Kotobanomori No.673

■言葉の森新聞 2000年7月4週号

文責 中根 克明(森川 林)<nane@mori7.com>

  ■7/29(水)〜8/3(火)お休み

   そのかわり8月は第5週があります。

 予定表に書いてあるとおり、7/29(水)〜8/3(火)の間、教室はお休みです。そのかわり8月の第5週は教室があります。

 夏休みに入り、毎週の決まった時間に作文が書けなくなることが多いと思います。すでにお知らせしているように、夏休み中は午前10時〜午後8時の間いつでも教室の電話説明を受けられますので、休んだ分の振替は教室にお電話をして聞いてください。

  ■作文は静かな環境でないと書けない

 英語や数学などの勉強は、多少周囲がざわついていてもできるものですが、作文を書くという勉強は、周囲に人の声がすると急に進まなくなります。

 港南台の教室は、机どうしが仕切られていないので、話をしようと思えば隣の人にすぐ話しかけることができます。こういう環境ですと、たまにぽつりぽつりとお喋りがあるだけで作文の勉強が全然はかどらなくなるということがあります。

 意志の強い人は、自分だけ席を離れて作文を書いていますが、なかには先生から「今度喋ったらゲンコツだからな」とおどかされないと静かに書けない子もいます。(笑)

 今後、机どうしの間を目隠しで仕切るなどして、静かに集中できる環境を作ることを考えています。友達どうしの会話が楽しいということは中学生や高校生のころは当然ありますから、あまり厳しくない程度に環境作りをしていく予定です。

 自宅で作文を書いている人の場合、周囲で音楽やテレビの音声が流れている環境ですと、やはり集中力は低下します。中学生や高校生のころは好きな音楽を聴きながらのほうが勉強がはかどると言う人もいるようですが、私の経験ではやはり本気で集中するときは音楽は邪魔になります。このへんは周りの大人が「勉強するときは音楽は消しなさい」とひとこと言ってあげる必要があると思います。

 ただし、これも喫茶店などで自分の意志と関係なくバックグラウンドミュージックが流れているときはあまり邪魔になりません。自分でスイッチを入れたり選曲したりできるというコントロールできる環境で音楽が流れているのがよくないようです。

  ■中1の「複数の理由」は論理的に考える練習

   論理的に考えると最初の結論と逆になることも

 中学1年生が勉強している「複数の理由」は、論理的に考える練習になっています。

 だれでも、最初にひらめく意見は感覚的なものです。以前「制服はよいかわるいか」というテーマで書いた人の話ですが、「制服はよい」で書き始めて、理由をいろいろ考えながら書いていくうちにいつのまにか「制服は悪い」という結論になってしまったので、最初の意見を書き直したという人がいました。「いい」とも「悪い」ともどちらも結論にできるものは、書いているうちに自分の考えが深まっていき、当初の意見と違う意見になってしまうということがよくあります。

 今年の中1の7.1週の課題は「テストはよいか悪いか」でしたが、多くの中学生は「テストは嫌だ→テストは悪い」という結論を最初に考えたようです。しかし、その理由を複数考えているうちに、なぜか「テストはよい」となってしまったという人も多かったようです。

 日常生活で話していることは直感的なことが多いものですが、600字ぐらいの文章にすると理屈に合わせて考えていくので、直感的な意見とは違う結論になるがよくあります。

 小学6年生までは、「複数の実例と一つの意見」ですから、意見と実例のつながりが漠然としていてもあまり抵抗はありませんが、中学1年生からの「複数の理由と一つの意見」になると、つながりがしっかりしていないと、書いている本人が納得できなくなるようです。

  ■将来は掲示板を活用して読書会や問題作成を

   常時接続普及で掲示板の書き込みもしやすくなる

 フレッツアイ(NTTの提供するインターネット定額接続サービス)の対象地域が広がっています。ケーブルテレビの普及も進んでいるので、ここ2、3年はプロバイダの変更やメールアドレスの変更が続出しそうです。

 この定額接続がインターネット接続の主流になると、ホームページの利用の仕方もかなり変わってきます。

 いま言葉の森では、図書一覧表やヒントの池に掲示板を設置していますが、常時接続で書き込みがしやすくなると、ここで読書会や国語の問題作成などができるようになると思います。また、作文の書き方についての質問ももっと気軽にできるようになります。

 現在でも、作文を書いている途中でわからないことがあれば、「先生、この場合の名言にはどんなものがありますか」などと掲示板で質問などができるようになっています。質問があればほとんどの場合すぐに返事が戻ってくるはずですが、実際にはまだほとんど活用されていません。

  ■意外と時間のかかる漫画描き

   ヒントの池の解説を毎週更新

 ヒントの池に漫画と音声を載せるようにしました。まだ掲載するパターンが定着していないので、更新があまりスムーズに進んでいませんが、それでもどうやら軌道に乗ってきました。

 文字だけで解説するよりも漫画や音声の助けがあると、わかりやすくなるようですので、この漫画描きはこれからも続けていきたいと思います。

 しかし、この漫画描きに結構時間がかかります。案を考えるのは、ふだん教室で生徒に説明しているとおりですから5分ほどなのですが、一応全国ネットでホームページに載せるわけですから、あまりいいかげんな絵も描けません(実際にはかなりいいかげんな絵ですが^^;)。そうすると、一学年の絵を描くのにやはり一時間弱かかってしまいます。

 先々週は、まとめて全学年の一週間分の絵を描いたので、ほとんど朝から晩までずっとお絵描きをしていました。13学年だから約13時間です。パソコンに向かってアンパンマンの絵などを描いていると、うちの子供がそれを見て「お父さん、楽しそうだね」などと言っていましたが、かなり苦しかったです(笑)。

  ■子育ては手間のかかるもの

   よその子は順調に見えるけれど

 自習を毎日欠かさずにして、書くこともしっかり決めてきて、持ち物もきちんと整理されている状態で教室に来る子がいます。一方、全部その反対の子もいます。^_^;

 きちんとしている子は、やはりそれだけお母さんやお父さんがうちで苦労してきちんとした生活を継続できるようにしていることがわかります。

 よそのうちの子を見ると、一度だけでものごとがよくわかるように見え、自分のうちの子を見ると、何度同じことを言ってもわからないと思いがちですが、実際にはどの子も同じように、親から叱られたりほめられたりしながら日々の生活習慣を作っています。

 ですから、どんなにきちんとしている子でも、親が手を抜けばすぐに生活習慣が乱れてきます。逆にどんなにだらしないように見える子でも、親が手をかければきちんとしてきます。

 親はつい「子供がもっと自分だけでやれるようになってほしい。少なくとも一度だけの注意でちゃんとやれるようになってほしい」と思うものですが、そういう天才的な子はひとりもいません。どの子も親に毎日うるさく言われるからちゃんとやっているのです。

 「もう小学生だから」と親がそれまでの本の読み聞かせをやめてしまった子は、それからすぐに読書から離れてしまいます。「もう中学生だから」と親が勉強のことに口うるさく言わなくなった子は、すぐに勉強から遠ざかってしまいます。同じことは「もう高校生だから」ということでも言えるでしょう。

