言葉の森新聞2002年8月2週号
文責 中根克明(森川林)
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■■遠方通信費がなくなります
これまで、東京、千葉、神奈川、埼玉以外にお住まいの方には、受講料に遠方通信費が加算されていましたが、9月から、この遠方通信費がなくなります。
最近の通信環境の進歩は著しく、今後回線電話はすべてIP電話に置き換えられることが予想されます。また、携帯電話についても、インターネット回線を利用する技術が既に確立しています。電話料については有線無線にかかわらず、今後限りなく無料に近くなるというのが現在の情勢です。
このような情勢を考慮し、9月から遠方通信費を廃止することにしました。
■■消費税が新たに加わります
9月分の受講料から消費税が5パーセント加算されます。ご了承ください。
■■銀行振替に手数料が加わります(郵便局は無料)
受講料の自動振替にはご利用金融機関として、現在、(1)郵便局と(2)銀行・信用金庫などのいずれかを選択していただくようになっています。このうち郵便局については、振替手数料は教室負担で無料としております。銀行については毎月200円の手数料がかります。9月分から適用されますので、併せてご了承ください。
なお、郵便局のご利用は、開始停止の手続きなども早く便利ですので、できるだけ郵便局による振替をご利用くださるようお願いします。
金融機関の変更をご希望の方は教室までご連絡ください。
■■「まるで」を会話に入れて楽しむ
小学1年生の生徒のお母様からお便りをいただきました。
言葉の森で勉強したばかりの「たとえ」を使って、ふだんの会話でも、「まるで……のよう」を入れて楽しんでいるとのことでした。
わが家でも、子供が低学年のころによくたとえを言い合って面白く遊んだことを思い出しました。
作文の学習は、勉強が半分、生活が半分という面があります。日常生活で、親が意識的にたとえを使ったり、ことわざを使ったりすれば、子供の語彙力は増えていきます。しかも、身近なお母さんやお父さんが言った言葉は、生きた語彙として子供の頭の中に蓄積されます。表現の練習は、勉強としてではなく、家族のゲームのような感覚で取り組んでいくといいと思います。
こういうゲームが特に使えるのが、夏休みなどに車で出かけて渋滞に巻き込まれたときです。しりとりよりもちょっと難しい言葉のゲームとして、たとえやことわざを使った遊びを工夫していくと大人も退屈しません。
語彙のほかに、もう一つ、生活の要素が出てくるのが、課題に合わせた準備です。小学生の中学年の課題には、「お父さんの子供のころの思い出」「虫をつかまえたこと」「たまごやきを作ったこと」など、実際に取材をしたり自分の手で挑戦したりする課題があります。これらの課題を前向きにとらえて、「来週の課題は『たまごやき』だから、今日はお母さんに作り方を聞いて挑戦してみよう」となれば、充実した勉強ができます。こういう準備がないまま当日になって、「えー、たまごやきなんて作ったことないから書けない」「じゃあ、今日のことでも書こうか」となると、勉強の密度は薄くなります。
小学校高学年以上になると、準備をする時間もなかなかとれなくなりますが、それでも長文を事前に何度か長文を読んでお母さんやお父さんと話を交わしてきた生徒は、いい内容の作文を書きます。
作文の勉強に伴う準備を、子供と対話をする機会ととらえて楽しく活用していってください。
■■言葉の森ホームページのこれまで
夏休みなので、やや雑談モードです。
言葉の森が教室を開設したのは、今から19年ほど前です。当時活躍していたのは、キャノンのビジネスワープロでした。そのワープロが入る前は、手書きと和文タイプライターとひらがなタイプライターが活躍していました。和文タイプライターなどは、今では骨とう品店にでも行かないと見られそうもありません。
■最初のアクセスは50件
言葉の森がホームページを開設したのは、1996年9月です。当時はまだホームページを開いている企業そのものが少なく、言葉の森のアクセス数も1日50件ほどでした。その50件も、かなりの部分が自分のクリックだったので、たぶん正味のアクセス数は15件ぐらいだったと思います。(^^ゞ
