KotobanomoriNo.747
言葉の森新聞
2002年2月2週号
文責 中根克明(森川林)
東大後期小論文コース
今春から、東大後期小論文コースがスタートします。
これは、新高校3年生を対象に、通常の高校3年生の教材とは別に、東大の小論文の過去問(主に文一・文三、一部慶応大・早稲田大も)を教材として使い、受験用の小論文を学習するものです。
新高校3年生には、通常の教材と東大後期小論文コースの教材と、両方の教材をお渡ししますので、どちらでも自由に選択してください。新高校3年生以外の学年の方は、ホームページで課題をごらんになれます。
言葉の森では、このほか、どの大学の小論文指導にも対応しますので、ご希望があればご連絡ください。
資料1.東京大学の募集人員(2001年度)
どの学部も定員の約1割を小論文を中心とした後期試験で選抜しています。
文一(法) 605人 前期 544人 後期 61人
文二(経) 365人 前期 327人 後期 38人
文三(文) 495人 前期 441人 後期 54人
理一(工)1,147人 前期1,025人 後期 122人
理二(農) 551人 前期 492人 後期 59人
理三(医) 90人 前期 80人 後期 10人
資料2.後期試験(文一・文三)の選抜方法(2001年度)
後期試験3月13日・14日
受験者数約1000人
↓
センター試験の成績で募集人員の5倍(約300人)に絞る
国語、英語、地歴(日本史・世界史・地理)または数学(数1・数A)、公民(現代社会・倫理・政治経済)のうち4教科4科目で81〜85%の得点が合格ライン
↓
第二次学力試験
英文1500語を読んでの小論文1500字150分・日本文5000字を読んでの小論文2400字150分
英文はかなり長いがそれほど難しくはない(国立大なので英単語はすべて高校で習う範囲)。
東大の後期試験は、全教科が万遍なくできるいわゆる従来の東大生タイプでない受験生を募集するという趣旨でスタートしました。
そのため、私大の3教科受験生で英語と小論文に自信のある生徒が受験するのに適した学力試験になっています。
第一次選抜のセンター試験は、受験生の平均点が6割になることを基準に作られている試験なので、8割の得点を取ることはそれほど難しくはありません。
したがって、私大を受験するための勉強に専念しつつ、英語と小論文に自信があれば、特別の準備をせずに東大後期試験に挑戦できます。
資料3.後期試験攻略のポイント
(1)150分で1200字の小論文を2本書く力をつける
(2)英語の長文(赤本で4ページ半程度)を速読する力をつける
(3)センター試験の、国語・英語・地歴・公民で8割得点する
資料4.英文の小論文課題(2001年度)
The logical positivists said that a sentence has a meaning only in so far as it is possible to define whether it is true or false. It is important here to maintain the distinction between a false and a meaningless sentence. If, for instance, I say "Next year Christmas Eve falls on 27 December", the sentence is false but not meaning-
less. I can demonstrate that it is false merely by looking at the calendar or from my knowledge that Christmas Eve automatically falls on 24 December every year. If, on the other hand, I say "The soul is a substance", I have in fact said nothing at all. The sentence is neither true nor false. It is meaningless, for I cannot possibly prove or disprove it.
Here the task of philosophy was seen as the rationalization of language and philosophers suggested the idea of a unified language, that is, a language structured in such a way that everyone could use and understand it. Such a ratlonahzed language may consist only of two types of words: (a) words referring to things
which can be observed, and (b) words referring to the relationship of these words to one another, that is to say, words such as 'and', 'or', 'not', and so forth.
