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記事 5318番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
未来の教育――AIを活用した自ら学ぶ勉強 as/5318.html
森川林 2025/04/01 09:15 


 私は、勉強はやれば誰でもできるようになると思っています。
 勉強ができないのは、ひとつには勉強をする時間が不足しているからです。
 もうひとつには、読書によって読む力や考える力がつけることが不足しているからです。

 勉強は、いい参考書や問題集を用意して、自分で勉強を進めていけばいいのです。

 学校の教科書は、先生が教えることを前提に作られているので、独学には向いていません。
 だから、教科書よりも詳しい参考書の方が勉強には向いています。

 デジタル教科書は、勉強には向いていません。
 デジタルは検索には便利ですが、勉強は繰り返し学び直すことが大事です。
 繰り返し学ぶことによって、情報が単なるデジタルの情報としてではなく、その情報の載っている本のページや手触りやレイアウトと一緒に身につくからです。

 勉強は、人に教えてもらう必要はありません。
 小学校の低中学年では、教えてもらう方が能率がよい面がありますが、学年が上がるほど、自分のペースで勉強する方が能率はよくなります。

 ただし、これまでは、中学生や高校生であっても、わからない問題に遭遇したときは、わかっている人や先生に教えてもらう必要がありました。

 ところが、ここに来て、ChatGPTなどのAIを使えば、人に教えてもらうよりも更に詳しく教えてもらえることがわかってきました。
 もちろん、AIはまだ進化途上なので、間違えることがあったり、複雑に説明しすぎたりすることがあります。

 また、日本の教育は、生徒に必要な実力をつけることよりも、生徒に点数の差をつけることを目的にしている面があります。
 そのために、AIも勘違いするような問題が出されることもあります。
 しかし、基本的な学力は、AIで十分に教えてもらうことができるようになっています。

 AIは、ただ教えてくれるだけでなく、似た問題を作ってくれることもできます。
 自分の苦手分野を克服するために、どういう勉強をしたいいかも教えてくれます。
 関連した問題に話題を広げてくれることもできます。
 教育に関しては、AIは何でも相談できる家庭教師のような役割ができるようになってきています。

 これからの勉強は、AIの活用によって、教わる勉強から自ら学ぶ勉強になってくるのです。

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【重要】4月から森リンの表示を一部変更します as/5317.html
森川林 2025/04/01 08:06 


 4月の作文から、森リンの表示を一部変更します。

●思考語彙は、個数ではなく種類数で評価します

 思考語彙は、作文の中の、考えながら書いている言葉を抽出しています。
 考えながら書くことと、考えた結果を書くこととは違います。

 考えた結果を書くと、知識語彙の点数が増えます。
 考えた結果は、主に知識的な名詞として表されるからです。

 考えながら書くときは、名詞よりも、主に接続詞や助動詞や動詞が使われます。
 しかも、ある特定の言葉が使われる傾向があります。
 例えば、「確かに」「一方」「しかし」「だろう」などの言葉です。

 思考語彙の数はあまり多くないので、これまでは個数として集計しています。
 しかし、個数として集計すると、例えば、「しかし」や「思う」という言葉をたくさん使うほど思考語彙が増えてしまいます。

 そこで、思考語彙も、他の語彙と同じように種類数として集計することにしました。

 その結果、4月から一時的に思考語彙の点数が下がります。
 しかし、これは、種類数をもとにした思考語彙の偏差値を新たに集計し、点数を調整するようにします。

●「文化語彙」を「経験語彙」という名称にします。

 この言葉は、主に動詞の多様性を意味する概念で、日本語の和語を豊富に使える人ほど高い点数になる言葉でした。
 そこで、日本語の文化的な素養を持っているほど高くなると考え、この語彙を文化語彙という名称にしていました。

 日本語には、知識的な概念を表す漢語と、生活感、動き、生きた表現などを表す和語(やまとことば)があります。
 漢語は主に名詞で使われ、和語は主に動詞や形容詞で使われています。

 自分の経験や実際に見聞したことが書かれている作文は、動詞の種類が豊富になる傾向があります。

 そこで、文化語彙という言葉よりも、経験語彙という言葉の方が実感に合っていると考え、名称を経験語彙という言葉にしました。

●字数の少ない作文も、1200字換算にした場合の点数を表示します

 作文の語彙の評価は、1200字以上の作文でないと誤差が大きくなるので、小6以上は1200字を基準の字数としています。

 しかし、小1から小5までは、まだ長い字数を書けないので、それぞれ小1は200字、小2は400字、小3は600字、小4は800字、小5は1000字を基準としています。

