KotobanomoriNo.760
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言葉の森新聞 |
2002年5月3週号
文責 中根克明(森川林)
5.1〜5.2週の評価データの一部にエラー
ゴールデンウィークもやっと終わりました。私(森川林)は例年どおり、連休中は朝から晩までふだんできないまとまった仕事をすることにしています。最近は、子供も大きくなったので、一緒にザリガニを取りに行ったり潮干狩りに行ったりしないで済むから気楽なものです。しかし、やや寂しい気も(笑)。
さて、その連休中、「山のたより」をウェブ化するために、アクセスのデータをMySQLに出力することにしました。その際、「4.1週」などの週の数値を、単精度浮動小数点型から倍精度浮動小数点型に変更したところ、「4.1週」が「4.09週」などとなってしまいました。当初はこの事情がわからず、原因調査に時間がかかり、結局5月8日の朝になってやっと解決しました。連休はもう終わっていました。^^; (あとから考えてみると、小数点を固定するためには、通貨型やDECIMAL型にしておけばよかったようです)
このため、5.1〜5.2週の「山のたより」は、点数や回数が多すぎたり少なすぎたりという誤った表示があちこちにあったことと思います。
5.3週の山のたよりからは正しく表示されていると思いますが、4月からのデータを一度すべて入れ直しているので、中には漏れているデータがあるかもしれません。お気づきの点がありましたらお知らせください。
なお、ウェブ用の「山のたより」は、まだ実験中ですが、ごらんになる方はこちらまで。
http://www.mori7.com/oka/iyama.php
小6の6.1週の長文に難読漢字
小6の6.1週の長文に「翅鞘(ししょう)」という読みにくい漢字が、読みがなをつけないまま載っていました。
意味は、「甲虫(こうちゅう)のなかまは、前ばねが固くなっている。これを翅鞘という」です。
http://www1.harenet.ne.jp/~mihoku/data_musi/musi_alb/ward.htm
教えてくれた生徒の方、調べてくれた先生、どうもありがとうございました。
*・:.,;☆6.1週に作文進級テスト☆`:;,.*
言葉の森新聞3月4週号で、次のように進級の流れを紹介しました。
言葉の森では、当初A1級からL4級までの作文の進度を決めて指導していました。しかし、途中で、それまであった印刷物の教材をすべてデジタル化する必要性が出てきたので、その作業が完了するまで、進級基準を一時保留にして、全学年一律の指導をするようにしていました。 今回、全教材のデジタル化が半分以上進みましたので、この4月から学年一律の指導ではなく進度に応じた指導をしていきたいと思います。 この進級試験に、項目指導を活用しますので、ふだんの作文の勉強も、進級試験に合格することを一つの目標として取り組むようにしていってください。 各級の目標は次のとおりです。 0A1→B4級:作文の表記を身につけ楽しく書く習慣をつける C1→C4級:中心を決め、表現をくふうして書く D1→D4級:表現をくふうし、長くくわしく書く E1→E4級:表現をくふうし構成を意識して書く F1→F4級:構成を考え感想に重点を置いて書く G1→G4級:意見文の基本的な構成を身につける H1→H4級:二つの異なる意見を比較して考える書き方を身につける I1→I4級:象徴的な題名を主題化する書き方を身につけ J1→J4級:人文科学のテーマを書く書き方を身につける K1→K4級:社会科学のテーマを書く書き方を身につける L1→L4級:自然科学のテーマを書く書き方を身につける |
言葉の森4月1週号で、項目表による評価について次のように説明しています。
項目表の●印と★印の項目ができるように勉強していきましょう。 ●印と★印の項目が十分にできる人は、◎印の項目も勉強していきましょう。 項目表のキーワードが作文の中に入ると、その項目が合格という扱いになります。 |
講師内部での打ち合わせ事項(3.27メール)として、点数評価については次のように決めました。
進級試験(1学期は4〜6月、2学期は7〜9月、3学期は10〜12月、4学期は1〜3月) 普段の努力は、賞状で評価することにして、進級については、期日を決めて進級試験を行います。 進級の基準は、●項目が全部できているということです。機械的にキーワードの有無で採点していきます。中学生以上は時間制限の項目がありますが、これは自己申告方式をもとに評価すると無理があるので、★扱いにします。 進級できない生徒は留級になります。1・2・3学期の進級試験は仮進級・仮留級の扱いで、どの生徒も一応次の学期の課題に進みます。しかし、4学期目の進級試験は本進級・本留級で、進級できない生徒は同じ課題をもう1年繰り返すようにします。ただし、全く同じ課題だとやりにくいので、留級用の第二教材を作ることを考えています。 進級は、学期ごとに合否に応じてプラスマイナスの点数をつけ、1・2・3・4学期の点数の合計で決めます。1学期±1、2学期±2、3学期±3、4学期±4で合計が1以上進級、0以下留級、−6以下降級。 |
進級の流れ
6月1週の進級テストで●項目が全部できるとプラス1点で進級となります。●項目が一つでもできないとマイナス1点で留級となります。このプラスマイナス1点は、次の2学期に持ち越されます。
▼±1 ▼±2 ▼±3 ▼±4
┳1学期合(+1)┳2学期合(+3)┳3学期合(+6)┳4学期合(+10)━◎進級
┃ ┃ ┃ ┗4学期否(+2)━━◎進級
┃ ┃ ┗3学期否( 0)┳4学期合(+4)━━◎進級
┃ ┃ ┗4学期否(−4)━━△留級
┃ ┗2学期否(−1)┳3学期合(+2)┳4学期合(+6)━━◎進級
┃ ┃ ┗4学期否(−2)━━△留級
┃ ┗3学期否(−4)┳4学期合( 0)━━△留級
┃ ┗4学期否(−8)━━×降級
┗1学期否(−1)┳2学期合(+1)┳3学期合(+4)┳4学期合(+8)━━◎進級
┃ ┃ ┗4学期否( 0)━━△留級
┃ ┗3学期否(−2)┳4学期合(+2)━━◎進級
┃ ┗4学期否(−6)━━×降級
┗2学期否(−3)┳3学期合( 0)┳4学期合(+4)━━◎進級
┃ ┗4学期否(−4)━━△留級
┗3学期否(−6)┳4学期合(−2)━━△留級
┗4学期否(−10)━×降級
勉強は素質ではない
「勉強のできる人できない人」(和田秀樹著・中経出版)という本に、勉強の素質について参考になる記事が二つありました。著者は実際に受験指導などで多くの子供たちの勉強を見てきた人ですので、話にも説得力があります。
一つは、「エリート幼児はなぜ大学受験にてこずるのか」。刺激的な題名です(笑)。日本でいちばんの難関と言われるK大附属小学校に入学した子供たちは高校までエスカレーター式に行けますが、高校3年生になると、推薦入試でもそのK大学に合格できないというケースが珍しくないそうです。もともとは優れた素質に恵まれていた子供たちでも、中学受験や高校受験や大学受験という節目になる時期のいずれかに勉強の習慣がつけられないと、その素質はどんどんさびついてしまうということです。
もう一つは、「エリート家系も素質論は通用しない」。再び刺激的な題名です。両親が東大出身などという場合、子供が意外と勉強が苦手になるということが少なくないそうです。両親がそれぞれ優秀であれば自然に社会的にも活躍していて多忙です。そうすれば、子供に手間をかける時間がどうしても少なくなります。子供の学力は、親のかけた手間ひまに比例します。もともとの素質がどれほどよくても、勉強に手間をかけられなかった子供の学力はやはり低迷してしまうということです。
さて、ここで終わってしまうと、「うちは、親もエリートじゃないし、子供もエリートじゃないからよかった」で済んでしまいそうなので(笑)、では、どうしたらいいのかということを再びこの本から。
というのも、実際に、私立小学校でしっかりと高3まで勉強している人も、両親が多忙な中でしっかり子育てをしている人も、私の身近にいるからです。
小学校時代の勉強は、「詰め込みをしっかり」と「計算を苦手にしない」と、この本には書かれています。
詰め込みというと誤解がありそうでが、要するに短文暗唱や長文音読のような基礎をしっかり身につけさせることが重要なのだと思います。小学校時代は昔ながらの「読み書きそろばん」が勉強の中心です。
次に、中学・高校時代の勉強は、「文学文よりも論説文を」「英会話よりも英語の読み書き能力を」「数学のトレーニングを」ということです。
文学や英会話が役に立たないというのではありません。また、数学は考え方の基本がわかっていればいいという考えにも一理あります。しかし、現代の教育では、物語文重視の国語、英会話重視の英語、考え方重視の数学がいずれも行き過ぎています。国語は論説文に、英語は読解に、数学は問題演習に、いずれももっと時間を取る必要があります。
大学時代の勉強は、「レポート作成能力」「プレゼンテーション能力」「専門的な能力」ということです。
「レポート作成能力」については、言葉の森を卒業して今は社会人になっている生徒がよく、「今ごろになって言葉の森の勉強が役にたっています」というメールを寄せてくれます。中には、言葉の森にいる間、あまり熱心に勉強していなかった人もいますが(笑)。
勉強は素質ではなく努力です。しかも、その努力が見当はずれの努力にならないように、方向を定めていく必要があります。その方向は実は単純です。あとはそれを継続する意志が必要だということでしょう。
※「あらかじめの教育(2)」は、次回5月4週号に掲載します。
光る表現(幼長−小3) 2002年5月3週号今回の「光る表現」は、4月からのデータをすべて入れなおしたため、
これまでに既に掲載されたものがもう一度掲載されている場合があります
。●ななみさん
(いまの/幼長)の作文より(メグ先生/4.19週)つくったひこうきだいでひこうきをとばしてみました。まるでとりのようにとびました。【評】じょうずなたとえがつかえたね!
