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記事 97番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
森リンの点数を修正中 as/97.html
森川林 2006/08/19 11:38 
 森リンの点数を修正しています。

1、カタカナの一部も重量語彙に含まれるようにしました。

2、素材語彙・重量語彙・強力語彙のそれぞれに文書出現頻度の重み付けをしました。(これまでの1万件の作文から約10万語について、「idf=log(全文書数/出現文書数)」を計算し、その数値にこれまでの点数との継続性があるように係数をかけました。
 その結果、普段あまり使われていない語彙で書かれた作文は点数が高めになっています。

 本当はこのあと、課題と文章の一致度を評価する仕組みも入れるようかと思っていましたが、実際上の効果があまり見込めないので見送りました。

※idf……inverse document frequency(文書の頻度の逆数)

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「伝言メール」のページで欠席連絡ができるようになりました as/96.html
森川林 2006/08/09 10:38 
 欠席の連絡があるときは、「伝言メール」のページから送信すると、先生にメールで直接連絡が行きます。
https://www.mori7.com/outi/d/


 授業のある時間の直前に連絡をしても対応できますのでぜひご利用ください。

(これまでのように、電話で教室にご連絡いただいてもけっこうです)

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tamaki 20200304  
桑田です。昨日は用事があった為電話に出ることが出来ませんでした。連絡が遅くなってしまいすみませんでした。

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記事 95番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/1
読解の本質は向上 as/95.html
森川林 2006/07/30 10:24 

 作文教育の目標は、正しく分かりやすく書くという基礎力をつけることだけにあるのではありません。また、入試に合格する作文小論文を書くということのためだけにあるのでもありません。作文によって創造性を育てることにあります。

 創造性が、三角形の高さだとすると、その底辺は材料の豊富さです。作文を支える材料は、読むこと(読解)によってもたらされます。

 読解教育も、現在、速く正しく読むという目標と、受験の国語で高得点を取るという二つの目標に分化しているように見えます。
 速く正しく読むことは読解の基礎力をつける点で大切ですが、速読力だけを独自に追求するような読む力では、ある程度の読解力までしか育ちません。内容を消化しつつ読む場合のスピードは文章の難しさにもよりますが大体2000字が限度ですから、5000字や1万字も読むような速読力は、読解力とは関係のない別の能力です。

 受験の国語力は、ある程度までは読解力を反映していますが、難度が増すにつれて読解力よりもクイズを解く力が必要になってきます。つまり、読解力の低い子に低い点数をつけることはできますが、読解力の高い子には高いなりの評価を出すことができません。そのために、国語の難問は、悪文をもとにした悪問になりがちなのです。国語の勉強をしすぎると作文が下手になるのはこのためです。

 読解力の本質は、向上です。それは、知識を向上させることから始まり、ものの見方や考え方を向上させ、自分自身を向上させることにつながります。読むことが、ただ単に一時的な知識を増やすだけであれば、文章を読むことは辞書を引くことと変わりません。
 読むことによって、知識や思考の枠組みが向上するからこそ、最初の読み方よりも後からの読み方の方が、読む深さが増すのです。同じ文章を同じように読み、その文章をもとにした国語問題で同じような点数を取っていても、実はその文章を読み取る深さは人によって違います。

 この読み取りの深さを評価する方法は、それを作文の材料としてどのように生かせるかということです。それは、作文に留まらず、自分の人生や身の回りの状況にどのように生かせるかということにもつながっていきます。

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