言葉の森新聞
2012年1月4週号 通算第1209号
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森新聞 |
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■【重要】【再掲)学年別に自習の仕方を整理 |
国語力、作文力は、毎日の短い時間の自習によって力がつきます。しかし、学年によってやりやすい自習とやりにくい自習があるため、今回、できるだけ生徒や保護者の負担の少ない形で、最も効果のある自習に絞って取り組めるように、学年別に自習の仕方を整理しました。 文章だけではわかりにくい面があるので、動画も見られるようにしています。 自習の取り組みやすさは個人差が大きいので、ご意見ご質問がありましたら、いつでもご遠慮なく教室にお電話でお聞きください。電話 0120-22-3987(平日9:00-20:00) |
■【再掲】言葉の森での勉強の仕方、自習の仕方 |
●学年別自習の仕方 |
自習は、学年別に重点が変わります。これは、無理のないやり方でその学年に合った自習を行うためです。簡単に言うと、次のようになります。 ○小1-小2は、暗唱が重点。できれば音読にも慣れておく。読書は必ず。 ○小3-小6は、暗唱はできるだけ。音読と予習が重点。読書は必ず。 |
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○中高は、暗唱は無理せず。音読と予習はできるだけ。読書は必ず。問題集読書(注1)を重点に。 ◆幼長は、まだ文章を読むのに慣れていないので、暗唱は無理してやる必要はありません。暗唱を行う場合は、親が長文を読んで聞かせてあげ、それをもとに暗唱してください。 予習として、次回の作文の前までに、作文に書く予定の話を子供から親に説明させ、それをできるだけ絵にかいておいてください。 読書は、読み聞かせでもいいので、毎日読むようにしてください。 ◆小1、小2は、暗唱をしてください。暗唱長文の暗唱は短くて、すぐにできてものたりないという場合は、課題長文の暗唱(毎週1ページ)をしてもかまいません。 4週の読解問題を解くときに時間がかからないように、読解マラソン集の長文の音読を毎日1編ずつしていくことをおすすめします。しかし、時間的に負担のある場合は、読解マラソン集の長文の音読はしなくてもかまいません。 予習として、次回の作文の前までに、作文に書く予定の話を子供から親に説明させ、それをできるだけ絵にかいておいてください。 読書は、読み聞かせでもいいので、毎日読むようにしてください。 ◆小3、小4、小5、小6は、暗唱ができる人は、なるべく続けてください。しかし、暗唱は毎日10分やらないと上手にできるようにはなりません。毎日やるのが無理な人は暗唱を省略してもかまいません。 課題集の長文を毎日1編音読してください。 予習として、次回の作文の前までに、作文に書く予定の話を子供から親に説明させ、それをできるだけ構成図として書いておいてください。その構成図に家族から取材した話なども入れておきましょう。 読書は、毎日10ページ以上読むようにしてください。 ◆小6の受験生は、問題集読書(注1)を毎日5ページぐらいずつ行い、読みながら印象に残ったところに傍線を引いておきましょう。作文の授業の際に、傍線を引いた箇所を参考に、自分がいいと思った文を1文引用し、作文用紙に書いておきましょう。 ◆中1、中2、中3、高1、高2、高3は、暗唱ができる人は、なるべく続けてください。しかし、暗唱は毎日10分やらないと上手にできるようにはなりません。毎日やるのが無理な人は暗唱を省略してもかまいません。 課題集の長文を毎日1編音読してください。 予習として、次回の作文の前までに、作文に書く予定の話を子供から親に説明させ、それをできるだけ構成図として書いておいてください。その構成図に家族から取材した話なども入れておきましょう。 読書は、毎日10ページ以上読むようにしてください。 問題集読書(注1)を毎日5ページぐらいずつ行い、読みながら印象に残ったところに傍線を引いておきましょう。作文の授業の際に、傍線を引いた箇所を参考に、自分がいいと思った文を1文引用し、作文用紙に書いておきましょう。 ◆高3より上の生徒は、暗唱ができる人は、なるべく続けてください。しかし、暗唱は毎日10分やらないと上手にできるようにはなりません。毎日やるのが無理な人は暗唱を省略してもかまいません。 課題集の長文を毎日1編音読してください。 予習として、次回の作文の前までに、構成図を書いておいてください。 読書は、毎日10ページ以上読むようにしてください。 (注1)問題集はご家庭でご用意ください。年度は新しいものでなくてもかまいません。 ・小学生……「中学入学試験問題集(国語編)/みくに出版」 ・中学生……「全国高校入試問題正解 国語/旺文社」 ・高校生……「全国大学入試問題正解 国語(国公立大編)/旺文社」 |
■自習の説明の動画のリンク先 |
「学習の手引」のページでリンク先がクリックできるようになっています。 http://www.mori7.com/mori/gate.php ▼自習の仕方(家庭での取り組み方) http://www.mori7.com/douga/php/04katei.php (言葉の森) http://www.youtube.com/embed/arkstSoNVpc (youtube) ▼暗唱の仕方 http://www.mori7.com/douga/php/02annsyou.php (言葉の森) http://www.youtube.com/embed/WaGYxT-nUnk (youtube) ▼構成図の書き方(生徒が自分で書く場合) http://www.mori7.com/douga/001/kouseizu_seito.php (言葉の森) http://www.youtube.com/embed/ZEulS-HRGxc (youtube) ▼構成図の書き方(親が手助けする場合) http://www.mori7.com/douga/001/kouseizu_oya.php (言葉の森) http://www.youtube.com/embed/4QEN8W9yHDc (youtube) ▼問題集読書の作り方、読み方 http://www.mori7.com/douga/001/mdds.php (言葉の森) http://www.youtube.com/embed/m7ZE8m7HZns (youtube) |
