言葉の森新聞2002年12月1週号
文責 中根克明(森川林)
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■■12.1週は作文テスト(再再掲)
12.1週は、作文進級テストを行います。課題フォルダの項目表の●印が全部できることが合格の条件になります。キーワードと字数が採点の基準ですので、作文の中に必要な項目が入るように書いていってください。
■■アンケートのお願い
11.4週にアンケート用紙をお送りしました。特に記入事項がない場合はご提出いただかなくても結構です。アンケートの「ひとこと」の欄は、ホームページの「父母の広場」に匿名で掲載させていただきます。
http://www.mori7.com/nohara/hubo.html
オンラインのみで受講されている方は、ホームページにアンケート用のフォームを設置しておりますので、そちらでご記入ください。通信・通学の方も、ホームページのアンケート用フォームから送ってくださって結構です。
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■■本物の読解力・表現力をつける国語の勉強法
■受験における国語力
中学受験の合否を左右する第一の教科は算数で、国語はその次の教科です。
塾の偏差値を見るとどの教科も大事な教科のように見えてきますが、受験の合否を決めるのは偏差値の合計ではなく、得点の合計です。すると、算数のように得点の差が大きい教科でどれだけ点数を取れるかということが重要になってきます。
この事情は、高校受験でも同様です。中学受験でも高校受験でも、算数・数学の得意な生徒は、実力以上の成績を収める傾向があります。
このため、学習塾の多くは、算数・数学の指導に最も力を入れています。その次に力を入れているのが、知識の量によってカバーできる理科・社会の指導です。国語の指導は、時間がかかるわりに効果が薄いので、どの学習塾でもあまり力を入れていません。
■国語力はなぜ必要か――受験前――
国語力は、机の上での勉強よりも、生活習慣の中で育つ勉強という面が強くあります。例えば幼児期に読み聞かせをたっぷりされて育った子は、小学校に上がってから文章を速く楽に書けるようになる傾向があります。小学校中学年の時期に、軽い読み物も含めていろいろなジャンルの読書をした子は、高学年になってから速読力がつくようになります。両親と対話をする習慣がある子は、深い感想が書けるようになります。また、漫画などの軽い本を読みすぎる子は、国語力が低下する傾向があります。
国語の勉強というと、すぐに漢字の書き取りを思い浮かべる人も多くいますが、漢字力の差は学年が進むにつれてなくなります。逆に学年が上がるにつれて差が開いていく本当の国語力は、読解力と表現力です。
読解力と表現力を中心とした国語力をつけるためには、生活習慣としてできるような国語の勉強をしていくことが必要です。(後述)
国語力は、他の教科の勉強と異なり、いったん力がついてしまうとずっとその力を維持できます。国語に自信のある子は、受験前の追い込みの時期に国語の勉強をする必要がないので、他の教科の勉強に集中できるというメリットがあります。
■国語力はなぜ必要か――受験後――
国語の成績がよくて合格した生徒は、入学後も成績が伸びると言われています。それは、国語力が単に一つの教科の学力ではなく、物事を理解し整理する思考力そのものと密接に結びついているからです。国語力のある人は、学校を卒業し実社会に出てからも活躍する幅が広がります。情勢を読み取り、多くの人の考えを整理し、自分の意見を説得力ある形で述べるという力は、国語力そのものだからです。
国語力が必要なのは、文系の人だけではありません。理系の人でも、芸術系の人でも、経営に携わる人でも、社会で活躍する多くの人は、国語力に優れています。その場合の国語力とは、文法や文学史の知識ではなく、読解力と表現力を中心とした本当の国語の力です。
■これまでの勉強法では国語力はつかない
国語の勉強というと、問題集を解き、できなかったところの解説を先生に聞くというやり方がほとんどです。算数・数学の勉強では、このやり方は有効です。算数・数学の場合は、できなかった問題だけを何度も繰り返し解く中で、問題を解く力がついていくからです。しかし、国語の勉強は、こういうやり方では力がつきません。というのは、国語の問題でできなかったものは、解法がわからなくてできなかったのではなく、実力がなくてできなかったのだからです。
また、問題集を解く勉強法には時間がかかりすぎるという欠点があります。数ページの国語問題集を解くだけでもすぐに1時間近くかかります。しかし、その時間のうち、解けた問題はもともと何もしなくても解けた問題ですから、意味のある勉強にはなっていません。解けなかった問題は実力がなくて解けなかった問題ですから、解説を聞いてもやはり解けるようにはならず、これも意味のある勉強にはなりません。問題集を解いて解説を聞く勉強は、勉強している外観だけの勉強なのです。