(以下略。実際の英文は、この約8倍です)
*logical positivists(論理実証主義者)
言葉の森のページ紹介
言葉の森のページの中でおもしろそうなものを紹介します。
字数ランキングhttp://www.mori7.com/kouen/kawarank.html
全生徒の現在までの合計字数ランキングです。ほぼ毎日更新していますので、生徒のみなさんが書いた作文の字数は、次の週にはこのランキングに反映されます。
眼の休憩http://www.mori7.com/me/rittai.html
絵を眺めていると、文字が浮かび上がります。
作文を書いていて、眼がつかれたときにどうぞ。よけい眼がくたびれるかもしれませんが。(^^ゞ
浮かび上がる文字は、やさしいほうから順に、「あ・さ・が・お・ひ・ま・わ・り」です。
森のカレンダー
http://www.mori7.com/sky/cal/calall/webcal.cgi
カレンダーには、全員の誕生日が掲載されています。自分の誕生日が掲載されていない場合はご連絡ください。
言葉の森のホームページは、現在、PHPとMySQLを中心としたページに改造中です。
今年のゴールデンウィークごろに作り直す予定です。
光る表現(小1−小2)
2002年2月2週号●くるみさん
(いのね/幼長)の作文より(メグ先生/1.4週)きのう、わたしは(あかずきんちゃんの)せいかつはっぴょうかいをしました。ちょっときんちょうしましたが、わたしはほんとのあかずきんちゃんになったようでした。【評】きっと、かわいいあかずきんちゃんになったのでしょうね。先生も見たかったなあ。
●チビさん
(いあに/小2)の作文より(スピカ先生/1.3週)でもそのときは台風のような風と雨でした。それに走るときなどはバケツがひっくりかえったような大雨でした。こうずいのようでこわかったです。 評:たとえがたくさん使えたね。「雨」にたいする表現がいろいろ考えられた。どんな雨だったか、とってもよくわかりました。
●航さん
(いかほ/小2)の作文より(ポプリ先生/1.3週)前から雪があたるのも、目で見ると、上からも左からも右からもふっているように見えました。風も強くて、ジャンバーにバチバチ当りました。その夜、八王子に帰ってきたらエクステリアのやねに雪がどっさりつもっていて、地めんは一めん白くかわっていました。まるでアイスクリームの川のようです。二十七日の朝、雨がふって雪がとけてしまいました。(ああ、今年はじめての雪だったのに。)と思って、ちょっとがっかりしました。でも、雨で雪がほう石のようにかがやいていました。評:たとえがじょうず。目にうかびます。
●くわがたさん
(いきと/小2)の作文より(ポプリ先生/1.4週)ぼくは、小さいときにねじや石やナットをよく、あつめていました。それと野菜をどろつきでばりばり食べていました。ときににんじんは大こうぶつでした。くいしんぼうなのはいまとかわりません。それから、びょう気になったこともありました。ねつが出てけいれんをおこしたことが何かいもありました。ぜんそくほっさをおこしたこともありました。ぼくは、びょう気のことはあんまりおぼえていませんが、(お母さんはたいへんだったんだな。)と、手紙をよんで、思いました。ぼくは、みんなにかわいがってもらっていたんだと、わかりました。評:ほんとうにみんなにたいせつにされたんだね。これからも自分のことをたいせつにね。
●リッチさん
(いしれ/小2)の作文より(けいこ先生/1.3週)(さな田ひもには)三びら四びし五びしというのがあって、五びしというのは五本の麦わらであんだもので、麦わらぼう子の一ばん上の方につかわれていて、四びしは、四本の麦わらであまれていて、麦わらぼう子だとまん中の方につかわれていて、三びらはさいごのしあげのことで、麦わらぼう子の一ばん下の方につかわれているそうです。わたしは、いつも、あむのがむずかしくて、下手だなぁ、と思ってくずしてしまったりしたけれど、少しずつ上手になりました。何でもあきらめずに、がんばってやることが大切だと思いました。 評:さな田ひものせつめいと、あんでみたことについての感そうを、わかりやすくまとめられたね。こんど、麦わらぼうしをよく見てみるよ!
