ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 609番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
中学受験コースでの勉強―ご意見に答えて as/609.html
森川林 2009/08/25 09:28 
 小6の保護者の方から、受験コースに関するご意見がありました。

 以下は、そのご意見に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。



 受験コースと通常コースに、それほど大きな差はありません。

 違うところは、過去問に合わせた課題で行うことと、先生の評価が厳しくなることです。

 通常の作文では、項目を指示してよくできたところを褒めて実力をつけることが目的ですが、受験の作文では、上手に書いて合格することが目的です。

 数ヶ月で実力は変わりませんから、実力をつけるのではなく、今ある実力でいかに勝負をするかという勉強になっていきます。


 家庭でご協力いただくことは、次のようなことです。

1、課題を見て、似た例や感想などを親子で話して、作文に書く材料を増やしておくこと

2、誤字や誤表記は、二十回ぐらい実際に手で書いて二度と間違えないように覚えておくこと

3、課題として書いた作文を手直しして、同じ課題で同じように書く練習をすること

 勉強の進め方についてご要望やご質問があれば、事務局までお問い合わせください。


 なお、作文については自信があるという子は、次のような勉強をしていくといいと思います。

(1)書くときに消しゴムを使わずに最初から完成した文章を書くように心がけること

(2)勉強が忙しくなっても読書の習慣を維持すること

(3)表現の工夫として、たとえよりも自作名言を入れてみること、などです。

 言葉の森新聞の自作名言の話


 読書を続けていると、作文や面接の意外なところで、その読書が生きてくるということがよくあります。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
受験作文小論文(89) 質問と意見(39) 

記事 607番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
短時間で書くには―質問に答えて as/607.html
森川林 2009/08/24 15:48 
 小5の保護者の方から、「作文を書くのに時間がかかる。短時間(1時間ほど)で書き上げられるようにするには、どうしたらよいか」というご質問をいただきました。

 以下は、そのご質問に対してのお返事で、父母の広場に掲載したものです。



 小5になると課題も難しくなるので、90分ぐらいかかる子が多いと思います。

 早く書く力をつけるためには、根本的には読む力をつけて実力をつけることになりますが、当面は次のように対処していかれるといいと思います。

1、電話のあと90分以内(60分以内としてもいいです)という時間制限をし、時間が来たら途中であってもそこで終了とする

2、書いている間に消しゴムはできるだけ使わないようにする

3、最初に構成図を書いて全体の見通しを決め、作文を書いている間に詰まったら構成図を見て書き続ける(構成図については、9月に書き方の説明をする予定です)



 それから、これは質問の趣旨とは違ってきますので、父母の広場には書きませんでしたが、構成図と音声入力で劇的に速く書くことができます。

 音声入力は、今、通学教室の中学生以上の生徒を対象に行っています。まだ慣れていない子が多く、実際には普通に書くのと同じぐらい時間がかかっています。

 しかし、このやり方に慣れてくれば、1200字の作文を書くのに、構成図10分+音声入力10分の合計20分で済みます。実際には、そのあと編集作業が入りますが、これは時間のあるときにいつでもできます。

 たぶん、大学生や社会人になったときに文章を書く機会があれば、この方法を活用できるようになると思います。

音声入力の仕方



 入試で、時間制限があるのにどう対応するかということについては、また別の機会に書きたいと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 質問と意見(39) 
コメント21~30件
……前のコメント
読書を阻むもの 森川林
暇なときは読書をすればいいのですが、今は、スマホで情報に流さ 6/10
記事 5096番
国語の読解検定 森川林
国語読解の問題は、適当に解いて「当たった」「外れた」と言って 6/9
記事 5095番
デジタル教科書 森川林
デジタル教科書という考えがありますが、教科書とか自分の好きな 6/8
記事 5093番
国語読解クラス 森川林
 国語力は、知識として身につけるのではなく、国語力を育てる生 6/7
記事 5092番
国語力はテクニ 森川林
「国語力をつけるために、特に読書をする必要はない」という耳あ 6/6
記事 5091番
リアルな通学教 森川林
 未来の教育は、対話型の少人数オンラインクラスの教育になりま 6/5
記事 5090番
クリティカル・ 森川林
西洋には、批判を通して新しい考えが生まれるという弁証的な発想 6/4
記事 5089番
優しい母が減っ yori
私の母は、もう中学2年生なのに、スマホをもたせてくれません。 6/3
記事 979番
日本を復活させ 森川林
 日本を復活させる道筋は、創造教育文化国家を目指すこと。 6/1
記事 5081番
4月の森リン大 森川林
 大学生や社会人になった元生徒の子供たちが、自分が中学生だっ 5/31
記事 5085番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習