■家庭でできる本物の国語勉強法(高学年用)
国語の勉強の基本は、読む力をつけることにあります。読む力をつけるためには、家庭で毎日、受験問題と同じレベルの文章を読む練習をすることが最も効果的です。毎日続けるためには、できるだけ単純な勉強法で、親が準備をしたり手助けをしたりする必要がないものにすることが大切です。
(1)1200字程度の長文を音読する。(受験問題と同じレベルのもの。同じ文章を日を置いて4回以上繰り返す)
(2)その中の100字程度の文章を暗唱できるようにする。
(3)問題集の問題文を読書がわりに読む。(問題は解かずに問題文を読むだけ。1冊の問題集で4回以上繰り返す)
このほかに、親の準備や手助けが可能であれば、長文を要約し簡単な感想を書く練習をします。感想を書くために読もうとすると、読み方が深まります。
■読書の習慣を絶やさずに
小学校低中学年のときに読書好きだった子が、高学年の時期になると受験勉強に追われて読書から一時遠ざかります。しかし、ここで、あっさりと読書の習慣を絶やしてしまうと、その後中学生や高校生になってからも読書の習慣が復活せず、たとえ復活しても軽い読み物しか読まなくなってしまうという結果になりがちです。
読書は、勉強のためばかりでなく、子供の将来の人生を豊かにするためにも大切なものです。特に、小学校高学年から中学生にかけては、これまでの物語中心の読書から説明文や意見文の読書へジャンルが広がっていく時期です。本格的に読む時間は取れなくても、毎日必ず一定の読書時間は確保していきましょう。
中学に合格すると、部活や定期テストで更に忙しくなるので、どの子もますます読書から遠ざかるようになります。このときにも、小学校高学年のときに読書の習慣を絶やさなかった子は、読書の習慣を維持し発展させることができます。
親は目先の受験だけでなく、子供の将来を考えて長期的な視野で勉強を見ていく必要があります。
■■光る表現(幼長−小2) 2002年12月1週号
■くるみさん(いのね/小1)の作文より(メグ先生/11.3週)
やっとえんそくのじかんになりました。わたしは、はりきって「レッツゴー。」といいました。さあ、バスにのってしゅっぱつしました。ブッブー。みちはどこまでもつづいていました。【評】たのしいえんそくのようすをじょうずにかくことができました。
■ヨッピーさん(いむか/小1)の作文より(メグ先生/11.3週)
(スケートで)すこしだけ手すりをもたないであるくことができました。なぜかというと、いっぱいがんばったからです。上手な人は、まるで車みたいにはやくはしっていました。【評】もっとれんしゅうしたら、きっとヨッピーちゃんも車みたいにはやくすべれるようになるね。(^o^)丿
■克明さん(いむり/小1)の作文より(コスモス先生/11.3週)
もうりさんがオーロラのはなしをしたときかんどうしました。■たくさんオーロラのことをおしえてもらって、よかったね。
■舞さん(いらき/小1)の作文より(メグ先生/11.3週)
みんなのリースでわなげやさんをひらきたいです。そうしたら一ねん一くみじゅうたのしくなりそうです。【評】リースでわなげやさんとはおもしろいことをかんがえたね。でも、せっかくつくったリースがこわれてしまわないかなあ。ちょっとしんぱい。
■里紗さん(うあた/小1)の作文より(スピカ先生/11.3週)
先生はおかしそうに少しわらった。…(略)…また先生はわらった。…(略)…だんだん大わらいになってきた。とうとう、先生は、どくわらいきのこをたべたように「わっはっはっ。」とわらってしまった。 評:先生の表情の変化がとてもよくわかるように書けました。「どくわらいきのこを食べたように」のたとえもうまいね。
■麻衣さん(うかと/小1)の作文より(ともち先生/11.3週)
うでをわたでふいてもらうときが一番ドキドキした。スーッとしてつめたかった。《評》ちゅうしゃをする前の一番ドキドキするしゅんかんだね。
■優華さん(うかゆ/小1)の作文より(スピカ先生/11.2週)
(食べられるシャボン玉であそんで)まるで、シャボンダマのせかいにいってガムをもらったようでした。 評:たべられるしゃぼんだまは、まさにガムのようだよね。とてもじょうずなたとえができました。
■マッキーさん(いなく/小2)の作文より(メグ先生/11.3週)
つぎはおちばのふってくる木でおいかけっこです。きれいなおちばがたくさんふってくるのでぼうっとしていたらつかまえられてしまいました。【評】「おちばのふってくる木」という表現(ひょうげん)がうまいね。
■綾子さん(いみけ/小2)の作文より(メグ先生/11.3週)
わたしは、友だちのいくみちゃんとしおりちゃんみたいになりたいと思って練習をして、やっと(のぼりぼうの)てっぺんにつきました。(中略)何回も練習をつみあげて、やっとできるようになりました。【評】何度も練習をくりかえしたことがよくわかります。がんばったね!
