解説集 ヌルデ の池 (印刷版)
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10.1週
●私の好きな遊び、お父(母)さんの仕事
今の好きな遊びと、昔好きだった遊びを比較して、両方に共通するものを見つけて感想を書いてみましょう。「遊びというのは……とわかった」というかたちでうまくまとめられるかな。
■小5 10.1週 ●私の好きな遊び、お父(母)さんの仕事
全体を四つぐらいの段落に分けます。
第一段落は、好きな遊びの説明です。常体で書くので、「ぼくの好きな遊びは○○だ。」と書いていきます。そのまま、その遊びの説明やいつごろから流行っているかなど、説明を追加していきます。
第二段落で、その遊びにまつわる出来事を書いていきます。「この前、こんなことがあった。」というかたちです。この出来事の中にたとえなどを入れて、長くくわしく書いていきます。
第三段落は、「前の話、聞いた話」です。「お父さんに子供のころの遊びを聞いてみた。すると……」という書き方です。お父さんは、子供のころいたずらをしていることが多いので(笑)、この第三段落が面白く書ける場合がよくあります。
第四段落は、「分かったこと」です。「遊びというのは、無駄なように見えるけれど、その中でいろいろなものを学ぶことができるものだ。」のように大きく書いていくといいです。5年生以上の生徒は、こういう大きい話を理解する力があります。
●私の好きな遊び、お父(母)さんの仕事ミニヒント
「私の好きな遊び」ことわざの引用例
【1】『類は友を呼ぶ』→ゲーム好きなお友達が集まって、夢中で楽しんでいるようすを書くときなどに使えそうですね。
【2】『もちは餅屋』、または『蛇の道はへび」→仲間と遊ぶとき、必ずといってよいほど、その道の専門家のように、遊びに精通している人がいるものです。そんなありさまを描写するときに効果的です。
【3】「例外のない規則はない」→おにごっこやドロけいをするときなど、いつものルールをひとくふうして、遊んだときに、このことわざが使えますね。
ゲームの裏技を楽しむときにも、引用してみてください
●構成図の書き方
10.2週
●子どものころ、わたしは(感)
解説:友達に何かをたのまれてことわれなかったり、いやなことをイヤと言えなかったり、あやまりたいけどあやまれなかったりしたことってあるでしょう。「ごめんね」ということばは、なかなか言いにくいものです。5年生は、この文章を読んで「わかったこと」を書きましょう。「人間は……」「言葉というものは……」という大きい感想でわかったことを書いていくとなおいい感想になります。
ことわざ:「知って行わざるは、知らざるに同じ」「人生意気に感ず」「実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな」などが使えそうです。
●子どものころ、わたしは(感)
第一段落は要約です。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、自然につながるように文を組み立てて書いてください。
第二段落は、似た例です。 忘れ物をしたり、失敗したとき、自分はどんな行動に出たのか、そのときの心の動きや体験を、思い出して書いてみましょう。
第三段落も、また、似た例です。いたずら心でお父さんの大切にしている桜の木を切ってとがめられたとき、正直に「ぼくがやりました。」と謝罪して、その勇気をほめられたという、アメリカ大統領、ジョージワシントンの伝記の一節なども使えそうですね。
第四段落は、「わかった」ということばを使って意見をしめくくりましょう。言いにくい言葉でも、勇気をだして、きっぱり口に出して自分の意志を相手に伝えること、自らの欠点や落ち度を自分からはっきり認めることの大切さや、本能的にそれを避けようとする心を否定することによって、わたしたちは明るくなり、強くもなれる……という意味合いでまとめてください。
10.3週
●あなたがたはとくと(感)
機械でなんでも作れる世の中になってきましたが、それだけに手仕事で作られたもののよさが見直されているようです。みなさんの中にも、教室に持ってくるバッグをお母さんが作ってくれたという人がいるでしょう。もし、芸術家がバッグを作るとしたら、そこに自分の名前を入れて、「これはピカソが作ったバッグだ」などと主張するかもしれません。しかし、お母さんはそんなことをしません。名前を残そうとするよりも、子供が喜ぶようなバッグを作ろうとするところに心が向いているからです。
手仕事のよさということで似た話を考えてみましょう。手編みのセーター、手書きの年賀状、手作りのお弁当など、いろいろありそうですね。
ことわざのヒントは、逆の意味で「餅(もち)は餅屋」。芸術作品や値段の高いものだけが尊いのではないという意味で「山高きが故に貴からず」。だれかにほめてもらうことよりも、いい品物を作ることに心をこめるという意味で「人を相手にせず、天を相手にせよ」などが使えそうです。
小5 10.3週 ●あなたがたはとくと(感)
