合格する作文にはコツがある。志望校の傾向に合わせた受験作文指導。
志望校別の受験作文対策
受験作文の勉強の仕方には、コツがあります。
それは、
(1)構成を意識して書くこと、
(2)個性と感動のある体験を盛り込むこと、
(3)光る表現を入れること、
(4)深い意見を書くこと、です。
言葉の森では、これらを具体的に指導します。
そして、受験作文の勉強の前提として、志望校の過去問をもとに今後予想される傾向を考えておくことです。
■1.言葉の森の受験作文小冊子■2.大阪市立咲くやこの花中■3.学芸大附属国際中■4.学習院女子中■5.京都府立洛北高附属中■6.渋谷教育学園渋谷中■7.千葉県立千葉中■8.千葉市立稲毛高付属中■9.東大附属中■10.都立桜修館中■11.都立大泉高附属中■12.都立小石川中■13.都立立川国際中■14.都立白鴎高附属中■15.都立富士高附属中■16.都立三鷹中■17.都立南多摩中■18.都立武蔵高附属中■19.都立両国高附属中■20.兵庫県立芦屋国際中■21.立教女学院中■22.200字作文■23.編入試験■24.大阪府立北野高校■25.千葉県立千葉高校■26.都立国際高校■27.都立西高校■28.早稲田大高等学院(高校)■29.慶應義塾大学■30.その他:受験作文小論文(課題の岩)言葉の森の生徒のこれまでの合格実績(中学校の部)
高校・大学の部は、
https://www.mori7.com/goukaku-b01.php
公立中高一貫校 | 私立中高一貫校 |
---|
茨城県日立一高附属中 | 長野県立松本秀峰中 | 浅野中 | 聖光学院中 |
愛媛県立松山西中 | 長野市立長野中 | 麻布中 | 聖心女子学院初等科 |
大阪教育大附属池田中 | 名古屋大附属中 | 栄光学園中 | 清泉女学院中 |
大阪市立咲くやこの花中 | 新潟県立燕中 | 延暦寺学園比叡山高等学校比叡山中 | 聖徳学園中 |
大阪府立水都国際中 | 新潟大学教育学部附属新潟中 | 桜蔭中 | 西武学園文理中 |
岡山県立倉敷天城中 | 沼津市立沼津高附属中 | 大妻中 | 清風中 |
岡山県立大安寺中 | 兵庫県立芦屋国際中 | 大妻多摩中 | 聖ヨゼフ学園中 |
お茶の水女子大附属中 | 福岡県立輝翔館中 | 学習院中 | 洗足学園中 |
香川県立高松北中 | 広島大附属福山中 | 海城中 | 千里国際学園中 |
鹿児島県立楠隼中 | 宮城県立古川黎明中 | 開智中 | 捜真女学校中 |
川崎市立川崎高附属中 | 宮崎県立宮崎西高附属中 | 開智未来中 | 大成中 |
京都市立春日丘中 | 山形大附属小 | 鎌倉女学院中 | 高輪中 |
京都府立園部高付属中 | 横浜国大附属鎌倉中 | 鎌倉女子大学中等部 | 滝中 |
京都府立福知山高附属中 | 横浜市立南高附属中 | 関東学院中 | 中央大附属中 |
京都府立洛南高附属中 | | 京華中 | 田園調布中 |
京都府立洛北高附属中 | | 京華女子中 | 東海大付属相模高等中 |
群馬県立中央中 | | 京都産業大学附属中 | 東京純心女子中 |
神戸大学附属中 | | 共立第二女子中 | 東京都市大等々力中 |
さいたま市立浦和中 | | 公文国際学園中 | 東京農業大第一高中 |
滋賀大教育学部附属中 | | 慶應義塾湘南藤沢中等部 | 同志社中 |
静岡大学教育学部附属静岡中 | | 恵泉女学園中 | 同志社女子中 |
信州大附属中 | | 甲陽学院中 | 東大寺学園中 |
仙台市立仙台青陵中 | | 金光学園中 | 桐朋女子中 |
千葉県立千葉中 | 私立中高一貫校続き | 国学院大学栃木中 | 長崎日本大学中 |
千葉市立稲毛高附属中 | 早稲田中 | 才教学園中 | 名古屋中 |
千葉大附属中 | 和光中 | 栄東中 | 灘中 |
千代田区立九段中 | 麗澤瑞浪中 | 静岡聖光学院中 | 奈良女子大学附属中 |
筑波大学附属中 | 麗澤中 | 自修館中 | 新潟明訓中 |
筑波大附属駒場中 | 立命館中 | 自由学園中 | 日大三中 |
東京学芸大附属国際中 | 立正大学付属立正中 | 渋谷教育学園渋谷中 | 浜松学芸中 |
東京大附属中 | 立教女学院中 | 渋谷教育学園幕張中 | 東山中 |