●いちごさん
(いすも/小2)の作文より(けいこ先生/1.3週)いよいよおわかれの時がきました。もう一人のお友だちのミキが「アメリカはせんそうをしているからもう会えないでしょう。ミセスパーカー、行かないで、沖縄にいて!!」と言って泣きだしました。それを聞いて、わたしもかなしくなって泣いてしまいました。そしてミセス・パーカーは、「泣かないで、えがおを見せて。」と言いました。でもミセス・パーカーも泣いていました。そして泣きやむことができませんでした。私の頭のさきから足の先まで、体ぜんぶがかなしいよーと泣いていました。本当にかなしかったです。 評:去年のたんにんの先生だった、ミセス・パーカーとのおわかれの場めん。お友だちもいちごさんも、そして先生もとてもかなしかったのね。ミセス・パーカーがすてきな先生で、いちごさんは先生が大好きだったことがよくわかるよ。
●ミニリュウさん
(いにと/小2)の作文より(ぴのこ先生/1.4週)楽しい楽しい雪まつりの一日でした。本当におもしろかったです。また、どさどさじゃんじゃら雪がふったら、たたかいごっこや、もっともっと大きな雪だるまロボットを何こも作ってみたいです。【評】はくりょくのあるふりかた! 41年ぶりの雪は本当にすごかったんだね。
●ビョークさん
(いぬも/小2)の作文より(ポプリ先生/1.3週)そこのみちはしずかでさびしいみちですが、すてきな家がならんでいますし、ときどきかわいい犬がとおるのでほっとします。・・・小さな角をまがると、白いビルは見えます。そこがわたしの家です。家にかえるとわたしはほっとします。評:心のなかのきもちがよく書けました。よくできました。
●葵さん
(いひな/小2)の作文より(そら先生/1.4週)それのくりかえしで、トムのひげがとうとう一本になってしまったとき、★この文しょうは二年生ではなかなか書けないよ。すごい!
光る表現(小3)
2002年2月2週号●ゆうちゃんさん
(いいし/小3)の作文より(メグ先生/1.4週)ぼくは、「大きな力」の「な」という字の点と、丸くするところがむずかしかったです。「き」という字は、はねる部分がむずかしかったです。【評】書き初めで「大きな力」と書いたゆうちゃん。どこが一番むずかしかったかをくわしく書くことができたね。
●まいまいさん
(いかす/小3)の作文より(さかな先生/1.3週)なんと!そこには、一匹も毛虫がいなく、まるで、めちゃくちゃに演奏していた合唱団の指揮が、いきなり止まったように静まり返っていました。★評:道一面に広がる毛虫の大群を発見した一年後。何事もなく普通の景色がかえって不思議に思えるね。何と言っても、たとえがユニークだね!
●フレディさん
(いせそ/小3)の作文より(ふじのみや先生/1.3週)みかんは、ぶよぶよになっていました。 私には、おじいちゃんが手を動かすたびにいっしょに動くみかんが、まるでおじいちゃんにあやつられているように見えました。 【評】微生物のせいで、くさってしまったミカン。 なんだかゆうれいのようで、ぶきみだなぁ。
●ウイングさん
(いたら/小3)の作文より(メグ先生/1.4週)でも、なんかいもころびました。ゆきはとってもふわふわしていたので、いたくありませんでした。ゆきはまるで、かき氷のようです。すいすいすべっていると、すっごくすっごくきもちよかったです。【評】スキーのいいところは、ころんでもあまりいたくないところですよね。
●ポッターさん
(いねり/小3)の作文より(はるな先生/1.4週)わたしは、「ハリーポッター」映画を見ていて、自分がハリーポッターのように、ぼうけんをしている気分でした。2時間ぐらいたって、映画がおわっても、わたしの頭の中では、「もう一度、もう一度。」と、くりかえしくりかえし、想像していて、まるで、脳がわたしに指示を出しているみたいでした。(講評);映画を見終わった後も、興奮(こうふん)がさめやらなくて、主人公になったような気分がただよっているようで、もう一度みたい! というあなたの思いが、強く伝わってきました。
光る表現(小4)
2002年2月2週号●みいきんさん
(いきゆ/小4)の作文より(けいこ先生/1.3週)わたしの一番きらいなものは、うちのクラスの男子です。わたしは、「男子の頭って、のうみそじゃなくて、おみそが入っているのかな。」と思うほどです。 評:いたずらばかりして、ぼう力もふるうクラスの男の子達。頭の中をのぞいてみてみたいくらいだね。
●りんこさん
(いしか/小4)の作文より(ふじのみや先生/1.3週)(アメリカシロヒトリが)荷物にくっついていくのは、まるで、にんじゃのようです。【評】おもしろい〈●たとえ〉だね。船の中では、しのびの術。 陸についたら、分身の術。 おそるべし、アメリカシロヒトリ!
