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  10.4週は清書です
  10月29・30・31日は休み
  勉強のコツ「集中できる時期を生かす」
  勉強のコツ「同じ内容を同じ順序で」
  父母の広場より
  光る表現(幼長−小3) 2002年10月4週号
   くるみさん(いのね/小1)の作文より(メグ先生/10.3週)
   りぼんちゃんさん(いらい/小1)の作文より(メグ先生/10.2週)
   玲さん(いるよ/小1)の作文より(メグ先生/10.3週)
   大地さん(いろは/小1)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
   彩夏さん(いわき/小1)の作文より(りんご先生/10.2週)
   まついひできさん(うあひ/小1)の作文より(うさぎ先生/10.3週)
   ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.1週)
   ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.1週)
   マッキーさん(いなく/小2)の作文より(メグ先生/10.2週)
   パンダくんさん(いひは/小2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   聖夜さん(いふか/小2)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
   ちび丸あんさん(いふち/小2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   ちび丸あんさん(いふち/小2)の作文より(けいこ先生/10.2週)
   元基さん(いへぬ/小2)の作文より(はるな先生/10.2週)
   ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.2週)
   アリスさん(いるに/小2)の作文より(なび先生/10.2週)
   王手!さん(うあち/小2)の作文より(スズラン先生/10.1週)
   かっぴーさん(いくす/小3)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   みのりさん(いこの/小3)の作文より(メグ先生/10.3週)
   真水さん(いすく/小3)の作文より(きりこ先生/10.1週)
   理沙さん(いたて/小3)の作文より(ゆえ先生/10.1週)
   大和さん(いぬむ/小3)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
   ビョークさん(いぬも/小3)の作文より(なび先生/10.1週)
  光る表現(小4−小5) 2002年10月4週号
   ミニパンダさん(あもろ/小4)の作文より(はるな先生/10.3週)
   ナオさん(あわも/小4)の作文より(スズラン先生/10.2週)
   水の木さん(いおね/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
   スマイルさん(いにわ/小4)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   ポッターさん(いねり/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
   スマイリーさん(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/10.3週)
   ちえちゃんさん(いはさ/小4)の作文より(メグ先生/10.3週)
   クラッシュさん(いふて/小4)の作文より(ひまわり先生/10.2週)
   奈さん(いふれ/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
   彩花さん(いへゆ/小4)の作文より(ふじのみや先生/10.1週)
   たまえもんさん(いゆゆ/小4)の作文より(ともち先生/10.1週)
   ビーバーさん(あにい/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
   大豆さん(あのわ/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
   ナッチさん(あめか/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
   みかんさん(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/10.1週)
   きのこさん(いすこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
   花織さん(いなも/小5)の作文より(ももんが先生/10.1週)
   キティさん(いぬこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/10.2週)
   ゲームさん(いまう/小5)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   あいあいさん(いまさ/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
  光る表現(小6−中1) 2002年10月4週号
   パレットさん(いてり/小6)の作文より(ゆうこ先生/9.3週)
   咲恵さん(いなふ/小6)の作文より(ともち先生/10.1週)
   真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/10.1週)
   ミュウさん(あにた/小6)の作文より(けいこ先生/10.2週)
   茜さん(あろさ/小6)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
   パレットさん(いてり/小6)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
   真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/10.2週)
   海亀航さん(いるせ/小6)の作文より(ウッチャン先生/10.1週)
   将さん(ううた/小6)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
   さるっちさん(やあ/小6)の作文より(メグ先生/10.2週)
   にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/10.2週)
   にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/10.3週)
   シュシュさん(あさつ/中1)の作文より(メグ先生/10.2週)
   雅貴さん(あめす/中1)の作文より(ももんが先生/10.2週)
   泰佑さん(あるい/中1)の作文より(スズラン先生/10.2週)
   宏一郎さん(いてほ/中1)の作文より(メグ先生/10.1週)
   ゴマキさん(いぬふ/中1)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