東京都立桜修館中 | 横浜雙葉中 | 秀明中 | 日向学院中 |
東京都立大泉高附属中 | 横浜共立学園中 | 頌栄女子学院中 | フェリス女学院中 |
東京都立小石川中 | 横浜女学院中 | 湘南学園中 | 宝仙学園中 |
東京都立白鴎高附属中 | 山梨学院中 | 湘南白百合学園中 | 本郷中 |
東京都立富士中 | 八雲学園中 | 城北中 | 松本秀峰中 |
東京都立三鷹中 | 盛岡中央高附属中 | 昭和学院秀英中 | 聖園女学院中 |
東京都立南多摩中 | 明星学園中 | 白梅学園清修中 | 三田国際中 |
東京都立武蔵高附属中 | 茗溪学園中 | 白百合学園中 | 宮崎学園中 |
長崎県立諫早高附属中 | 武蔵野大中 | 逗子開成中 | 宮崎日大附属中 |
言葉の森の生徒のこれまでの合格実績(高校・大学の部)
中学校の部は、
https://www.mori7.com/goukaku-a01.php
高校 | 大学 |
---|
郁文館高校 | 東海大学附属相模高校 | 青山学院大学 | 東京薬科大学 |
英理女子学院高校 | 東京藝術大学音楽学部附属音楽高校 | 岩手大学理工学部 | 同志社大学グローバルコミュ…学部 |
愛媛県立松山東高校 | 東京都立北園高校 | 学習院大学 | 東北大学理学部 |
愛媛県立大洲高校 | 東京都立国立高校 | 神奈川大学 | 東北大学大学院理学研究科 |
大阪府立茨木高校 | 東京都立国分寺高校 | 関西学院大学理工学部生命医化学科 | 東洋大学 |
お茶の水女子大学附属高校 | 東京都立産業技術高専 | 京都大学医学部 | 日本大学医学部 |
神奈川県立鎌倉高校 | 東京都立竹早高校 | 京都大学農学部 | 日本医科大学医学部 |
神奈川県立湘南高校 | 東京都立西高校 | 京都大学文学部 | 一橋大学商学部 |
神奈川県立多摩高校 | 東京都立富士高校 | 京都橘大学 | 弘前大学医学部 |
神奈川県立横浜国際高校 | 東京都立白鴎高校 | 慶應義塾大学環境情報学部 | 佛教大学 |
神奈川県立横浜翠嵐高校 | 東京都立日野台高校 | 慶応義塾大学経済学部 | 法政大学現代福祉学部臨床心理学科 |
神奈川県立横浜南陵高校 | 東京都立東大和南高校 | 慶應義塾大学総合政策学部 | 北海道大学水産学部 |
鎌倉学園高校 | 同志社国際高校 | 慶應義塾大学文学部 | 前橋工科大学 |
京都市立紫野高校 | 豊島岡女子学園高校 | 慶應義塾大学法学部 | 明治大学 |
京都府立東稜高校 | 栃木県立宇都宮女子高校 | 慶應義塾大学理工学部 | 横浜市立大学医学部 |
京都市立堀川音楽高校 | 名古屋高校 | 慶應義塾大学医学部 | 立教大学法学部 |
慶應義塾高校 | 名古屋大学教育学部附属高校 | 恵泉女学園大学 | 立正大学文学部哲学科 |
慶應義塾女子高校 | 新田高校 | 神戸大学法学部 | 立教大学経営学部国際経営学科 |
慶應志木高校 | 兵庫県立篠山産業高校 | 國學院大學文学部史学科 | 立命館大学理工学部環境都市工学科 |
国際基督教大学高校 | 広尾学園高校 | 國學院大学人間開発学部 | 早稲田大学社会学部 |
国立東京工業高等専門学校 | 福島県立小高校商業高校 | 国際基督教大学 | 早稲田大学政治経済学部 |
小山工業高等専門学校 | 法政大学国際高校 | 静岡理工科大学理工学部 | 早稲田大学先進理工学部 |
滋賀県立膳所高校 | 宝仙学園高校 | 自治医科大学 | 早稲田大学文学部 |
滋賀県立彦根東高校 | 三重高校 | 上智大学外国語学部 | |
志学館高校 | 宮城県古川高校 | 上智大学総合人間科学部 | |
渋谷教育学園幕張高校 | 名城大学附属高校 | 上智大学文学部 | |
順天高校 | 桃山高校 | 成城大学経済学部 | |
昭和学院高校 | 山口県立下関西高校 | 玉川大学教育学部 | |
専修大学松戸高校 | 山手学院高校 | 千葉工業大学工学部 | |
仙台育英高校 | 山梨県立甲府西高 | 中央大学 | |
仙台第二高校 | 横浜高校 | 津田塾大学英文学科 | |
相愛高校 | 横浜サイエンスフロンティア高校 | 東海大学工学部動力機械工学科 | |