 ですから、子育てのコツは、たまに言うのではなく、毎日同じように言いつづけることです。自習の習慣なども、二、三日に一回「自習しなさい」と言ってさせるだけでは、毎回叱ったりけんかをしたりという場面が再現されるだけです。毎日「自習しなさい」と言ってさせていれば、無理なく続けることができます。

 子育ては、どこかスイッチを入れればあとは自動的にすすぎから脱水までをやってくれるような便利なものではありません。毎日同じことを同じように注意して初めて、望ましい状態が維持できるのです。

  ■早期教育よりも愛情を

   叱らない子育てが大事

 小さいころから英語や算数やピアノや作文(笑)の勉強をする子がいます。

 早期教育はそれ自体は悪いものではありません。特に現代のように、テレビゲームや漫画などでパターン化された遊びにふけりやすい環境に囲まれていると、親が子供の成長のためによりよい環境を作ってあげることは大切です。

 しかし、その早期教育にもマイナス面があります。

 第一は、いろいろなことをしすぎて肝心の重点がどこかわからなくなることです。子供時代は、体験と読書と対話がいちばん必要なものですが、英語や算数の勉強に時間をとられて肝心の読書や対話の時間がなくなっている子が意外に多くいます。英語や算数や漢字などの知的な勉強は、子供時代でこそ人よりも先に進んだような気がしますが、実際には年齢が上がるにつれてその効果は消えていくものです。

 第二のマイナス面は、早期教育に熱心になるとそれに比例して、親が子供を叱る場面が増えてくることです。「この前やったでしょ」「どうしてこんなのができないの」と言って叱って勉強をさせるくらいなら、勉強などしないでのんびり遊んでいるほうがずっと脳の発達にはいいのです。

 叱られているときの脳は機能が低下していると私は仮説を立てています。その証拠に、小学校時代の思い出を考えても、友達や先生とうまくいっていたときの記憶はたくさんあるのに、友達や先生とうまくいっていなかった学年のころの記憶はほとんどないということがよくあります。

 教室にいる生徒に聞いても、幼稚園や保育園時代のころをくわしく覚えている子もいれば、そのころの記憶がほとんどないという子もいます。楽しく幸福に暮らしていた時期は脳が活性化しているので遊びの中からでもいろいろなものを吸収していますが、苦しく不幸に暮らしていた時期は脳の機能が低下しているので、勉強からも遊びからもわずかなものしか吸収できなくなっているのです。

 今は核家族化と少子化が進み、親の姿勢が子供の心身の発達に影響を与える度合いが昔よりもずっと強くなっています。それだけに、子育てについては、知的なものよりも愛情的なものを優先させて考えていく必要があります。

  ■光る表現(小1−小3) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●オーロラさん(あみく/小2)の作文より(ミルクティ先生/5.4週)

 『町たんけんのことー!!?』グループのリーダーは、わたしでした。みんなをまとめるのがたいへんでした。石わたさんと、小林さんは、たったちょっとのことで、すぐおこって、それに小林さんが「しゃべるんだよ」っていっときながら、しゃべるのは小林さんでした。(略)学校にかえって「じけん」がありました。(略)つばめのすが、風でおちてしまいました。(略)たまごは、ぜんぶしんじゃってしまいましたが、そのあと、つばめのおやがしゅうりしてました。わたしは、つばめのおやがしゅうりしてるのがすごいなと思いました。<評>オーロラさんの思ったことや、きもちをたくさん書けたね。町たんけんの話では、リーダーのくろうが、よくわかったよ。(^^; 学校にかえってきたら、大じけんがあったんだね。つばめさんたち、つぎのたまごは、ひなになるといいね。

●あやこさん(ありろ/小2)の作文より(洋子先生/7.1週)

 あさ、「今日は、いい天気だなぁ」と、大きい声でいいました」———中略———「あぁ———今日は、一年に一回しかみられないものなのになぁ、どうしよう」と、かなしくいいました。評:初めの会話文には、七夕を待っているうれしくてはずんでいる絢矢子ちゃんのきもちがでており、また、次の会話文には、夕方から台風の影響で大雨になってしまい、楽しみにしていた七夕さまがみえなくなってしまった残念なきもちがとてもよくこめられて書けていましたね。あの日は、台風が近づき関東地方へ、上陸するかもしれないと天気予報が伝えていましたものね。本当に、残念でしたね。ところで、日曜日の夜の月食は、みましたか?神秘的でしたあさ、「今日は、いい天気だなぁ」と、大きい声でいいました」———中略———「あぁ———今日は、一年に一回しかみられないものなのになぁ、どうしよう」と、かなしくいいました。評:初めの会話文には、七夕を待っているうれしくてはずんでいる絢矢子ちゃんのきもちがでており、また、次の会話文には、夕方から台風の影響で大雨になってしまい、楽しみにしていた七夕さまがみえなくなってしまった残念なきもちがとてもよくこめられて書けていましたね。あの日は、台風が近づき関東地方へ、上陸するかもしれないと天気予報が伝えていましたものね。本当に、残念でしたね。ところで、日曜日の夜の月食は、みましたか?神秘的でした。

●トトさん(あれは/小2)の作文より(メグ先生/7.2週)

  だんごむしは、おそいやつとはやいやつがいました。ふうちゃんとわたしは、「こっちがはやい。」「こっちは、おそい。」といってだんごむしとたのしくあそびました。評:足のはやいだんごむしは、あのたくさんの足をいっしょうけんめいうごかしているのかと思うと、なんだかかわいいですね。会話を入れることによって、たのしくあそんでいるようすがよくわかります。

●ナオさん(あわも/小2)の作文より(あかね先生/7.2週)

 どうして、おじいちゃんがすきって、いつもニコニコして、「いいよ。」と言ってくれるから。(評)まごをかわいがるおじいちゃんのきもち、「いいよ」というみじかいことばの中に、いっぱいつまっているね。どうして、おじいちゃんがすきって、いつもニコニコして、「いいよ。」と言ってくれるから。(評)まごをかわいがるおじいちゃんのきもち、「いいよ」というみじかいことばの中に、いっぱいつまっているね。

●理子さん(いいに/小2)の作文より(洋子先生/7.2週)

 ピ−マンがみつかったときわたしは、びっくりしてほんとうにピ−、マンなのかなと思いました。評:学校で苗から育てた木にピ−マンのみがついているのを発見した時の驚きが素直にかけましたね。お家へ持ち帰ったピ−マンでお母さんがミネストロ−ネを作ってくださったそうです。お母さん、すてきなレシピを考えてくださったのですね、ピ−マンのみどり色がス−プのなかで光っていたことでしょう。さぞかし、おいしかったことでしょう!ピ−マンがみつかったときわたしは、びっくりしてほんとうにピ−、マンなのかなと思いました。評:学校で苗から育てた木にピ−マンのみがついているのを発見した時の驚きが素直にかけましたね。お家へ持ち帰ったピ−マンでお母さんがミネストロ−ネを作ってくださったそうです。お母さん、すてきなレシピを考えてくださったのですね、ピ−マンのみどり色がス−プのなかで光っていたことでしょう。さぞかし、おいしかったことでしょう!