そのとき、それまで使っていたワープロをやめてパソコン中心のシステムに切り替えました。ちなみに、そのころ使っていたパソコンが富士通製のウィンドウズ3.1で、それにウィドウズ95を入れ替えるのが一苦労でした。そのパソコンは、メモリーもハードディスも増設して、今でも教室で活躍中です。
ホームページは、最初html文書をメモ帳で書いて作っていましたが、途中からアクセスというデータベースソフトを使ってhtml文書を出力するようにしました。これはグッドアイデアで、ホームページ作成が百倍ぐらい楽になりました。
当時は、静的なページから動的なページの移行期で、CGIを使った掲示板などがまだ珍しかった時期です。契約していたアサヒネットがCGIを使えなかったので、当時のリムネットに新たに商用のホームページスペースを開設しました。しかし、現在のようにperlのスクリプトも入門書も国内には少ない時期でしたので、アメリカのページに行って、掲示板スクリプトをダウンロードしてきて、それを編集して使いました。それが、「Online作文○○の丘」のスクリプトの原型です。新しい機能を次々に追加したので、中身のスクリプトは、もう本家のスクリプトとは似ても似つかないものになってしまいました。
■ウェブデータベースに目覚める
しばらくの間、教室の内部の仕事はアクセスで管理して、外部に公開するホームページはアクセスからhtml文書を出力してアップロードという形をとっていました。しかし、アップロードの作業などは、間に必ず人手が必要で、しかもアップロードするまではウェブに情報が反映されないという問題がありました。また、作業を自動化すればするほど、先生が新たに増えたときなどの質的な変化に対応するのが大仕事になるという問題が出てきました。
そのときに目にしたのが、ウェブデータベースという考え方でした。会社の内部にコンピュータを置いてそれをときどき外部にアップロードするという形ではなく、もともとウェブにデータベースを置いて、それを内部にも外部にも共通に使うというやり方です。
このウェブデータベースの導入では、二つの選択肢がありました。一つは、マイクロソフトのアクセスの延長で、ウィンドウズNTやウィンドウズ2000のSQLServerを使うという方向、もう一つは、当時急速に広がっていたオープンソースのMySQLを、これもオープンソースのLinux、Apache、PHPと組み合わせて使うという方向です。(四つまとめてLampと言うのだそうです)
マイクロソフトがスモールビジネス分野の開発に力を入れていたこともあって、最初は、ウィンドウズ2000とSQLServerの採用を考えていましたが、発売後の評判があまり芳しくありません。華々しくデビューしたものの、高い、遅い、バグが多いなど、あまりいい評判ではありませんでした。
■カワセミがかわいかったのでMySQL
そこで、一大決心をして、MySQLをデータベースにしてPHPでウェブページを生成するという方法を選択しました。それが2000年のことでした。日本ではPostgreSQLの方が導入の歴史が長く書籍なども充実していましたが、MySQLは何しろ速いということとアメリカではほぼ標準のウェブデータベースになっているということで、MySQLに決めました。もう一つの理由は、PostgreSQLのキャラクターのシーラカンスよりも、MySQLのキャラクターのカワセミの方がかわいかったからです。(笑)
しかし、そこでまた一苦労。日本語に訳されている本が二、三冊しかありません。再び一大決心をして、2001年の連休に英語の本で勉強することに決めました。途中何度も眠くなってばったり倒れながら、それでも何とか読み終えると、どうやら概略が頭に入りました。
そして、2002年の連休、ついに、作文の丘のスクリプト作りに着手しました。こういう仕事は朝から晩まで休まずにやらないとどこまでやったかわからなくなるので、連休のようにまとまった時間が取れるときでないとできません。文字どおり一日中仕事をして、連休はあっという間に終わり、作文の丘は8割ぐらい完成しました。そのあと、5月6月とバグの修正に追われ、7月に作文の丘が正式にオープンしました。その後も小さなバグがありましたが、とりあえず今のところは何とか動いています。
