がわかるようになります。
これから、再集計のために、森リン点が上下することがありますので、ご了承ください。
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https://youtu.be/FhmNOwma5yc
創造発表クラスとプログラミングクラスへの提案ですが、これはまだ中根が担当しているクラスでやっていることなので、他の先生のクラスでは、これとは違う枠組みで勉強を進めています。
■まず、創造発表クラスの話から始めます。
子供たちの勉強は、今はまだ詰め込み型の勉強が主流です。
しかし、やがて、詰め込むのは基本的な知識と身体化する必要がある知識だけになり、勉強の主流は創造的なものになります。
基本的な知識とは、誰でも知っておいたほうがいい知識です。
身体化する必要がある知識とは、読書力、数学力、日本の歴史の知識などになると思います。
これらの知識の習得にかかる時間はそれほど多くありません。
余った時間は、自分の好きな分野の創造的な勉強に向けるのです。
創造発表クラスは、個性を活かす勉強です。
しかし、これまでの教科の勉強のように点数や成績がある勉強ではなく、あるのは発表と交流の面白さですから、今までの勉強に慣れていた子は、意欲を持ちにくい面が出てきます。
そこで、創造発表クラスは、発表する内容とともに、発表するための方法を学ぶことにしました。
具体的には、発表にAIを使うことと、ウェブでも発表できるようにFTPやHTMLや、場合によってはJavaScriptやPythonを学ぶことを取り入れることにです。
これからの方法を身につければ、将来自分が何か創造的なことを発表するときにも、その方法を活かすことができます。
今後の創造発表クラスは、創造的な内容を発表するとともに、発表する方法を学ぶ創造発表クラスにしていこうと思っています。
■次に、プログラミングクラスの話です。
これまでのプログラミングの学習の難点は、コードを勉強する長いアプローチの期間があるので、学習に飽きてしまう子が多いということでした。
子供たちを飽きさせないために、これまでのプログラミング学習は、いろいろな工夫をしてきました。
ひとつは、Scratchなどのビジュアルに操作できるプログラミングで、導入部分を楽しいものにすることです。
もうひとつは、ゲーム作りやロボット作りなど、子供たちが興味を持てる目標でプログラミングの学習を始めることです。
しかし、これらのプログラミング学習から、自分で作るプログラミング進む子は、多くありませんでした。
それは、結局、いずれ途中から退屈なコードプログラミングの学習に進まなければならなくなるからです。
しかし、AIの登場によって、プログラミングの学習は大きく変わる可能性が出てきました。
子供たちはそれぞれ、何を作りたいかという目的を持っています。
その目的を、AIの力を借りながら、小さなところから始めることができるようになってきたのです。
山登りをするときに、麓から始める学習ではなく、山頂から始める学習ができるようになってきたのが、AI時代の学習の特徴です。
これまでのプログラミング学習のための教材は、麓から始めるプログラミング学習なので、初歩的なところから始めるものでした。
初歩的なプログラミングの学習では、「Hllow World!」の表示から始まって、足し算をしたり、ループを作ったり、条件文で選択肢を選んだりするようことが続きます。
そのために、そのうちに、飽きてしまうことがあるのです。
ところが、今、新しく出てきたのは、HTMLエナジーという考え方です。
以下、Perplexityからの引用です。
====
**HTMLエナジー(HTMLエネルギー)**は、インターネットの初期の精神を取り戻すためのムーブメントで、HTMLを中心としたウェブ開発の新しいアプローチを提唱しています。以下は、この概念の主なポイントです。
自己表現と個性の尊重
HTMLエナジー・ムーブメントは、ウェブサイトが個人による自己表現の場であることを強調しています。かつてのインターネットのように、ユーザーが自分の意に沿ってサイトを制作し、個性を表現することを促しています
コーディングの触覚的なプロセス
このムーブメントは、HTMLをコーディングする触覚的なプロセスに焦点を当てています。コードを書く行為自体が、創造的な表現の一形態と見なされ、ユーザーからの意図と創造性を尊重しています
レトロな美学ではなく、現代的なアプローチ
HTMLエナジーは、単にレトロな美学を追求するものではなく、現代的なウェブ開発における人間的な感覚を取り戻すことを目指しています。サイトのソースコードを見たり、イースターエッグのような隠されたメッセージを探すことが、サイトの魅力の一部となっています
小規模なコミュニティとディスカバリー
HTMLエナジー・コミュニティは、小規模なディスコードチャンネルやデジタル雑誌などで形成されており、偶然の出会いを通じて新しいサイトやアイデアを発見することが特徴です。サイトは特定のアクションを促すために最適化されたものではなく、訪問者の好きな方法で訪問者と関わり、制作者の肖像を提供するものです
HTMLの基本的な性質の尊重