●瞳子さん(あとふ/小3)の作文より(ミルクティ先生/4.2週)

 お母さんの小さい時のたからものは、バービー人形だったそうです。お母さんのお父さん(つまりわたしのおじいちゃん)にかってもらって、だいじにつかったそうです。弟のたからものは、ひまわりぐみさんからもらった、ひまわりのたねだそうです。それを聞いた時、弟のたからものは土にうえて花がさいてかれてしまっても、たねがいっぱいでてきます。またくりかえしてうれられます。お母さんのもまた同じです。自分の子供がうまれて大きくなったら、またつかいなおせるからです。わたしだって、その人形を、子供にあげるでしょう。わたしのだって、まけません。自分の子供がおよめにいったらかならずもってかせるでしょう。<評>たからものについて、家族(かぞく)に聞いた話をじょうずに書けたね。さらに、それについて思ったこと、かんがえたこともしっかり書けています。◎◎◎です!

●あっぴぃさん(あなあ/小3)の作文より(ミルクティ先生/4.2週)

 妹が一番かわいいところは、ダンスをするところです。そのダンスがわたしは、かわいくてしょうがないので妹がやると、コーチのように「おしりふってー」とか「もっと、のってー」とか、ついつい言ってしまいます。ともかは、わたしがそんなことを言って、心のなかで(しつこい姉だなぁー)と思っているかもしれません。<評>お姉さんが、いろいろ、おうえん(!?)してくれるから、妹さんも、よろこんでいるかもしれないよ。会話がたのしいね。(^o^)

●あっぴぃさん(あなあ/小3)の作文より(ミルクティ先生/5.2週)

 お母さんの子どもの時は、おり紙の小さいがらのついた7センチぐらいのをあつめてこうかんしたり、おり紙をあわせてはこをつくったりするのが、はやってたそうです。わたしは、その話を聞いていた時、今とは、やっぱりじだいがちがうんだなぁーと思いました。なぜかと言うと、おり紙なんて今は、こうさくでおり紙がなくなった時とかにかうのに、こうかんしたりするためにおり紙をかったというからです。<評>おなじ小学生でも、今とお母さんの時代では、あつめるものが、ちがってきているということに気がついたんだね。みらいの愛捺ちゃんの子どもたちは、何をあつめるのだろうね?

●ラブリーさん(あにせ/小3)の作文より(ミルクティ先生/5.3週)

 私は、この間、インドでゾウが『電車にひかれる。』というニュースを聞きました。牛をうやまうなら、ゾウも大切にしてほしいと思いました。(略)私は、生き物にはちゃんと命があって、生きようとする心があるのだから、命を大切にしてほしいです。<評>神さまとして、牛を大事にするだけでなく、どんな動物も大切にしなくてはいけないと思ったのね。「生きようとする心がある」という部分に、グッときました。(;_;)

  ■光る表現(小1−小3) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●カービーさん(あねみ/小3)の作文より(はるな先生/6.3週)

 ぼくは、学校のべんきょうをしないで、鳥になってまどからぬけだしたいな、とおもったことが1回だけあります。その授業はぼくの、きらいな算数でした。それは、長さやデシリットルのべんきょうです。・・・・いちばんおもしろかったところは、「1年中いるのは、すずめやからすです。」というおはなしでした。すずめやからすは、英語で鳴くことができないからだとおもいます。(講評);わたり鳥にまつわる、小さい頃の思い出話、とても正直にかきあらわせました。誰もが、一度や2度くらい、あなたと、同じようなことを、空想したことがあるでしょうから、読み手の共感をよびおこしてくれますね。また、「すずめやからすは、英語で鳴くことができないからだとおもいます。」という発想が、ひとつところにいて、どこにも旅をしない鳥とうことで、なかなかおもしろい実例ですね。

●ブラッキさん(あはな/小3)の作文より(はるな先生/6.1週)

 ぼくのばんがやっときました。「ドキドキ」とむねが、きんちょうしました。「カッキーン」と音を立ててこうていのはじまでいきました。「はしれ、はしれ」と、みんながいいます。「いわれなくても、わかっているよ」と思います。・・・・・「だれがとるかな」そうおもっていると、だれもとらなくて、僕が走ってギリギリグローブの先でとりました。 (講評);打つ順番がまわってきたときの、あなたの緊張感や、「どきどき」という胸の高鳴りが、じかにつたわってくるようです。ボールがバットにあたったときのここちよい音のひびきが、とってもいいですね。相手チームとの試合展開が、いきいきとせつめいできました。また、守りのときも、グローブの先で巧みにボールをキャッチできて、実にすごい!あなたの大活躍のおかげで、勝つことができて、本当によかったですね。

●すずらんさん(あふよ/小3)の作文より(ミルクティ先生/6.2週)

 (雨がふってよかったと思う日について)ずっと晴れだと私たちが育てているヒマワリがかれてしまいます。じょうろで水をあげてもすぐ、かわいてしまうからです。だからきっとヒマワリさんは、「とってもうれしいよ!!」と思っていると思います。たぶん明日は晴れるので、雨、晴れ、とこうごになると、もっともっとヒマワリさんはうれしいと思うんじゃないかな………?<評>雨がふってよろこぶヒマワリのきもちを考えたところが、すてきだね。雨がふったあとに、こんどはお日さまの光をあびて、ぐんぐんのびていきそうね。

●秀雄さん(あろう/小3)の作文より(ももんが先生/7.1週)

 プールで楽しいことは、いっぱいあります。とくに楽しかった遊びは、たからさがしです。魚さがしでは、ありません。もし、魚さがしだったら、魚をやいて食べます。【評:こんな風に、ちょっとしたことばのちがいで、とてもちがったものになることがあるのですよね。そんな、ことば遊びを利用して、楽しいそうぞうができました(^o^)。また、「とくに」ということばも上手に使い、作文の中心をきめています。】

●諒さん(あろつ/小3)の作文より(森川林先生/7.2週)

  土日はお父さんと、外でキャッチボールをしています。「外野の時はとくに、うけたらすぐ投げろ。」「投げるときは、ひじを上げろ。」とアドバイスしてくれます。評:味のある会話だね。 土日はお父さんと、外でキャッチボールをしています。「外野の時はとくに、うけたらすぐ投げろ。」「投げるときは、ひじを上げろ。」とアドバイスしてくれます。評:味のある会話だね。

●直樹さん(あろら/小3)の作文より(きょうこ先生/6.1週)

  「ぼくは、たぶんあしたこの3つをやると思いました。ぼくは、この3つをできると思います。」 うわぁ、直樹くんが心の中で思ったことを作文に書けたね☆ この調子、この調子。どんどん思ったことを教えてね(^.^)

●雄太さん(いあさ/小3)の作文より(かつみ先生/7.2週)

 最も好きなゲームは、三つあって、ゲームボーイカラー、任天堂64、プレイステーション2です。とても一つにはしぼりきれません。   評:最も好きなものというと、本来は一つなのだけれど、それをあえて3つだし、とても絞りきれないとかいている。なかなか面白い書き方だね。

