00ウツギ の山 11 月 3 週
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★じゆうなだいめい
○寒い日や雨の日
○わにとなかよしのことり
○魚の顔にはえらが
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魚の顔にはえらがあります。魚が水の中で呼吸ができるのは、このえらのおかげです。
人間は肺を使って体の中に酸素を取り込みます。息を吸い込むときに酸素を取り入れ、吐くときに二酸化炭素を捨てています。これを肺呼吸と呼びます。それに対して魚はえらを使います。これをえら呼吸と呼びます。
水の中にはたくさんの酸素がとけていますが、目で見ることはできません。砂場で使うふるいがありますが、ふるいをえらだと想像してみます。そして、石は酸素、砂粒(すなつぶ)は水です。砂場の砂をふるいにかけると、ふるいの上には石だけがのこって砂粒(すなつぶ)はサラサラとこぼれ落ちます。魚は口から水を飲み込み、えらから吐き出していますが、えらというふるいで酸素だけを体の中に取り込むのです。えらが酸素を選んでいるわけです。
しかし、えらが取り込める酸素は、水の中にとけているものだけです。空気の中からは取り込めません。ですから、魚は水の外では呼吸ができません。
水の中の酸素が足りなくなると、魚が水面に出て口をぱくぱくさせることがあります。これは、空気を吸っているのではなく、水面近くの水に空気を混ぜて吸っているのです。
人間も、お母さんのお腹(なか)の中()にいる一ヶ月目のころにエラのようなものがあります。これは、昔、人間が水の中にいる生物だったころの名残りだと言われています。
言葉の森長文(ちょうぶん)作成委員会(ω)