   ふかひれ仙人さん(いまな/中1)の作文より(なび先生/10.2週)
   悠さん(いわさ/中1)の作文より(メグ先生/10.2週)
  光る表現(中2−社) 2002年10月4週号
   亮さん(いふめ/中2)の作文より(メグ先生/9.3週)
   ルパンさん(つろ/中2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
   たぬきさん(のと/中2)の作文より(メグ先生/10.1週)
   ひろりんさん(あしゆ/中2)の作文より(とこのん先生/9.3週)
   日本太郎さん(あねひ/中2)の作文より(クマのプーさん先生/10.2週)
   こめさん(いせか/中2)の作文より(ゆうこ先生/10.2週)
   茶翅ゴキブリさん(うあろ/中2)の作文より(うさぎ先生/10.2週)
   ルパンさん(つろ/中2)の作文より(けいこ先生/10.2週)
   しっぽさん(ほし/中2)の作文より(メグ先生/10.2週)
   クラシックさん(しふ/中3)の作文より(メグ先生/10.1週)
   惣さん(やき/中3)の作文より(クマのプーさん先生/9.3週)
   潤之介さん(かな/中3)の作文より(メグ先生/10.2週)
   青ちゃんさん(ひえ/高1)の作文より(ふじのみや先生/10.1週)
   太公望さん(うの/高3)の作文より(メグ先生/10.3週)
   E34さん(えや/高3)の作文より(メグ先生/10.1週)
   がっちゃんさん(てな/高3)の作文より(メグ先生/10.2週)
   太公望さん(うの/高3)の作文より(メグ先生/10.1週)
 
言葉の森新聞
2002年10月4週号 通算第771号
文責 中根克明(森川林)
10.4週は清書です
 10月4週は清書です。これまでに書いた作文のうち、上手に書けたものを書き直して提出してください。
 手書きの場合は、黒のペンで書いてください。
 パソコン書きの場合は、インターネットの作文の丘から普段の作文と同じように送ってください。
 くわしくは「学習の手引」( http://www.mori7.com/mori/gate.php#27)をごらんください。
10月29・30・31日は休み
 課題フォルダの中の予定表に書いてあるとおり、10月の29日(火)30日(水)31日(木)はお休みです。
勉強のコツ「集中できる時期を生かす」
 勉強は毎日こつこつすることも大切ですが、試験前などの短期間に集中して取組むことも大切です。
 「中学生の自宅学習法」の著者内藤勝之さんは、学習塾で実際に子供を教えている経験から、「テスト前、特にテスト前夜の高効率の勉強はふだんの3〜5倍、場合によっては10倍近いこともあり得る」と述べています。
 短期間の集中勉強は、頭脳が集中するという効果だけでなく、全体像が頭に入るという点でも効果的です。社会科などの覚える量が多い勉強は、毎日こつこつ勉強するやり方だけでは、どうしても全体像がつかめなくなります。定期試験直前の数日から1週間ほどの期間で出題範囲を何度も繰り返し覚えると、個々の事柄の関連がつかめるので、より深く理解することができるようになります。
 しかし、英語と数学については、数日から1週間の短期間の追い込みでは、あまり成果が上がりません。英語は、単語と文法をいつでも自由に使えるように長期間にわたって覚えておく必要があるからです。数学も、公式や解法をいつでも使えるように記憶に蓄えておく必要があります。そのため、これらの勉強は1週間ほどの期間の集中学習では、あまり効果が出ないのです。
 しかし、英語や数学も、1〜3ヶ月集中して勉強すると、驚くほど成果が上がります。受験生でよく夏休み後に急激に成績が上昇する人がいるのは、このためです。
 毎日のこつこつ勉強とともに、直前の短期集中勉強を生かしていきましょう。
勉強のコツ「同じ内容を同じ順序で」
 新しい参考書や問題集を使うときは、いろいろなものを見比べて慎重に1冊を選ぶことが大事です。その1冊を4回以上繰り返し学習し、内容を完璧に理解することが勉強上達の秘訣です。4回というのは特に決まった回数ではありませんが、経験上、記憶や理解は2、3回目までは目立った進歩がなく、4、5回目から急に上昇する傾向があるからです。
 ときどき、1冊の問題集が終わると、すぐに次の問題集に取り組む人がいます。一見いろいろな問題に当たるので力がつくようですが、実際には、1冊目も80%、2冊目も80%しかマスターできず、何冊やってもできない20%が残ったままという状態になりがちです。しかも、そのうちのできた80%の問題は、ただ重複してやっているだけですから、その時間は無駄になります。しかし、外見は勉強をしている感じがするので、本人も周囲もそれが勉強だと思ってしまいます。
 これに対して、1冊を何度も繰り返して100%マスターすれば、それだけで定期テストにも受験にも対応できます。しかも、時間の無駄はほとんどありません。
 その際、何をその1冊に選ぶかという選択が重要になります。そのときに参考になるのは、受験勉強なら志望校の過去問です。定期テストであれば前の学期の定期テストの問題です。
 繰り返す勉強法では、できるだけ同じ内容を同じ順序で繰り返すことが大事です。人間の記憶には、内容だけでなくその前後関係や周囲の環境も丸ごと記憶する面があります。よく音楽CDなどを聴いていると、ある曲の次に来る曲を感覚で自然に覚えてしまうことがあります。勉強でも、「確か、あの参考書のあのへんに書いてあった」という感覚が記憶の助けになります。参考書や問題集は同じものを使い続けると同時に、できるだけ同じ順序で取り組んでいきましょう。
-pb-
父母の広場より
 父母の広場に掲載されたご意見ご質問を紹介します。
末長くお世話になりたい(中1父母)
 山のたよりや先生のご指導等、親としましてはとても気に入っていて、末永くお世話になりたいといつも思っております。娘は反抗期の最中で、わずらわしい事をやめてしまいたいと親に反抗してきます。反抗期の件も、山のたよりに書かれていたので、とても興味深く読ませていただきました。「言葉の森」も上手く長続きするようにもっていかなければと思っています。遅れがちになったり、とんだりすると思いますが、よろしくお願い致します。
忙しいときは要約だけでも提出を(言葉の森より)
 中学生のころは、作文を書くことが一生の中でいちばん苦手になる時期と言われています。読む力と書く力が最もかけ離れる時期だからです。また、中学校で作文指導や読書指導がなくなるのも、中学生の読書作文離れに拍車をかけます。
 中学生のころは、部活や定期テストなどで時間がなかなか取れないときがあるので、忙しいときは、要約だけを書いて提出する、要約プラス感想だけを書いて提出する、などやりやすい方法で継続していってください。
 真面目な生徒は、忙しいときに作文をためてしまい、そのたまったものを全部やろうとするのでかえって負担が大きくなってしまうことがあります。未提出の課題がたまってしまったときは、まず最新の課題に取り組み、前の課題はできなければしなくてもよいというようにしてください。
長文音読を通信生にも(小5父母)
 長文音読を通信生にも行うと言葉の森新聞にありましたが、ワンフレーズか重要な段落を音読するなど、続けやすい方法でぜひ試みてください。また、先生に読んでいただくといっそうわかりやすく、励みにもなると思います。よろしくお願いします。
自習をチェックできるように(言葉の森より)
 通学の教室では、授業の始まる前に、覚えてきた短文を一人ずつ暗唱してもらっています(小学生のみ)。そのあと、今週読んだ本を聞いて課題フォルダに記入しています。こういうチェックをするようにしてから、短文暗唱の自習も家庭でやりやすくなってきたようです。
