言葉の森新聞
2010年7月4週号 通算第1136号
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森新聞 |
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■7月29日(木)・30日(金)・31日(土)は休み |
7月29日(木)・30日(金)・31日(土)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。 |
■問題集読書の「中学入学試験問題集2011年度版」在庫切れ中。昨年度のものでも可 |
言葉の森で多数注文したためか、「中学入学試験問題集2011年度版」が現在、アマゾン書店などで在庫切れになっています。そのため、問題集読書のスタートが少し遅れています。ご了承ください。 なお、2010年度のものをお持ちの方は、ページ数など若干の違いはありますが、昨年度のもので取り組んでも結構です。 昨年度の「中学入学試験問題集2010年度版」はアマゾン書店で現在発売されています。 http://tinyurl.com/32rkx95 (3,465円) |
■手書き清書を保管する「清書の谷」ができました |
手書きの清書は、「清書の谷」でコードとパスワードを入れると、自分の分だけを見ることができます。 「清書の谷」 http://www.mori7.com/seisyo/ 「清書の谷」で、前月の清書が正しく表示されていない場合は、バーコードがうまく読み取れていなかった可能性がありますのでお問い合わせください。 ・自分の清書が表示されていない ・途中のページが飛んでいる ・ほかの人の清書が入っている など。 6月の清書で正しく表示されていなかったものは、7月の清書と再度アップロードします。6月は手書き清書を送るのが初めてだったため、バーコードがうまく読み取れていなかったケースがかなりあると思われます。 |
■7.4週は読解問題と清書。幼稚園生は普通の作文 |
第4週は、読解問題と清書です。 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。項目シールは、予備のものを使ってください。 小学1年生以上の生徒は、第4週に読解問題と清書を行います。 読解問題の時間がかかるため清書の時間が取れない場合は、読解問題又は清書のどちらか一方を省略してもかまいません。 |
●読解問題の仕方 |
読解問題は課題フォルダに入っていますが、4週の「山のたより」の末尾にも載っています。この読解問題は、課題フォルダにはさんである読解マラソン集から出しています。 読解問題の答えを作文用紙に書く場合は、問題の番号と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。 |
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●手書き清書の送り方 |
手書きの清書は、担当の先生に送ってください。先生に送った清書は、返却しません。「清書の谷」でコードとパスワードを入れると見ることができます。 「清書の谷」 http://www.mori7.com/seisyo/ 清書はバーコードを読み込んで整理しますので、その月の住所シールを清書の1枚目だけに正しく貼ってください。貼ったあと、はがして再度貼りなおすとバーコードが読み取れなくなることがあります。 「清書の谷」で、前月の清書が正しく表示されていない場合は、バーコードがうまく読み取れていなかった可能性がありますのでお問い合わせください。 |
●投稿の仕方 |
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。 (1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。 |
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●パソコン入力清書の送り方 |
4週の清書は、パソコンで入力したものを送ることができます。しかし、これは必ずしも全員がする必要はありません。生徒が自分で入力できない場合は、お父さんやお母さんが代わりに入力しても結構です。このパソコン入力の清書から、その月の森リン大賞が選ばれます。 感想文を清書にする人は、三文抜き書きや要約の部分は省略するか、自分の言葉に直して説明を書くようにしてください。 また、ワードは改行の際のスペースが正しく表示されないので、いったんメモ帳などにコピーしてメモ帳の上でスペースをつけてからインターネットで送るようにしてください。 パソコン入力清書をインターネットから送信する仕方は、「学習の手引」をごらんください。 http://www.mori7.com/mori/gate.php 送り方の簡単な手順は次のとおりです。 1、パソコンで作文を書きます。 2、書いた作文の文字画面をコピーします。 3、言葉の森のホームページの「作文の丘」に行き、生徒コードとパスワードを入れます。 4、本文のところにコピーしたテキストを貼りつけます。 5、読解問題の答えを送る場合は、問題と書いてあるところで答えを選択してください。 清書を送る場合、週は必ず「4週」を選択してください。ほかの月や週を選択すると、その月と週の作文と講評が上書きされてしまいます。 |
●清書の仕方のまとめ |