第一段落は要約です。要約は、三文抜き書きと同じようなものと考えておけばいいです。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
第二段落は、似た例です。日本人は手仕事が得意ということで、書いていきましょう。「私も、折り紙で鶴を作れる」というような話でもいいですし、「母はよく私にバッグなどを作ってくれる」という話でもいいです。
第三段落も、似た例です。機械で作ったものは便利だが味がないというような例でもいいでしょう。例えば、「この前、お店で買ったバッグは格好よかったけど、お母さんが作ったバッグの方が僕は好きだ」というような例です。このほかに、夏休みの工作で自分が作ったものは愛着があるというような話でもいいです。また、お母さんやお父さんに聞いて、昔はどういう手作りをしていたのかを取材してみます。お父さんによっては、「昔は、鉛筆削りがなくてナイフで……」などと話してくれるでしょう。
第四段落は、「わかった」ということばでまとめの感想です。「日本人は手作りが得意だということがわかった」というような書き方です。「書き出しの結び」で、書き出しのキーワードを入れてまとめてもいいですが、作文の週の「書き出しの工夫」に対応させて練習した方がわかりやすいので、感想文の課題のときは、特に「書き出しの結び」をしなくてもいいです。
11.1週
●木登りをしたこと、わたしの好きな食べ物
もう木登りをする年齢ではないかもしれませんが、小さいころ、木に登ったことを思い出して書いてみましょう。そういう話がないという人は、自由な題名で。
結びは、木登りについてわかったことを。「やっぱり人間は昔サルだったのだとわかった」という人もいるかな。
小5 11.1週のヒント ●木登りをしたこと、わたしの好きな食べ
第一段落は、書き出しの工夫と説明。「『わあ、高い。』私は思わず心の中でさけびました。この前、公園のクスの木に登ってみたのです。その木は……」
第二段落は、続けて、その木登りの出来事。たとえを入れる。
第三段落は、お父さんやお母さんに聞いた話。「私は、父に木登りの話を聞いてみました。父は、子供のころ、木から落ちたことがあるそうです。」
第四段落は、分かったこと。「私は、お父さんの祖先はやはりサルだったのだとわかった。(笑)」あるいは、「木登りにもコツがあるのだとわかった。」「だれでも、一度は木登りをしてみたくなるときがあるのだとわかった。」などなど。
●木登りをしたこと→ミニヒント
木登りは本当に楽しいですよね。苦労して、のぼりきって、太い枝に腰かけて下を見下ろしたら、普段(ふだん)見慣れている地面のようすが一変して、別の世界のように感じられ、胸がスカッとするものです。
でも、木登りなどの、思い出話がないという人でも、校庭にある【上り棒】(のぼりぼう)や公園の【ジャングルジム】、またアスレチックで遊んだことは、1〜2回くらいなら、きっとあるはずでしょう。そういう体験をふまえて、作文を書き進めていき、結びで自然木の木肌に触れて遊ぶことの意義や楽しさが、どんなに大切かというのがよく分かった……というふうにまとめてみるといいです。
また、高い樹木(じゅもく)にのぼって枝打ちをしたり、森林の管理などに携わる(たずさわる)営林業の人たちの労苦や生きがいなどに思いをめぐらせて書いてみるのも、良い試みのひとつでしょう。
11.2週
●これまでの人の観察や(感)
要約のヒント:次の質問にこたえるようなかたちで長文をまとめてみると要約になるよ(^o^)→(1)読書の利益を三つあげてみよう。(2)歴史上の人物のひとことを読むことはだれの気持ちを読んでいることになるのかな。(3)気に入った書物に出合ったらどうしてほしいと書いてあるかな。
解説:読書のおもしろさ、読書を通して学んだこと、韋編三絶(いへんさんぜつ)ほどではないが何度もくりかえし読んだ愛読書などが、似た話になりそうです。お母さんやお父さんに聞いてくると、さらにいい話が見つかると思います。ことわざは、若いうちにいい本をという意味で「鉄は熱いうちに打て」、書物から何かを教えられるという意味で「人の振り見てわが振り直せ」、読書だけではだめだという意味で「論語読みの論語知らず」などが使えると思います。「読書百遍意自(おのずか)ら通ず」なども知っているかな。
小5 11.2週 ●「これまでの人の観察や(感)」
第一段落は要約です。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
第二段落は、似た例です。何度もくりかえし読んだ本の話、今でも心に残っている本の話など自分の読書体験について書いてみましょう。
第三段落も、似た例です。お父さんやお母さんに取材をしてみましょう。お父さんやお母さんが子供のころはどんな本が好きだったのかな? 友達の好きな本と自分の好きな本とを比べてみてもおもしろいかもしれません。また、自分が小さかったころのことを聞いて書いてもいいでしょう。夜寝るときには必ずお母さんが本を読んでくれたなどという話でもいいですね。小さいころはどんな本が好きだったか覚えていますか?
