アカシア の山 4 月 3 週
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★自由(じゆう)な題名(だいめい)
○学校(がっこう)へ行くとちゅうのこと


○一寸の虫にも(感)
一寸(いっすん)の虫にも五分(ごぶ)のたましい

 【1】一寸(やく三センチメートル)しかない 小さなむしでも、からだの はんぶんに あたるぐらい、大きなたましいを もっている 【2】ということから、どんなに 小さく よわいと いわれているものでも、こんじょうや かんがえを もっているものだという ことわざです。【3】五分(ぶ)は、一寸の はんぶんです。
 【4】ですから、どんな あいてでも けっして ばかにしてはいけません。
 【5】あいての よわいところをついて、いじめたり からかったりしていると、いつかは しっぺがえしされます。
 【6】じぶんよりも 小さくて よわいものを いじめるのは、にんげんとして いちばん さいていな おこないです。
 【7】にたような ことわざに「やせうでにも ほねあり」 というのが あります。
 【8】けんじくんの 子ども会の やきゅうチームは、まいとし 一かいせんで まけてしまいます。【9】「よわよわチーム」と いわれて、四年生の人が、
「一寸のむしにも 五分(ぶ)のたましいだぞ。らいねんを みてろ。」
と いいました。【0】

 「ことわざものがたり二年生」(西本鶏介(けいすけ)著 偕成社)より