 長文音読のチェックは時間かがかるので、教室ではしていませんが、よく読んでいる生徒と読んでいない生徒の差ははっきりしています。長文をよく読んでいる生徒は、次第に文章も速くなめらかに書けるようになってきます。今後は長文音読のチェックなども工夫していきたいと思っています。
長文の内容・字数・清書の表現の評価について(小4父母)
 1〜3月の教材は、大好きな昆虫がテーマだったので、はりきって取り組みました。しかし、内容が古いものだったようで、本人はすぐにそのことを感じ取ってしまいました。そこで、新しい研究成果をもとに本文の内容を訂正して、子供が納得するものに書き改めて、毎日の長文音読を続けました。そして、すべての長文の感想文を書きました。(とても苦労しました。)いろいろな文章を読むとき、100%信用して受け取るのではなく、自分が今まで学習してきた知識や経験をもとに、これは何かヘン、ミスプリントかな?と感じ取ることは、大切なことだと思います。
 一番公平な字数の単位を統一してください。(100字単位で切られたので、3か月では200字分位削られてしまいました。)
古くなった説明文には「注」(言葉の森より)
 人生論のような内容の長文では古くなることはありませんが、理科や社会の説明文の場合は、内容が古くなってしまう場合があります。古くなってしまったものは、注を加えるようなかたちで利用していきたいと思います。ご指摘のあった、小4の1−3月の長文は修正しました。
 字数の数え方は、手書きの場合は1行20字で計算しています。パソコン書きの場合は1文字単位の文字数です。
 昨年までは手書きの場合100字未満切り捨てで計算していたので、ご指摘のような不公平がありました。現在は、あっても20字未満です。
基礎学力習得の大切さ(小1父母)
 日経新聞の記事に兵庫県山口小の学習方式や京都の府立高校で教科の授業時間を減らして「読書と読み聞かせ」の時間に充当し、効果を上げている例を読みました。言葉の森新聞で先生がおっしゃっているとおり、読み書き計算の反復により、基礎学力の徹底した習得がすべての学習に好影響を及ぼすと学校現場でも見直されてきていることを知りました。
基本の技が免許皆伝の技(言葉の森より)
 先日、新体動の青木宏之さんの本を読んでいて、教育でも武道でもプロの言うことは不思議と共通していると感じました。それは、最も基本の技がそのまま免許皆伝の技になるということです。
 今は、パソコンを使ったり、ゲーム機を使ったり、カラフルな教材で子供の興味を引くようなものが工夫されていますが、いちばん大事なのは、昔ながらの読み書き計算の練習と親子の対話だと思います。
-pb-
光る表現(幼長−小3) 2002年10月4週号
くるみさん(いのね/小1)の作文より(メグ先生/10.3週)
 うさこちゃんは、ちえるちゃんにきれいなにじいろのいしをあげました。なぜかというと1こはじぶんのもので、もう1こはちえるちゃんにあげるときめていたからです。しかもそのいしはおまじないのいしなのです。じゅもんをとなえるとまるでまほうのようにおまじないがかかるのです。【評】にじいろのいし、せんせいもほしい
りぼんちゃんさん(いらい/小1)の作文より(メグ先生/10.2週)
 おにいちゃんは、三十ばんめになまえをよばれて、まえにしょうじょうをいただきにいきました。まるでスターのようでした。【評】おにいちゃん、かっこよかったのね!
玲さん(いるよ/小1)の作文より(メグ先生/10.3週)
 おともだちが「おもしろいね。」といいました。わたしもいいました。どうしてかというと、まがたまみたいなどんぐりがおちていたからです。【評】「まがたま」なんてむずかしいことばをしっているのね。
大地さん(いろは/小1)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
 ぼくはぜったいに一位になるとしんじていたので一位になれたんじゃないかのかとおもいました。【評】とても大切なことに気づきましたね。そしてそれを作文のなかにしっかりと書けました。
彩夏さん(いわき/小1)の作文より(りんご先生/10.2週)
 わたしはいつもよりひとつおねえさんになったきぶんです。【評】ようちえんせいのおともだちがたのしくあそべるように、こえをかけてあげたんですね。こんなやさしいおねえさんがほしいなぁ!
まついひできさん(うあひ/小1)の作文より(うさぎ先生/10.3週)
 そとはまるでえいがかんのようにくらかったけれどでんきがついていたのでボールが見えました。【評】くらいけれど、あったかいかんじのあかりなのでしょうね。お父さんと楽しくキャッチボールをしたときの様子がうまく書けました。
ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.1週)
 わたしのクラスがゆうしょうしたので、わたしはかんだかい声をあげて、「やったー」と、金メダルをもらったかというような気持ちでさけびました。【評】ゆうしょうした感げきをじょうずに表現できましたね。金メダルはさいこうだからよくわかります。
ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.1週)
 わたしのクラスがゆうしょうしたので、わたしはかんだかい声をあげて、「やったー」と、金メダルをもらったかというような気持ちでさけびました。【評】ゆうしょうした感げきをじょうずに表現できましたね。金メダルはさいこうだからよくわかります。
マッキーさん(いなく/小2)の作文より(メグ先生/10.2週)
 ポン、ポンとみんなはあせをかきながら、力いっぱいすなけむりの中でおてだまをなげました。【評】たまわりのようすを生き生きと書くことができました。
パンダくんさん(いひは/小2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 ニど目にさかながつれたので、とてもとてもうれしくてうれしくて、「やった。できたできたんだー。」と言ってとびはねました。なぜはじめつれなかったのに、きゅうにつれたかというと、となりにいたおじさんが「少しえさのパンを水でぬらしてから、はりにつけたほうがいい。」と教えてくれたので、きゅうにつれました。……いもうとといっしょに(魚を)池へもどすことにしました。池にかえすときに「バーイバーイ。」と魚とおわかれしました。 評:「言ってとびはねました」「教えてくれた」「おわかれしました」……「いいました」のくふうが上手にできたね。りゆうの説明もくわしい。
聖夜さん(いふか/小2)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
 わたしの心の中のうんどう会ではいちいでした。【評】いっしょうけんめい走ったことに自信をもったんですね。思わず拍手したくなる文です。
ちび丸あんさん(いふち/小2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 わたしが一ばんきんちょうしたのは、プログラム5ばんの『みんなで○○ヒーローになって』です。なぜかというと、わたしがやっていたいちの目のまえに、わたしのかぞくがシートをしいてみていたからです。わたしは少してれながらニヤニヤしながらみせました。一ばんうまくできたなと思ったところは、(フラフープを)20びょうくらい、こしで回せたことです。そのときわたしは、思わず「やったー! 20びょうできた。」と、心の中でさけびました。 評:休み時間にたくさんれんしゅうしたかいがあったね。すこしはずかしかった気もちも、いつのまにかどこかに行ってしまったのではないかな?
