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言葉の森新聞
2017年9月1週号 通算第1481号
https://www.mori7.com/mori/ |
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■【重要】9月1週は次学期の進度の参考にする試験(再掲) |
9.1週は、これまでの2ヶ月間の勉強の実力を見て、次の学期からの進度の参考にする実力試験として行います。 ただし、今学期から受講を開始された方は、実力試験の結果にかかわらず原則として自動進級します。 【課題】 課題はその週の作文又は感想文の課題です。 【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合は、どちらかができていればその項目は◎です) キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いてください。項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。 【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。作文検定試験では、時間制限も条件になります。 【締切】 作文実力試験の提出締切は、9月8日ポスト投函までです。 |
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■【重要】9.1週の作文はファクスでも受付(再掲) |
9.1週に限り、ファクスによる提出も受け付けます。ファクスでの提出期限も9月8日です。ただし、ファクスで提出をする人は、事前にメールアドレスを登録しておいてください。 1、ファクスが正常に送信できているかどうかは、24時間以内にメールと検索の坂で連絡をします。正しく送信できたかどうかを必ずご確認ください。 2、連絡用のメールアドレスは、検索の坂の「ペンネーム 変更」というところで登録できます。既にメールアドレスが入っている場合は、そのアドレスが登録されています。 3、ファクスで送られた作文は、作文の丘にJPGでアップロードされます。作文の返却はありませんが、添削された作文は山のたよりに表示されます。 |
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■【重要】森林プロジェクトにお問い合わせいただいた方に、9月9日(土)説明会のお知らせ |
■「学年別作文感想文の書き方」の小冊子 今年の4月以降、森林プロジェクトの作文講師資格講座のお問合わせいただいた皆様に、「学年別作文感想文の書き方」の小冊子をお送りしています。 作文指導で大事なことは、子供が安心して書ける状態を作ってあげることです。 |
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作文の上手下手を中心に見てしまうと、書くことに自信のある子しか書けない作文指導になってしまいます。 作文の実力をつけるのは、作文の上で添削指導よりも、それ以前の家庭での読書や対話の指導の方です。 ですから、作文や感想文を指導する場合は、子供が楽に書けるような手順を示し、その手順を少しでも理解して書こうとしたら、そこを大いに褒めてあげることです。 この「学年別作文感想文の書き方」の小冊子も、そのような先生の指導とセットで使ってくださるようお願いします。 ■森林プロジェクトは、9月から料金改定 さて、森林プロジェクトは、これまで ==== 一般の方の作文講師資格DVD講座 64,800円(分割払いの場合は 5,400円×12回) 言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 54,000円(分割払いの場合は 4,500円×12回) ==== という料金体系で行ってきましたが、この9月から下記のような料金体系にさせていただきます。 ==== 一般の方の作文講師資格DVD講座 129,600円(分割払いの場合は 5,800円×24回) 言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 118,800円(分割払いの場合は 5,300円×24回) ==== ただし、これまでお問い合わせのあった皆様への連絡が不十分な面がありましたので、お問い合わせいただいた方には9月20日までの受付で旧料金での受講可能ということにさせていただきます。 ■森林プロジェクトの詳細説明会を9月9日(土)10:30よりオンラインで開催 森林プロジェクトの資料以外に、更に詳しい説明を聞きたいという方もいらっしゃると思いますので、下記の日程で詳細説明会をオンラインで開催いたします。 「森林プロジェクトの詳細説明会(オンライン)」 ●日時 2017年9月9日(土) 午前10:30より30分程度 ●会場 googleハングアウトの会場ですので、自宅のパソコン又はスマホ又はタブレットから参加できます。 (パソコンの場合はウェブカメラの付いているものが便利ですが、説明会ではカメラ機能はオフにして自分を写らないようにしておいて結構です) 当日の会場は、言葉の森のホームページの上から十数行目にある「思考発表クラブ会場」となります。 |
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●接続テスト googleハングアウトは初めてという方も多いと思いますので、接続のテストをされる場合は、言葉の森のホームページの上から10行目あたりにある「◆予備会場1」~「◆予備会場5」のいずれでも自由にお使いください。 操作がわかりにくい場合は、言葉の森までご質問ください。 ※なお、会場は定員がありますので、参加を希望される方は、ホームページのこの記事のコメント欄にその旨をお書きくださるか、お電話でご連絡ください。コメント欄のお名前はペンネームで結構です。 |