第四段落は、「わかった」ということばを使ってまとめます。「読書は人を成長させるということがわかった」、「読書の好みは人それぞれだということがわかった。」、「成長とともに好きな本も変わるということがわかった」など。
11.3週
●科学的態度(感)
内容:科学的態度は、ものをよく見ることから始まる。タイは赤いと思われているが、よく見ると紫色に近い。ものをよく見て「はてな」と感じたら、すぐに実験したり、調べたりすることだ。科学的態度とは、疑問を実験や調査によって解決しようとする態度である。
鯛(たい)の色の話が出てきますが、先入観でものを見ずに自分の目でしっかり確かめるのが科学的態度の出発点だというような例をさがすといいと思います。日本では太陽の絵をかくとき赤で塗ることが多いと思いますが、欧米では黄色で塗ることが多いということです。しかし、実際の太陽を見てみると、赤でも黄色でもない、どちらかといえば白い色です。
また何かの実験をしたり調査をしたりしたことがあれば書いてみましょう。牛乳パックから葉書を作ったり、洗濯のりからスライムを作ったりと、いろいろしたことがあるでしょう。
ことわざは、実際に見てみることが大切だという意味で「百聞は一見にしかず」、疑問を持ったり考えたりすることが大切だという意味で「人間は一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」、本に頼らないで自分で実際に確かめることが必要だという意味で「論語読みの論語知らず」など。
小5 11.3週のヒント ●科学的態度(感)
第一段落は要約です。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
第二段落は、似た例です。よく観察したり、調べたり、実験したりしてみたら、自分が先入観でそのものを見ていたことに気づいたなどという話がぴったりです。先入観に関する話はこれまでに何度か書いたことがあると思いますが、そんな話をまた思い出して書いてみてもいいでしょう。
第三段落も、似た例です。エジソンやワットは、子供のころからいたずら好きで何でも自分で確かめてみなければ気がすまなかったようです。そのような話を聞いた話として書いてみましょう。
第四段落は、「わかった」ということばを使ってまとめます。自分の目で確かめたり調べたりすることの大切さということで考えてみましょう。
●科学的態度(感)
第三段落の、似た例→ミニヒント
科学的態度で、実例が思い浮かばないときはお母さんや、おばあちゃんに、生活の知恵として聞いた話などを書くのもいいですね。
例えば、なすのぬか漬けをつくるとき、ぬか床にさび釘や焼きミョウバンを入れたりすると、色よく仕上がります。
卵をゆでるとき、塩をひとつまみ投げ入れておくと、殻がわれても、白身がお湯の中に逃げ出さない……等々、いわゆる、「おばあちゃんの知恵袋」のような昔から言い伝えられているアイデアの数々は、ちゃんとした、科学的根拠に基づいているのですね。
他にも、科学クラブなどで、カルメ焼きや、シャボン玉作りの実験をしたことなども、使えそうです。
12.1週
●おいしかったことまずかったこと
最初に、自分の実際の体験でおいしかったことやまずかったことを書いていきましょう。題名課題のときは、書き出しの工夫をしてみるといいでしょう。作文の書き出しに、会話や色や音の様子を書いていきます。「『わあ、おいしそう。』ぼくの口から思わずよだれがたれた。」というような書き方です。
学校の給食でおいしいもの、まずいものを書いていってもいいでしょう。「舌がとろけるようなおいしさ」「天国に昇るようなおいしさ」「目が飛び出るようなまずさ」など、よく使われるたとえもありますが、できるだけ自分らしいたとえを使っていきましょう。
その次に、おいしかったことやまずかったことの話その2を書きます。自分の話でもいいのですが、できれば身近なお母さんやお父さんに取材してみましょう。お母さんやお父さんも、みんなと同じように給食でおいしかったものやまずかったものがあると思います。自分の思ったことを書くときは、「思った」という言葉を使わずに、いろいろな表現を工夫してみましょう。例えば、「あのお母さんがまずかったというだから、よほどまずいものだったのだろうと思った」と書くところは、「よほどまずいものだったに違いない」などと書いていきます。
最後は、わかったこと。「人によってずいぶん好き嫌いが違うのだと分かった。」「意外とみんなの苦手なものは似ていると分かった。」などという書き方です。できれば、結びに、書き出しの工夫で使った言葉を使ってまとめてみましょう。「思い出すと、今でも自然とよだれが出てくる。」
●おいしかったことまずかったこと
「書き出しの結び」をうまく決めるためには書き出しも工夫しておく必要があります。書き始めるときに、どんなふうに結ぼうか頭に思い浮かべることができるといいですね。
もちろん、書き出しに使った言葉を繰り返して結んでもよいのですが、書き出しと同じような言葉を使わずに、書き出しとうまく呼応する言葉を使って結ぶこともできます。たとえば、「いただきます。」で書き始め、「ごちそうさまでした。」などと結ぶのも一つのやり方です。