■ひまわりさん(いりに/小2)の作文より(とこのん先生/11.2週)
私が作ったアイスは、さくさくのカップからはみだして、まるでアサヒビールのビルの上にある大きなクリームの形のようでした。評:ただ「カップからはみだしたアイス」ではなく、『まるで…』という比喩表現を上手に使って立体的に表現しています。
■アリスさん(いるに/小2)の作文より(なび先生/11.2週)
「じゅせいした卵は、奥歯でかんでもわれないぐらいかたくなります。」と言いました。わたしは、てつのようにかたくなるのかなーとそうぞうしてしまいました。あんなにやわらかい卵がかたくなってしまうのかなとしんじられませんでした。【評】生き物の力はふしぎなことがいっぱいあるね。かたくなってしまう卵もサケのすごいパワーなんだね。
■ 大修さん(いろも/小2)の作文より(うさぎ先生/11.2週)
「このお風呂の名前何て言うの?外風呂て言うの?」と聞くとお父さんが、「ちがう。」と、言いました。僕が「岩風呂?」と聞くとお父さんが「岩風呂とも言うけど本当の名前は、露天風呂って言うねんで。」と、言いました。【評】長く続く会話文が上手に書けました。お父さんとのたのしいおしゃべりが聞こえてきそうです。
■千波さん(いはわ/小2)の作文より(みち先生/11.2週)
わたしは、そのときどきどきしました。がんばっていってみるとまっくろだったからおきゃくさんがぜんぜんみえなかったです。だからわたしは、へいきでぶたいにあがってセリフをいえることができました。「千波ちゃんがんばろう」ともだちと目で合図をしながらわたしは、自分のやくをやりとげあとは、もう楽しくてどうしてあんなにどきどきしたんだろうと思うほどでした。【評】見られるということがドキドキした気持ちになっていくのですね。客席がまっくらで、のびのびできたのが、大変楽しくできたようですね。そして、お友だちと目で励ましあって勇気をだして全力でやりとげた舞台、よかったですね。
■パンダくんさん(いひは/小2)の作文より(けいこ先生/11.3週)
私はきょねんのクリスマスはノートをもらいました。私はそれをほしいと思っていました。でもいまではもうあきて、ソファーのとなりのふくろの中に入っています。私は思いました。おもちゃはその日だけうれしくて少したったらあきるんだとわかりました。 評:あんなに楽しみにして、うれしかったはずのプレゼントなのに……。人間の心はふしぎだね。今年は、「ずっと大切にしたい」と思えるものがもらえるかな?