●瑛世さん(いいこ/小3)の作文より(ゆり先生/7.2週)

 (手のまめが)わたしは、かわのむけているのも入れて十四こありました。こんなにできたんだなと思ってびっくりしました。(略)自分でもしんじられません。でも、それだけわたしはつりわが大好きなんだなと思いました。(評)手のひらに十四こもまめができるほど、つりわでたくさん遊んだんだね。自分でもびっくりした気持ちと、それくらいつりわが大好き! という気持ちがとってもよく表れていますね。(手のまめが)わたしは、かわのむけているのも入れて十四こありました。こんなにできたんだなと思ってびっくりしました。(略)自分でもしんじられません。でも、それだけわたしはつりわが大好きなんだなと思いました。(評)手のひらに十四こもまめができるほど、つりわでたくさん遊んだんだね。自分でもびっくりした気持ちと、それくらいつりわが大好き! という気持ちがとってもよく表れていますね。

●一休さんさん(わら/小3)の作文より(けいこ先生/6.2週)

 「おーい、信彦。今年も、大きなカタツムリをみつけたぞ!」……「見つけた! 見つけた!」……「こりゃ、一本とられたなあ。」 評:いっしょに公園に行ってカタツムリを見つけた時のお父さんの様子が、会話を使って楽しく表現できたね。大人のお父さんが、まるで子どもみたいに喜んでいるのが、何だかおもしろいね。すてきなお父さんだね。

●一休さんさん(わら/小3)の作文より(けいこ先生/7.3週)

 どんな時も相手の気持ちを考えて、決して人をせめてはいけないと思いました。僕もやさしい人になりたいです。 評:せめたら相手からせめかえされる……そう考えると、「せめない」ことの大切さがよくわかるね。この気持ちを忘れずに!どんな時も相手の気持ちを考えて、決して人をせめてはいけないと思いました。僕もやさしい人になりたいです。 評:せめたら相手からせめかえされる……そう考えると、「せめない」ことの大切さがよくわかるね。この気持ちを忘れずに!

  ■光る表現(小4) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●さるきちさん(あある/小4)の作文より(ゆり先生/7.2週)

 (ドッチボールの大会で)ぼくは、自分では、まさかゆうしょうはしないだろうと、思っていました。けれど、決勝まで来ると、「もう、ぜったいゆうしょうしたいねん。」という気もちにかわりました。(評)だんだん勝ち進んでくると、何とかゆうしょうしたい!という気持ちになったんだね。気持ちがかわってきた様子が伝わってきます。(ドッチボールの大会で)ぼくは、自分では、まさかゆうしょうはしないだろうと、思っていました。けれど、決勝まで来ると、「もう、ぜったいゆうしょうしたいねん。」という気もちにかわりました。(評)だんだん勝ち進んでくると、何とかゆうしょうしたい!という気持ちになったんだね。気持ちがかわってきた様子が伝わってきます。

●友葵さん(あしも/小4)の作文より(ゆり先生/7.2週)

 (キックボードで)登る道の時は、乗らないでおすだけです。それでも、「ハァー、ハァー。」と、あらい息です。(評)登り道が大変な様子がよく表れていますね。

●しょうたさん(あたの/小4)の作文より(きょうこ先生/6.1週)

  「ラケットベースボールをして一番うれしかったのは、ホームランを四回打ったことです。こんなに打てた理由は、まず、ピッチャーがボールをおそく投げたことです。もう一つの理由は、ソフトボールの練習で、素振りをたくさんするからです。」 おぉぉぉ、ただうれしかっただけではなく、その理由についても分析してしまうなんて、スゴイなぁ(☆O☆)。すごく分かりやすい理由を発見☆だね。

●しょうたさん(あたの/小4)の作文より(きょうこ先生/7.2週)

  「「やったー。」と、ぼくは、カードのパックを開けた時、よろこびました。いっしょにカードを買いに行った友達があつまって「いいなー。」と、言いました。」 すごくスピード感のある元気な書き出しだね☆ 捷太くんの大喜びの声に、お友達もびっくりしてバーーーッと集まってきたんだろうね。 「「やったー。」と、ぼくは、カードのパックを開けた時、よろこびました。いっしょにカードを買いに行った友達があつまって「いいなー。」と、言いました。」 すごくスピード感のある元気な書き出しだね☆ 捷太くんの大喜びの声に、お友達もびっくりしてバーーーッと集まってきたんだろうね。

●ねぎちゃんさん(あとな/小4)の作文より(ふじのみや先生/7.2週)

 「ピッ、ピコピコピコ、ピッ、ピッ、ピッ」と、音がなります。なんの音だろう? じつは、ぼくの好きな、ゲームです。 ☆今、亮太くんが何をしているかって? ははーん、その音はもちろんゲームだな。クイズのような、おもしろい書き出しですね。「ピッ、ピコピコピコ、ピッ、ピッ、ピッ」と、音がなります。なんの音だろう? じつは、ぼくの好きな、ゲームです。 ☆今、亮太くんが何をしているかって? ははーん、その音はもちろんゲームだな。クイズのような、おもしろい書き出しですね。

●すみすみさん(あない/小4)の作文より(はるな先生/6.3週)

 「アリたちだって、協力して、自分の家をつくっているんだ。まるで、小さな大工さん、だなー」と思いました。・・・・・・えさの死がいにはちいさなアリもむらがっていて、デパートのバーゲンにきたおばさんたちみたいでした。 (講評);土を入れたペットボトルにありやダンゴムシをしのばせ、どんなふうにすをつくるか実験して、じっとよく観察した記録を、とても性格に、わかりやすく、かきあらわせました。「まるで、小さな大工さん、だなー」というかきあらわしかたが、すごく的確で、気に入りました! 小さなアリが死がいにむらがるようすを、たとえを用いて大変ユーモラスに表現できました。

●えりさん(あなふ/小4)の作文より(ももんが先生/7.1週)

 トトは、ニンジンやキャベツ、レタスなどのやさいと、ベニバナのたねと、パイナップル、メロンやバナナなどのフルーツ、ラビットフードが大すき。何でも大すき。でも、おなかいっぱいになると、トトロみたいに、おなかをみせて、「グーグーグー」ってねてしまいます。【評:ウサギのトトは、くいしんぼうですね(^o^)。おいしい食べ物を食べて、すやすやねむると、本当にトトロのように大きくなっちゃうかもしれません。さすが飼い主(トトの親友!?)のえりちゃん、トトのようすをとてもよく観察できていますね。いろいろなものをじっくり観察することは、すべての勉強の一番もとになることだと、先生は思っています。そして、こんなに楽しい文章も生み出すのですね。】

●むっちゃんさん(あひほ/小4)の作文より(ももんが先生/6.1週)

 お母さんは、とんぼをとるのがとてもうまかったです。あっというまに、虫かごの中はとんぼが八ぴきになりました。私もつかまえようとしましたが、ふくろの方を下にして、にげられたり、反対にてんとう虫が入っていたり、もうめちゃくちゃでした。【評:あっという間にふえた、虫かごの中のとんぼの数を書いたのがとてもいいね。お母さんがとんぼとりの名人だというのが、とんぼを必死でつかまえようとしているむっちゃんのすがたとも対比されて、よく伝わってきます。(^o^)/】