 しかし、1200字未満の作文でも、その作文を1200字に延長したらどういう点数になるかということがわかるといいので、1200字換算の点数も表示することにしました。

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【連絡】3月29日(土)から新年度のデータになりました as/5316.html
森川林 2025/03/29 13:11 
 3月29日(土)から、新年度のデータになりました。
 学年も山も、1学年ずつ上がっています。
 新年度もがんばってやっていきましょう。

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【合格速報】国際基督教大学(ICU) as/5315.html
言葉の森 事務局 2025/03/26 11:25 
国際基督教大学(ICU)  K.R.さん

<担当講師より>

 小5から中3まで作文の勉強をしていました。
帰国子女ですから、いつも自分の意見をはっきり言える子でした。
推薦小論文の勉強をして、ICUに合格しました。

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【合格速報】北海道大学経済学部 as/5314.html
言葉の森 事務局 2025/03/26 11:23 
北海道大学経済学部 K.N.さん

<担当講師より>
 入試の前日も、いつもと変わらずZOOMで作文指導を受けてくれて、本日「小論文で合格しました。ありがとうございました。」と合格の報告を受けました。
他者を批判することなく、自分の意見もしっかり述べることのできる穏やかで聡明な生徒さんです。興味関心のある分野で学びを深め、社会で活躍してくれることを期待します。将来が楽しみです。

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中学生の勉強法――方法よりもまず勉強時間を確保して繰り返すこと as/5313.html
森川林 2025/03/25 12:12 


 中学生の勉強時間は、平日1.5時間、土日2.5時間が目安です。
 平日の1.5時間の内訳は、数学1時間、英語30分。
 土日の2.5時間の内訳は、数学1.5時間、英語1時間。

 テスト2週間前からは平日3.5時間、土日7時間が目安です。
 平日の3.5時間の内訳は、数学1時間、英語1時間、国語・理科・社会それぞれ30分。
 土日の7時間の内訳は、数学2時間、英語2時間、国語・理科・社会それぞれ1時間。

 勉強するときは、タイマーをセットして勉強します。
 長時間勉強するときは、30分ごとに5分程度の休憩の時間を取るようにします。
 その休憩時間には、YouTubeなどを見て休憩してもかまいません。

 中学生は、子供部屋では勉強できないので、勉強はリビングで行うようにします。

 リビングで勉強する習慣がない場合は、自習記録をつけて、自習室でその時間の勉強をします。
(自習の記録をつけるだけでもいいです。)

 読書力がないと、勉強の時間をかけても成績が上がりません。
 読書力がないと、ものごとを理解する力が弱くなるからです。
 だから、説明文意見文の読書は、毎日やるようにします。
 目標は、1日50ページで、1週間に1冊は必ず読み終えるようにします。

 勉強の内容に関する質問や、勉強の仕方に関する質問は、そのつどChatGPTに聞くようにすると能率が上がります。

 親が数学を教えると、うまく行かないことが多いです。
 それは、つい、「こんなこともできないのか」と思ったり言ったりしてしまうからです。
 親が数学を教えるときは、いつもにこやかに忍耐強く教えることが大切です。

 中学生の勉強では、いい方法を探すよりも、まず時間をかけて繰り返すことが大事です。
 1冊の問題集を5回繰り返せば、ほとんど完璧にできるようになります。

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記事 5312番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
未来の教育――全科学力クラスのビジョン as/5312.html
森川林 2025/03/24 08:24 


■理想の教育のプラットフォームは、オンライン少人数クラスの教育

 教育の本来のあり方を考えると、4~5人の少人数のクラスでの教育が必要であると考えられます。

 少人数のクラスであれば、生徒ごとの個別指導ができ、生徒と先生との対話ができ、生徒どうしの交流ができます。

 学習の効果のかなりの部分は、学習する側の意欲によっているので、一人ひとりが主体的に参加できる少人数のクラスが必要なのです。


 しかも、その少人数は、同学年の同レベルの生徒の集まりであることが理想です。
 もちろん、言葉の森でも、まだ一部のクラスでしか、同学年同レベルのクラスは成り立っていません。
 しかし、それが可能な体制は、すでに技術的に整っています。

