長文が二つある場合、音読の練習はどちらか一つで可。
1私のクラスでは、モルモットを二匹飼っています。一年生のときから私たちのクラスにいます。一匹は茶色の長い毛で、真っ黒な目をしています。名前はココアです。もう一匹は、白くて短い毛で赤い目をしています。名前はミルクです。2休み時間になると、私は、いつもモルモットを見にいきます。毎日見ても飽きません。
今日は朝から雨でした。外で遊べないので、お昼休みの間も、ずっとモルモットを見ていました。私は、どちらかというとココアが好きです。3ココアの茶色の長い毛がとてもきれいだからです。私がココアを見つめると、ココアもじっと私の目を見つめてきました。まん丸の真っ黒い目に見つめられていると、少し照れくさくなります。
私は、ときどきココアをそっと抱っこして背中をなでてあげます。4それから、優しく耳の辺りをなでてあげます。すると、ココアは、「クックックックッ」と声を出し、気持ち良さそうに目をつぶります。そんなココアを見ると、私もうれしくなります。
私は、ココアを抱きながら、
「かわいいね、ココア。」
と、声をかけました。5すると、隣にいたメイちゃんが、
「ミルクもかわいいよ。」
と言いました。私が、
「メイちゃんは、ミルクのどこが好きなの。」
と聞くと、メイちゃんは、
「真っ白な毛がきれいだもん。」
と答えました。
「そう。私も一緒。茶色の毛がきれいだからココアが好きなんだ。」
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