なぜ、作文を勉強するのか

今の世の中では、受験に合格するための勉強が主で、それ以外の勉強や習い事は、補助的なものと考えられています。しかし、本当にそうでしょうか。

勉強の目的は、自分自身を向上させ、世界に何かを創造し、社会に貢献し、幸福に生きることにあるはずです。フランシス・ベーコンは、「読書は人間を豊かにし、作文は人間を正確にし、話し合いは人間を有用にする」と言っています。

高校までの教科の勉強は、教養の基礎を作るために大切なものです。しかし、その教科の勉強自体が目的なのではありません。

言葉の森に通う生徒の中には、小学生のころから勉強を始め、高校を卒業し大学生になったあとも学習を続けている生徒がいます。それは、なぜかと言えば、高校までの教科の勉強はひととおり内容を身につければそれで卒業できるものですが、作文や読書の勉強は、社会の進歩や自分自身の成長に応じて、より深い段階に進んでいくことができるものだからです。

大学生や社会人になってからも、今日の社会の問題を真面目に考え、読書によって自己を啓発し、前向きに生きる同世代の仲間たちからの知的刺激を受けて勉強を続けていくことは大切です。その学習の場を提供するものが、作文と読書と話し合いです。

こう考えると、作文や読書の勉強こそが長続きする本当の勉強で、受験などで一時期作文や読書の勉強を中断する時期があっても、また時間ができれば再開するというのが、勉強の本来の姿であると思われます。

いま、言葉の森で勉強している方は、ぜひこういう大きな展望で学習に取り組んでいってください。

小学生の国算、中学生の英数国の指導スタート

(1)4月から国算、英数国も受講できます

この4月から、港南台で、小学生の国語・算数と、中学生の英語、数学、国語の講座をスタートします。

作文は、社会人になってからも役立つという点で、勉強の中心になるものだと私たちは考えていますが、現在の教育体制のもとでは、子供たちは、学校の授業とは別に、英語・数学・国語なども独力で勉強しなければなりません。このため、英語はA塾、数学はB塾で、そのほかに言葉の森で作文の勉強をするという生徒もかなりいます。

しかし、小中学生のころは、まだ自分で勉強の重点を決めて時間配分をすることができない時期なので、塾の宿題と学校の宿題と言葉の森の勉強が重なりあった場合、うまく調整できなくなることも多いようです。

このような事情を考慮し、言葉の森では、小学生の国算と中学生の英数国の講座を開設することにしました。

(2)教え方は、基本を大事にしたマンツーマン指導です

教える内容は、それぞれの学校の教科書に準拠した参考書と問題集で、基本を確実に身につけることを主眼にしています。小中高で基本がしっかりできていれば、大学受験でも志望校の過去問を研究するだけでそのまま十分に通用する学力を身につけることができます。

授業形式は、一斉指導ではなく、一人ひとり個別の課題で説明するマンツーマン指導です。

生徒の生活時間を考慮しながら自宅での宿題のメニューを作り、各教科週1回の授業で、宿題をチェックします。その際、わかりにくかった問題を中心に先生が生徒に個別に説明し、わかりにくかった問題だけを編集して、再度宿題として渡します。

授業時間は、1教科、週1回60分で、平日4時、5時15分、6時半、土曜2時、3時15分のいずれかを選んでいただきます。科目は、何科目でも選べます。

受講料は、小学生1教科5000円、中学生1教科6000円です。教材費は、各教科とも実費で年間3000円程度です。

(3)教える先生は、みんなの先輩です

 教えてくれる先生は、言葉の森の講師と、言葉の森で小学生から高校生まで作文の勉強を続けL3級まで修了した大学生のお兄さんやお姉さんたちです。言葉の森で7年以上も勉強を続けてきた大学生たちですから、生徒のそのときどきの勉強や生活の仕方などの相談にものってあげられると思います。