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■通信教育を通学教育と同じように続けやすくする方法 |
一般に、通信教育は続けにくいと思われています。 その理由は、勉強する場としての強制力が弱いからです。 大学入試の受験生になれば、勉強の動機が明確なので家庭で一人で勉強をすることも十分にできます。 しかし、勉強に対する動機付けが弱い小学生や中学生の間は、通信教育という形はチェックしてくれる人がいないと続けにくいものになるのです。 小学生の間は先生の電話指導のあとすぐに始めるようなことができても、中学生ぐらいになってくると、電話のあとでも、「今日は忙しいからあとでやろう」というように考える子が出てきます。 しかし、勉強は「今やるか」、「それともやらないか」、という二つの選択しかないと考えておくことです。 「あとでやろう」というのが最もよくないやり方で、本人は確かにあとでやるつもりでも、その「あと」が次第に遅れて一週間たってしまうと、課題が二つたまってしまうことになります。 作文の勉強は、課題が二つも三つもたまると、途端に消化することが難しくなります。 「あとでやろう」ということは考えずに、忙しいときは不十分でもよいので、例えば課題の要約と感想だけにして15分間だけ取り組むとか、時間制限を決めておき作文が途中で終わっても「(つづく)」と書いてとりあえず終了にしておくとか、何しろその日のうちにできるところまで書き、その日のうちに終えるようにすることが大事です。 以上のように、通信教育は、取り組み方を変えるだけでもなかり続けやすくなりますが、実は、もっと続けやすくなる方法があります。 それは、googleハングアウトによるオンライン個別指導です。 普通、オンラインの個別指導というと、高額な料金を請求されることも多いのですが、googleハングアウトを利用したオンライン個別指導は、通常の受講料以外の追加料金はありません。 やり方は、担当の先生からの電話指導の際に、オンラインのビデオ画面を繋いで先生と顔が互いに見えるようにすることです。 そのオンラインの場には、同じ時間帯に勉強している他の生徒や先生もいます。 生徒は、担当の先生の10分間の電話説明を聞いたあと、作文を書き始めますが、そこで電話は切ってもオンラインの画面は切らずにつなげておくことができます。 |
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そして、約1時間、みんなが勉強している場で、先生が見守っている中で、作文の勉強を続けるのです。 書いている間に質問があれば、事務局に電話をして質問をすることができます。 このようなやり方であれば、通信教育であっても通学教育とほとんど変わりませんから、課題の提出がたまってしまうということがありません。 もしどうしてもできない場合でも、ほかの日に振り替えて消化することができますから、作文の課題の提出はずっと続けやすくなります。 googleハングアウトの利用は、まだ経験していない方が多いので、敷居が高いように見えるかもしれませんが、今のパソコン(又はスマホ、又はタブレット)であれば、ほとんどの端末が対応しているので、特に難しい設定をしなくても誰でも始められます。 これからの通信教育は、こういう形のオンラインの低価格の個別指導が主流になってくると思います。 |
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■漢字書き取りの勉強で、字がていねいでないとき |
小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。 漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。 これについて、私の考えは、それは注意する必要はないというものです。 注意はせずに、勉強したことだけをほめてあげればいいのです。 なぜ注意しない方がよいかというと、小学校2年生の勉強で大人が注意をしようとすれば、際限なく注意する点が見つかる可能性が高いからです。 親が子供の勉強を見たときに、悪いところを直そうという姿勢で見ると、子供はだんだんと自分の勉強の結果を親に見せなくなります。 すると、学年が上がるにつれて勉強の内容を親が把握できなくなります。 直すプラスよりも、勉強を見せなくなるマイナスの方がずっと大きいのです。 よく親の前で音読するのを嫌がる子がいますが、それも、音読をしたあとに読み方を注意されることがあったからです。 だから、もし注意したくなることがあったとしても、その注意は10回に1回ぐらいに留めておく方がいいのです。 少なくとも、気がついたつど注意するようなことはせず、ただ勉強したことを褒めるだけのにしておくことが基本です。 特に字がていねいであるとかないとかいうことは、主観的な面があります。 だから、子供本人がていねいに書いたつもりでも、大人から見れば雑に書いてるように見えることもあります。 注意していいのは、席を立つとき椅子をしまうとか、玄関の靴はそろえておくといういうような、外見上のはっきりした基準があるものです。 しかし、その場合も、事後的な注意はできるだけせずに、事前の注意をしておき、できたあとに褒めるというようにしておくのです。 |
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