●駿作さん
(いしと/小4)の作文より(メグ先生/1.4週)友達としゃべりながら行くと寒いことを忘れてしました。話がとぎれて寒くなりました。【評】「話がとぎれて寒くなる」というところに駿作君のセンスの良さを感じます。
●きのこさん
(いすこ/小4)の作文より(ゆうこ先生/1.3週)けれどもこの曲で初めて、シンバルを担当しました。シンバルは小学生用なのに、指が曲がるほど重たいです。白手袋をすれば少しは重く感じなくなります。それでも、この日はいつもより重く感じて、落としそうになりました。【講評】きのこさんの、ドキドキ♪した気持ち、緊張感が伝わり、先生もドキドキです(^-^)
●YOTOさん
(いせい/小4)の作文より(ぴのこ先生/1.4週)帰ってから、ノートに書いてわけるときに幼虫の毛が手などについてかゆくなるけど、ほうりださずにがんばっています。理由は、あとで割合を計算したりするのが楽しそうだからと、標本がたくさんふえるからと、これが夏休みの自由研究につながるからです。 目標は百こだけど今のまゆの数は百七十一です。イラガは人をさすとかゆくなるから、これも一種の害虫くじょ(?)だと思います。【評】目標を持ってがんばっている気持ちと様子がよくつたわってくるね。
●たんぽぽさん
(いそく/小4)の作文より(メグ先生/2.1週)焼き肉の音は、ジュウジュウと、とてもおいしそうでした。そのにおいがいいこと、今にも手が出そうでした。【評】これを読んだら、きっと誰でも焼き肉屋さんに行きたいと思うでしょう。
●アミーゴさん
(いそと/小4)の作文より(ゆうこ先生/1.3週)わたしがいいなと思ったところもあります。それはアメリカシロヒトリが多い所は、アメリカシロヒトリを食べるクモなどがいないと意味していることです。わたしは、虫が大きらいなのでクモがいないほうがいいと思いました。けれど、虫は虫の生き方があるので、どんなに小さなありも大きなクモもいき物なのだから、きらいだと思わないで、家の中にいてもいいと思うようになりたいです。ハチなどは、人間がこわいからおそってくるのです。【講評】ハチ、クモ、アリ……、身近な虫がたくさん登場しました。本当は大きらいな虫のお話でしたが、頑張って虫に目を向けてくれました(^_^)v
●翔太さん
(いはせ/小4)の作文より(きりこ先生/1.2週)ダイアゴン横丁は僕が本を読んで想像していたより大きくて魔法の道具がたくさんありました。ダイアゴン横丁のような所があるのならば僕はぜったいに行ってみたいです。<本と比較して自分の気持ちを書いたところが良いね。>
光る表現(小5−社)
2002年2月2週号●えりさん
(あなふ/小5)の作文より(きりこ先生/1.3週)うーん、私はソクラテスを尊敬しちゃいます。私は知らないことすら知らないですから。<長文の内容をよく理解できましたね。>
●健太さん
(いせつ/小5)の作文より(メグ先生/1.2週)父が言うには、僕のタイミングの悪さは、「生まれ付き」だそうだ。それは、僕が生まれた日に関係がある。僕は、水曜日に生まれた。その週、父は金曜日まではどうしても帰れない出張だった。しかし、僕は水曜日に生まれた。その為、父は金曜日まで僕に会えなかった。父は、「まるで蛇の生殺しのようだった!」と言っている。【評】お父さんのつらい気持ちがよくわかります。
●たこ焼きさん
(いとつ/小5)の作文より(ぴのこ先生/1.4週)「あきらめない人、知恵を手に入れようとあくことなく努める人に」と言うところがすごく感動した。ソクラテスの言う通りだと思う。これからの人生のなか、ソクラテスがいっている「あきらめない人」に挑戦したい!! 【評】あきらめない人への挑戦、とてもすてきだね! ガンバレ!!