●ななみさん
(いまの/幼長)の作文より(メグ先生/5.1週)なわとびのゲームとドラえもんのボールいれのゲームとキティちゃんすくいをしました。どのゲームもドキドキしながらやりました。とってもとってもたのしかったです。【評】ゲームは、はらはらドキドキしながらやるのがたのしいよね。
●ひよこさん
(いにへ/小1)の作文より(けいこ先生/4.19週)(入学)式が終わり外に出てみると、朝、くらかった空がうそのように晴れ、うららかな春のようきがもどっていました。青いすんだ空をながめていると、まるで、今の私の心をあらわしているようで、「よぉし、これからはりきって、この湯田小でがんばるぞ。」という気持ちがみなぎってきました。気がつくと、朝の不安な気持ちはすっかりとおちつき、私の顔にも笑顔がひろがっていました。 評:空のようすと、自分の気持ちをうまくかさねてせつめいできた。これから楽しく学校に通えそうだね!
●亮佑さん
(いまね/小1)の作文より(えんぴつ先生/4.09週)ぞくぞくしました。こわかったけどたのしかったです。★【評】:ぞくぞくして、こわくって、たのしかったのね。いろ〜んなきもちが、たくさんつたわってきますよ。「つかれた、ディズニーシー」というタイトルも、おもしろいね。きもちが、とってもゆたかだね♪♪
●亮佑さん
(いまね/小1)の作文より(えんぴつ先生/4.3週)はやくおおきくなるのをみたいな。★【評】:なんだか、とってもきもちのいいあさのくうきが、つたわってくるよ。
●耀子さん
(いむか/小1)の作文より(メグ先生/5.1週)ようせいさんは、ねているあいだにくるのでサンタさんのようだとおもいました。【評】夜の間にやってきて、決してすがたを見せることのないようせいをサンタクロースにたとえたところが上手です。
●クリリンさん
(いあし/小2)の作文より(けいこ先生/4.19週)(入学しきの)歌がおわったら、うたう前のドキドキ気分がすっかりとんで、一つおねえさんになった気がしました。小さないもうとたちは、きんちょうして、ふあんそうな顔をしていました。そういえばわたしも、(1年生のときに)「そうだったなぁ。先生はやさしいかなぁ。おねえさんは遊んでくれるかなぁ。」と心ぱいしながら聞いていました。 評:2年生になってほこらし気な気持ちと、1年生を思いやる気持ち、ふたつがしっかりまとめられた。
●コナンさん
(いすみ/小2)の作文より(ふじのみや先生/4.09週)ぼくはそのとき、めんどうだなーというかおをしました。まるで、しゅくだいがたくさんあるようにおもいました。 ☆しゅくだいということばで、きもちが、とてもよくわかります!
●りょうさん
(いつみ/小2)の作文より(みのり先生/4.09週)もう一つすごいとおもったことは、ちょうきょうしがなげたフリスビーを一かいでとったことです。水の中から水の上のものを見ると、ひかりのくっせつによってまがって見えます。それなのに、イルカは、どこにフリスビーがとんでくるのかをよそくできるのです。イルカがそこまでかしこいとは、しりませんでした。(評)むずかしいことをわかりやすくせつめいできたね。イルカのすごさがよくわかったよ。
●マッキーさん
(いなく/小2)の作文より(メグ先生/4.09週)おわりにビンゴをやりました。わたしは一ばんにあたりました。そのごほうびは、二このチョコレートです。そのとき、わたしは、体がはじけるほどうれしかったです。【評】マッキーちゃんがどんなにうれしかったかがよくわかります。
●みのちゃんさん
(いぬほ/小2)の作文より(きりこ先生/4.09週)まるでライオンのたてがみのようでした。まわっているときにお空もお山もくるくるまわっていました。<たとえが上手に使えたね。てつぼうをしているときのようすがよく書けましたね。>
●みのちゃんさん
(いぬほ/小2)の作文より(きりこ先生/4.19週)まるで、わたしは、おわらいげい人みたいです。<たとえが上手に書けたね。>
●カムイさん
(いぬや/小2)の作文より(ポプリ先生/5.1週)けっこんする人は、まりこちゃんとたかしくんです。ぼくのおねえさんはフラワーガールになりました。そしてぼくは、リングボーイになりました。とても、とてもきんちょうしていましたから、ちょっとはやくあるいてしまいました。評:どきどきして早足になってしまったようすがよくつたわってきますよ。
●航さん
(いのも/小2)の作文より(メグ先生/4.09週)きんようび、おとうさんは、おこった。まるできつねのかおのようだった。(中略)おとうさんは、まだおこっている。おねえちゃんは、おふろにうずくまっている。たいへんだー。【評】ただならぬふんいきがつたわってきます。
●航さん
(いのも/小2)の作文より(メグ先生/5.1週)ぼくはなんてやさしいめだかたちだろうとおもいました。ずっとずっと生きていてほしいです。【評】こなふうに思えるのは、航くんがやさしいからだと思うよ。
●よもぎさん
(いはや/小2)の作文より(ふじのみや先生/4.19週)ぼくはそおとき「まえよりもっとなかよくなってうれしいな。」 まるでこころのなかにお日さまがでたようでした。 ☆うれしく、楽しいきもちを、お日さまであらわしたんだね。
●将司さん
(いほな/小2)の作文より(メグ先生/5.1週)だれもすんでいないいえに花がいっぱいさいていました。その花の花びらをとって「花びらのまい」といってとばしました。【評】風にまう花びらはきれいだったでしょうね。
●希衣さん
(いむく/小2)の作文より(ゆり先生/4.3週)(そろばんを習って)さいしょは、むづかしかったけどなれてくるとかんたんでした。でもいまのは、とくにむづかしいです。先生をなんかいか「わかりません」とよんでしまいます。だけどしっぱいは、せいこうのもとです。だからすこしはずかしいけどなんとかやれています。【評:「しっぱいはせいこうのもと」なんて言葉をすぐに作文につかえるなんてすごいね。】
●みのりさん
(いこの/小3)の作文より(メグ先生/5.1週)まずたまごをボールに三こわります。そうしたらフライパンにバターをのせてたまごを入れてぐちゅぐちゅまぜます。そしてとろとろだと思ったときに火をとめたらまだすこしまぜます。そうしたらおさらに入れてできあがりです。おかあさんが「おいしいね。」といってくれました。まるできいろいヒヨコをたべているようでした。【評】現在形を使いながらスクランブルエッグの作り方を説明することができたね。たとえも上手です。
●充さん
(いさせ/小3)の作文より(スズラン先生/4.09週)きょうは、れんこんのきんぴらを作りました。お母さんがれんこんを大きめにきったのを、ぼくが、ほうちょうで一口サイズに切ります。それからめんぼうでかるくたたきます。・・略・・れんこんをごまあぶらでいためて、しおは多めとみりん少なめであじをつけて、さいごにごまをふります。:評:おいしいれんこんのきんぴらのできあがり! 大成功でしたね。
●充さん
(いさせ/小3)の作文より(スズラン先生/4.19週)(夜、電話がきたとき)お母さんがでて、びっくりした声で、「ええっ。」と言ったので、ぼくは、びっくりして「どうしたの。」とききました。お母さんは、すぐ、「なごやのおばあちゃんがたおれたんだって。」と言いました。:評:おばあちゃんが倒れたという突然の電話におどろいているようすが、つよく伝わってくる会話ですね。
●真水さん
(いすく/小3)の作文より(きりこ先生/4.09週)「ガーガーガガガー!!」とひめいをだすのを見て、フラミンゴも人間と同じなんだなーと思いました。<フラミンゴの鳴き声をひめいという言葉を使ってまみちゃんの感じた音で表現しているところがいいね。>
●真水さん
(いすく/小3)の作文より(きりこ先生/4.19週)道の心はいろいろなしあわせがつまっているんだなー。
●いちごさん
(いすも/小3)の作文より(けいこ先生/4.19週)(日本一おいしいラーメン『いちらん』のラーメンを)一口食べてみると、もうたまらん!! わたしの口の中でとんこつ・ねぎ・ごま・とうがらし、いろいろな味がえんそう会をしているみたいでした。お父さんも、一口食べて、「これはうまい!! 今まで食べたラーメンの中で、さいこうにおいしい!!」と言って、目をキラキラさせてこうふんしていました。 評:おいしそう! 「いろいろな味のえんそう会」というたとえも楽しいし、こうふんしているお父さんのようすも、くわしく書けた。読んでいると、ラーメンが食べたくなるね。
●あみかさん
(いせわ/小3)の作文より(メグ先生/4.19週)ゆき子ちゃんちでかみの毛を直してもらいました。とても上手でまるでびようしさんみたいでした。【評】上手なたとえが使えたね。
●慧人さん
(いそゆ/小3)の作文より(ゆうこ先生/4.19週)黒船ばしにむかったら左にともだちの家があります。そこは、いっけんやだけど五かいだてなのでまるでマンションのように思いました。黒船ばしをわたると、ぼくの学校が見えます。【講評】学校までの道を実況中継(じっきょうちゅうけい)!!ことばのえらび方もとてもていねいですね♪
●慧人さん
(いそゆ/小3)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)まるで鳥のようにとんでいてとてもきもちよさそうだなぁと思いました。ぼくもたんぽぽのわたげのようにとんでみたいなぁと思いました。【講評】ふわふわ風にふかれながらとんでいるたんぽぽのわた毛はどこまでとんでいくのかな〜(^o^)/~
●さくらんぼさん
(いそら/小3)の作文より(スズラン先生/4.09週)きょう、しぎょうしきがありました。わたしは、おばけやしきに入るときのようにドキドキして学校に行きました。:評:新しい学年になるときは、クラスのことや先生のことなど、楽しみのような不安なような気持ちですよね。たとえが上手でした。
●さくらんぼさん
(いそら/小3)の作文より(スズラン先生/4.19週)「つくし、食べてみたら? おいしいよ。」と言われたので、食べてみたら、ネリネリしたり、モゴモゴしたりしてきもちわるかったです。:評:つくしを初めて食べてみたら、、、、口の中が大変でしたね。感じがわかりますよ。
●森のきのこさん
(いたれ/小3)の作文より(ももんが先生/4.09週)こんどは、みつかるのがとても長かったです。ちょろちょろにげまわりました。「あっ!! れいなちゃんともえちゃんがこっちにきた!!」とみちかちゃんがいいました。「にげろ〜」といいながらこんどは、トイレににげこみました。キャーキャーいいながらいったので、みつかりそうになりました。【評】スリルまんてん、どきどきのかくれんぼのようすが、つたわってきます。かぎかっこや、ようすを楽しい音で説明する(「ちょろちょろ」や「キャーキャー」という)ことばが、とてもいい!(^o^)
●すいみいさん
(いつり/小3)の作文より(けいこ先生/4.09週)でももうサンちゃんは、いつものケージの中にいない。 評:病気で死んでしまった、ハムスターのサンちゃん。空っぽのケージが、さびしさをつのらせてしまうね。
●ゆきんこさん
(いとせ/小3)の作文より(きりこ先生/4.09週)もらったとき家に帰ったらすぐおていれしようとはかせのようにピカンと思いつきました。<たとえを使って思ったことがしっかり書けましたね。>
●ゆきんこさん
(いとせ/小3)の作文より(きりこ先生/4.19週)「ライスペーパー、日本語でいうと米紙」と言ったのでおおわらいしてしまいました。<その人の人柄がよくわかる会話文が書けたね。
●ミニリュウさん
(いにと/小3)の作文より(ぴのこ先生/4.09週)とうとう来たかとかちんこちんになってしまいました。まるで、アイスブロックみたいなかんじでした。【評】きんちょうしていたようすがよくわかるよ。
●ミニリュウさん
(いにと/小3)の作文より(ぴのこ先生/4.4週)たんぽぽは、まっすぐまっすぐ少しずつとんでいったようでした。【評】ビューンと勢いよくはとんでいかないけれど、まっすぐまっすぐ空をめざしてとんでいくようすがうまくかけているね!