■元基さん(いへぬ/小2)の作文より(はるな先生/11.1週)
いすにすわったら、先生がにこにこがおで「このそろばんは、きょうはつかわないよ。」といいました。むこうのそろばんを使い二十級を合格しました。終わって家に帰ってそろばんを見たら、ピカピカのそろばんでケースまでついていたので、天にものぼるような気持ちでうれしかったです。【講評】検定の時には、先生の配慮(はいりょ)で、つかいなれた教室のそろばんを使い、見事二十級合格。本当によかったですね! 帰宅して、まっさらのそろばんを手にして、大喜びしているあなたの姿(すがた)が、たとえの表現でいきいきとあらわせましたね。大切に使っていきましょうね(^_-)
■ルリーさん(いらた/小2)の作文より(みち先生/11.3週)
(初めての一輪車の練習)『こわくない。こわくない。』と思いながら、手をはなしてやってみました。そしたら、五十センチぐらいできたのです。そのときのわたしの気持ちは、まるでサンタサンにプレゼントをもらったような気持ちでした。【評】きんちょうすると、きん肉がかたくなって動きがにぶくなるので、気持ちの持ち方で、からだも思うように動くことができたのね。「〜ぐらい」「たとえ」をじょうずに使えました。
■ひまわりさん(いりに/小2)の作文より(とこのん先生/11.3週)
そして待っていたお父様に「金賞だったよ!あとゲームであてたパンダの箱は誕生日のクマのおうちにするんだ!」とニコニコしながら言いました。評:計算フェスティバルで金賞をとったときの喜びが、会話文を使って生き生きと描かれています。
■大修さん(いろも/小2)の作文より(うさぎ先生/11.1週)
「このお風呂の名前何て言うの?外風呂て言うの?」と聞くとお父さんが、「ちがう。」と、言いました。僕が「岩風呂?」と聞くとお父さんが「岩風呂とも言うけど本当の名前は、露天風呂って言うねんで。」と、言いました。【評】長く続く会話文が上手に書けました。お父さんとのたのしいおしゃべりが聞こえてきそうです。
■王手!さん(うあち/小2)の作文より(スズラン先生/11.3週)
そのときのあいてのボールのスピードは、まるで、オリンピックのせんしゅが走っているぐらい速かったです。:評:ドッチボールがビューンととんでくる感じがわかりますね。そんなボールがくると、どきどきしますね。
■■ 光る表現(小3) 2002年12月1週号
■俊貴さん(いほゆ/小3)の作文より(メグ先生/11.2週)
その先生は、まるで赤おにのようにおこっています。たぶんいらいらとしていると思います。【評】先生の気持ちをそうぞうして書くことができたね。
■はっしーさん(いむあ/小3)の作文より(メグ先生/11.2週)
また、ピアノの教え方も上手でぼくがひくのをしっぱいしても「もう一度やってごらん。」と、まるで小鳥のようにやさしく言ってくれます。先生は、そのときたぶん、ホセくんがんばってと思っているでしょう。【評】やさしい先生にピアノをならうことができて幸せですね。
■さとしさん(いらあ/小3)の作文より(メグ先生/11.1週)
おばあちゃんは、妹の着物すがたを見て、「すごくきれいだね。」とにっこりしました。【評】カギかっこの後に「言いました」をつかわずに、顔のようすを書いたところがうまい!
■真さん(いりい/小3)の作文より(メグ先生/11.2週)
(先生は)まるであくまのような、天しのような気がします。【評】おこるとすごくこわいけれど、やさしいときは天しみたいにやさしいのね。
■かとちゃんさん(いりす/小3)の作文より(あかね先生/11.1週)
たぶん、たけのこ、にんじん、ピーマンは、食べてほしいと思っていると思います。(評)きらわれがちなやさいの気持ちを、よくそうぞうすることができたね!
■愛子さん(いれみ/小3)の作文より(うさぎ先生/11.2週)
きのう、わたしが買う番になったとき、 「マシュマロ、ロリポップとコーラボトルをちょうだい。」 と、言ってお金をはらいました。お店の人がケースからおかしを取ってくれます。ロリポップが10p、コーラボトルは1p、マシュマロ1p、全部で12ペンス(だいたい20円)でした。そして、わたしはいつもお友達をまちます。 「ゼリーとロリポップをちょうだい。」 と、お友達が言うのが聞こえました。おなかがすいているから、目の前のおかしが金色にかがやいています。 わたしはいつも食べ終ったときにまたあしたタックショップがあるとうれしいなと思います。【評】買い物の様子がくわしくかけました。金色にかがやいているお菓子、先生もほしいなあ。お友だちとあえるのもいいね。
■スノーマンさん(いろわ/小3)の作文より(スズラン先生/11.2週)
