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言葉の森新聞
2016年11月4週号 通算第1444号
https://www.mori7.com/mori/ |
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■【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験 |
12.1週は、今学期の勉強の実力を見て、次の学期からの進度の参考にする実力試験として行います。 ただし、今学期中に受講を開始された方については、この試験の結果にかかわらず原則として自動進級となります。 【課題】 課題は12.1週の作文又は感想文の課題です。 【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です) キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で、必要な項目が全部入る作文を書いてください。また、項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。 【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。 【締切】 作文実力試験の提出締切は、12月8日消印までです。 |
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■【重要】受験作文コースの生徒の作文特別講評は、毎週土曜日1030から |
昨年度は、受験作文コースの生徒の特別講評を1人1編までということでやっていました。これは、普段担当の先生が講評しているのとは別の視点で講評するもので、かなり効果があったと思います。 今年度は、オンエアでやった方が質問などもその場で答えられるのでいいと思い、毎週土曜日の10:30からオンエアで企画することにしましたが、今のところ、特別講評を依頼した方は1人しかいません。 せっかくの機会があるのに、もったいないと思いますので、受験作文コースの生徒の保護者の方はできるだけご参加ください。 受験作文コース以外の方は有料ですが、受験作文コースの方は無料で参加できます。事前に作文をアップロードしておいてくだされば、その作文について特別の講評を行います。また、作文講評以外に、受験作文への取り組み方などの話もしますので、参考になることが多いと思います。 参加のお申し込みは、言葉の森のホームページの「受験作文父母ゼミ」というところからお願いします。 |
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■志望理由書の書き方のページ |
志望理由書の書き方は、下記のページに載せています。 https://www.mori7.com/as/2431.html 志望理由書の添削を希望される方は、受験作文コースを受講中の方は3,240円、それ以外の方は5,400円となります。 |
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■11月23日(水)は休み宿題(再掲) |
11月23日(水)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。 先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日9時~19時50分、土曜9時~11時) 電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。 課題の説明の動画「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/ オープン教育の掲示板「森の予習室」にも、学年別の予習のヒントが載っています。 |
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■11月29日(火)、30日(水)は休み |
11月29日(火)、30日(水)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。 |
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■第4週は清書。幼稚園生は作文 |
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。 |
●清書の意義と方法 |
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。 書き直すときは、次の点に留意してください。 (1)漢字で書けるところは漢字で書く。 (2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。 (3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。 (4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。 |
●清書の投稿 |
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。 (1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。 |
●小学生新聞の投稿先 |
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係 ■100-8051(住所はいりません)毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内) ※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。 |
●手書き清書の送り方 |
手書きの清書も作文と同じように先生に送ってください。 翌月の1週の作文と一緒に返却します。 |
