アカシア の山 4 月 2 週
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★自由(じゆう)な題名(だいめい)
○ぼく(わたし)の先生(せんせい)
○わたしのせんせい

○雨降って地固まる(感)
雨降って地(じ)固まる

 【1】土(つち)のじめんは、雨が ふっているあいだは ぬかるんで、どうしようもありません。
 でも 雨の やんだあとは、かえって 土(つち)が ひきしまって、まえよりも しっかりと かたまります。
 【2】このことから、 わるいことや むずかしいことが あったときに、それを うまく のりこえれば、まえよりも ずっと よくなる という いみです。
 【3】ともだちや かぞくの あいだで もめごとが おこって、おたがい いやなおもいをしながら ぶつかりあうことが あるでしょう。【4】でも そのけっか、おたがいのきもちが わかって、まえよりも なかよくなれることが あります。
 【5】くろうや こんなんに あっている人を なぐさめたり、はげましたりするときに つかわれる ことわざです。
 【6】これと にた ことわざに「雨のあとの上(じょう)天気」「あらしのあとに なぎがくる」が あります。
【7】「ぼくのはんが、 うさぎの せわとうばんのとき、うさぎが 一わ、にげてしまいました。『おまえが わるい』『ぼくのせいじゃない』と、いちじは 大(おお)げんかになりました。【8】みんなで さがしているうちに、やっと みつかったときは、だきあって よろこびました。【9】それからは、あまり きょうりょくてきでなかったはんが、とても なかよしになりました。雨ふって 地(じ)かたまるっていうことかな。」【0】

 「ことわざものがたり二年生」(西本鶏介(けいすけ)著 偕成社)より