千葉県立千葉高校 | 横浜市立金沢高校 | 東京医科大学医学部看護学科 | |
千葉県立千葉東高校 | 横浜市立柏陽高校 | 東京医科歯科大学 | |
千葉県立東葛飾高校 | 横浜隼人高校 | 東京藝術大学音楽学部 | |
千葉県立船橋高校 | 早稲田実業高校 | 東京女子大学 | |
千葉東高校 | 早稲田佐賀高校 | 東京大学文科1類 | |
昭和学院秀英高校 | 早稲田本庄高校 | 東京大学文科2類 | |
東京電機大高校 | 山手学院高校 | 東京大学理科1類 | |
都立大泉高校 | 和光高校 | 東京大学理科3類 | |
言葉の森の卒業生からのメッセージ
◆S.K.さん((東京大学文科二類合格)より
9年間お世話になりました、S.K.です。
国語をはじめとして、私の勉強の基礎は言葉の森にあったと感じています。国語は一番の得意教科で、模試でも全国順位一桁台をとっていました。 毎週文章を書き添削をしていただいたこと、毎日長文を音読していたことで、国語力がつき、小論文や他の科目の論述も全く困ることがありませんでした。言葉の森でついた力はこの先もずっと役立つと思います。
小さい頃からどのように勉強していたのかと最近よく聞かれますが、私はいつも真っ先に言葉の森と珠算だと答えています。
私は、毎週楽しく作文を書き国語力がついたということはもちろん、電話での受け答えに慣れたことなど勉強以外の点でも言葉の森に感謝しています。
春から新しく大学生活が始まりますが、言葉の森で学んだことを生かして、また新しい様々なことを学んでいけたらなあと思います。 本当にありがとうございました。
◆M.T.くん(一橋大商学部・早稲田大政経学部合格)より
皆さんこんにちは。
今日は、私の言葉の森での勉強の話、そして皆さんの作文に少し役立つかもしれないお話をしたいと思います。
私は、小学4年生の時に言葉の森の勉強を始めました。小学3年生の時の文集では、何を書いていいのか分からない状態で、「お世話になったのは、×年×組の○○さん、○○さん…」と列記して行数を埋めるという状態でした。
そんな私は、言葉の森の勉強をすることで、文章を「組み立てる」ことができるようになったと思います。実際、4年生の最後に書いた文集は、自分の体験を生かした面白い文章だと褒められるようになりました。
言葉の森の勉強をするにあたって、毎回、自分の好きなことを書いてください。毎日やっている野球やサッカーの話、学校の面白い先生の話、習いごとのピアノの話などなど。
皆さんが嫌いなことを作文に書いても、きっと楽しくありません。せっかく、言葉の森のテーマは詳しく決められてはいないのだから、皆さんの好きなことを書きましょう。
言葉の森の作文には「設計図」がありますよね。たとえば、「書き出しの工夫」とともに一つの考えを書いてから、その理由を2つあげて、最後に「光る表現」を加えてまとめます。
作文を書くのが得意になってきたら、だんだんこの「設計図」を、自分なりに「崩してゆく」ことをしたいと思うようになるでしょう。私の場合、最初は学校の作文などでも、言葉の森で習ったような型で書いていましたが、作文が楽しくなると、それを自分なりに変え、いくつかの学期でのポイントを組み合わせるようになりました。小学校高学年や中学生になったら、そうやって「自分らしい作文」を作れるようにもなっていってほしいと思います。
文章を書ける人は、自分の思いを伝えられるし、いろんな考えを人と話し合えるようになると思います。
言葉の「森」で、一つでも多くの、素敵な「言の葉」を見つけられるように、毎週の作文に取り組んでください。
さ、こんな難しいことは考えないで、まずは今週の作文を楽しみましょう! 応援しています♪
◆Y.A.さん(早稲田大政経学部合格)より
私は、言葉の森で11年間勉強を続けてきました。私が言葉の森を始めたのは、小学1年生のときです。母に連れられて来た教室で、初めて書いた作文を先生に見せたとき、その日見た夢の話を書いた支離滅裂な文章にも関わらず、「面白いね」と褒めてくださいました。これが、私が11年間作文を書き続ける原動力になりました。
言葉の森の良さは、まず何よりも、とにかく褒めてくれることだと思います。