■光ファイバーで自社サーバー
今年の6月に待望の光ファイバーが教室に入りました。それまでISDNで細々とつないでいましたが、ついにブロードバンドです。ADSLもケーブルも我慢して、ひたすら本命の光ファイバーまで待っていたかいがありました。でも、入ってみると何ともあっけないです。ただスピードが速くなっただけで特に変わったことはありません。(笑)
しかし、光ファイバーが入れば、もう自社サーバーも可能です。通信販売でDellのサーバーを7万円で購入していたので(安い^^;)、それを外部に公開することにしました。ドメイン名は、mori7.bizです。もう公開しています。(http://www.mori7.biz/)しかし、セキュリティやバックアップを考えると、心配しなければならないことが山ほどあります。勉強しようと思って買った本がどんどん横積みになっていきますが、読書は全然はかどりません。
今年の夏休みは、たまっている本をまとめて読む予定です。
今は、一日ほぼ一つの割合で、新しいスクリプトを書いています。今のところ、作文の丘以外に完成した主なページは、絵の実、山のたより、賞状の山、担当一覧表などです。インターネットはひとことで言えば、人間のコミュニケーションを支えるインフラです。このあと、ウェブで学級新聞を発行したり、投票システムを密度の濃いものにしたり、豊かなコミュニケーション作りをしていきたいと思っています。
■■今週は8月2週号と3週号を一緒に送っています
■■光る表現(幼長−小3) 2002年8月2週号
■ちび丸あんさん(いふち/小2)の作文より(けいこ先生/7.3週)
(図工の時間に)私が作ったもののだい名は『ロボハムちゃん』です。私の一ばん気に入っているところは、ぜんたいぜんぶです。やっぱり自分で作ったものは、だれよりもすばらしいとおもいます。 評:いろいろなおもちゃがお金を出したらすぐ手に入るけれど、手作りのものにしかないよさがある。世の中に一つしかないものだからね!
■元基さん(いへぬ/小2)の作文より(はるな先生/7.2週)
ぼくのせみは、じっとしていて、まるでなまけものみたいです。ともだちのせみは、まるであかちゃんみたいにすごくばたばたしてうるさいです。(講評);自分がつかまえてきたせみと、友達のせみの比較が、たとえを使って大変ユーモラスに表現できました。せみにも、いろんな個性があるものなのですね。
■光さん(いむる/小2)の作文より(ポプリ先生/7.3週)
ほかのグループで一ばんがんばっていたのは、二ばんめのがっしょうです。二回ぐらいまちがえていました。わたしは、ちゃんとできるかなあと心ぱいになりました。だけど、さいごまでできました。上ずにできて、よかったです。わたしは、パチパチパチと、たくさんはく手をしました。評:たくさんはく手をしているプーチさんのようすが目にうかびますよ。よくかけました。
■ノレリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/7.4週)
題名【あっつつのつ】〈評〉いつも題名が工夫され決まっていますね。 ぽんと、なげてみるとカレーのルがさかながはねたようにはねました。けむりがこっちにきたので、おふとんの中にいるように、あつかったです。〈評〉たとえをじょうずに使って、読む人に伝えることができましたね。
■泉さん(いりみ/小2)の作文より(はるな先生/7.2週)
それにその日は、とてもあつかったので一輪車を練習していても、あつくてころんでばっかりでした。なので、まっ白な半ズボンがまっくろになってしまうぐらい練習しました。(講評);ころんでも、めげずに何度も練習をかさねているあなたの意欲が、強く感じられますね。
■アリスさん(いるに/小2)の作文より(ポプリ先生/7.2週)
「ひよこが、生まれたよ。」と、お友達がわたしに、教えてくれました。わたしは、走って教室にいきました。そしたら、箱の中にひよこが、二羽入っていました。まだ、生まれたばかりだから、体の毛がぬれていました。そして、ひよこのおしりに、赤いビー玉のような物がついていました。そこのところから、細い糸のような物がついていました。そこのところに、血がついていました。ひよこが歩くと、そのひもがきれました。そして、時間がすぎるとひよこの毛がかわきました。毛がかわいて、すごくかわいくなりました。評:生まれたてのひよこのようすが目にうかびます。よく見ていたね。