●咲恵さん
(いなふ/小5)の作文より(ぴのこ先生/1.3週)このように二種類しかないと書いてあることに疑問をもちました。【評】なるほどそうだね。疑問を感じることはとてもいいことなのと同時に、とても良く読みこんでる証拠だね。
●シュシュさん
(あさつ/小6)の作文より(メグ先生/2.1週)幕が上がった。たくさんの顔が舞台をみている。私ははじから2番目なので私の前に人は誰もいない。急に緊張感がわき上がってきた。私がドキドキしている間にも、時間は進んでいる。先生の指揮棒が振り下ろされた。吹いているうちに、サマーレッスンなどたくさん練習してきたことが思い出され、重い緊張のかたまりのようなものが薄れてきて、程よい緊張感を味わうことができた。たくさんの練習をしても、ほんの何分かで曲は終わる。幕が下りたときそれまではりつめていた糸のようなものがきれ、あちこちからほっとしたような雰囲気が伝わってきた。終わったという実感が湧いてきて、満足感が後に残った。【評】気持ちの変化が実に見事に表現されています。
●早紀子さん
(いおよ/小6)の作文より(さかな先生/1.3週)全部当たり前の世界は驚きがないしたいくつだ。だから(たぶん)人々はハラハラドキドキしておもしろい本やマンガ・ゲームを求めるのではないだろうか。★評:なかなか鋭い指摘だなぁ。現実の中にも、感動や驚きを感じられるといいのだけれど。
●史子さん
(いぬは/小6)の作文より(みち先生/1.2週)(縄跳のダブルダッジができた)うれしくて飛び回ってしまいました。《評》気持ちを動作で表現しストレートに伝わってきます。−冬休みは、人間にとってチャレンジと楽しい日々をくれると思いました。《評》心がけ次第で冬休みが楽しい日になりましたね。−何回してもタイミングがあわず途中でやめようと考えた時もありましたが、ここまでやってきたので一生懸命取り組みました。しかし、本番当日、一回もできなかった悔しさから朝早く学校に来てしまいました。たった十分の練習でしたが自信がつくような気がしました。《評》あきらめないで努力する史子さんらしいところが表れています。あと一歩の努力が成功に結びつき感動でしたね。
●しっぽさん
(ほし/中1)の作文より(メグ先生/2.1週)人間にとって愛情とは、単なる甘えではなく、きちんとした人間に育つための材料だと思う。【評】愛情と甘えは別のもの。人を育てるためには、真の意味での愛情が必要ですね。
●GTOさん
(えま/高2)の作文より(メグ先生/2.1週)偏差値が高いと良いのか?それは、難易度が高いと世間一般の人には、理解出来ないものがあり、自分がわからないことを知っているということで、それを学ぶ学生さんは、頭が良いということになる。このことによって、人々は他の人にはわからないものを追い求めるようになる。地位や名誉を大事にする日本人は、そのためにいつしか本当の目的を忘れ、動き始めているのではないだろうか。【評】学問とは何のためにあるのか、もう一度原点に戻って考えてみる必要があるね。
●香奈子さん
(いし/社)の作文より(森川林先生/1.4週)スポーツマンはあえて自分の体を酷使する。自分を追い込んでいくことで大きな栄光を修める。不運なことは何かの縁であり、幸福にたどる途中道にすぎないのだ。どうせならば、不運を認めて過ごすよりも幸せの手前なのだと思い込んだほうが幸せである。◆評:「不運なことは……」が名言。不幸に見えることも、考え方によっては幸福の途中の姿なんだろうね。
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