小学校高学年になると、自由な題名ではなく、長文の感想文を書く課題に変わりました。毎日音読する長文を理解し、考え、文章にすることは決して簡単なことではありません。最初は字数もなかなか書けずにはがゆい思いもしましたが、言葉の森の先生方の指導のおかげで次第に書けるようになりました。
長文音読や暗唱は、私の場合、毎日できたわけではありません。むしろサボってしまうことが多く、先生からの電話がかかってくる前に慌てて読むなどということもよくありました。それでも言葉の森の教材に載っていた長文はとても強く印象に残っており、様々な文章に触れることで、自分自身の興味関心の幅を広げ、考える力を養うことができたと思います。
私が受けた早稲田大学政治経済学部の総合選抜入試では、一次試験で英語、国語それぞれ2時間の論述試験がありました。1題の長文を読み、それに関する問いに英語、または日本語で答える論述形式の試験です。
私は私立文系の一般入試の勉強を主にしていたので、総合選抜入試には十分な対策を立てて臨んだわけではありませんでしたが、言葉の森で鍛えた文章力が私を助けてくれました。
試験会場には、これまで言葉の森で書いた自分の作文のコピーを持っていき、休み時間に眺めていました。自分が毎週、考えをめぐらし背伸びをして書いた文章は、どんな素晴らしい参考書よりも私に自信を与えてくれました。
言葉の森で学んだ勉強は、入試だけに役立ったわけではありません。学校での読書感想文の課題や、授業で書かされる小論文、また国語の試験においても、自分の頭で考え、文章を書けるということは、何よりも自分の強みになりました。
(※この生徒は読書感想文コンクールなどにもよく入選していました。言葉の森)
文章力は、英単語を覚えるように暗記でどうにかなるわけではありませんし、小手先のテクニックですぐ身につくものでもありません。私は、週に一度、自分の頭で考え文章を書くということの積み重ねによって、文章力を鍛え、自分自身を成長させることができたと思います。
言葉の森のいちばんの良さは、楽しく勉強できるところです。言葉の森で書いた作文はどんなアルバムよりも、私自身の成長の記録となり、言葉の森で身につけた力は、これからの私の人生においても、大きな支えになっていくと思います。
◆卒業生への質問
今年、卒業した生徒に勉強のことを質問をしました。
質問
「言葉の森の勉強をしたことでどう変わったか」
言葉の森の勉強には、「文章を書く馬力」がつくことに最大のメリットがある。文章構成を先に示して作文させることで、ある程度の長さの文章を書く経験が得られる。これは小学校低学年の生徒が得られそうで得られない最大の経験だ。私の場合、この経験を積むことで、長い文章を書くことが楽しくなった。さらに、長い文章を書けるようになり、それを継続することで、自分の文章は洗練されていったと思う。(私は、文章は「量→質」の順に成長すると考えるが、言葉の森の学習法はそれに適している。)(M君 一橋大・慶應大経済学部)
毎週作文を書くことで、文章を書くことが話すことと同じくらい自然なことになった。大学受験でも、学校のテストでも、文章を書けといわれてとまどうということがなくなった。また、作文の説明や評価を先生から聞くことは、学校の先生でも身内でもない大人の意見を聞くことであり、自分の視野を広げ、精神的に成長させたと思う。(Nさん 早稲田大政経学部・文学部など)
質問
「国語力・文章力をつけることのメリットは」
国語力の向上により、難しい考えや思考に触れる機会が増える。その難しい考えを表現する文章力をつけることは、自分の考えを形成することだと思う。大学受験を通して感じたのは、どの教科をとっても、記述を中心とした学習を行った生徒ほど、マーク式の入試でも有利になっていることだ。これは、記述を中心とした学習により、より深い思考力が身につくことを示している。そして、その記述の前提となっているのが文章力だと思う。文章を書く地力がなければ、記述式の問題演習はスムーズに行えない。(M君)
国語力・文章力をつけることは、自分の好奇心を育て全ての学習の基盤を育てることになる。文字を読むことが苦痛だと、それだけで自分に対するチャンスが少なくなると思う。例えば、最近は新聞を読む学生が少ない。しかし、話題が多種多様なものを読むことで、自分が普段触れることのないテーマに出会い、そこで意外な興味を持つ可能性もある。(Nさん)