 同学年同レベルの少人数クラスの教育が可能であるためには、教育は、ウェブ会議を使ったオンライン教育というプラットフォームで行われる必要があります。

■学校での一斉授業よりも、GPTを使った家庭での自主学習が基本になる

 学習の能率が高いのは、教わる勉強よりも自ら学ぶ勉強です。
 小学校低中学年のころは、一斉に同じことを教える勉強でも能率のよい学習はできます。
 しかし、学年が上がるにつれて、一斉授業は能率の悪い学習形態になります。
 一斉授業では、よくできる子はすでにわかっていることを聞かなければなりません。
 一方まだよくできない子はわからないまま授業が先に進むことがありま。

 しかし、これまでは、学校や塾の一斉授業を受けることが必要でした。
 それは、わからないことを質問したり、勉強の計画を立てたり、できなかった問題を解き直したりするということが、先生のいる環境でなければできにくかったからです。

 しかし、これらは現在、GPTのAIがカバーできるようになっています。
 例えば、問題集のページの画像をGPTに読み込ませて、質問をすることができます。
 それも、夜中でも、早朝でも、日曜日でも、いつでも質問ができ、質問に対する答えが理解しにくいときは更に質問を重ねることができます。

 また、難しかった問題については、似た問題を自分用に作成してもらうことができます。
 定期テストの1、2週間前に、GPTと相談して自分の勉強計画を立てることもできます。
 自分のテスト結果を読み込ませて、今後の勉強の重点を相談することもできます。
 これまでのテストをもとに、今後のテストの予想問題を作ってもらうこともできます。
 これまで人間の先生によって行われてきたことが、ほとんどすべてGPTによってカバーしてもらうことができます。

■先生の役割は、教えることではなく見守ることになる

 先生の役割は、教えることではなくなります。
 先生の役割は、GPTという助手の助けを借りて、生徒を見守ることになります。
 先生が生徒よりも優れている点は、その名のとおり、先に生まれていろいろな経験をしていることです。

 野口英世は貧困な家庭に生まれ育ち、母は文字が書けませんでした。
 だから、母が優れた教育を行って、英世が成長したのではありません。
 母の役割は、愛情深く子供を育てることだったのです。

 これからの先生の役割も同じです。
 先生の役割は、子供を見守ることです。
 そのために必要になる先生の資質は、教科の知識ではなく、幅広い経験と豊かな人間性です。
 だから、多くの人が先生の役割を果たすことができるようになります。

■誰でもできる多数の先生が、多数の少人数クラスを担当するのが未来の教育

 未来の教育は、オンライン少人数クラスというプラットフォームで行われるようになります。
 そのときにネックになるのは、多数の少人数クラスをカバーする多数の先生をどう確保するかということです。

 しかし、先生の仕事が教えることではなく見守ることであれば、教える教科の知識は必要ありません。
 そうすると、ある先生が、ある生徒を小1から高3までの全学年、全教科を見ていくということができるようになります。
 また、生徒にとっても、ある先生に小1から高3までの全学年、全教科を見てもらいたいという場合も出てきます。
 同時に、勉強の環境に変化を持たせるために、定期的なクラス替えなどを行う必要も出てきます。

 先生の仕事は、フルタイムである必要はありません。
 自分のできる範囲で、時間を決めて担当するクラスを持つことができます。
 オンラインクラスですから、ある先生に急な用事ができた場合は、すぐに他の先生に代講を頼むことができます。

 教育が人間のつながりの中で行われるというのは、かつての寺子屋教育の基本でした。
 それが、今日のAIの技術とネットワークの技術の中で復活するようになります。
 大きく見れば、これが日本の教育全体を変えていく未来のビジョンになります。

■全科学力クラスがスタートします。

 全科学力クラスは、当面、中学1年生から中学3年生が対象です。
 高校生も参加することができますが、高校生は自分のペースで勉強すればいいので、特に参加する必要はありません。
 もちろん参加することはできます。

 中学1年生は13歳になるので、Gmailなどで自分のメールアドレスを作れます。
 そのメールアドレスで、ChatGPTのアカウントを取得します。
 ChatGPTに高度な質問をする場合は、有料の方がいいので、できるだけ有料のアカウント(月20ドル)を取得するといいですが、当面は無料のアカウントで十分です。