●真亮さん(あむこ/小4)の作文より(洋子先生/7.1週)

 小学二年生までは、石炭スト−ブで、係りのひとが石炭をもらって部屋をあたためていて、スト−ブの上にはやかんをのせ乾燥しないようにして、そのやかんからは、湯気がたくさん出ていたそうです。———略———先生が宿直のとき夜中にみんなを呼んでくれてグラウンドに集まって星の観察をしたそうです。オリオン座やカシオペア座などを初めて知り、目に焼きついているそうです。評:真亮君のお父さんの小学生時代のおはなしからです。先生の小学生、中学生ころも石炭スト−ブでした。あのころの教室の様子が目に見えるようです。先生と見上げた星空のすばらしさ、目に焼き付いた星座の数かず、先生と生徒の気持ちがいったいとなったお父さんのなににも勝る貴重な思い出ですね。素敵な小学生時代を過ごされたお父さんが羨ましくなってしまいますね。真亮君もすばらしい思い出を作ってくださいね!

 

 

  ■光る表現(小4) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●倖太さん(あむわ/小4)の作文より(ふじのみや先生/7.2週)

 フーは、とてもでぶなのでおなかがブヨブヨしています。その感かくは、まるで水を入れたビニールぶくろのようです。 ☆だらーんとしたおなか。いったい何がはいっているのかな?

●トモミンさん(あらは/小4)の作文より(さかな先生/7.1週)

 水をかけあってもり上ってきた、という時に、たいていお母さんが、「もうそろそろでたら?」というので、私は、(もっとやりたいよ。)という気持ちでおふろから上がる。★評:おふろでの「水かけごっこ」の場面。とてもテンポが良いね。今の季節、この遊びは気持ち良さそうだね!

●将也さん(あれう/小4)の作文より(さかな先生/7.1週)

 「電車から降りたら、もうそこは駅も外も七夕祭りの飾りでもういっぱいで人が沢山いました。」★評:お祭り会場に着いた時の熱気が伝わってきますね。

●茜さん(あろさ/小4)の作文より(ももんが先生/6.1週)

 六年にとっては、小学生最後のうんどう会なので、とてもはりきっていました。その六年のかけっこは、とてもすごかったです。おうえんは、どこのチームも「ワー。」としか言っていないようでした。私たちのチームも、何を言っているのかわかりませんでした。【評:たくさんの人がおうえんする声がまじりあって、大きな「ワー!!」という声のかたまりになったんだね。感じたことをすなおに表現できていて、とてもいい(^o^)/】

●茜さん(あろさ/小4)の作文より(ももんが先生/7.2週)

 「ひえ〜!!!」漢字の五十音のテストが返されたときに、おもわずさけんでしまいました。じつは「点数がわるかったら、漢字ノートを何さつか(宿題に出すぞ)。」と先生に言われていたからです。みんなもザワザワしています。中には、「ヤッター。こんなの楽しょう。」なんて言っているいばりんぼうもいます。となりの席のこまざわくんが、「あかね、テスト何点だった?」と聞いてきました。わたしは、「おーしえない。おしえてもいいけど、こまざわくんがおしえてくれなかったら、おーしえない。」と言いました。そうしたら、こまざわくんは、「ほらっこれっ。」と言って、テストの紙をわたしにつき出しました。わたしよりもいい点数でした。わたしは、「ほらっこれっ。」とまねをしながらわたしました。そうしたら、「げー。こいつ点数わるー。」と言われてしまいました。くやしかったので、家で夜に漢字のれん習をしました。…【評:自分や友達の話したことばが、一言一言、とてもていねいに思い出して書けています。こんな風に表現すると、そのことばを話している人のようすや気持ち、表情まで、よーく伝わってきますね。(^v^)すてき!】「ひえ〜!!!」漢字の五十音のテストが返されたときに、おもわずさけんでしまいました。じつは「点数がわるかったら、漢字ノートを何さつか(宿題に出すぞ)。」と先生に言われていたからです。みんなもザワザワしています。中には、「ヤッター。こんなの楽しょう。」なんて言っているいばりんぼうもいます。となりの席のこまざわくんが、「あかね、テスト何点だった?」と聞いてきました。わたしは、「おーしえない。おしえてもいいけど、こまざわくんがおしえてくれなかったら、おーしえない。」と言いました。そうしたら、こまざわくんは、「ほらっこれっ。」と言って、テストの紙をわたしにつき出しました。わたしよりもいい点数でした。わたしは、「ほらっこれっ。」とまねをしながらわたしました。そうしたら、「げー。こいつ点数わるー。」と言われてしまいました。くやしかったので、家で夜に漢字のれん習をしました。…【評:自分や友達の話したことばが、一言一言、とてもていねいに思い出して書けています。こんな風に表現すると、そのことばを話している人のようすや気持ち、表情まで、よーく伝わってきますね。(^v^)すてき!】

●ゆうやさん(いあて/小4)の作文より(まさみ先生/6.1週)

 (清掃工場で最上階からクレーンでごみをつかんでいるようすを見て)ふっと「もしもあのゴミが全部、ユーフォーキャッチャーのぬいぐるみだったらなぁ。」と思いました。評:先生も清掃工場に見学に行ったことがありますが、たしかに、あのクレーンを見るとユーフォーキャッチャーみたいな気がしますね。

●穂香さん(すよ/小4)の作文より(きょうこ先生/6.1週)

  「この先生の面白いところは、ころっと話がかわることです。.........先生はドカーーーーンとおこりました。おこったのにすぐ、........とニコニコ顔でいうのです。どうして、先生は、こんなに切り替えが速いのだろうといつも思います。」あらら、ほんとにすごい変化だね。\(☆O☆)/ ほのかちゃんのドカーンからニコニコへという表現にその速さがあらわれているね☆ さて、その理由は何か分かったかな??

●穂香さん(すよ/小4)の作文より(きょうこ先生/7.3週)

 「最近では、バリアフリーという言葉が目立ちます。車椅子の人も目の見えない人も耳の聞こえない人も便利に使えるようにバスが作られていたりしています。そうやって、誰でも使える物はいくら作ってもいいと思います。」おおぉ、説得力あるね☆ 新しい物がどんどんでてくる中で、いろいろな意見があると思うけれど、バリアフリーに関するほのかちゃんの意見はすてきだったね♪

●瑞季さん(てく/小4)の作文より(かつみ先生/6.2週)

 雨は、空にいるあまぐもさんがおこって、雨がふるのかな。それとも、あまぐもさんのなみだかな。   評:それとも、たくさんの木や花や草に、ごほうびのお水をあげているのかな。

  ■光る表現(小5−小6) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●紗由美さん(ああも/小5)の作文より(ふじのみや先生/7.1週)

