0イバラ の山 7 月 3 週
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★じゆうなだいめい
○お父さんやお母さんとあそんだこと

○暑い日
○日本のくには
 【1】日本(にほん)のくには、アジア大(たい)りくと、つながったりはなれたりをくりかえして、いまのようになりました。
 【2】りくがつながったときは、ゾウをはじめ、いろいろなどうぶつが、つぎつぎと日本(にほん)にやってきました。
 【3】また、それらのどうぶつをおって、日本人(にほんじん)のそせんになった人もやってきました。
 【4】いまのように、日本(にほん)がうみで、大(たい)りくとへだてられてからは、どうぶつはこられなくなり、ゾウは、へるいっぽうでした。
 【5】きこうや土地に大きなへんかがくりかえされたことや、人がだんだんふえていったことで、ゾウのすむばしょが、うばわれていきました。
 そういうことで、ついに日本(にほん)にはゾウがいなくなったのだと、かんがえられています。
 【6】どうぶつやしょくぶつは、とてもながい年月をかけていまのような、すがたやかたちになりました。【7】ゾウのいちばんのそせんはメリテリウムという小(ちい)さいどうぶつで、はなもながくなかったのですが、じだいがうつるにつれて、からだは大きくなり、はながのびていきました。
 【8】どうぶつやしょくぶつがしんかのみちをたどるときは、そのからだのとくちょうを、どんどんはってんさせてゆくものです。
 【9】からだが大きく、はなのながいことは、ゾウにとってつごうのよいことで、それであのようになったものでしょう。【0】

 「なぜだろうなぜかしら」(実業之日本社)より