小学生の保護者の皆様へ

(1)作文教室と塾との両立を

 現在の受験体制のもとでは、高学年になるにつれて、塾などに通わないと学習がしにくくなるという状況があります。しかし、学習の主体はあくまでも家庭学習にあります。家庭学習での主体性がないと、塾のハードスケジュールに流されたり、志望校の受験とは部分的な相関関係しかない「一般的な偏差値」に翻弄(ほんろう)されたりしてしまいます。(毎年、偏差値の高い学校に受かり、低い学校に落ちるという現象がありますが、それは、志望校の過去問に対応した勉強をせず、一般的な偏差値を基準にした勉強をしている生徒が多いということを示しています)

 小学生も高学年になると、塾に通う時間が増え、一時期、言葉の森との両立が困難になることがあります。しかし、両立が困難な時期は、大体数カ月で終わり、そのあとは、時間的に忙しくはなるものの、再び同じようなペースで学習を続けていけるものです。

 実際、当教室でも、6年生の中学受験前まで作文教室での学習を続け、中学入学後もそのまま学習を継続している生徒が多数います。(言葉の森に6年生の受験前まで通っていて、合格後も継続して受講している生徒の通っている私立中学……青山学院中、浅野中、栄光学園中、桜美林中、鎌倉学園中、鎌倉女学院中、関東学院中、共立女子中、逗子開成中、聖光学院中、東洋英和女学院中、山手学院中など<五十音順>)

 作文の学習は、ちょうど高学年から「説明文」「意見文」の段階に入り、思考力を要求されるようになります。この段階の学習は学校などでもあまりなされず、本格的な国語力をつける点でとても重要なものです。

 当教室では、曜日・時間の変更は、随時できるようになっています。また、通信指導による学習も、他の教室の通信指導と比べて、きわめて継続しやすいものになっています。(通信指導では、毎週決まった時間に担当の先生からの電話があり、その日のうちに終了報告の電話を入れるようになっています。そのため、通信学習にありがちな「出し忘れ」がなく、時間的にも余裕をもって学習することができます。更に、通信の時間は、平日4時から8時までの間と土曜2時から4時半までの間で、本人の都合に合わせて自由に選ぶことができます)

高学年になり、塾の時間が増えて忙しくなった方も、曜日の変更や通信クラスへの移動などで、できるだけ両立させていけるように工夫していってくださるようお願いします。ただし、塾によっては言葉の森との両立が時間的に困難になるところもあります。そのためにやむをえず退会される場合は、中学入学後のなるべく早い時期に再開されることをおすすめします。

 中学生の保護者の皆様へ

 (1)中学生の作文学習は小論文の前段階です

 文章表現力・読解力のうち、意見文を書く力と論説文を読みとる力は、中学生以降に本格的にのびる分野です。小学生の間に既に意見文を書いたり読んだりする段階にまで進んでいる生徒もいますが、全体的にみて、構成の形式を身につけたり文章を要約をしたりすることが精一杯で、内容のある意見文を読み書きすることのできる生徒はかぎられています。これは、表現力・読解力に、まだ、本人の内面的な成長がともなっていないためです。

 小学6年生までに学習する、生活文中心の作文と、物語文中心の読書は、表現力・読解力の半分にすぎず、もう半分は、中学生以降の意見文・論説文の練習によって完成します。

 しかし、実際には、中学・高校では、作文・読書の学習はほとんどなく、あるとしても、その多くは、小学校の延長のようなかたちでおこなわれています。

 また、中学生の時期は、作文の学習がいちばん続けにくい時期でもあります。その理由は、(1)中学生の時期が、無邪気に出来事を書くわけにもいかず、かといって、自由に意見文を書くほどには語彙が充分ではないという過渡的な時期にあたること、(2)宿題や定期テストなど、外から拘束される勉強の時間が比較的多くなり、自主的な勉強の時間がとりにくくなること、(3)中学校自体も、作文や読書の指導をほとんどしなくなるので、学習の意義やきっかけを見つけにくくなること、などという事情があるからです。

