作文の丘からの
作文の送り方

















Online作文教室 言葉の森
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電話 045-353-9061(045-353-9061 平日9:00~19:30)
 



■はじめに  

 言葉の森では、2023年7月より、作文用紙と封筒用紙の郵送を廃止することにしました。
 これは、郵送によるやりとりを前提にした仕組みが、時代に合わなくなってきたと判断したためです。
 これまで、作文用紙の郵送を行ってきた方には、このたびの変更により、いろいろお手数をおかけすると思いますが、事情をご理解のうえご了解くださるようお願いいたします。
 作文の画像を送信するというところがわかりにくいと思いますので、ホームページの記事をプリントしたものをお送りします。
 うまく送れないときは、いつでもご遠慮なく言葉の森までお電話でおたずねください。



■新学期からの封筒用紙廃止に伴う住所シールの貼り方について  4723
 7月の新学期から、作文用紙と封筒用紙を廃止します。

 これまで、作文用紙には、自分あての住所シールを貼る欄がありましたが、これからは、お使いになる作文用紙の裏面に、次のようにご自分の住所シールを貼ってくださるようお願いいたします。

▼お使いになる作文用紙の裏面(作文用紙は縦置き)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ┏━━━━━━┓
┃  1~2cmの幅→            ┃┏━┓   ┃
┃  ┏━━━━━━━━━━━━━┓    ┃┗━┛   ┃
┃2~┃             ┃    ┃      ┃
┃3cm┃ 自分あての住所シール  ┃    ┃      ┃
┃の幅┃             ┃    ┃      ┃
┃ ↓┃             ┃    ┃      ┃
┃  ┃             ┃    ┃      ┃
┃  ┃             ┃    ┃      ┃
┃  ┗━━━━━━━━━━━━━┛    ┃      ┃
┃                     ┗━━━━━━┛

 先生あての住所シールは、お使いになる封筒に貼ってください。

 A4サイズの用紙をこれまでの封筒用紙のように折って封筒を作成していただいても結構です。
 



■【重要】7月の新学期から作文用紙と封筒用紙の配布を廃止します――手書きの人は作文ノートの利用をおすすめします  4762

ヤマボウシ

●動画:https://youtu.be/lq7w-SthL3k

 言葉の森では、これまで、学期ごとに作文を書くための作文用紙と郵送のための封筒用紙をお送りしていました。

 これは、作文のやりとりをするのに郵送という手段しかない時代に作ったシステムだったからです。

 しかし、作文の郵送によるやりとりには、難点がいくつかありました。

1.郵送のやりとりに時間がかかる
2.郵送したものが、郵送の過程で紛失してしまうことがある(特に近年増えている)
3.作文用紙は保存しにくいので散逸することが多い
4.振替授業で、他の講師が担当した場合、その生徒のそれまでの作文が読めない(したがって、他の講師や事務局による指導ができない)
5.生徒が作文を提出したかどうかが、翌週になるまでわからない(ウェブへのアップロードならその日のうちにわかる)

 そこで、今後、次のようなやり方を中心にしていきたいと思います。

1.手書きの生徒は、作文ノートを購入していただき、ノートに書いた作文を画像として送信していただく
2.パソコン入力できる生徒は、パソコンで作文を書き、それをウェブから送信していただく
3.郵送のやりとりを希望される方は、市販の作文用紙を購入していただき、それを郵送で送っていただく(封筒も各自でご用意ください)

 作文ノートには、次のようなものがあります。

ジャポニカ学習帳 作文帳 120字
https://www.amazon.co.jp/dp/B00CBNV4VS/
(低学年用)


コクヨ キャンパスノート 作文罫 200字
https://www.amazon.co.jp/dp/B0012ORDXA/
(中高学年用)