●秀範さん
(いぬへ/小3)の作文より(すず先生/4.2週)電車がとおっているときに、「こんどの水曜日にあそぼうね。」とかいいます。電車がとおりすぎるとすごい風がおこります。そのまま、歩道をわたります。そのまままっすぐに行ってしんごうをわたって行けば学校です。いつもこうやって行くのはつかれます。評:ひでのり君が遠い遠い道を通って学校に行っているのがよくわかりました。えらいね!!
●ビョークさん
(いぬも/小3)の作文より(ポプリ先生/4.19週)わたしはどうぶつ園に行きたくて、行きたくて、どうしてもがまんできませんでした。上野につくと、わたしは、もうどうぶつ園に行きたくてたまらないので、走っていきました。そして、門の前でピョンピョンうさぎみたいにはねました。評:とてもいいたとえです。まるで、ということばを入れるとますますいいですよ。やってみようね。
●そんごくうさん
(いのに/小3)の作文より(けいこ先生/4.19週)今ごろどこかの土の中でかえるがねぼうしていて、アリが大がかりでかえるに「もう4月になって新1年生の入学しきがもうはじまるぞ。」と、おこしに行っているかもしれません。 評:そろそろかえるも冬のねむりから目ざめるころだね。春らしい楽しい想像(そうぞう)だ。
●由華さん
(いはこ/小3)の作文より(スピカ先生/5.1週) 一番きらいなお手伝いは、新聞をとりに行くことです。とくに、休みの日に、お父さんに「新聞とってきて。」と言われると、ゲームボーイカラーをやっているわたしが「えーやだー。」と言います。すると、お父さんが、「新聞とってこーい。」とちょっとこわくなります。だからわたしは、「わかったよ。」と、ちょっとおこって言います。ときどき「新聞を、三分でとってきてくれたら十円あげる。」と言われるとダッシュで行きます。そしてお父さんから、十円ではなくて百円もらいました。 評:お父さんとの会話が生き生きと楽しくて、引用が長くなってしまった(^^;)。おてつだいはきもちのいいことだよね!
●ひよこさん
(いひな/小3)の作文より(はるな先生/4.19週)階段を見た時、なんだかオバケでも出てきそうな感じだったので、背筋がゾクゾクしてきました。それでも思いきって二人でのぼり、チラッと左をみたら、「ワッ!」と言ってしまいました。声が壁に反響したので、南美ちゃんがビックリして左を見たら、「ワッ!」南美ちゃんも言っていました。なんとそこには、黄色くピカピカ光った「南・2」と書いてある看板があったのです! 私は、「大丈夫、大丈夫。迷子になってないから。」と強がっていたのですが、本当は、(迷子になってたらどうしよう・・・・・・。)という思いが頭にありました。(中略)「こ、こ、こ、こわ〜〜〜い!!」私は今度はさすがに強がれませんでした。看板が薄暗い中で光っていたので、より恐ろしく見えました。もう怖くて怖くてたまりません。大急ぎで違うところに行くと、矢印が書いてある地図を見つけ、「西スタンド⇒」と書いてあったので、右の階段を上り長い通路を通り、左を見ると、今度は何もなくホッとして階段を降り、今度は恐怖の「北スタンド」と書いてある方に行き、上り、左を見ると「アッ!」真っ青な看板が壁にかかっていて、恐ろしくてそっちに行く気になれません。(講評);四方に、スタンドの看板が、不気味に光っており、想像以上に建物が大きくて、人っ子ひとりいない状態であることが、すぐに感じ取れました。二人の味わった恐怖感が、読み手にも迫力で伝わってきましたよ。女の子二人の、ものすごい叫び声が、先生の耳元に響いてくるようです。あなたの心の中の変化も、大きい施設の市民体育館内冒険と同時進行で、とても素直にかきあらわせました。 "☆"
●ひよこさん
(いひな/小3)の作文より(はるな先生/4.4週)・・・・ひどく大きくて、ちょっとでもはれているところをさわると、ビリビリッと電気のようにヒリヒリして、「もうさわりたくない!」と言ってしまうくらい痛いのです。毎日歯みがきをする時、出来るだけ口内炎にあたらないようにしているのですが、なにせ口の中の下の両方に出来ているので、あたってしまうのです。しかも、口の右がわの方は、まるで悪魔のバイキンがすみついて鉄の槍で突ついているかのようにさわっていなくてもいた〜いので、さわると、「わあァァッっ!いたいよ〜う〜!!!!」たちまち私の神経がパニック状態になったように痛くなります。食事をする時もおしょう油の入った小松菜のお浸しなんかを食べると、もう最悪です。おしょう油が勝手に1秒か2秒ぐらいでビリビリッと広がり、そして口内炎のあるはれたところにしみこみます。『悪魔のような口内炎』より(講評);口内炎の痛みとつらさが、読み手にじんじん伝わってきました。実際に体験した人でなければ、書けない、真に迫った題名で、内容も、具体的に説明できました。どうか、早く、口内炎の症状が治まってくれますように! <<絵537み>>
●ひよこさん
(いひな/小3)の作文より(はるな先生/5.1週)なんと折角インコを見られるチャンスだったのに、おばあちゃんの方を見てインコを見なかったのです。はっと気がついて振り返った時にはもう遅かったのです。心の中で(自分はなんという間抜けでドジなんだ。)を自分を叱っていました。帰る時は後悔のあらしでした。 (講評);単に「くやしい」と書くよりも、こういう表現をすると、より強く、読み手にあなたの無念さが伝わってきますね。<<絵1164み>>
●健一さん
(いへせ/小3)の作文より(スピカ先生/4.19週)食べ物を食べないでいておなかがすかないなんてすごいです。ぼくだったらおなかがすいておなかがグゥーグゥーなってしまいます。評:冬眠する動物についての感想文を書いてくれました。確かにこれは、驚くことのひとつだよね。自分だったら・・・、と考えたところがよかったね。
●堯志さん
(いほに/小3)の作文より(メグ先生/5.1週)お母さんが「ちゃんときれいになりました。」とやさしい声で言いました。ぼくは、うれしくなってにこっとわらいました。【評】会話のあとに声のようすが書けたね。おてつだいをしてほめてもらえると本当にうれしいよね。
●勇歩さん
(いまり/小3)の作文より(かすみ先生/4.19週)さとうくんのかおは、まるでブタみたいなかおだったよ。▲(評)かおにボールがあたっちゃったのかな? いたそう。じょうずにたとえのひょうげんができましたね。
●はっしーさん
(いむあ/小3)の作文より(メグ先生/4.19週)その道では、春になるとちょうちょが花のみつをすってとび回っています。夏になるとせみが木につかまって鳴いています。秋はこおろぎがおちばの下で鳴いている声が聞こえます。【評】学校へ行く道のようすをきせつごとに書くことができたね。
●はっしーさん
(いむあ/小3)の作文より(メグ先生/5.1週)「タオルをたたみなさい。」ぼくは、そのつるの一声で、楽しいテレビ番組を見るのを止めて、タオルをたたみはじめます。【評】「つるの一声」という表現がうまい。テレビを見るのも止めて、すぐにたたみはじめるとはえらいね。
●菜穂さん
(いりな/小3)の作文より(きりこ先生/4.19週)「ねー、みみ何組?」とよくけんかをするみみに聞きました。そしたら、「三組。」と元気よくことばがかえってきました。<みみちゃんの人柄がわかるような表現ができましたね。> 光る表現(小4) 2002年5月3週号
今回の「光る表現」は、4月からのデータをすべて入れなおしたため、
これまでに既に掲載されたものがもう一度掲載されている場合があります
。●ミニパンダさん
(あもろ/小4)の作文より(ポプリ先生/4.19週)最初見学に行った時に、しんぞうが、「ドキドキ!」となりました。「どうしたんだろう?」心の中で。言いました。とってもドキドキしているしんぞうをおさえて、「おかあさん、今日は、ただ見るだけだよね。」とおかあさんにいうと、「そうだよ。」というのでほっとしました。評:しんぞうがはちきれそうなようすがよくわかります。うまく書いたね。
●大介さん
(あよう/小4)の作文より(けいこ先生/4.19週)(パパイヤボールを食べて)ぼくは「ぐえ〜ゲロみたいや。ハリーポッターの、“百味ビーンズ”みたいやん。」と言いました。もう1回食べてみると、やっぱりゲロみたいな味です。まるで、食べ物(ピーマン・ナス・塩・さとう、肉だんご・りんご・みかん・大根など)を食べて、それを出して(ゲロ)それを丸めてかためたのかと思うぐらいまずかったです。妹(Bがた)は「おいしいで。」と言って食べていましたが、ぼくとお母さん(Oがた)は食べませんでした。血えきがたが、Oがたとそれ以外に分かれました。でも、Bがたのお父さん(パパ)は、いやだと思います。なぜならパパイヤ(お父さんはいや)だからです。 評:たとえとダジャレがおもしろいね。「パパ・イヤ〜ン」ということか!