-pb-
ちび丸あんさん(いふち/小2)の作文より(けいこ先生/10.2週)
 (じっしゅう生の高はし先生とのことで)一ばん心にのこったことは、先生といつも手をつないだことです。わたしは先生のこの手が大すきでした。なぜかというと、先生の手はいつもあたたかくて、まるでお母さんと手をつないでいるような気がして、あまえられたからです。……あく手をしたとき、なみだが出そうになったけれど、ぐっとこらえました。『思い出のアルバム』のうたをいっしょうけんめいえがおでうたいました。でもさいごに校門までおくってもらったときには、なみだがあふれてとまりませんでした。いえにかえるまでのみちも、いえについてからもずっと……わたしは、高はし先生のことが本当に大すきでおわかれはつらかったです。でも本当の先生になったらまた会いにきてくれると言った先生のことばを、わたしはしんじています。 評:大すきな高はし先生とのわかれが、とてもつらかったのね。あふれてくる思いがよく伝わってくるよ。
元基さん(いへぬ/小2)の作文より(はるな先生/10.2週)
 言いあいになってけんかになり、まるでぼくはボクシングをしたみたいでした。(「ひるやすみのおにごっこ」より)【講評】お友達と、おにごっこをしているうちに、言い争い(いいあらそい)になってしまったようですね。かなりはげしくやりあったようすが、とてもおもしろいたとえを使って表現できました。(^_^)/~
ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/10.2週)
 『もぐらごっこ』というのは、ゆかに、おふとんをひいて、そしてふとんにもぐりこんであっちこっちいくことです。わたしはまるで土がうえにかぶさったようでした。【評】おもしろい遊びを考えましたね。おふとんにもぐりこんでの"もぐりこんで"は、よく表わしています。たとえももぐらになったような感じが伝わってきます。
アリスさん(いるに/小2)の作文より(なび先生/10.2週)
 のこぎりをラインにあわせようと思ったしゅんかん手がふるえてしまいました。じしんがきたように手がふるえてなかなかラインにつきませんでした。【評】こまかいしごとをしようとすると、そんなつもりはないのに手がガタガタふるえてしまうことってあるよね。ほんとうにからだにじしんが来たみたいだよね。
王手!さん(うあち/小2)の作文より(スズラン先生/10.1週)
 (中学校の文化祭で将棋の対戦)ぼくは、お兄ちゃんのお友達と将棋をやりました。・・略・・お兄ちゃんのお友達がみんなあつまってきました。「がんばれ。」となんども言ってくれました。でも、まけてしまいました。:評:中学生を相手にがんばっていたのですね。応援してくてたその場のようすがわかりましたよ。
かっぴーさん(いくす/小3)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 秋に私がよく食べるくだ物は、「かき」です。かきが好きなところは、春・夏・冬では食べられないけれど、秋はかきが食べられるからです。かきとりんごのちがいは、一年に一度しか食べられない・いつでも食べられるというところです。……秋に一番あうようふくは、オレンジ色だと思います。それは、夕日がとてもきれいなオレンジ色で、おいしいかきもオレンジ色だからです。 評:りんごは一年中お店で売っているけれど、かきは秋だけだね。かきの話から、「秋はオレンジ色」につなげたのもうまい! 
みのりさん(いこの/小3)の作文より(メグ先生/10.3週)
 縄跳びをやっているときにしょうじかおりちゃんが「じょうずだね。」といってくれました。そのとき、わたしは、まるでうさぎになったような気がしました。【評】上手なたとえがつかえたね。
真水さん(いすく/小3)の作文より(きりこ先生/10.1週)
 ひっこしして来た秋(題名)<すてきな題名だね。>
理沙さん(いたて/小3)の作文より(ゆえ先生/10.1週)
 おもしろいところは、お父さんまで、お母さんの横に並ぶところです。私と、弟と、お父さんは、「次は、私の番だよ。」と、言って、ケンカをしています。私は、大きくて、太りそうな栗をえらんで、指定していました。◆評◆家族みんなで、栗を取り合ってケンカをするなんて、楽しい家族ですね!秋が終わって冬になるころには、家族みんなでダイエットしなくちゃいけないかも・・・。
大和さん(いぬむ/小3)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
 十月七日にエリア3のボスをたおせました。どうしてたおせたかというと、ミスリルフードとか炎の力を持つ道具を三つ持っていきました。その中でも一番こうげきりょくが強い道具をつかいました。そして、ボスとたたかう時、ゲームごときにドキドキしました。【評】個性あふれる表現が力強くてカッコいいです!
ビョークさん(いぬも/小3)の作文より(なび先生/10.1週)
 十こいじょうおくられてくると、「しょうらいぶどうとカレーでそだった人の話をえいがにしてもいいなぁ。」と思いました。【評】おもしろいえいがになりそうだね。しゅやくとかんとくはカムイくんだね。
-pb-
光る表現(小4−小5) 2002年10月4週号
ミニパンダさん(あもろ/小4)の作文より(はるな先生/10.3週)
 ボールを戻すときに二人で「アッカンベーおたんこなす」「なにいってんの・・・・」すると、先生に「コラーなに話してるの!」と注意されてしまいました。プンとおこりながら、ボールをおきました。その夜ふとんの中にはいりながら、「私もちょっとわるかったな。でも、あやまりにくいな・・・・。」と心でいいながら、けっしんしてあやまることにしました。【講評】ボール投げの練習中に、お友達のボールがあなたの顔にあたったことから、口げんかがはじまったいきさつを、会話のやりとりでいきいきと説明することができました。二人共それぞれ悪態(あくたい)をついている有様が、とても歯切れ良く(はぎれよく)ユーモラスに書きあらわせました。相手(あいて)を責(せ)めていたあなたも思い直して、夜になってから、あやまろうと決心するまでの心の動きが手にとるようによくわかりました。痛い目にあったのに、広い心でゆるしてあげて、本当にえらかったですね!
