言葉の森新聞
2021年2月4週号 通算第1648号 https://www.mori7.com/mori |
森新聞 |
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■第4週は清書。幼稚園生は作文 |
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。 小学1年生以上の生徒は、清書を行います。 清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。 |
●清書の意義と方法 |
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。 内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。 書き直すときは、次の点に留意してください。 (1)漢字で書けるところは漢字で書く。 (2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。 (3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。 (4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。 |
●清書の投稿 |
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。 手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。 (1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。 ●小学生新聞の投稿先 ■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係 ■100-8051(住所はいりません毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内) ※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。 |
■自主学習クラスの公中講座は理系と文系に。公中講座は小4から。プレ受験作文講座の計画 |
自主学習クラスの公立中高一貫校受験対策用の講座は、当初、公中国語、公中算数、公中理科、公中社会の4講座に分ける予定でした。 しかし、そうすると、全部受講しようとすると、週に4回も出席しなければなりません。 そこで、これまでと同じように、公中理系と公中文系の2講座にまとめることにしました。 また、これと併せて、これまで小5以上を対象としていた公中理系、公中文系の講座を小4から受講できるようにします。 教材のサンプルはまだごらんいただくことができませんが、近いうちにアップロードする予定です。 なお、公中受験対策用の作文指導については、これまで志望校対応の受験作文コースを9月ごろから受講できるようにしていましたが、もう少し早い時期から、一般的な受験作文指導としてのプレ受験作文講座を開始する予定です。 その理由は、現在、小5・小6で行っている作文指導は、課題こそ難しいものの、表現項目としては、書き出しの工夫・結びの工夫・たとえなど、生活作文的な要素が強いものが多いからです。 受験作文対策としては、データの引用、自作名言、反対意見への理解など、意見文的な面が求められる面があります。 それらを、受験作文コースに入る前に、練習できるようにしていきたいと思っています。 |