 作文の画像送信の仕方は、下記のとおりですが、わかりにくい場合は、いつでもお電話でおたずねください。

1.作文の丘に行き、コード、パスワードなどを入れます。


2.本文は空欄で結構です。
 本文にgoogleフォトなどの共有リンクを貼り付けることもできます。


3.「参照」ボタンをクリックし、パソコンの中にあるJPGファイルをアップロードします。(ファイルが複数枚あるときは、参照を複数回繰り返し、最後にまとめて送信します)


4.自分のパソコンの中からアップロードするJPGファイルを探します(例の場合は4つ)。


5.1つずつ順に「参照」でアップロードします(図は1つ目のファイルがアップロードされる状態)。


6.全部を「参照」でアップロードしたら「送信」ボタンを押します。


7.アップロードが成功すると画面が切り替わります。


8.手書き原稿がアップロードされた状態。



 iPhoneで撮影した画像は、jpgファイルではないことがあるので、その場合は設定を変更してお送りください。

iPhoneで撮影した「.HEIC」形式の画像ファイルをJPG・JPEG形式に変換する方法は、ウェブで検索すると出てきます。


 なお、赤ペン添削とパソコン入力について、時どきご質問をいただくので、言葉の森の方針を説明します。

1.言葉の森は、赤ペン添削をする必要はないと思っています。
 作文で重要なのは、書かれている作文の構成・題材・表現・主題の内容をよくすることです。
 赤ペンは、主に表記のミスについて指摘する際に使われますが、表記のミスは口頭又は文章で説明すれば十分で、子供の読書力の向上に伴って自然に直っていくものです。
 逆に読む力がつかないうちは、赤ペンで何度添削をしても、正しい表記になるのは時間がかかります。

2.作文は漢字を書く練習にはなりません。子供は、自分の使える漢字で書くので、作文で新しい漢字を覚えるようなことはありません。
 漢字は、作文の勉強を兼ねてやるものではなく、漢字の練習として独自にやっていくものです。

3.受験で作文がある場合、パソコンで書いている人は、受験の3か月から半年前に手書きに戻せば、手書きの感覚はすぐに取り戻せます。
 作文で大事なのは、書かれている内容ですから、内容さえしっかり書けていれば、いつでも手書きで書くことはできるようになります。
 パソコン入力の利点は、疲労度が少ないことと、森リン点などの目標を作りやすいことです。

●作文ノートの利用と字数の数え方

 作文ノートには、200字詰め(20マス10行)、120字詰め(15マス8行)、150字詰め(15マス10行)などさまざまな規格があります。
 中には、162字詰め(18マス9行)など、意味不明のものもあります(笑)。

 この作文ノートを使うときに、最初の1ページ目から書くと、最初のページは、片面になってしまいます。
 次のページからは見開きになりますが、最初だけ片面だと、写真を撮るときに体裁が悪くなります。

【5ページの作文を書いた場合】
┏━━━━┓
┃    ┃1ページ目
┃    ┃(文字が横になることが多い)
┗━━━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃2、3ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃4、5ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
 これを最初からこのようにすると、体裁がよくなります。
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃1、2ページ目
┃  ┃  ┃(前のページは空のこともある)
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃3、4ページ目
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃
┗━━┻━━┛
┏━━┳━━┓
┃  ┃  ┃
┃  ┃  ┃5ページ目
┃  ┃  ┃(6ページ目は空になることもある)
┃  ┃  ┃(空ページには絵などをかいてもいい)
┗━━┻━━┛


●作文ノートの字数の数え方

 作文ノートの使い方と字数の数え方は、次のようにします。
 ただし、これは一応の基準ですから、全員がそうしなければいけないというものではありません。
 標準の書き方として参考にしてください。

 1行目に、3マス空けて題名を書きます。
 2行目に、下から1マス空けて名前を書きます。
 名前は、できるだけニックネーム(ペンネーム)にしてください。 3行目から、本文を書き出します。

