言葉の森新聞
2025年1月1週号 通算第1833号 https://www.mori7.com/mori |
森新聞 |
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■新年の挨拶 |
令和七年、あけましておめでとうございます。 日本の今後の課題は、 縄文文化、平安文化、江戸文化の長所を 現代の科学技術によって再生し、 オンライン教育で日本と世界に広げることです。 日本文化の要になるものは日本語です。 日本語の中心となる教育は、読書と作文と暗唱です。 言葉の森は、昨年、作文のAI化に着手しました。 今年は、読書のAI化に取り組みます。 暗唱教育はもうできているので、将来は暗唱文集のページ数を増やす予定です。 人間の生きる目的は、幸福、向上、創造、貢献です。 教育の中心となる目標は、思考力、創造力、共感力を育てることです。 将来は、ここに心身力を育てることを入れたいと思いますが、まだそれは先の課題です。 今年も、よりよい日本を作るために頑張っていきましょう。 |
■1月1日(水)~1月7日(火)は「休み宿題」(再掲) |
1月1日(水)~1月7日(火)は、休み宿題となります。 作文講座を受講されている方は、下記のリンクを参考に自分で作文を書くか、又は、1月8日~2月28日までの間に振替授業に参加してください。 小1 自由な題名 https://youtu.be/KVlDlYxrOQU https://www.youtube.com/watch?v=r81Hcjz8j5k (前半が作文の説明。後半の勉強の説明は昔のもので、今は関係ありません。) 小2 自由な題名 https://www.youtube.com/watch?v=EqaGw02TzP0 小3 お父(母)さんとあそんだこと https://www.youtube.com/watch?v=C9WoHyZZZ_0 小4 休み時間 https://www.youtube.com/watch?v=o-FYfvi33qc 小5 お正月 https://www.youtube.com/watch?v=2WtNADS5SUk 小6 除夜の鐘 https://youtu.be/W4awdudIMcQ https://www.youtube.com/watch?v=4Z2ZpNgQj3g (前半が作文の説明。後半の勉強の説明は昔のもので、今は関係ありません。) 中1 ポイ捨て https://www.youtube.com/watch?v=rOvJT20qiyY 中2 本当の豊かさ https://www.youtube.com/watch?v=hhJZQfVrmck 中3 内申点 https://youtu.be/IbQxEM5YV1w 高1 独裁と民主主義 https://youtu.be/6ayHMgVoO0Q 高2 宗教 https://youtu.be/RldINhjJXDo 高3 ベンチャー https://youtu.be/n3YGjdRkIfY 作文講座以外の基礎学力、総合学力、国語読解、算数数学、英語、創造発表、プログレスの講座の方は、自宅又は自習室で自習をするか、1月8日~2月28日までの間に振替授業に参加してください。 |
■【重要】1月13日(月)は授業があります(再掲) |
1月13日(月)は祭日ですが、授業を行います。 |
■AI森リンの点数の再集計とその説明――パソコンは入力の道具、ノートとペンは思考の道具 |
12月下旬から1月4日にかけて、AI森リンの点数を再集計しました。 それまでの森リン点は、古い森リンのデータをもとにした平均点や標準偏差だったので、これを新しい森リンのデータをもとに、学年別に集計し直しました。 全員の点数をつけ直したあと、その結果出た学年別平均点と標準偏差をもとにもう一度基準を少し変えたので、まだ最終的な点数というわけではありません。 だから、青い☆をクリックすると、点数が少し変わることがあります。 しかし、大体の点数は確定しています。 表示されている点数は、学年別偏差値のようなものですが、実際の偏差値よりも30点高くしています。 偏差値は、平均を50としているので、そのまま表示すると、低学年の生徒ががっかりすると思われるからです。 今回の新しい森リン点は、学年別のデータで点数をつけているので、小学5年生以下の生徒は、これまでよりも点数が高くなっていることが多いと思います。 新しい森リンは、AI森リンと呼んでいますが、AIの部分は講評だけです。 点数のところは、独自のアルゴリズム(特許取得済み)で計算しています。 ■思考語彙 思考語彙は、思ったこと、考えたこと、予測、仮定、否定、条件、理由、方法などが盛り込まれている言葉をもとに集計しています。 思考語彙を高めるには、感想の部分を充実させるようにすることです。 ■知識語彙 知識語彙は、難しい知識や言葉が使ってあることを評価しています。 しかし、あまり難しい言葉を使いすぎるとバランスが悪くなので、適度に難しいことばを使うことが大事です。 ■表現語彙 表現語彙は、表現の多様性です。 語彙の評価としては、これがいちばん大事なもので、できるだけ同じ言葉を使わずに書くように工夫することです。 ■文化語彙 表現語彙が、主に名詞の多様性であるのに対して、文化語彙は主に動詞の多様性です。 表現語彙や文化語彙を増やすには、幅広い読書をすることが大切です。 ■字数 字数は、学年の200倍が目標です。 小1は200字、小2は400字、……小6と中学生と高生は1200字を基準としています。 ですから、この基準の字数よりも少ない場合は点数に低くなりますが、基準の字数より長く書いても、点数には影響しません。 森リンは、パソコン入力でテキスト化された文章を採点するようになっています。 小学3年生までは、まだパソコンを使う人は少ないですが、今はGoogleドキュメントで音声入力ができるようになっています。 また、丁寧に書かれた手書きの文字だと、ChatGPTにアップロードするとほとんど正確に読み取ってくれます。 このAIを生かしたOCR機能は、これからもっと発展すると思います。 小学4年生以上は、ローマ字を習っているので、自分でパソコン入力をするといいです。 ただし、人間の思考力や感受性は、手書きの感覚と結びついています。 作文はパソコン入力がいいのですが、作文を書くまえの構想を考えるときや日記を書くときは、ノートとペンで手書きで書くようにするといいです。 パソコンは入力の道具、手書きのノートとペンは人間の思考力の道具というふうに分けて考えておくといいです。 |