項目の説明
題材 会話
キーワード 「 」 会話 かいわ <<題材>>
説明 そのときの会話を思い出して書く
指導  そのときの会話を思い出して、描写的に書く練習です。

 一般に長く書けない子の多くは、ものごとを概略的、説明的にとらえて書くことが多いので、会話を思い出すことによって描写的に書く練習をします。

 しかし、中には会話の入りにくい題名で書く場合もあります。例えば、「私の好きな季節」のような題名のときです。その場合は便宜的に、音の様子や自分の思ったことをカギカッコで書いておいてもよいというようにします。
 思ったことを書くということは、描写的に書くという意図とは異なるものですが、小学生の指導では、できないことを要求することは避けた方がよいので、便宜的に思ったことでも◎にします。しかし、本来は題材選びの段階で、会話の入るような描写的な場面を見つけてくることが大切です。

 カギかっこを使って会話を入れる練習です。最初は、「おはよう。」「ありがとう。」などといった短い会話で構いません。慣れてきたら、実際に話したことを思い出しながら、会話らしく書いていきます。
 カギかっこの前と後で行をかえるということも、実際に見本を示しながら指導します。