ナオさん(あわも/小4)の作文より(スズラン先生/10.2週)
 六年生の団長が、「これから、C組みのおうえんを始めまぁす。」(ぼくたち)「オーーーーー」(団長)「一拍子。そ―れ! ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、オーーー。」:評:調子
水の木さん(いおね/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
 「ぶるぶる」ぼくたちは今、体育のまっさい中。えっ。なぜふるえているか?って。高跳びで1メートルを挑戦(ちょうせん)するからだ。・・・・(中略)・・・僕の番だ。ダダダ、ピョーン。バシッ。「あっ。やってもうた。くっそー。バーさえおとさなかったら・・・・」・・・・(中略)・・・二回目。ぼくは、あと3センチのところで足がひっかかってしまい、成功ならず。くっそー。明日は最後に日だから、ぜったいとんでやるー!【講評】自分の出番(でばん)を待っているときの、あなたの緊張(きんちょう)ぶりが目に見えるようです。体育の時間、走り高跳びで1メートルのバーを跳び越える場面で、クラスのみんなが、かなりエキサイトしている光景が、とてもユーモラスにかきあらわせました。そのバーを、あと3センチのところで、クリアーできず、本当に残念! くやしい気持ちと、「この次こそ、跳び越えるぞ」、というあなたの並々ならぬファイトが、むすびに強くこめられました。「決心は、九分の成就(けっしんは、くぶのじょうじゅ)」です。ガンバレ、ガンバレ!!
スマイルさん(いにわ/小4)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 最近、帰り道のと中にサラサラと香水のにおいがします。と、思ったらキンモクセイでした。小さなオレンジ色の花が、私の心の中で歌う気がします。とてもやわらかい、風のようなメロディーで。 評:いろいろな秋があるけれど、香りで秋を感じたのだね。さわやかな秋の空気がすがすがしい!
ポッターさん(いねり/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
 「うわー! すごくはれているじゃないか。」といって薬指を思いっきり引っ張りました。私は、とっさに「いたい!」といってお父さんの手から指をふりほどきました。・・・・(中略)・・・シップをはったら、キーンと冷たくて、氷のようでした。【講評】突き指ではれあがった指を見てお父さんがすごくおどろかれた表情が目に浮かぶように、会話のやりとりで、とてもうまく表現しています。その後の的確(てきかく)なお父さんの処置方法の光景や、心配そうなご様子、湿布(しっぷ)のひんやり感も、たとえをつかって、いきいきとかきあらわせました。実感がこもっていますね。
スマイリーさん(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/10.3週)
 もし日本にお米がなかったらどうなっていたのでしょう。みんな、パンを主食にしていたのでしょうか。野菜にしていたのでしょうか。お肉でしょうか。でも日本にはお米があります。だからいまの日本があるのです。【評】お米のない日本なんてなかなか想像できませんよね。
ちえちゃんさん(いはさ/小4)の作文より(メグ先生/10.3週)
 もし、私が昔の人だったら、私はお米を毎日のように食べ、お米に毎日のように感謝していたでしょう。【評】想像したことが書けたね。昔はパンなんてなかったものね。
クラッシュさん(いふて/小4)の作文より(ひまわり先生/10.2週)
 どきどきすると、必ずトイレにも行きたくなります。(中略)そして発表会が終わると、トイレのことなんか全然忘れてしまい、いつの間にかドキドキ虫も、どこかに消えてしまっているのです。 【評】発表会が終わってホッとした様子がよく分かるよ。
奈さん(いふれ/小4)の作文より(はるな先生/10.2週)
 「パチッ。パチッ。」クラブの時間です。(・・・・中略・・・)終わってみんなぞろぞろとかえっていきます。ぼくは、負けないように心の中で(よし、家でとっくんだ)と思いました。【講評】「パチッ。パチッ。」という、碁石を碁盤(ごばん)にうちつける気持ちのいい響きで、書き出されたところが、印象的で本当によかったですね。 また、ファイトまんまんのむすびの決心がとてもすばらしい!!家に帰ってうんと特訓し、この次もぜひ、好成績を上げてみてください。(~o~)
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彩花さん(いへゆ/小4)の作文より(ふじのみや先生/10.1週)
 お母さんは、つくえのところでパソコンを使ってなにかをかいているみたいでした。その時、わたしが見ていると、しゅう中していて、まるで目が光っているように見えました。 【評】いっしょうけんめいになっているお母さん。「目が光っている」ように見えたのですね。 するどいかんさつ力だなぁ。
たまえもんさん(いゆゆ/小4)の作文より(ともち先生/10.1週)
 おばあちゃんの家にも秋がありました。植木ばちに黄色のきのこが生えていたことです。【評】たまえもんくんは秋を見つける天才だね!!
