0アカシア の山 6 月 4 週
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★自由(じゆう)な題名(だいめい)
○わたしの長所
○清書(せいしょ)
○石油の起源(感)
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【1】石油は、大昔の動物や植物、微生物などの死骸が土(つち)といっしょに海底に積もり、長い年月(ねんげつ)の間に大きな力や熱が加わってできたと言われています。【2】地面や海の深いところには、石油がたまっている油田という場所があり、石油はそこからくみ上げられます。
【3】油田(ゆでん)からくみ上げられたばかりの石油は、原油と呼ばれています。原油はいろいろな成分が混じっていて、そのままでは使いにくいため、それらの成分を分ける必要があります。
【4】水が沸騰して水蒸気になるような、液体が気体に変わるときの温度を沸点と言います。原油の中のいろいろな成分は、沸点が少しずつ違います。【5】そこで、その沸点の違いを利用して原油をガソリンや灯油などに分けていきます。そして、次々と分けて最後に残ったものがタールやアスファルトになるのです。
【6】例えば、原油という家族がお風呂に入っていたとします。お風呂の温度を上げていくと、まず最初にその熱さに耐えられなくなった子供がお風呂から飛び出します。【7】この子供がガソリンです。更に温度を上げていくと、今度はお父さんが、「あちち。」と言って飛び出してきます。【8】このお父さんが灯油です。しかし、どんなに温度を上げても最後まで湯船に残っている人がいます。おじいちゃんです。このおじいちゃんがタールです。
【9】「おいおい、もっといい役にしてくれよ。」
「じゃあ、おじいちゃん、アスファルトね。」
「あまり、変わっとらん。」【0】
言葉の森長文(ちょうぶん)作成委員会(τ)