★字数は、1行目の題名、2行目の名前も、それぞれ1行分の字数として数えます。
 全体の字数を数えやすいことを優先します。

★200字詰め(20×10行)の作文ノートを使っている人以外、つまり、小学校低学年の人は、できれば、作文の末尾に、カッコ書きで字数を書いておいてください。
 いろいろな字数と行数のノートを見ると、先生が字数を数えるときに苦労するからです。
 できる人は、末尾に字数記録ということをお願いします。



■作文用紙の廃止とウェブへのアップロードのすすめ――閉ざされた作文指導から、客観的で開かれた作文指導へ  4771

ホタルブクロ

 言葉の森は、この7月から、作文用紙の配布をやめ、作文ノートを中心に作文を書いていただくようにします。

 小学校高学年、又は、中学生以上の生徒には、できるだけパソコン入力で作文を書いていただくようにします。

 作文ノートに書いたものは、そのままでは郵送できないので、写真に撮ってウェブにアップロードしていただくようにしてください。
 ノートをコピーして、郵送するということもできますが、そのような手間と時間をかけるよりも、ウェブアップロードを選択していただく方がいいと思います。

 郵送による作文のやりとりの欠点は、担当する先生しか作文が見られないことです。
 また、郵送に日数がかかることと、たまに郵送の途中で作文が紛失してしまう場合があることです。
 昔は、紛失は年に1回あるかないかという程度でしたが、今は増えています。

 郵送は、届くまでの日数がかかるので、担当の先生は、その作文が到着するまで、生徒が作文を提出したかどうかがわかりません。
 ウェブにアップロードするかたちであれば、その日のうちに生徒の作文が確認できます。

 ウェブにアップロードされた作文であれば、担当の先生以外に、事務局や他の先生からのアドバイスも受けることができます。
 振替授業のときも、振替を担当する先生がその生徒の作文を見て指導することができます。
 これが、開かれた作文指導という意味です。

 また、パソコンでテキスト入力された作文であれば、森リン点が表示されます。
 その森リン点の説明も、担当の先生だけでなく、事務局で行うことができます。
 これが、客観的な作文指導という意味です。


 言葉の森は、日本で最初に作文指導を始めた教室です。
 それまでの日本には、作文の指導をする教室という概念自体がありませんでした。
 だから、40年前、言葉の森の作文教室に最初に来た生徒はたった2人でした(笑)。

 当時、学校で行われていたのは、生徒に作文を書かせて、先生が主観的に添削するという昔ながらのやり方でした。
 今も、そのやり方が続いています。

 生徒に作文を書かせて、先生が添削するというやり方で、上達する子はほとんどいません。
 上手な子は、いつも上手に書けるし、下手な子はずっと下手なままです。
 それは、指導の仕方が閉ざされていて、客観的ではないからです。
 また、作文指導で生徒に力をつけることのできる先生は、きわめて限られているからです。

 言葉の森は、日本の作文教育のフラッグシップです。
 言葉の森で作文の勉強をすれば、生徒によって時間がかかることはあっても、誰でも必ず上達します。
 時間がかかる生徒がいるのは、読書力が不足していることがあるからです。


 開かれた客観的な作文指導を行うために、この7月から、作文用紙を廃止します。
 保護者と生徒のみなさんは、できるだけウェブへのアップロード、又は、パソコンによるテキスト入力を行ってくださるようお願いします。

 パソコンによるテキスト入力は、小学5年生以上からがおすすめです。
 手書きによる勉強は、学校でも家庭でも十分に行っているので、週に1回の作文は、パソコン入力にしていく方がいいのです。


 なお、7月からの新学期については、作文ノートの見本として、幼長、小学1、2年生の生徒には120字詰め又は150字詰めの作文帳、小学3、4、5、6年生の生徒には、200字詰めの作文帳をお送りします。
 見本の作文帳をお送りするのは、今学期だけです。
 この作文帳を参考に、各自で作文用のノートをご用意くださるようお願いいたします。

 中学生以上の生徒は、できるだけパソコンのテキスト入力に切り替えて、森リン点を目標に作文の練習をしていってくださるようお願いいたします。










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