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■4週目の読解問題(小1以上) |
小1以上の生徒には、課題フォルダに、4週目の長文をもとにした読解問題を2問載せています。時間のある人は取り組んでください。 問題数を少なくして、問7と問8の2問だけにしたのは、じっくり解いて満点にすることが目標だからです。 問1~6も含めた全問を解きたい方は、「問題のページ」で長文と問題をごらんください。ただし、その場合も、必ず全問正解になることを目標に解いてください。 http://www.mori7.com/marason/ki.php |
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■受験コースの作文の勉強の仕方【過去の記事の再掲】 |
受験作文コースの取り組みで大事なことは三つあります。 第一は、自分らしい個性や感動のある実例を見つけていくことです。 受験コースのそのときどきの課題で、いい実例を見つけていると、それが試験の本番でも応用できるようになります。 実例は、子供が自分で考えるだけでなく、親が似た例を話してあげることも大事です。親の似た例にヒントを得て、子供が更によい例を考えつくということも多いからです。 第二は、深い感想や意見を書く練習をすることです。 作文の課題が、例えば「これまでの学校生活の思い出」のような身近なものであったとしても、身近な話をそのまま書いたのでは、受験用の作文とはなりません。 自分の書いた文章の中に、必ず大きい視点、深い見方、個人の実例を超えたより一般的な考え方というものが必要になってきます。 これは、小学6年生の課題で「一般化の主題」として勉強してきたものです。 ところが、この一般化した感想や意見は、子供にはなかなか見つけにくいものなのです。 それは、その子の日常生活の中で、そういう一般的な話を論じる必要がないために語彙が不足しているからです。 そこで出てくるのが、やはり両親です。 毎回の作文の課題に応じて親子で話をし、そこに親が大人としての大きい見方から話をする機会を増やしていきます。 例えば、「私の友達」というテーマで書く場合は、個々の友人の話を超えて、「友情というもの」について話をするということです。 一般化した、より抽象的な語彙を使えるようになるためには、親子の対話が最も役に立ち、また楽しく続けられるものなのです。 第三は、切れ味のよい表現を作っていくことです。 受験の作文を採点するのは人間ですから、単に正しいことを書いてあるだけでなく、読む人の心にひびくような表現が使われていることが大事です。この切れ味のよい表現が、作文の結びの5行以内に入っていると、読んだあとの印象がかなり上がります。 同じレベルの作文であれば、結びの5行に切れ味のよい表現があるかどうかで、合否もほぼ決定するのではないかと思います。 ところが、この切れ味のよい表現は、作文をいくつも書く中で、偶然に出てくる面があります。 だから、毎回表現の切れ味を意識して書き、そこに両親も参加してアドバイスするという形をとっていくといいのです。 |
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■「受験直前まで過去問をやらないように」という塾【過去の記事の再掲】 |
受験勉強の鉄則は、早めに過去問をやることです。 ところが、「受験直前まで過去問はやらないように」という塾があるのです。 その理由は、受験直前に生徒にいろいろな学校の過去問をやらせて、合格しそうなところを受けさせるからです。 こういう勉強法は、最もロスの多い勉強法です。 大学入試を前にした高校生でも、ときどきこのような勉強の仕方をしている人がいます。 受験勉強なのに、どこでも受けることができるような全方位的な勉強をして、受験直前に自分の合格可能性を確かめるために過去問をやるという勉強の仕方です。 勉強には、実力をつけるための勉強と、勝負に勝つための勉強の二種類があります。 普段の勉強は、もちろん実力をつけるための勉強です。だから、全方位的な勉強をすることが大事で、試験に出ないようなところまで掘り下げて勉強することも大事なのです。 しかし、受験勉強の半年か1年間は、勝つための勉強に切り換えなければなりません。 勝つための勉強とは、相手の傾向を知り、自分の弱点を知ることによって、焦点を絞った範囲を集中して取り組む勉強です。 そのためには、過去問を早めにやることが欠かせないのです。 もちろん、塾からは、「それでは合格の可能性がわからない」と言われるかもしれません。 しかし、合格の可能性は、親や本人が、過去問をもとにして同じ傾向の問題で7割ぐらいの得点ができるかどうかを見積もることによって判断するものなのです。 日本には、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 受験の場合、敵というのは、もちろん過去問です。ほかの受験生ではありません。 己というのは、過去問の得点力です。塾の成績順位や模試の得点ではありません。 こういう自分の判断に基づいた勉強をすることが、勉強以外の生活の中にも生きてくるのです。 大事なことは、勝負に勝つための勉強などは必要悪みたいなものだから、できるだけ能率的にやろうということです。 本当の勉強は、能率に関係なく、自分の好きなことを心ゆくまでやることだからです。 |
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■帰国子女と受験作文1【過去の記事の再掲】 |
帰国子女の受験では、作文、小論文の課題が出されるのが一般的です。 教科の成績は勉強をしていたかどうかで差が出るので、その生徒が暮らしていた海外の教育環境によっ違いが出てしまうため、あまりあてにならないからです。 それに対して、作文力はその生徒の思考力と関連があるので、その生徒が持っている学力の可能性とほぼ一致しているからです。(つづく) |
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