清書の仕方をまとめると、次のようになります。いずれを選択しても結構です。 1、手書きでも書き、パソコンでも入力する 2、手書きだけで書き、パソコンでは入力しない 3、手書きでは書かず、パソコンでだけ入力する 4、(読解問題に時間がかかった場合)手書きでも書かず、パソコンでも入力しない パソコン清書の森リン大賞の作品は、下記のページに掲載されています。 http://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php |
■【重要】8月9日(月)〜14日(土)は休み宿題 |
予定表に書いてあるとおり、8月9日(月)〜14日(土)は休み宿題になります。 先生からの電話はありませんが、自宅でその週の課題を書いて作文を提出してください。 ほかの日に教室に来るか教室に電話をして、その週の説明を聞いてから書くこともできます。 休み宿題のときに、電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。 「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/index.php 「ヒントの池」 http://www.mori7.com/mine/ike.php |
■振替授業について |
振替授業の受付時間は下記の通りです。 (月〜金) 9時〜19時50分 (土) 9時〜11時50分 振替授業の予約はできません。作文が書けるときに直接教室にお電話ください。なお、夏休み中は、混みあうことがあるため、20分くらいお待ちいただく場合があります。 8月9日(月)〜14日(土)は、教室が夏休みのため、振替授業もありません。 |
■頭をよくする勉強、成績をよくする勉強(その2) |
江戸時代までの日本人の頭のよさを育ててきたものは、反復する勉強法と、明るい日常生活と、日本語でした。 現代の日本人を見ると、二通りの勉強をする子供がいるように思えます。 一人は、小学校低学年から成績をよくする勉強を忍耐強く行い、頭をよくすることを忘れて、やがて受験勉強の時期を迎えます。 もう一人は、小学校低学年から頭をよくする勉強や生活を楽しく行い、成績は平凡なまま、やがて受験勉強の時期を迎えます。 やがて、その二人が本気で受験勉強を始めるようになると、成績のよかった子の成績もそれなりに伸びますが、頭のよかった子の成績は半年ほどで急上昇します。その結果、それまでの何年間にもわたる成績の差が、受験期のわずか半年で逆転してしまうのです。 先生も親も本人も驚く、このような逆転というのは、実はかなりあります。 成績が急によくなる方向に逆転する子の共通点は、読書が好き、作文が得意、熱中できる趣味があること、などです。将来は、この特徴にもう一つ、言葉の森の暗唱をよくしていたというのが加わるようになると思います。 |
■中学生の勉強と親の姿勢 |
中学生の場合、受験のような目標がないかぎり、子供には勉強に対する自覚がないというのが普通です。 中学生といっても、体と態度が大きくなっているだけで(笑)、中身は小学生のころとあまり変わっていません。 また、中間テストや期末テストをはじめとする中学校生活も、子供にとっては初めての経験なので、右も左もわからないままだんだん慣れていくという感じで学校生活を送っています。 勉強の仕方も、当然ですが、漠然としかわかっていません。そして、そのわかり方も大抵の場合、かなり勘違いしたわかり方をしていることが多いのです。 もちろん、中学生の生活や勉強がよくわからないというのは親も同じです。そこで、親は、「子供の方がよくわかっているのかもしれない」と、子供に遠慮してしまいます。一方、子供は子供で、「親にはわかるまい」と、困ったことがあっても親に相談しません。そこで、つい勉強は学校や塾に任せてしまうということになるのです。 親も子も、どちらも中学校生活が初めて経験であると考えて、親子が協力して立ち向かうという姿勢が大切です。 親は年季があり、子供は体力があります。情勢を分析して対策を立てるのは親の方が上手です。 親子の協力のために大事なことは、親が子供の勉強の実態をしっかり見ることです。単にテストの点数だけを見るのではなく、子供の答えを見て、親も実際に問題を解いてみて、子供になぜその答えにしたのか聞く、というのが実態を見るということです。 現場に行けば、必ずその現場の問題と対策が自ずからわかってきます。現場に足を運ばずに、勉強は学校や塾に任せて、親はお金を出すだけというのでは、その子の実態に合った正しい勉強はできません。 親も仕事で忙しく、なかなか子供の勉強を見る時間はとれませんが、その大変さも1、2年の辛抱です。親が多忙なときに子供の面倒を見たということが、いずれ子供にも感謝の気持ちでわかるようになる日が来ます。 子供を上手に勉強させるいい方法というのはありません。いちばん大事なのは、「主人の足跡は畑の肥やし」というように、親が億劫がらずに毎日子供の実態に触れるということです。 しかし、親が子に密着すると、当然また新たな問題も出てきます。ひとつは、干渉のしすぎで、親の権威によって一方的に子供に指示を与えるようになると、そのときはうまく行ったように見えても、あとで別の問題が出てきます。また、逆に、親の権威がないと、子供が親に反発し親子げんかになることもあります。 しかし、こういうトラブルも、親子が互いに成長するきっかけになると前向きに考えていくことです。 |