 わたしとお母さんがにているところは、はずかしがりやなところです。にていないところは、わたしははずかしがりやでも、自分が「やりたい」と思ったら、「やりたい」というけど、お母さんは「いいです。」と、そこでひきさがるところです。だからわたしは、お母さんは、はずかしがりや の また はずかしがりやだったんだなと思いました。 評:はずかしがらずに、昔の自分の話をしてくださったお母さん。今は、ふつうのはずかしがりやさんなのかもね。

●ザッカルさん(あおぬ/小5)の作文より(きょうこ先生/6.1週)

  「つきゆびなんかならなきゃいいのにな〜〜〜。六年生の人たちはどうしてバスケットがじょうずなのかな。たぶん練習しているからうまくなっているんだ。」 つきゆびをしてしまって、あらためて、六年生ってじょうずだなぁ、いったいどうしてなんだろう??と考えてみたんだね。耕平くんもたっくさん練習して、つきゆびなんてしなくなってしまうくらいバスケがじょうずになれるといいね☆

●イルカさん(あそむ/小5)の作文より(あかね先生/4.1週)

 スキーだと会話が「このし--!この斜面、楽!」というように会話がはずむけれど、スノボーだと「つかれた--。ひざ、いたいし-。」というように元気がない。(評)スキーとスノボーのちがい、ユーモア満点にえがけているね!

●けろっぴさん(あちえ/小5)の作文より(ミルクティ先生/5.3週)

 このあいだ動物園に行ったのだが、そこにいる大人気動物の一匹、「ライオン」は、いつもあくびばかりしていて、まるで何も考えていないようである。ライオンを象徴している牙は、使わないから、意味がない。(略)我々の祖先は手を使っていろいろなことをしてきた。棍棒などの物を作ったりした。しかし、今ではどうだ。手作りなんてほとんどない。農村の人が作る野菜ぐらいだ。普通は、その野菜をスーパーで買い、料理するぐらいだ。<評>人間の手も、使わないでいると、動物園のライオンの牙のように無用の長物になってしまうかもしれないね。動物園のライオンから、便利な道具にたよりすぎている今の人間へと、視点を広げて考えたところが見事です。

●ゼニガメさん(あひろ/小5)の作文より(ももんが先生/6.1週)

 私は、父とどのように過ごしているかがはっきりと分かってきました。父さん、早く帰ってきてね、と思い、父のくつを見ました。【評:単身赴任のお父さんのことを書いた作文の結びの文です。一番身近な存在である、お父さんやお母さんのことをあらためて考えてみるというのは、実は、とても大切なことです。その人たちといっしょに、自分がどのような時間を過ごしているかが、よくわかりますね。これからもこんな風に、時々ふと振り返って、日常生活を見つめられたらすばらしいですね。(^o^) 】

●ゼニガメさん(あひろ/小5)の作文より(ももんが先生/6.3週)

 もし、音楽がきらいな人だったら、こんなときに鼻歌は出てこないと思います。でも、音楽のじゅ業はきらいで、音楽は好きな人は、私のように、こんなときに鼻歌が出るかもしれません。【評:良いことに気付きましたね。好きだから、気持ちがうきうきすると歌っちゃうんだよね。そして「音楽の授業がきらい=音楽がきらい」では、決してないのですよね。】

●慶彦さん(あふこ/小5)の作文より(ミルクティ先生/6.1週)

 じゅぎょうなどが、楽しくても進みぐあいが悪いと後が大へんなので、じゅぎょうを楽しく早く進める先生がいい。じゅぎょうなどが楽しくても進みぐあいがおそいと、一長一短だ。一長一短とは、一ついいところがあり、一つ悪いところがあることだ。ぼくは、こう考えたら、じゅぎょうが楽しく、やさしく、勉強の進みぐあいがいい先生が一番いいとわかった。<評>ことわざ「一長一短」を引用して、自分の意見を書いたところが工夫したね。楽しい、わかりやすい、予定どおり進める…そんな先生がたくさんいると小学校ももっと楽しくなるだろうね。(^o^)

●雅貴さん(あめす/小5)の作文より(ももんが先生/7.1週)

 「カタメツムリ」【評:ユーモアたっぷりの作文の題名です。ペットに紙を食べるカタツムリを飼っていた雅貴くん。どうしてカタツムリという名前なのだろう?と考え、いろいろ想像をふくらませました。もしかして、いつも片目をつぶっているのだろうか…?というところからこの名前が出てきました。こんなユーモア表現を作文の題名にすると楽しいですね。(^o^)】

●ナズナさん(あもせ/小5)の作文より(かつみ先生/7.2週)

 全部の言葉に「なぜ?」をつけると当てはまると思う。   評:発想がとてもいいですね。悩み事があったり、客観的に自分を見つめたいときにも使えるね。全部の言葉に「なぜ?」をつけると当てはまると思う。   評:発想がとてもいいですね。悩み事があったり、客観的に自分を見つめたいときにも使えるね。

●俊輔さん(あやゆ/小5)の作文より(かつみ先生/6.1週)

 その叫びが窓ガラスを揺らした。   評:おもしろい。それくらい衝撃が強かったんだね。

●丈史さん(すふ/小5)の作文より(あかね先生/7.1週)

 にんげんは、べんきょうをしているのにペットは、べんきょうをしていない、ずるい。そのかわりになにかしているんだろうか。ぼくたちよりたいへんなのだろうか。(評)ペットへの思い、ユーモラスに表現している

●大典さん(せと/小5)の作文より(さかな先生/7.1週)

 「動物がやくにたつならば、人間はせわをしなければなりません。もしせわをしなければ、愛情がそそがれず、なつかないどころかしんでしまう。だからペットはいやなんだというめんどくさがりやの人もいます。」★評:筋道を通して考えることができたね!「動物がやくにたつならば、人間はせわをしなければなりません。もしせわをしなければ、愛情がそそがれず、なつかないどころかしんでしまう。だからペットはいやなんだというめんどくさがりやの人もいます。」★評:筋道を通して考えることができたね!

●ピカチュさん(とや/小5)の作文より(ふじのみや先生/7.1週)

 レタースケールではかると、ピーを定型外ゆうびんでおくると120円だとわかりました。45グラムにぱっとこない人はサクランボ7こ分か えんぴつ10本分の重さです。 評:数字とたとえの使い方が◎(そのうち、ピーちゃんを作文といっしょに送ってね♪ あ、なまものはダメだって)。

 

 

  ■光る表現(小5−小6) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●イフリートさん(らよ/小5)の作文より(ミルクティ先生/4.3週)

 捨ててしまったのではないけれど、母が買って一回も使ったことがないしょうぎ道具をバザーにだしました。それから数週間後に、六年生のきょうしつで、しょうぎがはやりました。兄が「お母さん、うちにしょうぎ道具ない。」そしたら母が「そういえば、前のバザーでだしてしまったよ。」と言ったら兄の顔がいかにも、ぜつぼうてきな顔をしていました。それで何日か後に、また、しょうぎ道具を買いました。ぼくは、こういうことになってお金のむだづかいになるので、もっと考えて、すてるかすてないか考えていきたいです。<評>だれもが、経験していそうな話だね。ぜつぼうてきな顔をしているお兄さんのようすが目に浮かんで、お兄さんには申しわけないけれど、ユーモア表現として◎にしました。(^^;