●カヤさん
(ありそ/小4)の作文より(ゆうこ先生/4.09週)ほかに、エジプト文明てんにいきました。王ファラオの顔を書いた、石ぞうが多かったです。ミイラがあるとおもってうきうきしていたのに、ぜんぜんありませんでした。【講評】カヤさんの心の中のウキウキとガッカリがりょうほうつたわってきますね!
●真章さん
(ありる/小4)の作文より(スズラン先生/4.09週)「クイッ、クイッ」ドライバーを回して、ビデオデッキをぶんかいします。・・略・・すると、ビデオデッキの心ぞうのヘッドと、ヘッドをそうじするものと、大きいモーター一コ、小さいモーター一コ、それからねじとばねが、山ほどでてきました。それいらい、それは、ぼくの宝物になりました。:評:こわれたビデオデッキでも、お父さんが説明をしながら分解するとおもしろいものがたくさん出てきて、本当に宝物を探し出したことになりましたね。
●真章さん
(ありる/小4)の作文より(スズラン先生/4.19週)(ごま団子を食べて)ついに、団子が(灰のようなものの中から)出てきました。・・略・・そして、灰のようなものがなんだか分かりました。ゴマをすりつぶしたものに、さとうをまぜているものです。ものすごくおいしくてびっくりしました。おいしくて、しゃべることができませんでした。・・略・・団子のくしが五本、おいてありました。五万こ(ごまんこ)食べたような気持ちでした。:評:よくすりつぶした甘いごまのお団子は本当においしそう! 五万個のごまのつぶつぶがあったのかも、、、、、と思ってしまいそうなシャレが楽しいですね。
●あやこさん
(ありろ/小4)の作文より(クマのプーさん先生/4.19週)げたばこの近くだから、ラッキーと思いました。五年、六年、何組か楽しみにしています。【評】クラス替えは、うれしいこと・がっかりすること・・いろいろあるけれど、最後の思ったこととして、具体的に書けていますね。来年、再来年のことにもふれてうまくまとめることができました。
●ナオさん
(あわも/小4)の作文より(スズラン先生/4.09週)「うわー、きたなーい、なんだこのおもちゃは!!」と、おどろくようにお母さんが言いました。:評:子ども部屋を見ておどろいたお母さんの表情がわかりますね。
●ゆうちゃんさん
(いいし/小4)の作文より(メグ先生/4.19週)集団登校の時は、道は大人、学生が通りにくいです。まるで、子ども専用の道みたいでした。【評】「子ども専用の道」という表現がうまいね。
●崇さん
(いえの/小4)の作文より(クマのプーさん先生/4.3週)もどれなくなってしまった人は、霊魂におそわれて死んでしまったのだと思います。【評】ピラミッドの中をイメージして書いた!という感じが伝わってくるようです。いろいろな亡霊や恐ろしい声とかが、聞こえてきそうです。
●崇さん
(いえの/小4)の作文より(クマのプーさん先生/4.4週)魚が「いくら」を食べると、浮きがピクと動いて、グイグイと引っぱられます。そして、だんだん激しくなってきます。僕はこの瞬間がワクワクします。【評】崇君がマス釣りをしているところが目に浮ぶようですね。場面も、心の中も、手に取るようにわかるいい表現だと思いました。
●瑞幾さん
(いおね/小4)の作文より(はるな先生/4.09週)「わっ」こけそうになった。それもそのはず。だって、オスのニワトリがつつこうとして、足にひっしにからみついたのだから。まるで、なわのようだった。ぼくは、ひっしでにげた。・・・・中略・・・・「コケコッコー」やっぱりはしってきたあいつ。もっとすごいいきおいで「ダダダダダ」せいいっぱいひっしでかみついた。(講評);ニワトリ小屋での騒動(そうどう)が、目に浮かんでくるようです。にわとりを追い回し、オスにつつかれ、必死で格闘しているあなたのようすが、とてもユーモラスにかきあらわせました。すごいバトルのありさまが、会話やたとえで、いきいきと表現できましたね。
●ムリョウさん
(いかゆ/小4)の作文より(えんぴつ先生/4.09週)それを見て、ぼくはひらめきました。そして、心の中でどうするかぶつぶついっていました。★【評】:いたずらの作戦をたてて、それを実行にうつすまでの心の中のようすが、うまくかきあらわされていますねえ。このとき、亮祐君の目は、さぞかしキラキラ光っているんだろうなあ。
●ムリョウさん
(いかゆ/小4)の作文より(えんぴつ先生/4.19週)今ではなっとうが大すきです。今、なっとうをいっぱい食べれるようになったのは、こうくんのおかげです。「こうくんありがとう」と、声を大にしていいたい。★【評】:ムリョウくんのやさしさが感じられるラストです。友だちのこうくんも、このように思ってもらえたら、うれしいだろうなあ♪♪
●ムリョウさん
(いかゆ/小4)の作文より(えんぴつ先生/4.3週)「まちがえないかな、声が大きすぎないかなあ。」と心配しました。でも、さいごに先生が「じょうずだったよ。」といってくれたので、うれしくなりました。放そう委員はさいこう。★【評】:ムリョウ君のきもちが、ガンガンつたわってくるよ。さいこう♪♪
●ユータンさん
(いくい/小4)の作文より(ポプリ先生/4.19週)「おいしい!」私は、口の中にカレーを入れながら、さけんでしまいました。その黒カレーは、しおの味がきいていて、少ししょっぱく、色にくらべて、味はとてもよかったです。とてもびっくりしました。作っている時、つまりついさっきまでは「きもちわるーい。」と思っていたのですから。私は一番おいしいっと思ったのは、何と言ってもやっぱり黒カレーでした。でも一番人気のないのも黒カレーでした。評:一番の使い方、じょうずですよ。味が想像できます。ありがとう。
●春まきくんさん
(いせね/小4)の作文より(メグ先生/4.09週)ピンポンダッシュを終えるとすぐにちゅう車場のしげみにかくれた。そしてこれは毎日つづいた。まるでれんぞくぎん行ごうとうのように。【評】ちょっとこわいけれど、上手なたとえですね。
●アッキーさん
(いそか/小4)の作文より(ももんが先生/4.19週)まるで、私は、宇宙に行ってへんなごはんを食べているような感じでした。(中略…)いそいで食べました。「ふう。」とてもまずかったです。へんな味で、薬を食べているような感じでした。【評】びっくりするくらいふしぎな味が、くわしく書けていますね。「たとえ」がとても楽しい!(^o^)
●アッキーさん
(いそか/小4)の作文より(ももんが先生/4.3週)私は、ちょっと国語がにがてです。なぜなら、たくさんこたえがあり、ややこしいからです。(…中略・詩の穴うめ授業のようす…)一回目は、「おちるおちる」というところを、「のぼれのぼれ」といいました。でもまさか、「おちるおちる」とは思いませんでした。なぜなら、(ふんすいの水を)おうえんしている言葉がはいると思ったからです。【評】「なぜ」(その時に心の中で思ったこと)が、とてもていねいに書けています。気持ちとようすをまぜながら書いていくと、作文を読んでいる人も書いている人と「同じ体験をしている気持ち」になれそうね(^o^)。
●マーヤさん
(いちこ/小4)の作文より(ゆり先生/4.09週)エプロンとバンダナすがたの二人きょうだいでやったそうじは、うまくいきました。【評:”おそうじファッション”もバッチリ決めて、二人でがんばったんだね。】
●マーヤさん
(いちこ/小4)の作文より(ゆり先生/4.19週)と中、公園があります。さくらがさいているので、風がふくと、「さくらのふぶきだぁ。」と、お話することもあります。(略)わたしは、そんな自分のすんでいる町がだいだいだいだいだいだいだいすきです。【評:自然がたっぷりで、学校へいく道にもきれいなけしきに出会えるんだね。自分のすんでいる町をこんなふうに言えるのはステキですね】
●ジョナサンさん
(いにう/小4)の作文より(ふじのみや先生/4.09週)(ベッドの上で)飛んでいると、まるではんにんまえのちょうちょのようでした。 【評】ひらひら…ドタッ。パタパタ…ドタッ。こんな感じだね。
●ちーさん
(いぬえ/小4)の作文より(きりこ先生/4.19週)わたしは、 大事なものを見ると、心がゆったりします。つらいことがあるときは、少し、忘れられるような気がします。なんだか、パワーをくれているような気もします。 私は、たとえ、「一おく円で交かんして」といわれても、ぜったい交かんしません。それは、大すきな人からもらった、思い出の品だからです。<思ったことがしっかり書けましたね。>
●ポッターさん
(いねり/小4)の作文より(はるな先生/4.09週)私の手は小さいです。30センチメートルものさしの半分より小さいです。中くらいのハムスターを二匹おいても、まだ小さいくらいです。小指は、横幅が、5ミリメートルくらいしかありません。だから、おはじきのすきまなんか、すこしぐらい幅が小さかったって、らくの通ることが出来ます。・・・・中略・・・・親指と人差し指で、丸を作っても、2センチメートルのスーパーボールが、入るくらいの大きさです。でもそんな小さな私の指にもいいところがあります。ちいさいすきまに細かい物が入ったときに、とれることや、あまり手の小さい人が持てない、大きな石を持てることです。(講評);身のまわりの物を使って、自分の手のサイズを説明したところが、第三者にも、理解しやすく、とてもすぐれています。手のひらの小ささや、指の細さが、具体的にかきあらわせていて、おもしろいですし、それがまた、あなたのいろんな能力、特技につながっていることを、数字をつかって、正確に説明した点が光っています。「山椒は小粒でも、ピリリと辛い」のことわざが、ぴったりあてはまりそうな、たいへん個性的な作文でした。
●スマイリーさん
(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/4.09週)私は、あまりいたずらをしません。どうしてかというと、いたずらをしても、いいことはないからです。いたずらは、友達が困っているのを見るだけなので嫌いです。でも、少し前は友達と一緒にふざけてやっていました。たぶん、いたずらの悪さや悲しさが分からなかったのだと思います。【評】スマイリーさんの優しさが伝わってくる文章です。
●スマイリーさん