 授業の内容は、国語・数学・英語が中心で、毎月1週目から3週目は、どの教科に取り組んでもかまいません。
 一応、授業の中では、1週目に国語的な話、2週目に数学的な話、3週目に英語的な話をします。
 4週目は、創造発表的な授業をします。理科、社会、プログラミングのいずれかをテーマに自分で研究したことや創造したことを発表します。
 国語・数学・英語は毎月確認テストを行い、学習状況をチェックします。
 家庭学習が遅れがちな生徒には、毎日の自習室の利用をすすめます。
 全科学力クラスで勉強を続けるためには、学校の成績がオール3.5以上であることが必要です。
 それは、少人数クラスで勉強するには、学力が同じぐらいである必要があるからです。

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2025年3月保護者懇談会資料 as/5311.html
森川林 2025/03/22 07:20 


●小学校低学年の作文は、書いたあとの添削よりも、書く前の題材作りと読書が大事
 小学校低学年の生徒は、親や先生の言うことをよく聞きます。
 この時期に、子供の書いたものを直すことに力を入れると、一時的に文章がよくなるように見えますが、長い目で見ると、作文を書くことに次第に負担に感じるようになります。
 低学年の作文で大事なことは、書いたあとに直すことではなく、作文の題材作りをしてあげることと、毎日の読書に力を入れることです。

●中学生高校生の今後の国語力の分野は、読解力や記述力よりも作文力になる
 学力を評価する最も重要な指標は作文力です。
 しかし、これまでは作文を評価し指導する方法がなかったので、小学校高学年から学校での作文指導はほとんどなくなりました。
 作文力の代わりとして使われているものが読解力や記述力のテストです。
 しかし、読む力のある生徒は読解問題はほとんど満点になるので、例えば東大の国語の試験では読解問題はひとつもありません。
 一方、記述力のテストも、書く力のある生徒ではほとんど差がつきません。
 しかも、100字や200字程度の記述テストでは、ほとんど何の評価にもなりません。
 これから、言葉の森で作成した作文検定や、今後作成する予定の読書検定が広がると、国語力や学力の基準は、作文力と読書力になってきます。
 そういう将来の見通しを持って、作文と読書に力を入れていきましょう。

●読書力があると、勉強時間が短くても成績が上がるという川島教授調査データ
====
川島 いまは仙台市の教育委員会と学術協定を結んでいて、市内の公立小中学校に通う7万人強の子供たちの学力データを10年近くにわたって追跡調査していましてね。そこからも読書習慣を持っている子の学力が明らかに高いというデータを得ているんです。
脳の測定をさせてもらうと、読書習慣を持っている子は脳の発達がとてもいい。大脳の言語半球の神経線維しんけいせんいという電線の連絡する部分、ここの発達がすごくよくなっていることが分かりました。

土屋 読書の効果が脳にもはっきりと現れているわけですね。

川島 そうなんです。実際にどれだけ学力に差があるかと言いますと、読書を全まったくしない子が平均点を超えるには、家で毎日2時間勉強して、かつ睡眠を6時間から8時間キチッととらなければなりません。ところが読書を毎日する子たちは、家での勉強時間が1時間もあれば十分で、あとはちゃんと睡眠さえとっていれば平均点を軽く超えるんです。さらに、毎日1時間以上読書する子たちは、宿題さえちゃんとしていれば、あとは適切な睡眠時間が確保されると楽々平均点を超える。それくらい、激烈な学力の差が生まれることが分かったんです。
====
https://magazine.chichi.co.jp/articles/5698366208/

  

●ChatGPTなどのAI機能の活用で、勉強の仕方が大きく変わる
 勉強で大事なことは、いい教材(参考書や問題集)を使うこと、正しい勉強法を理解すること、わからないときに質問できる場があることです。
 教材については、優れたものが既に多数出ています。
 勉強法についても、参考になる本が数多くあります。
 質問できる場については、これまでは学校や塾の先生が必要でした。
 しかし、今後はChatGPTが先生の代わりに質問に答えてくれるようになります。
 ChatGPTは、質問をいくら重ねてもわかりやすく教えてくれます。
 算数数学の問題でも、問題の画像を読み込ませて質問すれば教えてくれます。
 13歳になるとGmailでメールアドレスが取得できるので、ChatGPTのアカウントが作成できます。
 中学生以上の生徒は、ChatGPTを利用して勉強をしていきましょう。