◆K.M.さん(慶應義塾大学文学部合格)より
私が言葉の森で作文の勉強を始めたのは、小学1年生の8月でした。
やっと、電話で知らない人と、なんとか話すことができるようになったのが、そのころだったのです。
初めは、本当に、聞かれたことに「はい」と返事をするのがやっとでした。「いいえ」すらも言いにくかったので、沈黙してしまったり。そうすると、先生が「じゃあこうだったのかな?」と逆の質問をしてくれて、やっと「はい」が言えるときに口を開くというような状態でした(笑)。
それでも、先生の質問に答えるかたちで、書くことを決め、電話の後に、今度は母が同じような質問をするので、その答えを作文用紙に書いていったというような記憶があります。
できあがった、確か100字程度の作文は、作文と言えるようなものでもありませんでしたが、返却された作文を見ると、先生が、作文用紙いっぱいに花丸をつけてくれていて、たくさんの「上手!」「うまい!」「すごい!」という文字が踊っているのを見て、大変満足し、「これからも続ける!」と宣言したのでした。
低学年の間は、基本的に毎週そのような調子で気分よく書いていたのですが、字数ランキングに燃えて、ひたすら長く(内容の薄い作文を)書いていたこともありました。かなり時間もかかりましたが、「すごく長くかけたねえ!」と、先生に褒めてもらえるのが嬉しくて、とにかく長く、1000字、2000字と書いていたのです。今思うと、先生にご迷惑だったような。思い出してみると、母もいつも先生に謝っていたような記憶が蘇りました(笑)。
中学年になると、題名が決まっていたので、最初は書きにくく感じましたが、このころは、課題について、父や母や祖母に取材をするのを楽しんでいた時期でもありました。感想文課題は、内容も難しいし、書くのが大変でしたが、先生もいつもヒントを与えてくれたし、両親も、協力してくれました。
5年生になると、長文の内容はさらに難易度が上がり、そのときの私にとって、「難しい」というより「分からない」文章になってしまいました。しかし、たとえ長文全体をよく理解できなくても、感想文を書くことができるように説明してもらえたし(実際、それでなんとか形になっていたと思います)、また、何度も音読をしているうちに、最初は全く分からなかった文章が何となく理解できるようになる、という経験もできました。おかげで、難しい文章に取り組むのが怖くなくなったというか、落ち着いてくり返し読めば分かる、と信じて読めるようになりました。この経験は、その後の中学受験でも、大学受験でも役に立ったと思います。
また、私は、低学年のころから自分でパソコンで作文を書いていたのですが、「今読んでいる本」の欄を利用して、担当の先生と雑談をしたこともいい思い出です。例えば、当時流行っていたドラマの原作小説を読み、それを読書欄に書くついでに、お気に入りの主演俳優の話を書くと、先生も講評の中で返事をくれて、翌週の電話でまた好きなアイドルの話をしたり……といった具合に盛り上がったのも、とても嬉しかったです。言葉の森では、学校の先生よりも長く一人の先生に習うこともあるので、そのような交流が深まるのも楽しいことだと思います。
中学受験を挟み、言葉の森をお休みした時期がありましたが、再開後に取り組んだ勉強は、より具体的に受験小論文に役立ちました。小論文の構成を教えてもらって、どんな形で、どんな順番で書いていけばいいのか、という枠を決められるようになり、中学3年間で勉強した書き方で、ほぼどんなテーマにも対応できる自信がつきました。
実際の第一志望校の小論文課題は、制限字数が短かったのですが、基本的には、言葉の森で教わった「構成」「題材」「表現」「主題」を意識することで、対応できました。そのおかげで、他の教科の勉強に多くの時間を割くことができ、また、例えば、英語の長文を読む際にも、言葉の森の勉強で身につけた日本語読解力に助けられたと思うので、やはり、作文の勉強は、多くのアドバンテージを与えてくれたと思います。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
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