 現在の受験体制のなかで行なわれる勉強は、人生にとって価値のある分野というよりも、点数の差がつきやすい分野に重点がおかれがちです。もちろん、基礎的な知識を身につけるという点で、点数で測られるような勉強も大切ですが、生涯にわたって役立つのは、考える力、読書する力、勇気や思いやりなど、点数の差のつけにくい、したがって現在の受験体制の中では、重点のおかれにくい分野です。

 しかし、最近では、大学入試でも小論文や面接が重視されてくるなど、単なる知識の量よりも、それらの知識を活用する力を評価するようになってきました。中学生での作文・読書の学習は、小学生の学習の延長としてではなく、高校生以降の小論文学習や論説文読書の先取りであるという前向きの姿勢をもって取り組んでいくことが大切です。

 中学生が、作文・読書の学習を継続していけるように、当教室では、学習の時間に弾力性をもたせています。具体的には、(1)曜日・時間の変更や振替は、いつでもできるようにしています。(2)テスト期間中の欠席は、その前後にふりかえることができるようにしています。(3)帰宅がおそい生徒のために、通信学習を併用して学習ができるようにしています。

 3月から4月にかけては、決まった時間に授業を受けることがむずかしいことも多いと思いますので、出席できるときに出席するというかたちにして、新しい生活のペースを早く作っていってくださるようお願いします。

 (2)中学生から受講料が変わります

小学生までの受講料は7500円でしたが、中学生からは受講料が8500円になります。4月3日の引き落とし分から受講料が変わりますので、ご了承ください。

高校生の保護者の皆様へ

(1)大学受験問題を中心に学習をしていきます

 高校生からの教材は、大学入試問題が中心になります。これは、実際に小論文や国語の問題で出された文章を読んで、小論文を書くものです。

 高校生の教材になると、国語の力は、めきめきついてきます。これは、高校生が、中学生までと違って自分で自覚をして勉強することができる年齢になるためです。

高校生の場合、言葉の森での作文の学習は、次のような意義を持っています。(1)国語の読解力をつけること、(2)小論文の力をつけること(推薦入試では、内申と小論文と面接で合否が決まるところが増えています)、(3)社会人になってからも必要な文章表現力をつけること、以上の三点です。

言葉の森で小論文の学習をしていれば、予備校などで特別に小論文の勉強をする必要はありません。逆に、予備校や通信教育の小論文では勉強が進まない生徒が、高3の終わりになって、言葉の森にやってくるというケースが、例年少なからずあります。言葉の森の小論文指導は、大手の予備校と比較しても質的にレベルが高く、その上わかりやすいものですから、安心して言葉の森で小論文の学習を続けていくことができます。

 言葉の森の生徒は、これまで次のような大学に進学しています。…青山学院大、桜美林大、京都外語大、慶應義塾大(法、文、経、総合政策、商)、国学院大、上智大(外)、東京大(文)、二松学舎大、横浜市立大(医、経済、国際関係、欧米文化)、立教大(文)、早稲田大(文)、ほか<五十音順>

 高校2年生までは一般的な小論文の勉強をしますが、高校3年生の後半からは、志望校の出題傾向に合わせた小論文課題も取り入れて学習していきます。

 (2)高校生から受講料が変わります

 中学生までの受講料は8500円でしたが、高校生からは受講料が9500円になります。4月3日の引き落とし分から受講料が変わりますので、ご了承ください。

 大学生の保護者の皆様へ

(1)大学生になって考える力は更に向上します

 作文力・読書力は、大学生や社会人になっても伸びていく学力です。その点では、記憶力中心の学力とは性質が異なります。しかし、現在の日本では、大学生時代に、思考力や読書力を伸ばす学習はあまりなされていません。また、大学によっては、他の大学との交流が少なく、勉強への知的刺激が高校時代より少なくなってしまう場合もあります。