(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/5.1週)またまた私の番です。次こそ打ってやる、心の中で思いました。打てるといいな。来たぞ。1、2、3、4、今だ。ビュン。音がかすかに聞こえました。お父さんの方を見るとお父さんが打ち返していました。「やったあ。」思わず声に出していました。次からは、まるで違う人のようにどんどん打てて気持ちが良かったです。【評】次こそ打ってやるという強い気持ちを持っていたからこそ、うまく打ち返すことができたのね。
●なっちゃんさん
(いひく/小4)の作文より(ふじのみや先生/4.09週)(そうじをしているとき)みんなは、まるでほうせきをいっしょうけんめいさがしている小人のようにがんばっていました。 【評】いそがしいけれど、楽しいようすを「小人の宝さがし」にたとえたのが、おもしろいですね。
●クラッシュさん
(いふて/小4)の作文より(ひまわり先生/4.09週)カンを捨てて、駅がきれいになったら、ぼくは心の中まで、すっきりさわやかになったような気がしました。とても気持ちがよくて、それは、まるで、青い空の雲の上を歩いているような感じでした。駅は、みんなが利用する場所です。電車の運転士さんたちも、電車に乗るぼくたちも、みんなが気持ちよく電車に乗れるように、これからもきれいにしていきたいと思いました。【評】みんながこんな風に、思いやりにあふれていたら、すばらしい世の中になるでしょうね。
●彩花さん
(いへゆ/小4)の作文より(ふじのみや先生/4.19週)お父さんは、かいしゃからかえってきたとき、かほを、ふわっとわたがとんだみたいに だっこします。 【評】小さな子のやわらかさとかわいらしさを、うまく言葉にできましたね。
●瑞さん
(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/4.09週)◆評◆私(ゆえ)の机には、ないものばかり・・・。瑞君のつくえの上の様子(ようす)が、読んでいる人にとてもよく伝わってくる文章ですね。
●瑞さん
(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/4.19週)そこで、「歌をうったたり、Flashで、今度どんなアニメーションを作ろうかな。」と考えたりしながら、入りました。◆評◆一生懸命怖さをまぎらわそうとしている瑞くんの気持ちが、とてもよく表れていますね。思わず「がんばれ!」と応援(おうえん)したくなる文章です。瑞くんはのびのび書けば、読む人を夢中(むちゅう)にさせる文章を書く力を発揮(はっき)できますから、これからも自信をもって書いていってくださいね。
●MIZUさん
(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/4.4週)見せたら、「アハハハ。」と笑っていました。とってもうれしかったので、ぼくは、もっとすごい物を作ろうと思いました。◆評◆お母さんが楽しそうにしていたようすと、瑞くんがやる気になった気持ちがすなおに、生き生きと書かれていますね!
●MIZUさん
(いみち/小4)の作文より(ゆえ先生/5.2週)ぼくと槙はひだひだをつくるのがへたなので、空君に教えてもらいました。空君の方法だとこういう風に作っているそうです。まず、口を閉じます。次に、しわしわをつくります。「これでできあがり」だそうです。三人でお肉をつつんでいたので、きょうそうみたいになりました。とくにぼくと槙でやっていました。◆評◆きれいにひだひだをつけるのはむずかしいね!きょうそうしているうちに、コックさんみたいに上手になったのかな?
●陽子さん
(いみろ/小4)の作文より(きりこ先生/4.09週)ドキドキした始業式(題名)<楽しい題名がつけれたね。>
●陽子さん
(いみろ/小4)の作文より(きりこ先生/4.3週)はいる回数が多くなってきました。私が思うには、一生けんめいがんばりつづけたからだと、思います。<シュート練習から学んだことがよく書けましたね。>
●あいちゃんさん
(いむこ/小4)の作文より(きりこ先生/4.09週)まるで物おきのようなつくえでした。<たとえが上手に使えたね。>
光る表現(小5−小6) 2002年5月3週号
今回の「光る表現」は、4月からのデータをすべて入れなおしたため、
これまでに既に掲載されたものがもう一度掲載されている場合があります
。●ビーバーさん
(あにい/小5)の作文より(メグ先生/4.19週)ファスト(速い)球がファーストに送られた。でも、ファーストがエラーしたので、エラーしたファーストはエラい、と思った。【評】見事なダジャレ表現。しかも二箇所も。
●ラブリーさん
(あにせ/小5)の作文より(けいこ先生/4.19週)私は、この話を読んで後悔や失敗などをして得るものを先にいかせば良いことが分かった。 評:ただ、悔やんでいるだけでは、何も始まらないものね。「発見」をうまくまとめられた。
●ラブリーさん
(あにせ/小5)の作文より(けいこ先生/5.1週)大笑いしたことで分かったことは、笑えばみんな愉快になるということだ、誰だって、笑う時怒ったり悲しんだりはしない。辛いことだって忘れてしまう。だから、笑うことはいいことだと思う。 評:楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しく思えるのだね。
●大豆さん
(あのわ/小5)の作文より(メグ先生/5.1週)一回目は、トラと子猫の差があった。するどいきばならぬ歩兵のこうげきに、猫はただにげるしかなかった。六つ取られたとき、子猫ではなくなっていた。それはあれくるういのししだった。でも、お父さんも負けずにいのししをかるハンターになっていた。いのししは、前が見えなくなって、でたらめに走っているだけのこうげきになっていった。ハンターは、じゅうのたまを雨のようにふりそそがせていた。【評】たとえを効果的に使うことができたね。
●マロンさん
(あはち/小5)の作文より(かすみ先生/4.09週)まるでプロの試合のようだった(評)はくねつしたすごい試合だったことがよく分かる上手なたとえですね。
●みゆさん
(あはみ/小5)の作文より(めもま先生/4.19週)まるでしんぞうがとまるほどこわいと思った。【評】そうそう、「たとえの表現」とはその調子!!本当に心臓が止まっちゃったら大変だもんね!!
●ひつじさん
(あらる/小5)の作文より(メグ先生/4.09週)春は、楽しいことや面白いことだけではなく、先生が行ってしまうことがさびしいということが分かった。今は、もう桜が葉桜になっている。【評】効果的な情景の結びです。
●秀雄さん
(あろう/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.19週)やっぱり犬でも赤ちゃんは赤ちゃんなんだ。しかも、寝るとき、レモンちゃんやはるちゃんとのりあいながら寝ていたのがおもしろかった。見えているのかなあ?それとも見えていないのかなあ?【講評】人間の赤ちゃんもきちんと目が見えているようです。きっと犬の赤ちゃんも秀雄くんのことを見ていたんだろうね!
●秀雄さん
(あろう/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)ぼくのペットはグッピーとアップルちゃんがピンチで、ライムが楽みたいだ。ちなみに、アップルちゃんはハムスターで、ライムは犬だ。だから、ライムはアップルちゃんのことを、「何だこれ、遊び道具かなあ?」と思ったんだ【講評】たくさんのペットが登場する作文になりました。ペット君たちの会話文が楽しいねo(^▽^)o
●ハッピーさん
(あろる/小5)の作文より(けいこ先生/4.19週)後悔とは、今度同じ失敗をくり返さないように神様があたえた試練ではないでしょうか。人は、何も失敗せず学んでいくのは、ありえません。 評:自分の体験や課題文から、大きなまとめを導き出せた。「後悔とは……」「人は……」と書き出したのが成功のポイントだね。
●みかんさん
(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/4.09週)(…前略)一人ずつ先生とあく手をしました。その時に先生が、私に、「一年間ありがとうございました。」と言いました。私は、思わずなみだが出てしまいました。みんなもうっすらとなみだをうかべていました。【評】「思わず」や「うっすら」という、小さなことばが、とても生きています。その場のふん囲気が伝わってきますね。
●きのこさん
(いすこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.09週)ほかに好きなのは三十円のみずあめ、コーラあじのかき氷、太いフランクフルトです。食べ物だけでは面白くありません。ぼんおどりの音楽がなければふつうのお祭り(どんど焼き・さくらまつりなど)とかわりません。だからぼんおどりは欠かせません。【講評】気分はもう夏!夏のお楽しみが満載(まんさい)のバラエティ豊かな作品になりましたo(^▽^)o
●アミーゴさん
(いそと/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.09週)始まった。みんなで歌を歌いながら先生を迎えた。その時から、先生の目から涙が。その後、みんな、まるですず虫が鳴くようににぎやかに、いろいろなことをみせた。【講評】クラスのみんなが歌ったりおどったり(?おどってはいないかも!?)すず虫のようにきれいなハーモニーを奏で(かなで)ましたね♪
●アミーゴさん
(いそと/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.19週)れいせいにすることと、考えることを忘れないようにしたい。なぜなら、またピンチの時にれいせいに考えて、神様のことを思いたいからだ。【講評】アミーゴさんらしい、とても美しい表現ですね。
●ミニまろさん
(いそれ/小5)の作文より(けいこ先生/4.09週)「ああーっ!」私は声を張り上げました。なんと机をこすっていたティッシュが、水を含みすぎて、ボロボロになってしまったのです。ゆかにボロボロ落ちながら(私達は水を含むと、ダメなのォー!)と泣きさけんでいる姿は、枯れ散っている白バラのようでした……。 評:たとえがばつぐんに楽しい。水を含んでいるティッシュは、確かに涙に濡れているみたいだね。「枯れ散っている……」もうまい!
