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 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 74番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
新しいホームページができました as/74.html
森川林 2006/06/09 05:46 
 言葉の森の最初のページは、ウェブページでした。1996年から作成しているので、コンテンツは、もう1万ページぐらいあると思います。1996年がどれだけ昔かというと、そのころに発行したまぐまぐの言葉の森オンラインマガジンのIDが226だったというぐらい昔です。最初のころは、まぐまぐの代表の人と年賀状を出しあっていたくらいです。(笑)もちろんこのメルマガは、今も発行しています。

 昨年2005年に、ウェブにもブログの機能が必要になると考え、言葉の森のホームページそのものをブログにしました。ウェブ的ブログです。しかし、そのために、自由なレイアウトができにくくなってしまいました。

 そこで、今年の6月から方針を変え、今度はブログの機能をつけたウェブページ、つまりブログ的ウェブページを作ることにしました。基本はウェブページで、そこに、RSSやPing送信やコメントやトラックバックなどのブログ的機能を組み入れるということです。
 ブログを作るスクリプトはいろいろありましたが、結局自分で作るのがいちばんいいと考え、すべてオリジナルに作り直しました。

 新しい言葉の森のホームページの特徴は三つあります。

 第一は、ブログ的ウェブページという発想です。

 第二は、ページの上部に、大見出し、中見出し、小見出しのタブをつけたことです。まだメインのページにしかつけていませんが、これをすべてのページにつけると、かなり見やすいサイトになると思います。しかし、これは独自のプログラムで作っているので、ほかのサイトで同じような見出しタブはつけるのは難しいと思います。

 第三は、SEO対策として、すべてのページのメタタグとリンク先を一元的に管理するようにしたことです。表面には出ていませんが、これは画期的なSEO対策です。

 しかし、GoogleとYahooの検索エンジンのアルゴリズムは今後改良され、裏技の使いやすい被リンク数やキーワード数ではなく、コンテンツの質と量の評価という単純な基準が前面に出てくるようになると思います。
 SEOが、テクニックの巧拙ではなく、中身の充実度という本来の姿に戻ってくることを期待したいと思います。

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森リンのページを更新 as/72.html
森川林 2006/05/10 11:00 
 森リンのデモのページを再開しました。
 今回は、150字用、1200字用の2種類の評価法から選択できるようにしています。
 150字用は字数が短いために点数の誤差が大きく出る可能性があります。そのため、キーワードを三つ入れて書くという課題にしました。短い文章で手軽に表現力を評価したいという場合は、こういうやり方がいいのではないかと思います。

 この森リンは、大学などで文章表現の授業に利用することができます。

森リン

 現在、無料利用申し込み申込を受け付けております。詳細はこちら→森リンの授業利用

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涼麻 20060512  
こんにちわ。私は中学2年生の者です。
この度は国語の意見文について質問させていただきます。

私は学校で「学力診断のためのテスト」を行いました。
その国語の意見文を書く問題に不備があるとのことで15点採れるところを0点になってしまいました。
テーマは「あなたが体験したり、見たり聞いたりしたことを参考にして『人と人とのかかわりにおいて大切なこと』を主張する意見文を書きなさい。」です。
そして条件があり、段落や次数も決まっており、誤字・脱字はNG等です。

そしてこれが私の書いた意見文です。
「 私が父から聞いた話によると昔の人々は日々助け合いながら生きていたという。
  昔の人々は自ら米や野菜をつくり、生活していた。収かくもそれほどよいものではなく、一日を生きていくことが

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勉強の拠点は家庭 as/71.html
cynthia 2006/05/09 19:47 
 日本の小学校教育は明治以来の長い伝統があるので、教える内容はそれなりに充実しています。しかし同時に長年、学校という閉鎖された社会の中で教育が行われてきたために、教育の本来の目標からはずれた無駄な部分も数多く生まれています。

 そのひとつは、授業よりも行事が優先されがちな姿勢があるということです。児童や父母の声よりも、内部の関係者どうしの声のほうが反映されやすい仕組みになっているので、行事を滞りなく消化することが仕事の中心のようになり、授業は行事の間にやるもののようにとらえられています。また、その行事も行事の目標よりも形式が優先されるので、自然と前例が踏襲されるようになり、年々形式的に手間のかかるものになっていくようです。一度、学校の行事をすべて洗い出し、外部からの声も取り入れて不要なものを大胆に削除する試みをする必要があるように思います。

 もうひとつは、授業の内容が総花的で、どうでもいいものと重要なものが同じような割合で教えられていることです。小学校の勉強の中心は読む力をつけることで、それ以外は乱暴に言えばやってもやらなくてもいいものです。せいぜい加減乗除がきちんとできるようにしておくぐらいで、ほかの教科は数分の一に圧縮しても支障はないと思います。しかし、学校や教育関係者の内部からは、そういう声は出てきません。学校は重要な問題を内部で調整して決めることができません。学校の改革は、学校を超えた視点からしていく必要があります。

 これらの学校の限界をカバーするのは、塾ではなく家庭です。しかし、子供たちが家庭で勉強のために費やせる時間はせいぜい1、2時間です。したがって、家庭での教育は重点をしぼって行なう必要があります。その重点とは、ひとことで言えば読む力をつけることです。漢字の書き取りや計算ドリルや意味のよくわからない宿題に時間をさくよりも、まず第一に学年に応じた文章を読む力をつけることを家庭学習の中心に置くことが大切です。。学年に応じた文章が十分に読めれば、さらに上の学年の文章を読む力をつけていけばいいのです。

 こういう家庭学習をするためには、子供部屋はかえって邪魔になります。勉強は親が見ている前でするもので、子供部屋は趣味と遊びのために使う部屋と位置づけておく必要があります。これは、中学生になってからもそうです。中高一貫教育の私学で中だるみ現象のあることがよく指摘されますが、これは中学生になると親が勉強を見ずに本人まかせにしてしまうからです。どんなに難しいことをやっていると言っても中学生の勉強ですから、親が日曜日にでも参考書を読みかえせば、子供たちのやっている勉強の中身はじきにわかります。子供たちがやっている勉強は、外見は立派そうですが、よく見ると弱点だらけです。

 中学受験は親の受験だと言われます。つまり小学生の子供たちには自力で勉強を進めていくだけの意志も見通しもまだないということです。しかし、こうした小学生の子供たちが、中学生になったとたんに自立して勉強していくと考えるのは、大きな誤解です。幼稚園時代に子供にたっぷり読み聞かせをしてあげていたお母さんが、子供が小学校に上がったとたんに「もう小学生なんだから自分で読みなさい」と突き放して子供を読書嫌いにさせてしまったというケースは数多くあります。同じように、小学校時代に手取り足取り勉強を見てあげていたお父さんやお母さんが、子供が中学生になったとたんに子供部屋を与えて「もう中学生なんだから自分で勉強しなさい」と突き放して、子供の学力を低下させてしまう例も数多くありそうです。自立は時間をかけて少しずつ行なっていくものです。小中学生の勉強の拠点は家庭で、その勉強には親が深くかかわっていく必要があると思います。

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