■900字の暗唱チェック |
900字暗唱チェックは、 (1)時間がかかると講師の指導時間が足りなくなる場合があり、 (2)講師だけでなく、家庭で両親に暗唱を聞いてもらい褒められる機会を作るとよいと思うので、 900字の暗唱チェックを家庭で行い、その旨を、次のような方法で連絡してもらった場合、講師の900字暗唱チェックは省略し、評価の記録だけ入れるようにします。 家庭から講師に連絡する方法は、 (1)作文用紙、又は、封筒用紙に、父母から「900字暗唱チェック終了」と書いてもらうか、 (2)電話指導の際に、生徒から「900字暗唱チェックが済んだ」と報告してもらうか、 のいずれかでお願いします。 家庭でチェックを済ませた場合、講師はそれをもとに暗唱の点数を入れるようにします。 300字暗唱チェックはこれまでどおり講師が行います。 |
■森リンの点数や作品を低中学年で表示しないのは |
森リン(作文自動採点ソフト)の見方について説明します。 4週の清書時に、手書きの作文をできるだけパソコン入力して送信していただいているのは、作文の進歩のあとが点数という形で目に見えるようになるからです。しかし、その進歩の度合いは、とてもなだらかですので、1年たってみて初めて傾向的に点数が上がっているのがわかるぐらいです。 森リンは、大学入試の小論文用に開発したソフトですので、論説的な文章を普通の日本語で1200字以上書いた場合にはかなり正確な評価が出ます。しかし、小学校低中学年の、身近な生活作文でひらがな中心の短い文章の場合は、誤差が大きくなります。 ただし、長期的な傾向を見ると、その誤差も含めて傾向的に点数が上昇することがわかりますから、それで低学年のうちからのパソコン入力をお願いしています。 ところが、学年別にベストテンの点数や作文などを表示すると、小5以上の生徒はそれを見てがんばる目標がわかるというプラス面がありますが、低中学年では点数や作品を比較する弊害の方がずっと大きくなります。そこで、4週の山のたよりには、低中学年の点数や作品は、自分のものしか表示しないことにしています。 なお、森リンについての詳しい説明は、下記のページをごらんください。 森リンの点数表示の説明 2007/09/12 http://www.mori7.com/as/183.html 作文検定の点数を上げるポイント 2008/05/13 http://www.mori7.com/as/249.html 森リンの点数の見方 2009/09/28 http://www.mori7.com/as/645.html 森リン開発秘話―点数の中心は語彙の多様性 2009/12/04 http://www.mori7.com/as/702.html 森リンで10人中9人が作文力アップ 2009/12/21 http://www.mori7.com/as/716.html |
■4週は読解問題と清書。幼稚園生は作文 |
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。項目シールは、予備のものを使ってください。 小学1年生以上の生徒は、読解問題と清書を行います。読解問題の時間がかかるため清書の時間が取れない場合は、読解問題は省略するか最初の2問だけをやる形でも結構です。 |
●読解問題の答えの書き方、送り方 |
読解問題の答えを作文用紙に書く場合は、問題の番号と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。 読解問題の用紙は返却しませんが、選んだ番号と正解は山のたよりに表示されます。 読解マラソンの問題のページから答えを送信すると、その場で採点結果が表示されます。(この場合、作文用紙に答えを書く必要はありません) ※図解の説明は、「学習の手引」の「10.読解問題と清書の仕方」をごらんください。 http://www.mori7.com/mori/gate.php?ki=gate#27 |
●手書き清書の送り方 |
手書きの清書は、翌月の1週の作文と一緒に返却します。 パソコンで清書を入力した場合、手書きの清書は必ずしも先生に郵送などで送る必要はありません。手書きの清書のスキャン画像を作文の丘からアップロードした場合、先生に郵送などで送る必要はありません。 |
■パソコン入力清書の送り方(図解) |
4週の清書は、手書きで清書をした人も、パソコンで再入力したものを「作文の丘」から送ってください。これは、作文の進歩を生徒が実感できるようにし勉強の意欲につなげていくためです。 清書を送る場合、週は必ず「4週」を選択してください。ほかの月や週を選択すると、その月と週の作文と講評が上書きされてしまいます。感想文を清書にする人は、三文抜き書きや要約の部分は省略するか、自分の言葉に直して書くようにしてください。 ワードなどのワープロソフトは改行の際のスペースが正しく表示されないので、いったんメモ帳などにコピーしてメモ帳の上でスペースをつけてからインターネットで送るようにしてください。 自宅でパソコン再入力ができない場合は、先生に(有料で)パソコン入力を依頼することができます。その場合は、手書きの清書の住所シールの余白に「入力依頼」とご記入ください。 (入力依頼の料金は1文字1円で、翌月の受講料に加算して引き落としいたします) |
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