 言葉の森での作文の学習は、A1級からL3級まであります。L3級までの課題がまだ終わっていない方は、ぜひL3級までを終了していかれるようお願いします。

 言葉の森では、今後は、インターネットのネットワークを活用して、様々な大学や職業の人が、時事的な問題や学問的な問題を自由にディスカッションしあう場を作っていきたいと考えています。したがって、長期的には、言葉の森は、小中学生よりも、大学生・社会人が中心の教室になっていく予定です。

 現在、大学生や社会人の方の多くは、通信クラスで受講を継続しています。この春、大学に進学される方も、受講を継続される場合は、通信クラスを利用していかれることをおすすめします。

 (2)大学生・社会人から受講料が変わります

高校生・大学受験生の受講料は9500円でしたが、大学生・社会人の受講料は9000円になります。4月3日の引き落とし分から変更しますので、ご了承ください。

 L3級修了の保護者の皆様へ

言葉の森では、文章のさまざまな構成の仕方を身につけるために、A1級からL3級までの進度を決めて、勉強を進めています。順調に学習していけば、高校3年生の終わりごろにL3級を修了します。

L3級を修了した生徒には、希望と実力に応じて、言葉の森での生徒指導を手伝っていただくようにしています。

 休会退会再開はいつでもできます

言葉の森の学習は、小学生から、高校生・大学生・社会人へとずっと続けていける内容の深さを持っています。しかし、人生のいろいろな時期には、どうしても言葉の森の勉強が続けられないという場面も数多くあります。

言葉の森の生徒の中には、小学生のころに受講していて、一時受験のために退会し、また数年後に再開するという生徒が数多くいます。学習の継続性という点からいえば、途中で中断しないほうがもちろんよいのですが、どうしても続けにくい場合はいったん退会して、また再開できる条件ができたときに再開するというかたちで弾力的に考えていってくださるようお願いします。

休会・退会・再開は、いずれもお電話でご連絡くだされば結構です。

 小2からの作文の勉強のおすすめ

小学2年生のころは、だれでも好きなことを自由に書ける時期ですから、作文の勉強を特にする必要はあまり感じないと思います。

しかし、このあと、小学校高学年から、中学生、高校生へと進むと、作文の勉強は小論文の勉強へと発展していきます。

言葉の森では、大学受験生の小論文・現代文の指導につながるかたちで小学生の作文の勉強を位置づけています。小学生のときに上手な作文を書くことが目的なのではなく、大人になってからも必要な表現力と思考力を育てていくことが指導の目的です。

国語の勉強は、学校で習う範囲よりも日常の生活の中で身につける範囲の方がずっと大きい、特殊な勉強です。英語や数学は、学校や塾で勉強すればそれに応じて成績は上がりますが、国語は、生活の中で年齢に応じた読書の習慣をつけていかなければ塾や学校でいくら勉強をしても、その効果は限られています。

小学校の低学年の時期は、この学習習慣を無理なくつけることのできる最も大事な時期です。学校の勉強だけしていれば十分なこの時期に、家庭で毎日決まった勉強をする習慣をつけ、特にその中でも年齢に応じた読書の習慣をつけていくことが、その後の勉強の進み具合に大きく影響します。

言葉の森では、小学1年生の3学期ごろから生徒の受講を受け付けています。これまでの指導の経験から、1年生の初期では毎週作文を書くには体力的にやや無理があり、3年生では勉強の習慣を身につけるにはやや遅いということがわかっているからです。

この春、小学2年生になる方は、ぜひ春の体験学習にご参加ください。

 春の体験学習実施中(港南台)

 3月中、港南台教室(通学)で、春の無料体験学習を実施します。この機会に、ご兄弟・お友達にご紹介ください。もちろん、無料体験学習の受講だけで、その後の受講はされなくても結構です。