●知尋さん(あえな/小6)の作文より(みち先生/5.1週)

 時計とは、時間を重視する人間にとってとても大切なものである。昔からあることわざで「急がば回れ」や「石の上にも三年」などという言葉が証明している。評:時間を客観的に見ている目のつけどころが個性的です。

●なりあきさん(あそき/小6)の作文より(森川林先生/7.2週)

 それに、明治維新後も米で税を納めていた。これは、米を作っている農家が多かったからだ。その後、伊藤博文の欧米化や工業の発達によって米を作る農家は減ったが、それでも米の自給率はほぼ100%だ。評:勉強などで習ったことを似た話として書いたんだね。

●SIGNALさん(あつえ/小6)の作文より(かつみ先生/6.1週)

 その一言を言ったとたん、体育館内のふんいきは、ガラリと変わった。   評:人の心をつかむことが上手な先生なんだね。

●まなピーさん(あやた/小6)の作文より(ふじのみや先生/7.2週)

 米粒を見ると七色の神様が遊んでいるように見えた。「よし。今日は全部食べよう。」そう言って食べた。全部食べ(ら)れた。他の人よりも自分の食器が一番きれいだぞと言う間もなく光っていた。神様って本当におりそうじゃなぁ…そう思いながら次の日もその次の日も茶わんのきれいさを見るのと七人の神様を食べるためにがんばって食べた。そうすると、だんだん慣れてそう思わなくても食べ(ら)れるようになったのだ。 評:聞いた言葉によって、心や行動が次第に変化してくる様子が伝わってきます。

●美々杏さん(あろむ/小6)の作文より(ミルクティ先生/6.1週)

 おもしろい先生のいいところは、おこるのは当然だが、子供を思いやる気持ちがあるのが感じられ素直になれるところだ。他の先生とはちがって、とても細かいところまでしっかり教えてくれるので私も先生が思いやって教えてくれた分、素直になりたいと思う。<評>最後の主題の部分。おもしろさの奥にひそむ生徒への気持ち(=思いやり、愛情)を考えて、自分の言葉で意見を書けたね。

●キティさん(さあ/小6)の作文より(ゆり先生/6.1週)

 「チュン、チュン。」スズメが元気におしゃべりしている声。「ワンワン。」愛犬コロが、散歩中の犬にむかって大きな声でほえる声。一日の始まりの朝は、こんな音で始まる。評:朝の風景を、音に注目して書き始めたんだね。

●キティさん(さあ/小6)の作文より(ゆり先生/7.2週)

 命とは、人間や生き物たちにとって宝物である。人間すべてが、虫の命の大切さをわかるのはいつの日だろうか?(評)「宝物は命」という内容を書いた作文の最後の部分です。”●一般化の主題”がうまくできているし、問いかけるような終わり方もよく工夫できていますね。命とは、人間や生き物たちにとって宝物である。人間すべてが、虫の命の大切さをわかるのはいつの日だろうか?(評)「宝物は命」という内容を書いた作文の最後の部分です。”●一般化の主題”がうまくできているし、問いかけるような終わり方もよく工夫できていますね。

●たまごさん(せろ/小6)の作文より(さかな先生/7.1週)

 ニャンコは、とても苦しそうだったので、うちわであおぎながらおなかをさすってあげた。私がトイレに行こうと思い、ちょっとはなれると、「いかないで。」という風に、ニャーとないて私のあとを追った。私は、ずっとニャンコから離れられなかった。★評:ネコのニャンコちゃんの初めてのお産という大変な場面。環さんが心配する気持ちと、ニャンコちゃんが環さんに寄せる信頼とが胸に迫ります。3匹も無事に生まれて良かニャンコは、とても苦しそうだったので、うちわであおぎながらおなかをさすってあげた。私がトイレに行こうと思い、ちょっとはなれると、「いかないで。」という風に、ニャーとないて私のあとを追った。私は、ずっとニャンコから離れられなかった。★評:ネコのニャンコちゃんの初めてのお産という大変な場面。環さんが心配する気持ちと、ニャンコちゃんが環さんに寄せる信頼とが胸に迫ります。3匹も無事に生まれて良かったね。

●ホームズさん(なか/小6)の作文より(ミルクティ先生/5.4週)

 言葉というものは国の文化を表していて、まるで芸術のようである。外国人は、日本語を学ぶのは難しい。しかし、無理に日本語を変えようとすると、「角を矯めて牛を殺す」になり兼ねない。日本独特の部族言語が、国際普及を行ったことで消えていってしまうかもしれない。人間にとって、母国語と言うのは国の文化であり、いつまでも大切にしていきたいものだ。<評>最後の段落で、自分の意見をしっかり主張できたね。説得力のある文章です。ことわざの引用も、さりげなく、かつ効果的。

●たぬきさん(のと/小6)の作文より(ゆり先生/6.2週)

 勉強ばかりやって遊ばないとイヤミな人になる。評:おもしろいね! たしかにガリ勉タイプの”イヤミ”な子って、マンガにも必ずでてくるもんね。たぬき君の身近にもいるのかな?

  ■光る表現(中学生以上) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●しおりさん(あそと/中1)の作文より(ふじのみや先生/4.3週)

 確かにきれいで楽譜通りにすれば、必ず合っていて安心であるが、納得はいかないであろう。なぜなら、それが機械のように、だれにでもひけるもので、自分の音ではないふうに思えてしまうからだ。矛盾とは、そういう面で、自分を出す一つのきっかけでもある。 評:矛盾はオリジナリティにつながっていくのですね。音楽だけではなく、他の場合にも矛盾を前向きにとらえるヒントになる表現です。

●潤之介さん(かな/中1)の作文より(けいこ先生/7.3週)

 親が理解するばかりでなく、子供も親のことを理解し、たがいの情報を交換しあうことによって、子供は伝統を守れるし、親は最近の流行などを理解することもできる。その結果、親と子は一番身近な関係になることできるのではないのだろうか。 評:「相互理解」の必要性をよく理解したまとめ。これは「親子」だけでなく、「世代間」にも当てはまりそうだね。親が理解するばかりでなく、子供も親のことを理解し、たがいの情報を交換しあうことによって、子供は伝統を守れるし、親は最近の流行などを理解することもできる。その結果、親と子は一番身近な関係になることできるのではないのだろうか。 評:「相互理解」の必要性をよく理解したまとめ。これは「親子」だけでなく、「世代間」にも当てはまりそうだね。

●はるるさん(くあ/中1)の作文より(みち先生/4.1週)

 人生、玉砕主義こそが生きることのモットーである。評:中学生になった心意気が自然に表われ頼もしいですね。意外な視点の広がりを感じる印象に残る結び文です。

●千秋さん(やお/中1)の作文より(ふじのみや先生/4.1週)

 一番楽しみだけど不安、でも期待しているのは、部活だ。 評:様々な気持ちが入り交じって、何とも言えない時はこのように表現してみるのもいいですね。

●たこ星人さん(こむ/中3)の作文より(きょうこ先生/7.1週)

