1昨日の土曜日に隣の家のサトシがぼくの家に遊びにきました。サトシにはアリサという名前の妹がいます。アリサとお母さんはバレエの練習があるので、サトシはお留守番です。
最初に、ぼくたちはベイブレードで遊びました。2サトシはたくさんのベイを持っています。トイザラスに行くといつも売り切れになっている珍しいベイも持っています。ベイの数では負けているけど、ぼくは頑張りました。対戦結果は引き分けです。
そのあとは、一丁目公園に行くことにしました。3お母さんは、
「今日は寒いからお家の中で遊んだら。」
と少し困った顔をして言いました。ぼくは、
「大丈夫だよ。行ってくるね。」
と、玄関を出ました。外は寒くて、風がぴゅうぴゅう吹いていました。4やっぱり家の中で遊べばよかったかなあと思いながら、ぼくはポケットに手を突っ込みました。一丁目公園には、タケシとシンジがいました。ぼくたちはいっしょになって鬼ごっこをしました。たくさん走り回ったのでまるでお風呂上りのように体がぽかぽかになりました。
5家に帰るとちょうど三時のおやつの時間でした。
「みんなで百円ショップに行って好きなものを買っておいで。」
と、ぼくのお母さんがお財布を出しながら言いました。サトシとぼくの双子の妹のカスミとヒカリは百五円ずつもらいました。ぼくだけ二百十円もらいました。6どうしてかというと、お母さんが、
「お母さんの分もひとつ買ってきてね。」
と、こっそり言ったからです。
ぼくの家を出て坂を降りていくと左側に百円ショップがあります。ぼくは四個で百円のコーナーで選びました。7買ったものは、どらチョコとジュースとベビースターとあわです。あわはラム
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