1996年10〜12月 第12週号 通算第506号 言葉の森 定価130円

言葉の森新聞

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今年もいろいろお世話になりました。来年の牛さんもよろしく。チュー。

合格速報(その3)

  服部綾さんが横浜市大の国際文化学部の欧米文化学科に推薦(小論文・面接など)で合格しました。

  丸田杏さんが、鹿屋体育大学に推薦(小論文・実技)で合格しました。

  ふたりとも、おめでとう!

第12週は清書です

  第12週は、清書です。この一ヶ月に書いた作品が返却されていると思いますので、その中から清書する作文を選んで、水色の罫線(けいせん)の原稿用紙にていねいに書き写しましょう。また、この一ヶ月に書いた作品の中に清書するのにふさわしいものが見当たらない場合は、自由な題名で直接、清書用の原稿用紙に書いて送ってくださっても結構です。

第12週に電話面談があります

  生徒のみなさんの勉強のようすについて、担当の先生が保護者のみなさんにお電話で説明します。時間は決まっていませんので、特にお待ちいただく必要はありません。

第11週の長文の解説

11週「そっ啄の機ということばが」

 1、親鳥は、卵の中の成長とタイミングを合わせて卵をつつく。

 2、人間の思考にも、外と内とのちょうどよいタイミングが必要だ。

 3、またそれは、人間どうしの出会いや読書についても言える。

 4、価値あることは時間がかかることが多いので、読書や勉強は復習することが必要だ。

  似た話は、偶然いいときに出合ったという話。想像した例でもよい。例えば、今読んで感動している本も、もし自分が小学校1年生だったらそのように感動はしなかっただろうなあ、のように。

  ことわざは、「一期一会」や「そったくの機」をそのまま使ってよい。

12週「私が若い頃」

 1、太陽系や地球のでき方について、これまで学説がいろいろと変わってきた。

 2、科学はまだ自然の一部しか明らかにしていないので常に新しい発見がある。

 3、ウェゲナーの大陸移動説も当初は黙殺された。

 4、自由な思い付きを科学にぶつけていくことは楽しいことである。

  似た話は、ガリレオガリレイやウェゲナーやダーウィンなどの伝記から見つけるとよい。

11週「人にはそれぞれの自然が」

 1、自然は複雑だが、自然と接したときの人間の心の動きの方が複雑だ。

 2、自然の中に身を置いて、人間ははじめて自然の大きさに触れることができる。

 3、私たちは、観念的に自然を理解するだけではなく、自然と接することが必要だ。

  自然と接することの大切さを書く。教科書で習うような自然の知識的な理解ではなく、実際の体験で、というところがポイント。今の理科教育も、実験を省略して、実験の結果だけを教科書で覚えるような学習の仕方が問題になっている。

  名言は「百聞は一見に……」「経験は最良の……」。

12週「群集の中の孤独」

 1、現代人は独りでいる時間を持つことが必要だ。

 2、子どものころは、全身でものごとを見たり聞いたりしている独りの時間を持っていた。

 3、成長するにつれて社会的な制約が多くなり、ものごとを言葉を通して理解してしまうので、独りでいる時間が少なくなる。

  意見は、孤独の大切さ。

ホームページに掲示板ができました

  言葉の森のホームページに、生徒や保護者のみなさんが自由に書き込むことのできる掲示板を作りました。まだ、こういう掲示板に書き慣れていない方も多いと思いますので、練習用の掲示板も作ってあります。

  これらの掲示板にかかれたひとことは、リアルタイムで画面に表示されます。書いたひとことは、自分で自由に削除することもできますので、機会がありましたら、ぜひひとことを書いてお送りください。

新年の俳句を募集します

  新年の俳句を募集します。テーマは、男の子は「おうし」、女の子は「めうし」です。保護者のみなさんも、ぜひ書いてお送りください。

  書き方は、「っとせい、みのなかでは、あわせだ」、「がさめた、るさいおとは、しまいね」のように、「五・七・五」の頭にそれぞれ、「お・う・し」または「め・う・し」をつけてください。「し」は「じ」に直しても結構です。季語は要りません。

  用紙は、下の部分を切り取ってお使いください。用紙が足りない場合は、同じ大きさの紙であればなんでも結構です。この俳句は、1月の作文を送るときに一緒にお送りください。

  保護者のみなさんが書かれる場合、生徒コードの欄は、お子様の生徒コード+父または母と書き、学年は、お子様の学年をそのままお書きください。

  (例)生徒コード「うは」君のお父さんが書く場合、……「うは父」

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