 これからの勉強は、教材と勉強法とChatGPTを生かした家庭学習が基本になります。
 しかし、ひとりで勉強していると、ほかの人とのコミュニケーションの機会がなくなるので、オンラインクラスへの参加を生かします。
 オンラインクラスは、そこで勉強をしたり質問をしたりする場であるよりも、自分の勉強成果を発表し、他の生徒と交流する場になります。
 将来の勉強は、このようなスタイルになっていくと思います。

●小123年の基礎学力クラスの勉強は、国語・算数の勉強習慣と、毎週の暗唱と、4週目の創造発表
 小123年生で大事な勉強は、読書と、暗唱と、みんなの前で発表する機会を持つことです。
 勉強的なことは、学校で普通にやっていれば十分です。

●小456年の総合学力クラスでは、国語・算数の基本的な勉強習慣と、毎週英文暗唱と、4週目の創造発表
 小456年生で大事な勉強は、勉強習慣を作ること、英文暗唱ができるようになること、創造発表の場を持つことです。

 中学受験する人が多いと思いますが、小6の年齢での受験では、保護者の対応が大事になります。
 勉強の時間は長くなりますが、読書の時間は短くても毎日確保しておくことが必要です。
 受験のあと、小6のころの年齢では、合格すると人生を甘く見るようになり、不合格になると劣等感を持つようになりがちです。
 保護者は、長い人生経験を生かして、受験後の対応をよく準備しておくことが必要です。

●中学生の全科学力クラスでは、国語・数学・英語の勉強と、4週目の理科社会プログラミングの創造発表。中学生はChatGPTのアカウント取得が必要
 中学生対象の全科学力クラスは、国語・数学・英語、創造発表(理科社会プログラミング)を、それぞれの生徒が自分のペースでやっていきます。
 勉強の基本は家庭学習で、先生は勉強のチェックをしますが、何かを教えるようなことはしません。
 教わりたいことや質問したいことは、問題集とChatGPTの活用でカバーします。
 授業の場では、学習チェックと学習結果の発表が中心になります。
 全科学力クラスは、高校生も参加できますが、高校生は勉強の自覚ができているので、家庭で自分の力でやっていくのでいいと思います。

●英語クラスは、クラスによって高校生も指導
 英語クラスのさとこ先生は、英語指導のベテランです。
 高校生のハイレベルの指導も十分にできるので、希望される方は体験学習を受けてください。

●高校生は、塾や予備校に頼るのではなく、勉強法の本を参考に、ChatGPTを利用して独学をするのが基本
 今は、子供のころから塾で勉強することが多いので、高校生でも、塾や予備校で人に教えてもらう勉強を続ける人が多いと思います。
 しかし、勉強の基本は独学です。
 できるだけ、自分で工夫して勉強するようにすると、その経験は社会に出てからも生きてきます。
 特に、これからはChatGPTを使えば、独学はより容易になります。
 塾の宿題や塾のテストに追われずに、自分のペースで勉強を進めていきましょう。

●勉強の目的は、大学入試に合格することではなく、社会に出て第一人者として活躍できる人間になること
 昔は、大学入試がゴールで、いい大学に合格したらそれで勉強は終了という時期がありました。
 しかし、今は、大学入試はゴールではありません。
 就職試験では、出身大学が基準になることが多いですが、学歴が問題になるのはそこまでです。
 現在は、東大の入学式で学長がベンチャービジネスの話をする時代です。
 起業、創業は、資金的にも技術的にも、昔よりはるかに容易になっています。
 だから、大事なことは、勉強で基礎学力をつけるとともに、自分の好きなことに没頭する時間を作ることです。
 また、15歳ぐらいになると、人生の自覚ができますから、この時期に、いろいろな伝記を読むとあとでそれが生きてきます。
 古典的な伝記として、シュリーマン、フランクリン、福沢諭吉、勝海舟などがありますが、最近の伝記としても、松下幸之助や本田宗一郎や糸川英夫などの本があります。
 中学生、高校生は、勉強以外に読書の時間を確保していくようにしましょう。

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中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習