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  11月3日(日)・4日(月)は「休み宿題」
  オンラインクラス一覧表が、開けるようになりました
  国語読解クラス、基礎学力クラス、総合学力クラスの生徒の読解検定のやり方
  勉強の種類――知識の勉強、理解の勉強、身体化の勉強
 
言葉の森新聞
2024年11月1週号 通算第1825号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
11月3日(日)・4日(月)は「休み宿題」
 カレンダーに記載してあるとおり、11月3日(日)・4日(月)は「休み宿題」となります。
 作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」http://www.mori7.com/mine/ike.php
 作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
オンラインクラス一覧表が、開けるようになりました
 11月1日にサーバーは、新しく更新されましたが、オンラインクラス一覧表は、生徒のみなさんには開けない状態が続いていました。

 講師や事務局では開けるようになっていたので、事情がわからず、対応が遅れてしまいました。
 ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。

 現在、オンラインクラス一覧表は開けるようになっています。
 作文の送信もできますので、よろしくお願いします。


 原因は、次のようなことです。
 言葉の森が、ホームページを作ったのは、1996年とかなり早い時期でした。
 今回の新サーバーでは、プログラム言語がバージョンアップされていたため、昔の古いプログラムで使えない箇所が多数出てきました。
 一応、一括で直したのですが、手作業で直さなければならないところがまだかなり残っています。

 ただし、新しいサーバーと新しいプログラム言語にしたことによって、ChatGPTなどのAIが、ホームページの中で使えるようになりました。
 当面は、AI森リンを作りますが、そのあとは、教科の勉強にもAIを使えるようにしていく予定です。
国語読解クラス、基礎学力クラス、総合学力クラスの生徒の読解検定のやり方
 読解検定のページが直りました。
 上記の3クラスの生徒は、ウェブで読解検定を受けることができます。
 しかし、読解検定として申し込んでいない場合は、問題の郵送、結果の郵送はありません。

【読解検定のやり方】
1.オンラインクラス一覧表の「国語読解クラス」「基礎学力クラス」「総合学力クラス」のいずれかのタイトルをクリックする。

2.左上から2行目の「読解検定と長文」をクリックする。

3.自分の学年と月をクリックする。
 すると、問題文が4ページ表示される。
 画面で見るのでは読みにくいので、できるだけプリントするとよい。

4.左上の「読解検定送信フォーム」をクリックすると答えが入力できる。

5.点数はすぐ表示されるので、×だったところはその理由を考える。

6.考えてもわからないときは、国語読解の掲示板に書く。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=45
勉強の種類――知識の勉強、理解の勉強、身体化の勉強
 現代の勉強の性格は大きく変わりつつあり、従来の知識中心の学びから理解、そして身体化へとシフトしています。
 この変化は、時代のニーズやテクノロジーの進化によるものです。
 勉強には大きく3つの種類があります。
 それは「知識の勉強」「理解の勉強」、そして「身体化の勉強」です。
 これらは、それぞれの時代において異なる役割を果たしてきましたが、今後は身体化の勉強が中心となっていくと考えられます。

 まず、「知識の勉強」とは、従来の教育における基本的な学びの形態であり、単に情報や事実を記憶し、知識を蓄積することが目的です。
 かつては黒板と教室、そして教師がこの学びの中心でした。
 しかし、インターネットの発展により、知識の習得はより効率的かつ迅速に行えるようになりました。
 例えば、オンライン辞書や動画講義、Eラーニングプラットフォームなど、様々なツールを使うことで知識を手軽に得ることができる時代になっています。
 その結果、知識の勉強が個人の生活や仕事の基盤であった時代は終わりを迎えつつあります。

 次に、「理解の勉強」とは、単なる知識の暗記に留まらず、情報を自分の中で整理し、納得することを目指す学びです。
 特に、数学や理科のような科目では、理解が深まることで初めて応用力が身につきます。
 この理解の勉強において、重要なツールは詳しい解法の書かれた参考書や個別指導の先生です。
 しかし、近年ではAI(人工知能)の導入により、理解の学び方も変わりつつあります。
 AIは24時間365日対応可能で、初歩的な質問から高度な質問まで受け付けてくれるため、学習者が「分かったふり」をする必要がありません。
 さらに、AIはどれだけ同じ質問をしても、常に丁寧に答えてくれるという利点があります。
 このような環境での学びは、学習者の遠慮や恥ずかしさを軽減し、より深い理解を促進することが期待されています。

 最後に、「身体化の勉強」とは、知識や理解を超えて、習得したことを自然な行動や習慣として身につける学びです。
 スポーツや音楽、図工といった分野はこの身体化の勉強の代表例です。
 これらの分野では、知識や理解だけではなく、身体を使って経験を通じて学びます。
 ここで重要なのは、日本語力の身体化です。
 特に抽象的な概念を自然に使いこなすことができるようになることが、思考力の向上に繋がります。
 言い換えれば、日本語力を身体化することは、他の勉強をする上でも重要な基礎となります。

 このように、現代の勉強は「知識」から「理解」、そして「身体化」へと段階的に進化しています。
 知識を学ぶだけではなく、それを理解し、さらに自然に使いこなせるようになることが求められているのです。
 身体化の勉強は、反復練習と時間の積み重ねが欠かせません。
 具体的には、日々の読書や暗唱、発表、そして対話を通じて、自分の中に取り込んでいくことが大切です。
 これからの時代、勉強の中心となるのは身体化であり、日々の実践が重要な役割を果たします。
 したがって、これからの学習者は知識の蓄積に留まらず、理解を深め、さらにその理解を身体化することに努めていくことが必要になるのです。
 
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