●花織さん
(いなも/小5)の作文より(ももんが先生/4.19週)私は、前から「二組は、三角△っぽいなー。」「一組は、丸○っぽいなー。」と思っていました。三角って言うのは、悪い意味ではなくて、全体の形というか、二組の人は、気の強そうな人たちというか、そんな感じでした。一組は、なんか心がみんな丸っぽいなー。ほのぼのしているなー。【評】とてもおもしろい「たとえ」の表現です。こんな風に私たちは、「色や音、形」がないものでも、まるで、それがあるように感じることができるのですね。
●花織さん
(いなも/小5)の作文より(ももんが先生/4.4週)二つを分けるなら…、きらいな人&給食委員=ラッキョのジュース。園芸委員&図書委員=いちごのジュースって感じです。【評】「いやだなあ」という気持ちと、「うれしいなあ」という気持ちを、ジュースの味にたとえたのね。とてもユニークな表現です。先生もラッキョのジュースは飲んだことないけれど、何だかものすごい味がしそうですね(^o^)。
●まりさん
(いにほ/小5)の作文より(クマのプーさん先生/4.19週)むりに自分が小さかったころにもどろうとするのではなくて、今わたしができる事をすればいいじゃないかとわたしは思う。【評】今、自分にできることをする、って地面にしっかり足がついていて前向きな姿勢を感じます。
●キティさん
(いぬこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/4.09週)太っちょおじさんはまるで、NHK連続テレビ小説ドラマ「さくら」のおじいちゃん(小林亜星)みたいだ。あれ?この太ちょお腹は見覚えがあるぞ。そうだ、この人はパパの友達だ。【講評】ユーモア表現なのかな!?(^_^)いえいえ、立派なたとえの表現です。小林亜星みたいな太ちょおじさんはどこの街にもいそうだな〜(笑)。親しみやすいたとえ表現でいいわ〜!!
●翔太さん
(いはせ/小5)の作文より(きりこ先生/4.09週)はとはポテトのまん中をつついて、その次のはとがはしを食べてと次々につつき、最後にはなくなっていた。その姿はまるで「はとぽっぽ」の歌のようでけっこうおもしろかった。<はとが一生けんめい食べているようすが上手に表現できたね。歌をたとえに使ったのもとてもいいね。>
●にゃむさん
(いひむ/小5)の作文より(ゆり先生/4.09週)(フリーマーケットで)六周ぐらいぐるぐる回って、マンガを買い、それから二周回って、なんともいえない愛くるしい表情をして、なんともいえないデカいサイズの、(中略)トロの、うきわみたいなビニールせいのだっこぬいぐるみが\400でうられてた。【評:ほりだしもの(!?)のトロを、やっと見つけた様子がくわしく書けていますね。】
●あいあいさん
(いまさ/小5)の作文より(メグ先生/5.1週)テニスをやってみて、なんでも続けることがうまくなる近道だということが分かった。【評】そのとおり。「継続は力なり」と言うものね。
●一休さんさん
(わら/小5)の作文より(森川林先生/4.09週)ぼくはなるべくお楽しみ会が誰もが楽しく笑い文句無しといった表情で終って欲しいと考えた。考えるのは簡単だが、実行させるのはむずかしいものだ。そこで先生に相談してみると、このような答えが返って来た。◆評:常体で書くと、文章の内容が自然に内面的なものになってくるね。高学年らしい書き方。
●一休さんさん
(わら/小5)の作文より(森川林先生/5.1週)僕はショートコースは初めてだった。一体どういうものなのかと知りたかった。するとお父さんは、「とにかく旗が立っているところにゴルフボールを入れればいいんだよ。」と分かりやすいような分かりにくいような説明をしてくれた。◆評:うーん、確かに分かりやすいような分かりにくいような……。
●友葵さん
(あしも/小6)の作文より(ゆり先生/4.09週)今まで、千尋ちゃんがいるのが普通だった。しかし、六年教室に、千尋ちゃんの席がないと思うと、何だか、不安だ。 でも、千尋ちゃんと私は、北極と南極に住んでいたとしても、友達だ。少しおかしいけど、クラスは違う、クラスメートだ。【評:友葵ちゃんの、千尋ちゃんを大切に思う気持ちがよく表れているね。】
●友葵さん
(あしも/小6)の作文より(ゆり先生/4.19週)昔、林といえば、ブナの木ばかりだったそうだ。しかし、ブナの木の幹はゆがんでいる。杉の幹は真っ直ぐで、杉の木で作った家の値段は高いし、林業の人達はもちろん高く買われる木の方がいいので、みんな杉の木を植えだした。それで、今、杉の木の方が多いそうだ。別に、それだけの理由なら杉の木が多くてもいいのだ。実はブナの木の方が杉の木よりも、地下水をためる力があるのだ。それなのに、杉の木ばかりを大事にして、『ブナ』の漢字を木へんに無と書くのだ。『意味の無い木』だ。(略)人間と自然は本来、仲良くするはずなのに、人間のことばかり考えて行動していると、いつか、花粉症よりもひどいしっぺ返しをくらうにちがいない。【評:聞いた話をうまく使って、上手にまとめていますね。】
●博美さん
(あちは/小6)の作文より(メグ先生/4.09週)「天は自ら助くる者を助く」ということざもあるように、人間にとって目標とは、みずからきりひらいていくものです。【評】ことわざを引用しての結びの一文。見事に決まりました。
●すみすみさん
(あない/小6)の作文より(スピカ先生/4.19週)このような大きな次元の問題は、一人がどんなにがんばっても、解決できないことだ。大勢の人が気をつけなければできないことだ。だから、逆に言うとみんなで気をつければできることなのだ。 評:論理的な展開で最後の一文が効いているね。
●えりさん
(あなふ/小6)の作文より(ももんが先生/4.09週)(あー、ぺっちゃん、一度! 一度! 一度だけでいいの! お願い! ぺっちゃん!しゃべって! お・ね・が・い・!っ)【評】大好きなぬいぐるみ(ぺっちゃん)と、お話ししたい強い気持ちが、よく伝わってきますね(^o^)。
●えりさん
(あなふ/小6)の作文より(ももんが先生/4.3週)ああ、二年前、もう言葉にできないほどおいしかった…。バナナ味のかき氷。ハワイで(しかも動物園で)夏の日差しがギラギラ照る中で、ひやっと冷たくしかも、まろやかな(クリーミィーな)味が、口の中に広がって…。【評】初めて食べた瞬間の感動が、ていねいに表現されていますね。五感の表現もたくさん使えました。うーん、おいしそう(^o^)。
●將さん
(いうや/小6)の作文より(ふじのみや先生/4.4週)白山」のふもとの緑と、街と反対側の山が見えた。山と山があってその間に街を置いたようだ。それはたぶん、まるでまちはまち(街は待ち)と神様がいい、あとで置いたかのようだった(爆)。 【評】ダイナミックなユーモア表現だね!
●有貴さん
(いおし/小6)の作文より(ふじのみや先生/4.4週)写真を言葉にすることはできるが言葉を写真にすることはできないのである。【評】名言です!
●りんごさん
(いしも/小6)の作文より(ふじのみや先生/4.09週)人間にとって目標というのは、自分を高める最高の道具だとおもう 【評】中心を自分において、目標を道具だと位置づけたのに感心!
●りんごさん
(いしも/小6)の作文より(ふじのみや先生/4.4週)人間にとって目標というのは、自分を高める最高の道具だとおもう【評】「目標」を「道具」だと考えたのがいいね。
●みんこさん
(いせあ/小6)の作文より(ふじのみや先生/4.09週)そのちらかしっぷりといったら、二、三日そうじしなかった飼育小屋と同じレベル。この時! 私は机の上をキレイにしようと決心した! 今まででこの机に近づいてなくなってない物は一つもないだろう。 【評】近づいたら消されるなんて、まるでブラックホールか神隠しだね(笑)。
●うさぎさん
(いそに/小6)の作文より(スズラン先生/4.09週)私の今年の目標は、字をきれいに書くことだ。だいたい毎年この目標だが、まだ達成していない。なぜ、その目標にしたのかというと、自分では結構字をきれいに書いているつもりなのだが、少し気がぬけるとすぐ、ほかの人が読めなくなるような雑な字になってしまうからだ。:評:目標にした理由がはっきりしていますね。いままで途中で挫折していたようですが、今年はがんばってください。三日坊主よ、さようなら!
●たこ焼きさん
(いとつ/小6)の作文より(ぴのこ先生/4.4週)二十四時間をどうやって過ごすかは、自分で決めることだ。時間をつかうのが上手な人は、いろいろなことができるだろう。また、有効に使えなくて、だらだらしている人はあとになって困るだろう。【評】書き出しのキーワードをうまく使えたね。
●咲恵さん
(いなふ/小6)の作文より(ぴのこ先生/4.09週)私の友達は絵がないとだめだと言う人が多い。でも私は違う。想像して本を楽しむのだ。最初から登場人物の姿を知っていると、なにか物足りない。絵がないからこそ自分で登場人物の顔をつくって楽しめるのだ。【評】しっかりと自分の考え方を書くことができたね。
●くま吉さん
(いにし/小6)の作文より(けいこ先生/4.19週)母が、新聞に、環境省が里山の保全を国際会議で説明する際、英語に訳さず「SATOYAMA」として使うことを決めたことが出ていると教えてくれた。 評:「SATOYAMA」は身近な問題でもあり、また地球規模の大きな問題でもあるのだね。いい題材を見つけられた。英訳しなかった意味を調べてみるとおもしろそう。
●拓馬さん
(いはの/小6)の作文より(メグ先生/4.09週)「初心忘るべからず」ということわざのように、人間にとって、最初に思ったことを忘れないで、もっと考えてみることが大切だと思った。【評】初めに思ったことを忘れることなく、しかもその考えをさらに深めていくことができれば一番ですね。
●早織さん
(いむゆ/小6)の作文より(けいこ先生/5.1週)私の、(きらいな)ほしぶどうに対する接し方は、まるで、犬が飼い主にトマトをもらって、申し訳なさそうな顔をしながら食べる、そんな感じです。 評:トマト大好きという犬もいるかもしれないけれど、……たいていの犬は、困った顔をして、仕方なく食べているだろうね。犬の顔と、さおりんごさんの顔が、うまく重なった。
●真樹さん
(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/4.4週)僕はとうとう最高学年になったんだからしっかりしていこうと思った。周りの友達も、たぶん僕と同じ気持ちだったんだろうと感じた。◆評◆新一年生の子供っぽいようすと、真樹君のしっかりした自覚のある気持ちが対照的(たいしょうてき)に書かれていて、読む人の心に残る文章です。真樹君は文章を書くことに慣れているのかな?と思いました。
●真樹さん
(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/5.1週)今までに10回ほど登ったがこんなに高い山は初めてだったので達成感が大きかった。目標が高いほうがやりがいが大きいんだなと分かった。◆評◆たくさんの山に登った経験と、これまでに経験したことのない高い山に登ったことから、大切なことを学べましたね!