■航さん(いかほ/小3)の作文より(ポプリ先生/7.2週)
ぼくは、キャッチするのがとくいです。なのえ、相手の近くにいてもとってしまうことがあります。2年生の時、ゆだんしていたのに、手のあいだにはまって、とってしまって、もう一つのボールもとってしまったことがあります。このできごとは、今でもすごいと思っています。評:ほんとうにすごいね。うまいなあ。
■リッチさん(いしれ/小3)の作文より(けいこ先生/7.1週)
(自転車でころんでしまった)私は、心の中で、……雨がひどくなっていたり……そうだよ! 雨がふっていなければいいんだよ。スピードをあげた私だってわるいんだけどさっ。雨がふっているのが一番わるいんだ! ……と思いながら、自転車をおしていきました。家に帰ると、お母さんは、お父さんと電話中でした。「りーちゃん帰ってきたよ。あ、泣いてる。」それを言われたとき、私は、……いたいだけじゃないんだもん! 雨がふってたし、あれもだし、これもだし……それを思うと、まるでことわざの「泣きっつらにはち」と同じだと思いました。 評:ケガをしたのは、雨のせい。いたい・くやしい・かなしい……いろいろな気持ちが入りまじったなみだが流れたのだね。
■昂生さん(いせぬ/小3)の作文より(メグ先生/7.3週)
(オセロゲームで)ぼくがうっかりミスをしたせいでまけてしまいました。ぼくはとってもくやしかったです。もしぼくがうっかりミスをしていなかったら大ぎゃく点になっていたかと思いました。まるで神さまからのバツかと思いました。【評】昂生君のくやしい気持ちはよくわかるよ。
■慧人さん(いそゆ/小3)の作文より(ゆうこ先生/7.3週)
ぼくは、「えらいなぁ。」と思います。なぜなら、ぼくはしょうじきにいえないときもあるからです。それはまるでうそをついたのと同じみたいです。お母さんは、おこったりしないで、スープをのんで、よかったと心の中でいっていると思います。【評】にたけいけんをしたことがあると、登場人物(とうじょうじんぶつ)の気もちをそうぞうすることができますね!
■さくらんぼさん(いそら/小3)の作文より(めもま先生/7.3週)
〜でもお母さんは、「ふ幸なようだけど、幸ふくなんだよ」と、言っていました。お母さんにそう言われればそうだな、と思いました。私がもし、びんぼうで、まずしい人だったら、わがままを言ってしまうかもしれません。びんぼうでも、家族がとても、なかよしというのは、とても幸せだと思います。(評)お話の内容についてお母さんと話をして、さらに自分の思ったことをしっかり書けて、なんとも言えない感激をおぼえました!!
■森のきのこさん(いたれ/小3)の作文より(ももんが先生/7.1週)
後ろの方で、「かおー!!がんばれー!!」という声がしました。【評】声の方向を書いてくれたので、森のきのこさん(おうえんされている、かおさん)の周りの空間が、ぐーんと広がりましたね。とてもいい!(^o^)
■森のきのこさん(いたれ/小3)の作文より(ももんが先生/7.2週)
ドル平というのは、足をりょう足でドンドンとたてにうって、手は前にして、「1・2・3〜ぱっ」というリズムでおよぎます。【評】「ドル平」の説明、とても上手にできました。これなら、この文を読んだ人も、まねしておよげそうですね(^o^)。
■■光る表現(小4−社) 2002年8月2週号
■みゆさん(あはみ/小5)の作文より(めもま先生/7.2週)
〜雨がザーザーふって来た。いっぱいふって来た。そして、おわって帰るとき池をみるとすごかった。すごい雨だった。(評)どしゃぶりの雨の様子が、とても美しく伝わってきます。まるで、大雨の中に立っているみたいです。
■秀雄さん(あろう/小5)の作文より(ゆうこ先生/7.3週)
確かに入ると最初の時は冷たいが、中ごろには、その温度になれて冷たいと感じなくなるし、遊び時間の時は、楽しいからだ。でも、夏休みの方がもちろん楽しそうだ。「楽あれば、苦あり」と同じだ。【評】はじめは冷たく感じるプールも、時間がたつとあたたかく感じてきますね!(つらいことも、だんだん楽しくなってくる!?)