 お申し込みは、ご希望の曜日・時間をお決めになって、教室までお電話で。0120−22−3987

平日……4時クラス、5時15分クラス 土曜……2時クラス、3時15分クラス

 受験などで退会されていた皆様へ

言葉の森の勉強は、小学生から始まって、高校生・大学生・社会人へと続けていける勉強です。

受験などのために、時間的に両立することができず、言葉の森を退会されていたみなさんも、時間がとれるようになりましたら、ぜひ言葉の森での学習を再開してください。

言葉の森の作文・読書の学習は、中学生以降はかなりレベルの高いものになります。これからは、高校受験や大学受験で小論文が必要とされるケースが多くなってくるので、学校や予備校でも小論文の勉強をする機会が増えてきますが、言葉の森の指導の内容は、どこよりもわかりやすくレベルが高いと思います。

また、言葉の森の作文の学習は、中学生以降は感想文が中心になるので、文章を読み取る機会が増え、それがそのまま国語力向上にもつながっています。

さらに、受験という目的とは別に、自分自身の教養を深めるということを考えた場合も、良書を読み文章を書くという勉強は、教科の勉強と同じかそれ以上に価値のあるものです。

曜日や時間の変更はいつでもできますので、再開される意向のある方は、とりあえず始められる曜日と時間で再開していただき、4月以降の曜日や時間の変更についてはまた改めてご連絡くださるようお願いします。

 4月から国語問題集はプリントに

一年間、国語問題集をもとに模擬テストを行なってきましたが、小456年生の問題は記述式の難しい問題が多く、全部やりきれない人もいたようです。また、国語の問題をする時間を、作文の勉強とは別の日に取る場合、自宅での勉強計画を立てていない人にとっては、国語の問題をする時間を確保しにくいという面もあったようです。

以上のような状況を考慮して、4月からは、国語の問題は、問題集をもとに毎週自主的に行なうかたちではなく、プリントを配布して、月に1回必ず全員が行なうというかたちにしていきたいと思います。そのかわり問題は量的に負担の少ないものにしていきたいと思います。

したがって、4月からの問題集の配布と実費の徴集はありません。

4月からは、毎月の清書の週に国語のプリントもあわせて行なう、というかたちの模擬テストにしていく予定です。

 貸出図書の返却をお願いします

言葉の森の貸出図書が自宅にある方は、教室までお戻しください。4月の貸出図書として使いますので、ぜひご協力お願いします。

また、毎週お渡しする「山のたより」に貸出中の図書を掲載していますが、該当する図書が自宅にない場合は、言葉の森のデータが違っている場合がありますので、ご連絡ください。

 毎日の自習にご協力ください

言葉の森では、毎日の自習として、漢字書き取り、短文筆写、長文音読、読書10ページ以上という1日15分程度の自習を生徒にすすめています。この中でも特に、長文音読は、簡単にできてしかも文章力・読解力の上達に大きな効果のあるものです。3ヶ月間に12編の長文を毎日音読していれば、学期の終わりころには長文の一部を暗唱できるぐらいになるはずです。いい文章を暗唱できるということは、そのまま自分が書く作文にも自然にその文章のリズムを応用していくことができるということです。

現代は、知的に理解すればそれで終了というかたちの勉強が多いので、暗唱の効果ということはなかなか理解されにくいようですが、国語の学習はほかの教科の勉強とは異なり、頭で理解するだけでなく心でまるごと感じとるという要素が必要ですので、ぜひ毎日の自習に取り組んでいってくださるようお願いします。

保護者の皆様に特に見ていただきたいことは、自習を単なる作業にしないということです。小学生のころは、自ら勉強をするという自覚が少ないので、自習が一種のノルマをこなすための作業になりがちです。子供にまかせておくと、漢字や短文をただ書き写すだけだったり、長文をただざっと黙読するだけだったり、読書もいちばん簡単そうな本を10ページ読むだけだったりというかたちの勉強になることが多いと思います。

たまに、勉強をしている様子をごらんになり、「漢字はわからない字を特に繰り返して書くこと」「短文は暗唱できるまで読むこと」「長文は心をこめて、自分もこういう文章が書けるようになったらいいなあと思いながら読むこと」「読書は、自分の読める範囲でできるだけ難しいものを選んで読むこと」などをアドバイスしてあげてください。