 「例えば美術、「粘土で自由になにか作って下さい」といわれたとき、A君は「パソコン」「墓石」「つくえ」という同じような形の作品を10個くらい作った。B君は「五重の塔」という超細かい作品を一つだけ作った。結局評価はB君の方が高いだろう。やはり「量より質」なのだろうか。」おぉぉぉ、うさぎとカメのお話を、授業中の具体的なお話に変えて書いてみたんだね。説得力ばっちり! その様子が目に浮かんでくるよ。

●拓馬さん(ねき/中3)の作文より(まさみ先生/7.2週)

 私が創造し、考えに考えて、創造=きのこという結論になったとしたら、たらたら生きるよりも、私はきのこになりたい。それなら私は、きのこになることもいとわない。評:強い表現で自分の意見が主張できていますね。その気持ちで、これから様々な逆境に向かって行ってくださいね。

●眠雨さん(うき/高1)の作文より(ミルクティ先生/6.1週)

 つい二週間ほど前になるだろうか、習い事への道を急いでいた私は、ふと目を細めた。ビルの谷間に、切り残されたわずかな空。その密やかな聖域のさらに奥、仕事を終えた夕陽が、隣人へ一杯の酒を振る舞うような白光を残し、薄暗い街を灼きながら沈もうとしていた。見つめていると何故だか涙が滲んだ。どうしようもない衝動にかられ、習い事の先生に頼んでカメラをとってきてもらい、その風景を形に残そうとした。けれど何度覗いてもレンズの向こうに夕陽は無く、シャッターを切っても、その四角いフレームには染みのような茫光があるだけだった。空を赤く染めた白い夕陽は、絵画とも写真とも違う美しさがあったのだ。<評>自然が作り出す、曰く言い難い美を、これだけ綺麗に哀切すら感じさせて表現できたのが、すばらしいですね。

●AE86さん(えや/高1)の作文より(さかな先生/7.3週)

 本当の人間は奥が深く複雑である。正義の面もあれば悪の面もある。そして、それ以上に多いのは「どちらとも言えない曖昧な部分」である。★評:確かに、人間を一面的に捕らえることには無理があるね。この曖昧な部分をどう染めて行くかは自分次第だね。本当の人間は奥が深く複雑である。正義の面もあれば悪の面もある。そして、それ以上に多いのは「どちらとも言えない曖昧な部分」である。★評:確かに、人間を一面的に捕らえることには無理があるね。この曖昧な部分をどう染めて行くかは自分次第だね。

●UZI.SMGさん(そお/高1)の作文より(ミルクティ先生/6.1週)

 (自然美と人工美について)結局のところどちらも良いものなのだ。「美」と呼ばれるだけの価値があるのだから。そして、「美」には学者たちが難しく考えるような定義などないのだ。他人に高尚だとか低俗だとか非難されようと、自分が感動できるものであれば、それだけでそれは「美」と呼べるのだ。また、「芸術に国境はない」などとよく言うが、同様に「美にジャンルはない」のではないか。「美」という世界にしきりを入れること自体間違っている。「美」の世界を「自然美」だの「人工美」だのと言って種分けしようなどと言う考えは捨てるべきだ。<評>「芸術に国境はない」という言葉をアレンジして、自分の意見「美にジャンルはない」をさらりと書けたね。自作名言、見事です

 

 

 

 

  ■光る表現(中学生以上) 2000年7月3週号

   これまでの光る表現でまだプリントされていなかったものも載せています

●がっちゃんさん(てな/高1)の作文より(けいこ先生/7.2週)

 年上や年下と接する事は心の柔軟体操のようなもので……。 評:世代間の交流が必要という主旨の文。柔軟体操なしでハードな動きをしたら、怪我や事故につながりかねない。核家族・少子化が進む中で、「心の柔軟体操」なしで他者と向きあうのは、酷なことなのかもね。年上や年下と接する事は心の柔軟体操のようなもので……。 評:世代間の交流が必要という主旨の文。柔軟体操なしでハードな動きをしたら、怪我や事故につながりかねない。核家族・少子化が進む中で、「心の柔軟体操」なしで他者と向きあうのは、酷なことなのかもね。

●くみこさん(さく/高2)の作文より(ミルクティ先生/6.1週)

 肝心なのは、肉体と精神は明らかに違うものでありながら、相関しており、また私達は両方を向上させるように努めなければならないということなのだ。私は、「健全な肉体に健全な精神が宿る」ではなく、「健全な肉体は健全な精神によって成り立つ」でもいいと思う。この言葉は二つとも、私達に心身ともに望むべく成長するよう心がけろということを言っていると思うからである。<評>「●ことわざ(名言)の加工」が見事。くみこさんの作った言葉の方が、わかりやすくて納得できます!

●愛さん(たの/高2)の作文より(きょうこ先生/7.1週)

  「「勝負に勝つためには、苦手をなくすことよりも、得意技を持つことである。」と言うように、中途半端にゼネラリストになるのではなく、自信を持てるスペシャリストになりたいと私は思う。」この「自信を持てる」ということと、「スペシャリスト」を結び付けてみたのはよかったね。名言ともバッチリ合っていたね☆ 「「勝負に勝つためには、苦手をなくすことよりも、得意技を持つことである。」と言うように、中途半端にゼネラリストになるのではなく、自信を持てるスペシャリストになりたいと私は思う。」この「自信を持てる」ということと、「スペシャリスト」を結び付けてみたのはよかったね。名言ともバッチリ合っていたね☆

●あやのさん(あしわ/高3)の作文より(森川林先生/7.2週)

 判断の過程で捨象されたところにその人の長所が在るときは、その人は何の評価も与えられないことになる。評:なかなかよく考えた。「捨象」という言葉もうまく使ったね。

●武照さん(あよ/高3)の作文より(森川林先生/7.2週)

 我社には他の研究機関の二十倍のコンピュータがある。ヒトゲノムが解析されることは医学の大きな発展に繋がる。私のしていることに何の問題があるというのか。」DNA解析を今年終えたセレラ社のクレイグ・ベンダー社長は、こう言い切った。評:固有名詞や数字のデータをしっかり書いた引用は説得力がある。我社には他の研究機関の二十倍のコンピュータがある。ヒトゲノムが解析されることは医学の大きな発展に繋がる。私のしていることに何の問題があるというのか。」DNA解析を今年終えたセレラ社のクレイグ・ベンダー社長は、こう言い切った。評:固有名詞や数字のデータをしっかり書いた引用は説得力がある。

●武照さん(あよ/高3)の作文より(森川林先生/7.3週)

 我々が「生きた」アジアについてもっと目を見開いて行かねばならないと言うことである。相互理解は違いを認識することから始まるのである。評:名言になっている。我々が「生きた」アジアについてもっと目を見開いて行かねばならないと言うことである。相互理解は違いを認識することから始まるのである。評:名言になっている。

●○○○○さん(あう/社)の作文より(森川林先生/7.2週)

 戦争時代のナショナリズムの反動で「国際」という言葉が強調されるが、自国に対してプライドを持てない国民が外国に対して敬意を払えるとはとても思えない。評:切れ味のいい表現。

 

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