■みかんさん(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/7.2週)
あいまいな言葉の中には、勇気がないというのもあると思うが、相手を思いやる心があると思う。私は、あいまいな日本人と、はっきりしている外国人と、どちらが良いかとか、どちらが正しいかということはないと思う。【評】よい気付きですね。先生もみかんさんに大賛成です。物事には(このことだけに限らず)、そんなに簡単には決められないものが多いと思います。また、簡単に決めてしまってもいけない(もったいない)と、先生は思っています(^o^)。
■まいポンさん(いこに/小5)の作文より(ふじのみや先生/7.3週)
「たで食う虫も好き好き」というが自分にあった物、つまり自分の体やくらし方や好みにあった物や、自分の身の回りの人気の無いものを工夫して使ったりしている。だから、自然は人よりすごいということがわかった。 【評】何も言わなくても、生きるために工夫しているすがたには、本当に驚きますね。
■きのこさん(いすこ/小5)の作文より(ゆうこ先生/7.3週)
パン作りではまず最初にぼうをもらって、それに副長がくれたホットケーキミックスと水をまぜたきじをまきつける。私はぼうにぐるぐると、電話と受話器をつないでいるコードのようにまきつけた。ほとんどの人はきりたんぽ型だった。【評】たとえ表現が巧みで、きのこさんにはいつも楽しませていただいてます♪
■花織さん(いなも/小5)の作文より(ももんが先生/7.1週)
(ハムスターの)ミンちゃんが好きな食べ物は二種類あって、今好きなのは、キャベツです。冬とかに好きなのは、ニボシです。ほかにもおジャコとかが好きです。今は、夏なので水分がある方が好きだと思います。ミンちゃんは、まるで人間みたいです。なぜかというと、人間は夏には水分をたくさんとるからです。ハムスターもよくできているなーと感心しました。【評】なるほど〜!! 自分自身とミンちゃんの姿を重ねあわせて、とても良い発見をしましたね(^o^)。ハムスターにとっても、人間にとっても、水分はとても大切なものなんだね! そう、どちらも生きているからだね。
■まりさん(いにほ/小5)の作文より(クマのプーさん先生/7.1週)
牛の体をブラシでこするのだ。よく牛の体を洗っていると横の牛が「わたしにも」といって体をなすりつけてくる。【評】横の牛の表情が思い浮かぶようですね。お父さんと牛達は、きっと以心伝心だったのでしょうね。
■まりさん(いにほ/小5)の作文より(クマのプーさん先生/7.2週)
わたしは、感情をこめていろいろな音楽の世界を旅してみたいと、思います。〔評〕旅してみる、という表現がすてきで印象的でした。真理さんはきっと、ただ弾くのではなく、感情をこめて弾いているのですね。
■にゃむさん(いひむ/小5)の作文より(ゆり先生/7.3週)
(青虫を)男子たちがむりやり手に乗せる。はらいおとすのもかわいそうで、そのまま固まっていると、何だかきもちいい。なでるとふわふわしていて、キャベツを小さい口でほうばるのを見ると、すてのこの子ねこがミルクをねだった時のようにかわいい。【評:苦手だったムシも、実際手に乗せてよく見るとかわいく感じたんだね。】
■のほほんダルマさん(いやる/小5)の作文より(はるな先生/7.2週)
「スイスイ パクパク ピチピチ」いつも元気なきんぎょたち。やっぱり金魚を見るとなんか心が落ち着きます。それに時々「あーあ、金魚たちはいいなあ。なんにもしないで泳ぎ回っているしね。」と思うときも少なくありません。(講評);作文の書き出しが、金魚の元気な姿を連想させるようにくふうをこらしたので、とても印象的です。ペットは、たしかに、人の心をなごませる働きがありますよね。「あーあ。・・・・」は、みんなの共感をよぶ述懐(じゅっかい)で、たいへんユーモラスです。
■のほほんダルマさん(いやる/小5)の作文より(はるな先生/7.4週)
ゆだんをしていたら、あつい!あつい!急に太陽がギンギラギンを私たちの身体にプレゼントしてくれました(?) そのおかげでもうへとへと。今にも「あついよ〜」といってバタッとたおれてしまうまもしれません。・・・・・・だから、体中あせびっしょり。ハンカチやタオルがないと生きていけません。(講評);台風が過ぎ去った後の、蒸し暑さをとてもユーモラスに表現できました。終業式までの、暑くてたまらない数日間は、まさに地獄でしたよね。
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