ビーバーさん(あにい/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
 ガッシャーンと皿の割れる音と同時にお母さんの怒鳴る声と弟の泣き声が聞こえてきた。【評】これは大変なことになったね(笑)。
大豆さん(あのわ/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
 悪いことをしてしまった国会議員が、まるでこわれたレコードのように、へりくつというか、言い訳を言っているが、それより「ぼくは、○○をしてしまいました。ごめんなさい。」と言った方がよほど理解してもらえると思う。【評】これはいい実例だね。たとえも上手。
ナッチさん(あめか/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
 「ごめん」や「ありがとう」という言葉は、小さいころは、たくさん言えたけど、大きくなると、まるで山積みになっていた「ごめん」や「ありがとう」などがだんだん無くなっていくように、「ごめん」、「ありがとう」という言葉が言えなくなる。【評】大人になっても、「ごめん」や「ありがとう」という言葉はいつでも取り出せるように山積みにしておきたいものですね。
みかんさん(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/10.1週)
 今、私が楽しみにしている遊びは、『われないしゃぼん玉遊び』だ。われないといっても、本当は、われにくいしゃぼん玉で、十分くらいしたら、しゃぼん玉にひびが入って、しわしわになってしぼんでしまう。【評】しゃぼん玉の様子の変化を、ていねいに観察して書けていますね(^o^)。
きのこさん(いすこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
 よく見ないとゴミのように見えるメダカを、たくさんもらった。けれどもしだいに死んでしまい、とうとう二匹になってしまった。毎朝エサをやる時、二匹いるかなぁとおっかなびっくりのぞいてみる。二匹いると安心する。死んだ仲間の分までがんばって大きくなってほしい。【評】文のつなぎはとてもスムーズでなめらかですね♪
花織さん(いなも/小5)の作文より(ももんが先生/10.1週)
 「えいっ。」と私はとんだ。とびばこを!【評】思い切ってジャンプした様子が良くわかる、とてもよい書き出しですね(^o^)。
キティさん(いぬこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/10.2週)
 日本語には「ノー」をはっきり言わないでやんわりことわる文化がある。だが心ないガイジンにはすぐにこの文化が飲み込めないらしい。 「日本人は何を考えているのか分からない!」 と。しかし、物事を「ノー」とはっきり言う文化をそのまま日本に取り入れることはなかなか難しい。言葉イコールその人そのものと誤解されてしまうのだ。私は、あいまいな返事の日本人がだめで、「ノー」をはっきり言うガイジンの方がすごいとは思わない。それぞれの受け答えはそれぞれの国の文化が言葉の奥にかくれているのだ。はっきりと「ノー」と言うガイジンの中にも日本人の「やんわりことわる」文化に賛成の人もいる。【評】キティさんの「文化論」、たいへん勉強になりました,φ(・_・) メモメモ(^o^)/
ゲームさん(いまう/小5)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 ドッチボールが好きなところは2つある。1つ目は敵を当てたときだ。当てたときはすかっとする。外野だったら入れるし、みんなからすげーといわれるからおもしろい。2つ目は凄い人のボールを取ったときだ。みんなからすげーすげーといわれるからいい。逆に当てられると「くやしー」と思う。 評:「○○は2つある。1つ目は……。2つ目は……。」という説明の仕方は、とてもわかりやすいね。 
あいあいさん(いまさ/小5)の作文より(メグ先生/10.2週)
 この長文を読んでまちがったことをしたら、すなおにあやまったほうがいいと分かった。【評】だれでもまちがったことをしてしまうことはあります。そんなときそのあやまちを認められるかどうかが重要ですね。
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光る表現(小6−中1) 2002年10月4週号
パレットさん(いてり/小6)の作文より(ゆうこ先生/9.3週)
 日本人は、日本語や日本の食べ物を食べたいと思うのは、どこにいってもいつでも食べたいという気持ちはだれにだってある。反対に外国の人にもこういう気持ちを持っている。なぜ自分の生まれた国のことをしていないとおちつかないのか考えてみた。【評】この続きがたいへん気になる作文の書き出しですね!
咲恵さん(いなふ/小6)の作文より(ともち先生/10.1週)
 人間にとって人生は、この言葉のように苦しいことや辛いこともあるがそれを乗り越えれば。幸せな日がやってくると思うのでそういう季節に生まれた私は、努力することを忘れないで頑張りたい。【評】自分の名前をうまくことわざに結び付けて大きな意見が書けました。
真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/10.1週)
 左足を踏みこみ、右足を高く振り上げる。そして心の中で 「たーーーーーーー」 と叫ぶ感じで、飛ぶのだ。◆評◆「たーーーーーーー」というのは、そのときの真樹くんの心の声が聞こえるような、とてもいい表現になっていますね!思わず私も、声に出して「たーーーーーーー」と言ってしまいました。
ミュウさん(あにた/小6)の作文より(けいこ先生/10.2週)
 前にテレビでカラスの被害(ゴミをあさったりしていること)について話していたが、それは全て人間のせいでなってしまったことなのだ。カラスも鳥の仲間だから、もちろんカキを食べる。しかし、年々とカラスのエサのカキが減ってきているのだ。そのため、カキがなかなか食べられなくなり、人々が出す生ゴミなどのゴミを食べるようになってしまったのだ。カキがまだ山や森に残っていれば、きっと、人間界に来なかっただろう。 ……このようなことは、全て、人間が起こしてしまったことだ。人間が、もしも環境を守れば起きなかったことだ。私達人間は、山道や建物を作ったりと、良いこともするが、作ることによって自然のバランスを崩してしまうのだ。バランスを崩してしまうと、そのうち、しっぺ返しがくるだろう。だから、その前に、きちんとバランスを考えたほうがいいと思う。 評:今までうまく保たれていた植物と動物の関係が、人間によって崩されているのだね。具体例から大きなまとめにうまくつなげられた。 
茜さん(あろさ/小6)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
 くんちでよく見る出店は、くじ、金魚すくい、梅ヶ枝もち、りんごあめなどなど……。お母さんは小さい時、ままごとのお店と、大きなヨーヨーのような物を売っている風船のお店が好きだったらしい。そう言えば、ままごとのお店は出店の中にあった気が……。でも、さすがにもういらない。【評】お母様のお話を参考に、にぎやかなお祭りのようすがうまく描かれていますね。「……」のつかい方もとても上手!
パレットさん(いてり/小6)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
 こういう初めてできたことというのは、だれでもうれしい気持ちになることです。だから、初めてできることをたくさんやればうれしい気持ちがふえるということです。【評】うれしい気持ちがふえると、また次の新しいことにチャレンジしていけそうですね!!
