言葉の森新聞
2023年10月1週号 通算第1773号 https://www.mori7.com/mori |
森新聞 |
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■言葉の森の移転完了――個別指導と対話のあるオンライン少人数クラスによる作文学習、創造学習、自主学習の新しい教育を |
●動画:https://youtu.be/f77JVe5xHJI 9月末で、言葉の森の移転が完了しました。 ほぼ40年間の蓄積のある書類や荷物があったため、業者には頼めず、ほとんどすべて事務局内だけで作業をしたため、教室運営の改善の仕事が全くできませんでした。 しかし、これからは、新しい事務所で能率のよい経営ができるので、指導と運営を更に充実させていくことができます。 言葉の森の目指すものは、日本をよりよい国にするための、子供たちの思考力、創造力、共感力を高める新しい教育です。 こういう大きな展望が、現在のオンライン少人数クラスのシステムで現実的に可能なものになってきました。 まだ、運営面で不十分なことは多くありますが、それらは時間が解決します。 世の中ではまだ話題になっていませんが、これからグレートリセッションがあると思います。 今の世の中では、非効率な時代遅れの因習や利権がまだ数多く残っています。 それらが一掃され、新しいよりよい未来を作るのが、現代に生きる私たちの役割です。 言葉の森は、それを教育の面で実行していきたいと思います。 |
■10月9日(月)は「休み宿題」 |
カレンダーに記載してあるとおり、10月9日(月)は祭日のため「休み宿題」となります。 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。 「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php 「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。 |
■10月から小456年生対象の新総合学力クラスを開始 |
10月から、新総合クラスを開設することにしました。 これは、小456年生対象で、 1週目、国語 2週目、算数 3週目、英語(主に英文暗唱) 4週目、発表 を行うものです。 理由は、 第一に、現在の小1234年の総合学力クラスの生徒で小4の生徒がいること、 第二に、現在の小123の生徒で学年が上がっても続けたいという要望を持っている生徒がいること、 第三に、小456年生も週1回ごとの国語・算数・英語・発表の科目別の授業で十分に対応できること、です。 同様に、今後、中学123年生対象の、全科学力クラス(国語・数学・英語・理科社会)も予定していますが、これはまだ少し先の話になります。 勉強は、家庭での自主学習が基本で、家庭で毎日決まったことをやっていくのが最も能率がよいのですが、家庭だけですと、けじめがなくなるとか、めりはりがなくなるとか、張り合いがなくなるとかいった問題が出てきます。 また、ひとりではどうしてもわからないところを質問したいときも、家庭では十分な対応ができません。 また、自己流で勉強しているスタイルが能率の悪いものであった場合も、それを指摘してくれる人がいないと、その能率の悪い自己流の勉強法が続いてしまいます。 言葉の森のオンライン少人数クラスは、生徒どうしが発表と対話をしながら、先生が確認テストや問題集のページ数などで学習状況をチェックし、必要に応じて生徒の質問や相談に答えアドバイスをするという新しい教育法です。 基本は家庭での自主学習ですが、それを側面から支えるものとしてオンラインクラスがあるという形の教育です ですから、授業では、先生が全員に一斉に講義をするのではありません。 生徒の自主的な学習の進捗状況に応じて、その生徒に応じたチェックとアドバイスをするのが毎週の授業における先生の役割です。 また、その授業を活かすために、必要に応じて家庭との連絡を取り、保護者とのコミュニケーションを図るのも先生の役割です。 小456年生対象の新総合クラスの授業では、1週目の国語は問題集と確認テストと読解検定、2週目の算数は問題集と確認テスト、3週目の英語は問題集と確認テストと英文暗唱、4週目は自由な創造発表という形で進めていきます。 英語の暗唱教材は、小4は、「英語好きな子に育つ たのしいお話365」の英文 https://www.amazon.co.jp/dp/4416716311/ 小5以上は、「英会話・ぜったい・音読 【入門編】の英文 https://www.amazon.co.jp/dp/477002746X/ で進めていきます。 小学生は、中学受験に対応した勉強というよりも、真の実力をつけるための勉強という位置づけで進めていきます。 中学受験をしてもいいし、公立中学に進んでもいいのですが、いずれにしても本当の実力をつける勉強ということでやっていきます。 |