●おいしかったことまずかったこと
「おいしかったこと、まずかったこと」のことわざ引用例
お父さんがおいしそうに「くさや」という干物を食べながら、ビールを飲んでいたので、つられて一口たべてみたら、すごく変な味で、思わずはきだしそうになったような思い出があれば、使えそうですね。 → 「鵜(う)の真似をする烏(からす)、水に溺(おぼ)れる」
「これは、とても栄養があっておいしいから食べなさい」とお母さんに何度も言われたが、聞き流していたようなときに、使えそうです。 → 「馬の耳に念仏」
自分はまずいと思う食べ物だが、ほかの人たちが、とてもおいしいといって食べるもの、または、この反対に、自分は大好きでも、友人はまずいといって口にしない食べ物について書くとき使えそうなことわざです。 → 「蓼(たで)食う虫も好きずき」
12.2週
●ある日、五つになる(感)
解説:きれいに印刷された体裁がよいだけのものよりも、心のこもった手紙の方に価値がある、という話です。よく出てくる例で、年賀状。会社などから来る年賀状はカラーできれいに印刷されていますが、もらっても別にうれしくもなんともありません。義理で出していることがわかるからです。しかし、友達から来た年賀状は、鉛筆書きでときどき字をまちがえていたりしても、もらったときにうれしい気持ちがわいてくるでしょう。そういう例を思い出して書いてみましょう。感想は、「手紙とは……」というかたちで考えてみましょう。
ことわざは、「山高きが故に貴からず」「人生意気に感ず」など。外見よりも中身という意味のことわざはほかにもありそうですね。
小5 12.2週のヒント ●ある日、五つになる(感)
第一段落は要約です。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
第二段落は、似た例です。ちょうど年賀状の準備をする季節ですね。これまでにもらった年賀状で印象に残っているのはどんなものでしょうか。手書きの年賀状と印刷された年賀状、どちらがもらってうれしいかな?
第三段落も、似た例です。毎日届く手紙はほとんどが印刷されたDMなどでしょう。そんな中に手書きの葉書などが交ざっているとなぜかほっとしますよね。お父さんやお母さんがもらってうれしい手紙とはどんな手紙か取材してみるのもよいでしょう。
第四段落は、「わかった」ということばを使ってまとめます。手紙に限らず、外見がきれいに整っていることよりも心がこもっていることの方が大切ですね。
12.3週
●数年前のことに(感)
内容:何をいつ食べるか、それをどう食べるか、といったことに関して、どの国の食事にも、さまざまな制限や規則が習慣として存在する。日本食の場合には、米の飯と他の食物との関係は、並列的・同時的である。ところが、食事の一段階ごとに一品ずつの食物を片付けていく、通時的展開方式の性格の強い食事文化もある。日本の食事文化に存在するある項目を、別の食事文化の中に見出すと、これを自分の文化に内在する構造 に従って位置づけてしまうことがある。
解説:「ことばと文化」は岩波新書で出ています。著者の鈴木孝夫さんは日本語に関する独創的な思想や提案を述べていますので、将来、機会があればぜひ読んでください。
和食のレストランと洋食のレストランでは、料理の出され方がちがいます。和食ではまとめてどさっと空間的(並列的・同時的)に料理が出てきますが、洋食では最初はスープ、次はパン、次はギョウザで、最後はラーメン(おいおい、それは洋食じゃないって)という具合に時間的(通時的)に料理が出てきます。
社会の勉強の好きな人なら、インドでは牛肉のすき焼きなど食べられないということや、イスラム圏では豚肉の焼き肉パーティーなどできないということを知っているでしょう。
日本人のよく使う「すみません」や「はい」は軽いあいづちのようなものですが、これをそのまま英語で「エクスキューズミー」や「イエス」とひんぱんにやってしまうとかえって誤解されてしまうことがあります。
文化の違いによって、同じ事柄が異なった価値のもとに位置づけられてしまうという例をさがしてみましょう。日曜日にお父さんやお母さんと話し合ってみるといいかもしれませんね。
小5 12.3週のヒント ●数年前のことに(感)
第一段落は要約です。長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
第二段落は、国によって食事文化が違うという例を挙げます。和食と洋食とでは食べ方もずいぶん違います。文化の違いということで、食事以外の話を書いていってもいいでしょう。例えば、「私は、この前テレビを見ていて、サソリの空揚げを食べている国があったので、驚きました。」など。
第三段落も、似た例です。国によって文化や習慣が違うという話を聞いたり、調べたりして書いてみましょう。国によって食べてはいけないものもあるようです。また、あいさつの仕方などにも違いがあります。そんな話をお父さんやお母さんに聞いてみましょう。
第四段落は、「わかった」ということばを使ってまとめます。国によって文化や習慣の違いがあることをお互いに理解し合っていくことが大切ですね。