真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/10.2週)
 家に帰ると、カバンを放り投げて、パソコンのある書斎に駆け込んでいく。ゲームが始まると、無我夢中で塾へ行くのも忘れてしまうほど熱中してしまう。 ◆評◆ゲームに夢中になって時間がたつのを忘れてしまうのは、大人の私でも同じです!真樹くんの作文を読んで、私もこのゲームをやってみたくなりました。もしかしたら、同じように時間がたつのを忘れてしまって、部屋から出なくなってしまうかも・・・?
海亀航さん(いるせ/小6)の作文より(ウッチャン先生/10.1週)
 母にきいてみると母は父に「ママ」とは呼ばれたくないと言う。名前で呼んで欲しいと・・・(笑)。 題名「僕、ドラえもんじゃなくて航です」【評】みなさんにも、読んでほしい文章と題名でした。
将さん(ううた/小6)の作文より(うさぎ先生/10.1週)
 でも遊びは悪い所ばかりではない。遊んでいると、友達もできるし、とても楽しいし、友達の良い所を知ることもできる。【評】物事のいい面と悪い面の両方を考えていく書き方ができました。
さるっちさん(やあ/小6)の作文より(メグ先生/10.2週)
 僕もカキのように、若い時期にはどんなに渋くても、成長するとすっごく甘くて美味しいカキになりたい。【評】これは立派な感想が書けたね。
にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/10.2週)
 人間は、新しいものが出ると、そちらの方にばかり気をとられて、古いものは忘れていく。そんな心は捨てて、古いものと新しいものとも上手に付き合っていけば良いと思う。【評】新しいものを取り入れることも大事ですが、古いものの良さも忘れたくないですね。
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にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/10.3週)
 人間は、努力をせずに、運がない、ということがある。自分で道を開いていかなくては、運はつかめないと私は思う。【評】幸運の女神は、何事も前向きにがんばる人にほほえみかけるのでしょう。
シュシュさん(あさつ/中1)の作文より(メグ先生/10.2週)
 「自分の心のうちに持っていないものは、何ひとつ自分の財産ではない」という名言がある。どんなに立派な科学的説明があってもただ聞いただけでは身につかない。私もこれからは、自分でよく考えるということも忘れずにしていけたらいいと思う。【評】自分なりに理解して身につけるという姿勢が大切だね。
雅貴さん(あめす/中1)の作文より(ももんが先生/10.2週)
 確かに完全週休二日制になると、学校へ行く回数が減って登下校の面倒くさいのが一回減るので楽である。しかし、できる限り多くの友達と楽しみながら授業を受けたいと僕は思う。【評】「確かに〜だが、僕は○○と思う」と、自分の意見をしっかりまとめて書けているね(^o^)。
泰佑さん(あるい/中1)の作文より(スズラン先生/10.2週)
 「問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである」という言葉もあるように、何もしていなければ何も分からないままで、不思議に思うからこそ、考える力がつくのだと思う。:評:名言が意見のなかで光っていますね。
宏一郎さん(いてほ/中1)の作文より(メグ先生/10.1週)
 自分の心が克服できずにその「答え」を探りだそうとしてけんかを仕掛ける人もいると思う。【評】仕掛けられた方はちょっと迷惑かもしれないけれど、確かにけんかによって成長するということはあるよね。
ゴマキさん(いぬふ/中1)の作文より(ゆうこ先生/10.1週)
 けんかがすごくいいことだと思う。それは、自分の言いたいことをはっきり言えるからだ。しかし相手の気持ちもよく考えることだ。「良い友人を得たければまず自分が良い友人でなければならない」という名言がある。良い友人を得たければ、まず自分が相手の気持ちを考えなければならないということだ。【評】良い友人を望むのであれば、自分も相手にとっての良い友人でなければならない。相手に望む前に、自分の行いも振り返る心のゆとりが大切ですね。
ふかひれ仙人さん(いまな/中1)の作文より(なび先生/10.2週)
 たとえば「雨はなぜ降るの?」について(中略)「神様のオシッコなのさ」のように答えることも心で納得をするという意味では大切だと思う。【評】とてもおもしろくてわかりやすい例ですね。こういう発想大切にしてください。
悠さん(いわさ/中1)の作文より(メグ先生/10.2週)
 定説にとらわれず、不思議というものを絶えず持ち、それを解決させるという深い意志を持たないと人間の成長や発展はストップしてしまうとぼくは考えている。【評】人間は、疑問を抱き、それを解決しようとすることで成長していくのでしょうね。
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光る表現(中2−社) 2002年10月4週号
亮さん(いふめ/中2)の作文より(メグ先生/9.3週)
 一人で決めるのにはそれなりの勇気が必要である。間違ったときの責任はすべて自分一人の責任になってしまうからだ。しかし、誰からも文句を言われないことが良いところである。他人と決めるとなかなかスムーズにいかないものである。それに何かに迷っているときに他人から言われるより自分で決めた方がすっきりするものだ。ゲームを買うときにも友達に勧められて買うよりも自分で決めて買ったほうがつまらなかったときの諦めがつくのである。最もあまりお金のない僕には無意味な話である。(笑)【評】しっかりした意見とユーモアたっぷりの実例との見事なコンビネーション! 
