1996年7〜9月  第1・2週号 通算第486号              言葉の森

言葉の森新聞

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生徒コード

課題コード

広場名

は忘れずに

 生徒コードと課題コードは、評価を集計する際に必要なものですので、必ず書いてくださるよう、お願いします。これらのコードがないと、正しい評価が出ないので、ぜひご協力ください。

 また、広場名は、みなさんの作文を広場に掲載するために必要です。今学期から、作文は学期末にまとめて返却するようにしましたので、広場に作文が掲載されないと、清書のときの作文を見ることができなくなってしまいます。

 以上、よろしくお願いいたします。

D課題の解説(一部)

 7月から、小学5年生以上は、学年別の難しい課題に入りました。

 これらの課題は、主に今年の受験用の国語の問題から作成されています。この「Dの課題」を、項目表に合わせて書いていくのは、とても難しいと思います。しばらくは、項目表のとおりに書けなくても結構ですから、最低限、要約だけはしっかりやっていきましょう。

 以下、要約のヒントを載せます。

1週 なんといっても、人間の想像力を

  1. 人間の力には限りがあるが、想像力は無限だ。
  2. チャーリー・ブラウンは、「星がきれいだね」と言った。
  3. ルーシーは、「頭がいかれちゃったんじゃない」と言った。
  4. ロマンティックな少年と現実的な少女との対比が愉快だ。

第2週 人間の脳にあるこの「ゆとり」が

  1. 人間の脳には、忘れたことも思い出せる「知恵の広さ」がある。
  2. また、幅広く連想する「知恵の深さ」もある。
  3. さらに、未解決の問題に対して決断する「知恵の強さ」もある。
  4. 勉強の目的は、知恵をつけることだ。


1週 考えることの喜びというような

  1. 私たちは、考えごとに悩まされることが多い。
  2. 考えごとから解放されるためには、考えごとに徹することだ。
  3. 動物は本能で間に合うが、人間は自分で考えなければならない。
  4. 人生の幸福は、人間的な(考える)生活のうちにある。

第2週 ものを移すとき

  1. 明治以来、日本は外国の文化を日本に移してきた。
  2. しかし、文化は物理的に移動すればよいのではなく、植物的に移植することが大切だ。


1週 非言語伝達の

  1. 非言語伝達には、身振りや身の回りの物品などがある。
  2. 非言語伝達は、文化に影響される。
  3. 例えば、日本人と英国人には、次のような違いがある。

第2週 二十四時間なすすべもなく

  1. 日本には、安全管理が日常生活に行き渡っているという神話があった。
  2. しかし、安全管理の行き過ぎは危機管理を低下させたようだ。
  3. バブルの崩壊と大震災は、日本人が強い個人になるための通過儀礼に思えてならない。