●さるっちさん
(やあ/小6)の作文より(メグ先生/4.09週)まるで手をハヤブサのように潔くあげる人をうらやましく思った。【評】うまいたとえ。
●さるっちさん
(やあ/小6)の作文より(メグ先生/4.19週)ちょっとしたことでもすごく大きなことになるのだと思う。だから僕も今日から、ゴミをあまり出さないようにするとか、むだづかいしないようにするとか、まず簡単なことから始めてみようと思う。未来の地球のためにも。【評】どんなに小さなことでも、やってみなければ結果は出ませんね。
●沙織さん
(やえ/小6)の作文より(メグ先生/5.1週)電車の中ではさすがに大きな声では笑えないのでこらえていた。下を向いて口をふくらませていたのでまわりから見たら、まるで親におこられてふくれている子供のように見られていたかもしれない。【評】笑いを必死でこらえている様子をたとえを使ってうまく表現することができました。
●加恵さん
(られ/小6)の作文より(メグ先生/4.19週) いたち川では、一ヶ月にいちど、川をきれいにするボランティア活動をしている。私はもちろんボランティアはいいことだが、ゴミを捨てなければ、そんなことをしなくてもいいことは分かっている。【評】ボランティアの人たちに頼る前に、一人一人の心がけが大切ですよね。 光る表現(中1−社) 2002年5月3週号今回の「光る表現」は、4月からのデータをすべて入れなおしたため、
これまでに既に掲載されたものがもう一度掲載されている場合があります
。●嵩識さん
(あおみ/中1)の作文より(かすみ先生/4.19週)しかし贅沢とは少数の人がいやされるのであって決して他の人をいやすことはできない。▲(評)するどい意見ですし、上手に文章表現できましたね。
●クリリンさん
(あかの/中1)の作文より(えんぴつ先生/4.09週)声をかけるときのはじめにあだなで呼びかけるとけろっとした顔で、答えてくれたことがある。このように新しい友達を作るきっかけにすることもできると思う。★【評】:そうそう、はじめの一声の勇気が、かなりだいじ。あだ名で呼ばれた友だちの方も、内心はドキドキしながら、すごくうれしかったりするのよねえ。呼ばれた側の方が、もしかしたらその時の感動をいつまでもわすれないかも。 "☆"
●クリリンさん
(あかの/中1)の作文より(えんぴつ先生/4.19週)★物事はいろいろな見方をしなければいけないのだと感じた【評】:レトリックを日常と結びつけられる発想に、知識の応用編を感じるなあ。★レトリック感覚を使えば、新たなことが発見できたり,相手のことがよく分かったりするだろう。【評】:ぜひ、机の上以外のところで、レトリック感覚を役だててほしいと思ってい
●シュシュさん
(あさつ/中1)の作文より(メグ先生/4.09週)「道は近くても、行かなければ到達しない」という名言があるようにどんなにいいあだ名があっても使っていかなければ何も変わらない。だから人が嫌がらないものなら、積極的に呼び合ってどんどん他の人と接していければいいと思う。【評】あだ名は、人の輪を広げる役割もしてくれますね。
●おこじょさん
(あめお/中1)の作文より(メグ先生/4.19週)英語でこんな問題が出た。『次の文を英語に訳しなさい<この村は無医村である>』という問題である。(中略)しかしたいていの人は、無医村という英単語を知らない。僕だって知らない。そこでこんな文を作るとこの問題は解ける。〈There isn't any doctors in the town.〉。直訳すると、あの町には医者がいない。この町は無医村だ、と同じ意味である。こういう柔軟さが、これからは大切であると思う。【評】少し見方を変えるだけで、一見むずかしそうな問題が解けることってありますよね。
●雅貴さん
(あめす/中1)の作文より(ももんが先生/4.19週)確かに外見だけで決めれば見た目がいいので優れているように見えるが、実際には中身が大切なのである。ポテトチップスを買っても袋が大きいだけではなく中身がびっしり詰まっていなければ意味がない。つまり結局は中身が問題なのである。【評】ポテトチップスの袋のたとえ、ぴったりですね。とてもおもしろい!! (^o^)。
●田鳥倉部さん
(あゆと/中1)の作文より(メグ先生/4.09週)あだ名を作ったり、あだ名で呼んだりすることによって、コミュニケーションがとれる気がする。(中略)あだ名というのは、自分と他人のコミュニケーションをとる呼び名という風に考えられる。【評】あだ名でよび合うことによって親しみがわくね。
●のんのんさん
(いちの/中1)の作文より(すず先生/4.09週)誰かのあだ名を考えるだけで楽しいし、それで呼び合うのも楽しい。でも、もしあだ名というものがなかったら、友達関係はうまく成り立たないんじゃないかとも私は思う。また、私の友達に、おもしろいあだ名をつけられた人がいる。その人は初め悪口で「オバサン、オバサン」と呼ばれていたらしいのだが、いつの間にかそれが「オバ」になり、「バー子」とか「オバババーン」とか今ではすっかりとても親しめるあだ名になってしまった。評:あだ名ってどんどん変わっていくんだよね。まるで生きているみたい。言葉に息を吹き込むのは私たち自身なのね。
●黎さん
(いてし/中1)の作文より(ポプリ先生/4.09週)あだなとは人間にとって、友との絆を深めるとても大切なものなのだ、と私は思う。なぜなら、あだながなければ、今の、私の親友とは、ただのクラスメートという存在になっていたのだから・・・。評:主題をよくまとめられました。がんばったね。
●トノチュウさん
(いなさ/中1)の作文より(みのり先生/4.3週)(ざまあ見ろ!!)と思ったが果たしてA君も僕と同じ思いだっただろうか。いや、逆にかわいそうにと思っていたかもしれない。あいつはいい奴だから。(評)A君のよさがわかる東野君もいい奴(^^)だね♪
●正人さん
(いなり/中1)の作文より(ゆえ先生/4.19週)日本にいるときは、平和という言葉のへの字も考えていなかった。◆評◆重い内容のはずなのに、心をなごませてくれる一文ですね。同時に、平和の尊さに全く気づいていない竹内君の状況がイメージできます。本当に、日本で生活していると平和について考える機会がないですよねぇ・・・。
●正人さん
(いなり/中1)の作文より(ゆえ先生/4.4週)論理的な話ばかりでは、人間関係もうまくいかないだろう。このバランスをとるのが人間関係として大切だと思う。◆評◆何度読んでも、説得力のある一文です。
●正人さん
(いなり/中1)の作文より(ゆえ先生/5.1週)でも人間は、自分の腕さえあれば考え、工夫しより良いものを作ることが出来る。◆評◆とてもよい主張だと思います。そういうことに気が付いている人は、人間として一番大事なことを知っている人ですね!