ルパンさん(つろ/中2)の作文より(けいこ先生/10.1週)
 スポーツにおいて勝か負けるかというのは、重要な要素である。誰でも負ければ悔しいし、2位よりも1位の方がいいに決まっている。しかし、それが本当に大事なのだろうか。私は、勝敗よりも試合なら試合に向かって頑張った過程が大切だと思う。 ……このように、勝敗が大切だとは限らないのだ。勝ち負けは、やる気を出すために必要な『目標』であって『すべて』ではない。評:「勝ち負けは……」は自作名言の応用だ! 勝つことはがんばるための動機づけになっても、すべてではないという主張が明確に打ち出せた。 
たぬきさん(のと/中2)の作文より(メグ先生/10.1週)
 「出口のないトンネルはない」という名言があるとおり、練習して暗いところにいたら、必ず結果が出るという明るい出口に到達することが出来る。【評】自分なりに消化して名言を引用することができたね。
ひろりんさん(あしゆ/中2)の作文より(とこのん先生/9.3週)
 大事なのはどちらの文化がすごいか、ということではない。相手の良いところを自分の国を基盤にして取り入れていくことだ。評:一方的な見方に偏らず、客観的に相手の長所を認め、自身の長所と共に共栄させていこう、という意見は、国際理解の本質をついている、といえるでしょう。
日本太郎さん(あねひ/中2)の作文より(クマのプーさん先生/10.2週)
 知識に頼っていない人は、自分で考えて行動するために、応用力がある。【評】知識に頼りがちな人と、知識だけに頼らず知恵のある人を比較するのに、応用力の有無に言及したところがいいですね。
こめさん(いせか/中2)の作文より(ゆうこ先生/10.2週)
 台風のような、損害を与えてしまう風は、防ぎようがない。だが、将来、風から農作物などを完全に守る方法が見つかるであろう。僕は、台風は自然現象だからしかたがないと思うが、風はすべてが損害をあたえるものではない。それに、前にも書いたように、風は人間に利益を与えてくれることもある。風を利用したものが増えると、環境問題が解決すると思う。【評】作文の結論部にふさわしい、広いイメージでの展望ができています。
茶翅ゴキブリさん(うあろ/中2)の作文より(うさぎ先生/10.2週)
 確かに、知識も情報も知恵も大切だ。しかし、もっと大切なのは、情報を的確に把握し、自分の知識にもとづいて知恵をだす、といったこの順序を理解すること、だと僕は思う。【評】総合化の主題によるまとめがうまく出来ています。自分のなかで考え尽くした結論が力強く書けています。
ルパンさん(つろ/中2)の作文より(けいこ先生/10.2週)
 情報をただ伝えるだけのメッセンジャーなら、誰にでもできると思う。長文に出てくる現代のマニュアル化現象は、防がなくてはいけないと思う。だんだんと自分で物を考えなくなり、ロボット化してしまう。そんな事態に陥ってしまえば、なんでも作ってあるものどおりに物事をやってしまう。生きていても楽しくない。決められたとおりに行動するだけでは、人間の満足感は満たせないのだ。 評:マニュアルがあることで、ある一定レベルのことはできても、それ以上はできない。そんな状況が身の回りにはたくさんありそうだね。「ロボット・人間」という対比が効果的。  
しっぽさん(ほし/中2)の作文より(メグ先生/10.2週)
 確かに、知識も知恵も必要である。けれど、一番大切なことは、その知識や知恵をどのように利用するかである。いくら知識を持っていても、活用できなければ意味がないし、また、知恵をたくさん持っていても、実際の生活で活かされなければただの無駄知恵である。知識はあればある程役に立つし、知恵もあればあるほど便利である。それをどう使うかは個人の自由だが、どうせあるなら、自分が得をするような使い道をしたいものである。【評】知識や知恵をより良く生きるための道具として使っていくことができるといいですね。
クラシックさん(しふ/中3)の作文より(メグ先生/10.1週)
 無論、美しい蛍や満月なども、夏の醍醐味の一つと言えよう。空に浮かぶ満月を眺めていると、ふと、昔の人もこんな感情を持って月を見ていたのかと思うことがある。まるで、互いに感情を共有しているような不思議な錯覚にとらわれるのだ。 【評】忘れかけていたものがよみがえる瞬間ってあるよね。
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惣さん(やき/中3)の作文より(クマのプーさん先生/9.3週)
 「家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである。」という名言がある。だから、言葉も外来語の方がかっこいいからといって使うよりも、日本語のように中身が美しい方を使うべきだ。〔評〕外来語が多用される理由をよくとらえ、それに合った名言を選んでいますね。相互作用でわかりやすい表現だと思いました。
潤之介さん(かな/中3)の作文より(メグ先生/10.2週)
 知識の上にプラスになるものがあればあるほど、その人は人間としての輝きを増していくものだと思う。楽しく人間性に富んだ人生をおくるためには、知識ばかりを見るのではなく、自分の中にある人間らしい心を大切にしなければいけない。【評】人の魅力は、知識の上に積み重ねたものの厚さに比例するのかもしれないね。
青ちゃんさん(ひえ/高1)の作文より(ふじのみや先生/10.1週)
 「人間は、目標である光が、常に目の前にあって初めて幸福だ」 【評】「光」が、印象的ですね。
太公望さん(うの/高3)の作文より(メグ先生/10.3週)
 主体性の喪失は、人間の存在性の喪失でもある。もっと私たちは、メリットばかりに目を向けずその裏にあるデメリットを見つけるべきである。私たちは操り人形ではなく意思のある人間であることを自覚すべきだ。【評】最後の自作名言が効いているね。
E34さん(えや/高3)の作文より(メグ先生/10.1週)
  自由が"縦軸"、平等が"横軸"、その縦軸の端と横軸の端を結んで描いた円を想像してもらいたい。もし、自由を100%にしてしまったら、平等は0%になってしまうのだ。そう、自由と平等は相反するものであるため、お互いに両立できない場合が数多くあるのだ。しかし、お互いを100%ずつ使わなければ両立させられる。その比率は十人十色である。【評】読む人の視覚に訴えるわかりやすい書き出し。
がっちゃんさん(てな/高3)の作文より(メグ先生/10.2週)
 情報をろ過して混じり物のない純粋なものを受信しなくてはならない。【評】確かにそのとおり。これがなかなか難しいことなのですが……。
太公望さん(うの/高3)の作文より(メグ先生/10.1週)
 確かに平等というものを強めていけば各人の自由の割合は減っていく。自由が減れば社会から効率化というものがなくなり平等に対して惰性的になり国として活発にはならない。しかし、人間は社会を構成している以上一人では生きていないのであり、身勝手な行動は許されない。みんなが理解しなければならないのは、ある一定の制限があってこそ本当の「自由」が現れるということである。【評】このような基本的なことを誰もが認識し直す必要があるね。
 
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