HTMLエナジー・ムーブメントは、HTMLがあらゆるウェブサイトのバックボーンであり、ユーザーからの意図を要求する言語であることを強調しています。HTMLを使うことで、コードの1行が欠けていてもページは読み込まれるなど、寛容さと柔軟性が提供され、創造的な実験が奨励されます(下線は中根)
このムーブメントは、今日の商業化されたウェブ環境の中で、個人に力を与え、自己表現を促すかつてのインターネットの魅力を取り戻そうとする試みです。
====
HTMLはアバウトな仕様なので、多少、入力ミスがあってもそれなりに表示してくれます。
このHTMLを勉強し、FTPソフトで、自分のウェブを作り、そこで自己紹介のページを作ったり、JavaScriptやPythonの実験をしたりするのが、これからのプログラミング学習にする予定です。
その際、AIを使って、「こういうものを作りたいのだけど」と相談すれば、AIがそれなりのコードを書いてくれます。
そのコードを読むためには、ある程度のコードプログラミングの知識が必要ですが、大事なことは、どう作るかという方法ではなく、何を作りたいかという目的の方です。
今後、AIが発達すれば、目的を先に考えるプログラミング学習は更に発展していきます。
その先取りをするのが、言葉の森のプログラミング学習の今後の方向です。
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https://youtu.be/huu0pQsdaTM
自習室の利用の仕方を変えました。
大きな変更点は、次のとおりです。
1.カメラはオフでいいです。
2.ブレークアウトルームが50個あるので、そのどこに入って勉強してもいいです。
自習室は、1年365日、1日24時間開いています。
毎日やった方がいいが、ついうっかり忘れてしまうような勉強をするといいです。
例は、暗唱、読書、問題集読書、算数数学問題集、英語暗唱などです。
中学生は何時間やってもいいですが、小学生は学年の10倍以内を目安にしてください。
小学1年生は10分以内、2年生は20分以内です。
だから、暗唱などを中心にするといいです。
国語力をつけたい人は、問題集読書を時間を決めてやっていきましょう。
数学力をつけたい人は、毎日1ページ数学問題集をやることを目標にするといいです。
小学生は、時間制限がありますが、作文と読書をする場合は、時間制限は考えなくていいです。
自習室に入る前に、自習の記録をつけるので、あとから自分がどういう勉強をしたかということがわかります。
▽自習室
https://www.mori7.com/teraon/js.php
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https://youtu.be/3BhrqnGx9K4
具体的な話と根本的な話を書いたので、今回はその中間の話です。
子供たちの新しい教育を支えるのは、先生です。
AIとオンラインの仕組みは、教育の環境として大きな役割を果たしますが、基本的に、人間は人間によって育ちます。
ところが、今、学校や塾で行われている教育では、先生は、限られた短期間しか子供たちを担当しません。
普通は1年か2年の担当期間です。
そして、その担当期間の目標は、子供たちの成績を上げること、あるいは子供たちが問題なく学校や塾での生活を過ごすことです。
江戸時代の寺子屋教育は、先生が子供たちの一生の成長に関心を持つ教育でした。
先生は、勉強だけでなく、子供たちの生き方に関心を持っていたのです。
その証が、寺子屋時代の子供たちが先生をしのび作った筆塚が今も各地に残っていることです。
先生と生徒の関係が意味を持つためには、先生が一生子供たちに関心を持ち、子供たちが一生先生を慕うような教育を取り戻す必要があります。
そのために、大事なことは、先生の給与です。
子供たちの保護者から受け取る受講料だけでは、十分な給与を確保することができません。
先生という仕事は、もっと高額の給与を受け取るべきです。
だから、教育機関が、生徒からの受講料以外の収入を作り出す必要があります。
それが、例えば、言葉の森では、AI森リンの販売で収益を上げることです。
言葉の森以外の教育機関でも、新しい創造を行うことによって、それを教育を担う先生に還元する必要があります。
更に言えば、日本全体での創造的な教育が、日本全体の創造的な発明や発見を生み出し、日本全体を豊かにする必要があります。
創造教育が創造文化を生み出し、それが教育に還元されるというサイクルを作ることが日本の教育と文化の目指す未来の方向なのです。
※これまでの記事で、タイトルに入れた冨山和彦さんの話自体は書きませんでしたが、内容的には多くのことを参考にさせていただきました。
多くの方が、「ホワイトカラー消滅」の本を読まれるといいと思います。
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2698
書き忘れたけど、ひとりの先生が全教科、全学年を教えるというのは、AIを利用すればできるようになるということです。
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