●健介さん
(いはち/中1)の作文より(クマのプーさん先生/4.09週)僕は中学校を挑戦する三年間にしたいと思っている。【評】書き出しの一文ですが、テーマが凝縮されていて、読み手を引き付ける力があると思いました。
●ミュウさん
(あおゆ/中2)の作文より(ゆり先生/4.09週)日本で組織のなかのリーダーになる人をきめる時は、自分から立候補するひとは少ない。私の学校で学級委員をきめるときなどは、自分から立候補する人はいない。結局いつも投票で決めることになる。その投票で決まった本人も、「いややし。」とかいいながら引き受けている。【評:「謙遜」の身近な例を、おもしろく書けていますね。】
●ひろりんさん
(あしゆ/中2)の作文より(とこのん先生/4.09週)短所は(略)、「こんな風にならないようにするための目標」という感じではないだろうか。「他人の振り見てわが振り直せ」というが、「自分の振り見てわが振りなおせ」だ。短所は長所と同じく必要なものだったのである。評:短所をネガティブにとらえず、前向きな形で受け止めて意見を展開しています。主題からずれることなく、しかりとまとめた点も◎。
●SIGNALさん
(あつえ/中2)の作文より(ゆうこ先生/4.09週)今私たちの生きている時代は平安時代だったかもしれない。何一つ、『疑問』がないということは現代のような科学の発展はまずないと言っていいと思う。こうして考えてみると、私たちが無意識、当たり前のように感じる『疑問』は私たちの生活になくてはならない存在だ。【講評】科学の進歩がなければ、現在の我々の生活はまったく違ったものになっていたことでしょう。まるで平安時代のような生活様式だとしても不思議ではありません。
●SIGNALさん
(あつえ/中2)の作文より(ゆうこ先生/4.2週)ましてや自分の存在理由などはこれから本人が歩いていく人生の中から探していかなければならない。時間は永遠にながれ続ける。その限りない時間のながれの中にとつぜん生まれて、そして限りある人生という道を歩きながら自分の存在理由を探すのだ。【講評】未知なるフシギを、人生に置き換えてくれた発想がすばらしいですね。
●たごさくさん
(あによ/中2)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)ぼくも自分では気付かないが、よく「ら抜き言葉」を使っていると思う。(もっとも、この文章を読むまで意識もしていなかったが)だから、これから気をつけたいと思う。(中略)時と場合によって細かく使い分けることが大切だと思う。【講評】( )の文がいいですね。論理的な作風の中に、ほっと一息ついてしまうような一節でした。たごさくさんの素直な気持ちが伝わってきました。
●あつしさん
(あむら/中2)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)そしていつしか国全体に広がるようなリサイクル運動になれば一番良いと思う。世界にも広めるような、大リサイクル運動をするには、まず自分の身の回りのゴミのリサイクルからだと思う。そしてそれがみんなの心を一つにしてリサイクルをしていくのだと思う。【講評】広い視野でリサイクル運動を論じてくれました。一人一人、自分自身の心がけを大事にしながら、それを世界規模にするというのは夢の話ではありません。
●晃章さん
(あらか/中2)の作文より(えんぴつ先生/4.09週)好きな教科はどんどん得意になり、きらいな教科はそこでストップしてしまう。それを続けていくと、好きな教科はどんどん得意になって、長所として伸びていくけれど、きらいな教科も短所となって伸びていってしまう。★【評】:短所となって伸びる、という表現はリアルでわかりやすいねえ。
●晃章さん
(あらか/中2)の作文より(えんぴつ先生/4.19週)いくら栄養があるからといって1ぺんに食べると、ちゃんと消化されないでそのまま出ていってしまう。本も1ぺんに読んでしまうと頭に入らないので、毎日少しずつ心の栄養として読んでいくことが大切だと思う。★【評】:あえて解説はいらないね。そのとおりだと思うよ。日常生活の中に読書がある、・br>
●晃章さん
(あらか/中2)の作文より(えんぴつ先生/4.3週)『自分たちが出したゴミのためにカラスが増えたのだ。言いかえれば、自然のバランスをくずしたのだ。だから、自分たちはその罪ほろぼしとして、ゴミを出す量を少なくし、少しずつカラスを自然にかえすことをしなければならない』★【評】:ことばだけが上滑りせず、しっかり自分の頭で考え、理解した上での、誠実なことばだね。
●ルフィさん
(あわせ/中2)の作文より(かすみ先生/4.19週)人生とは自分自身を信じることなのではないか。それは物語をもつことかもしれないし、数字をあげることかもしれない。ただ、くいのない人生をおくれればと思う。(評)すべて物事には両面(良い悪い)あると思います。常にバランスを失わず、広い視野から物事を判断しながら進んでいってください。すてきなまとめになりましたね。
●奈央さん
(いしえ/中2)の作文より(メグ先生/4.09週)自分の出来ないことをすべて短所といわずにそれは短所ではなく、これから長所になっていくものなのだというように考えていくことも大事だと思う。【評】前向きな意見でまとめることができました。
●奈央さん
(いしえ/中2)の作文より(メグ先生/4.19週)この競技(徒競走)をやって分かったことがある。それは、一人で走るよりも相手がいて走った方が早くなるということだ。自分よりも前に走っている人がいると「あの人をぬかそう!」とか「あの人の隣で走りたい。」など思い一人で走る時よりも速く走れるようになるのだと思う。つまり、相手に追いつくという「目標」ができ、それに向かっての「がんばり」というものが出来ることになる。【評】他人と競争することによって生まれてくるものもありますね。
●こめさん
(いせか/中2)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)地球の資源を消していく人といっても良いだろう。ゴミの分別はきちんとしてほしいものだ。最近、ゴミの不法投棄が増えている。その原因は、家電リサイクル法という法律ができて、テレビ、洗濯機、冷蔵庫とエアコンを捨てたり新しいものに交換したりするときに、お金がかかるようになったからだ。しかし、これだけが原因ではないと思う。(中略)僕は、今、この世の中は、ゴミで埋まりかけていると思う。【講評】ゴミ問題は決して軽視できない問題です。我々の身近なところから意識を高め、地球の資源を守っていかなければなりません。優れた構成で、すばらしい論文に仕上げてくれました。
●こめさん
(いせか/中2)の作文より(ゆうこ先生/5.1週)これらの鳥が日本に飛来するのはなぜだろうか。一気に越冬地に渡ってしまってもいいのではないか。しかし、鳥にも体力の限界があり、途中で体力を補わなければならない。特に、体の小さい鳥は、すぐに体力を消耗してしまう。確かに、越冬地から出発する前は、たくさん食べ物を食べて脂肪をたくわえている。しかし、その脂肪がなくなってくると、エネルギーもなくなってくるわけだから、途中で食べ物を食べて、脂肪をもう1度蓄える。シギやチドリの食べ物は、空を飛んでいない。だから、どこかに降りて食べ物を探さなくてはならないのだ。つまり、日本にシギやチドリが旅鳥として飛来するのはこのためであったのだ。【講評】語り口の巧妙さが光っていますね!
●聡さん
(いへね/中2)の作文より(すず先生/4.19週)この間のテレビで出たアメリカの女性は、生まれつきの障害で、足のひざの下を切断された。でも、本人のすごい努力によって、世界大会に出て障害者100メートルが優勝した。それに、トップファッションモデルにもなった。不思議だけど、すごく感動した。 決められた自分が生きていくためには、自分を上げる努力と、自分自身を受け入れる努力をしなければいけない。 不思議な運命は人間を左右する決定的なものではなく、自分自身の努力でもう一つの不思議が必ず生まれてくると思う。評:最後のアキ君の言葉が胸にしみます。不思議は自分自身でも作り出せるものなんだよね。
●SAPPHIREさん
(ああす/中3)の作文より(ゆうこ先生/4.3週)『シンデレラの時間』という本にも書いてあった。「自然時間によって支配された社会では、職人の仕事といえば、何時間でも何日かかっても、満足するまで時間を気にかけずに良い作品作りに没頭するという作品中心の労働であった。」と。現在では、私達は人工的な時間によって支配されている。私としては、何かに没頭できる時間が欲しいし、あってもらいたい。皆さんはどう思いますか?【講評】職人の時間は、その「職」のよって形成されているんですね。時計を見る必要はありません。満足を得る、自らの判断こそ、もっとも価値ある「区切り」の時になるんですね。
●たば星人さん
(あころ/中3)の作文より(けいこ先生/4.19週)僕は、このような作者の考えには反対だとまでは言わないがあまり良い意見ではないと思う。 評:長文の意見に敢えて反論を提示するという難しい組み立てに取り組めた。自分の考えを明瞭に示しているのがいいね。
●友里さん
(あむろ/中3)の作文より(メグ先生/4.1週)私は,いらなくなったゴミでもリサイクル資源として活用できるのと一緒で、何事でもそのよいところを見つけ、生かしていけるような人間にないたい。【評】ゴミというものを自分の生き方にうまくつなげることができたね。
●潤之介さん
(かな/中3)の作文より(メグ先生/4.09週)声をかける時は目線を合わせることが大切だ。むしろ、その人よりか低くてもいいくらいである。その方が、相手も安心できるだろう。【評】そのとおりだと思います。同じ言葉をかけるにしても、相手と同じ目線で(あるいは相手よりも低いところから)声をかけなければその言葉の本当の意味は伝わらないでしょう。
●潤之介さん
(かな/中3)の作文より(メグ先生/4.19週)常に自分自身の向上を目指すのならば、いくらでも自分から進んでいかなければいけない。限界を認めたら、生きがいは見つからなくなってしまうものなのである。【評】そのとおりですね。妥協することなく、常により良い自分を目指していきたいものです。
●ムッちんさん
(との/中3)の作文より(クマのプーさん先生/4.09週)絶対に何かが変わるはずだ。わたしはそれを早く見たい。そして文部省が青ざめるか私立校長が青ざめるかが非常に興味ある。【評】週五日制について書いた最後の結論部分です。期待や興味や展望が、表に出ずにうまく織りこめられていると思いました。
●ほり内さん
(ぬり/中3)の作文より(メグ先生/4.09週)僕はごみをリサイクルするように、人間のいい面を見つけられるよう生きたいと思う。【評】ごみ問題をうまく生き方につなげることができたね。
●惣さん
(やき/中3)の作文より(クマのプーさん先生/4.19週)だから、僕もマラソンをする時、情報で、こうやって走ると速くなるといわれても、自分の経験において、走っていきたいと思う。【評】マラソンに限らず、そういうタイプの情報は巷にあふれていますね。自分の経験に重きを置きたいという主張を具体的に示せたと思います。
●眠雨さん
(うき/高3)の作文より(森川林先生/4.19週)歴史に存在する史観への反応は、あくまで黙認であるべきだ。それを承認・奨励してしまうことは、歴史を個人思想の表現に変えてしまう危険を伴う。◆評:難しい表現だけど^^; いい意見。一種の名言になっているね。
●モチさん
(えや/高3)の作文より(メグ先生/4.09週)人間に大切なのは「機械を使いこなせる能力ではなく、人間同士の会話を使いこなせる能力」である。【評】機械と向き合うことよりも他人と向き合うことの方がずっと大切ですね。
●モチさん
(えや/高3)の作文より(メグ先生/5.1週)大切なのは伝統を受け継ぐことではなく、それを新しい形に改め、心で本来の意味を受け継いでいくことである。【評】形ばかりを受け継いでも、そのものの持つ本来の意味が忘れられていたのでは本末転倒ですね。
●香奈子さん
(いし/社)の作文より(森川林先生/4.09週)私は「キレイ」になりたいと長いあいだ思ってきた普通の女の子だ。友達に恋の相談でネガティブになられると「あんたは心が『キレイ』だから十分だよっ!!」と思うがいざ自分のこととなると、そうも思えなかったりしてしまう。どうしても人の庭は青く見える。しかし、大人に少し近づいた私は思う。年をとればみな、シワシワのおばあちゃんだ。そこに残るの「キレイ」は心のみだ。◆評:いいねえ。納得。ユーモアのある表現も効いている。
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