(雪でかまくらを作って)雪がアイスだったらよかったなあと思いました。なぜかというと、上をむきながらアイスを食べられるからです。:評:あまいアイスの家に入っていると・・・天井から、とけたアイスがとろりと流れてくるのですね。口を大きくあけていなければ。
■たぬきさん(うあふ/小3)の作文より(スズラン先生/11.1週)
たまごのあまい、いいにおいがぷんぷんして、「ほっ」と心がほんわりいい気分なので、口から言葉が出てしまいます。においといっしょに、音も、シューッ、シューッと、たまごやきからでてきました。:評:卵焼きがおいしくできていく感じですね。
■たぬきさん(うあふ/小3)の作文より(スズラン先生/11.2週)
(軍手と牛乳が売り切れていてなかったので)わたしは薬を買って、弟に言いました。「薬だけだから、持つのはこれだけだよ。」弟は残念そうにわたしを見ました。なぜならば、いつもこのお店で10円のガムを買います。でも、薬だけでは、母のごほうびガムを買う気がしませんでした。それで、がまんすることにしました。:評:お姉さんらしい判断ができましたね。弟さんもわかってくれたようですね。
■みのちゃんさん(ういす/小3)の作文より(まあこ先生/11.2週)
「ゆうかいされないかなあ。だいじょうぶかなあ。」と思いました。もしぼくがゆうかいされたら「ああ〜そっちじゃないよ。こっちだよ。」とだまします。 【評】こわいと思いながらも、おもしろい作戦を考えていたんだね。
■いしがみさん(ういむ/小3)の作文より(ともち先生/11.2週)
そして、家の前にきて、思いだして、急いで自転車でとりに行きました。そのときの気持ちは、なにやってんだーと思って顔から火がでそうだったです。《評》おつりをもらいわすれたときのあせった気持ち、よくわかります。
■ リッチさん(いしれ/小3)の作文より(けいこ先生/11.3週)
「おはよう!」「おはよう……。」「あのさぁあ、きのうね……。」友だちが、白い息をハアハアさせながらやってくる……。 評:冬の寒い日の登校シーン。冬らしさがよく出ているね。
■ドルフィンさん(いせて/小3)の作文より(メグ先生/11.3週)
サラリーマンの田中さんは、きしゃかいけんのとき、会社のさぎょうぎをきていたそうです。それは、まるでアインシュタイン博士みたいでした。【評】タイムリーな話題ですね。たとえも上手。
■さくらんぼさん(いそら/小3)の作文より(めもま先生/11.3週)
みかけはきたなくても、お料理がおいしいほうがずっといいと思います。人間も、いつもかわいい服を着てきれいにしていても、じつは、いじわるだったりしたら、なにもなりません。(評)長文の主題をしっかりと理解して、自分の意見をはっきり書けましたね。最高です〜!!
■森のきのこさん(いたれ/小3)の作文より(ももんが先生/11.3週)
たては、ばらの色に近いピンクにして、よこは、ラベンダーの色に近いうすむらさきにしました。ニスをぬると、とってもつやつやして、ピカピカしていました。【評】花にたとえた色の表現、とてもすてきですね(^o^)。みんなも知っているように「ピンク」にも、たくさんの色があります。(やさしいピンク、元気なピンク、うすいピンク、びっくりするほどあざやかなピンク、ほっぺのようなピンク、お母さんの口べにのようなピンク、イチゴ牛乳のようなピンク…、まだまだたくさん見つかりそうですね(^o^))。
■ゆきんこさん(いとせ/小3)の作文より(きりこ先生/11.3週)
私だったら、てんびんはかりがあってピンクがおしゃれで黄色が研究だとしたらピンクのほうに少しかたむくと思います。アインシュタインだったら黄色がサメでピンクが小魚をのせた時のように黄色のほうにかたむくと思います。<たとえをつかってゆきんこさんの思ったことが上手に表現できましたね。>
■そんごくうさん(いのに/小3)の作文より(けいこ先生/11.3週)
(アインシュタインは)ノーベル物理しょうの受しょう式のときに、まさか、いつもの服で行ったりはしていないでしょう。アインシュタインは、そのときだけのために、あわてて買って、自分でごうかな服だとおもっても、みんなからみれば、ジミだったかもしれません。ぼくも、少しアインシュタインににているところがあります。……もし、ぼくが、「ぼくは、アインシュタインだよ。」とお母さんとお父さんに、いばっているように言ったら、「○○、まだそんなことを言うのは、早いよ。そんなことを言っているひまがあるんだったら、早く勉強をど力しなさい。アインシュタインぐらい、頭がよくなったら、そんなことを言ってもいいよ。」と、お母さんとお父さんに言われるでしょう。 評:先生(なら)も、そういうことをよく親に言って「ばっかも〜ん!」とおこられていたよ。(笑)
■花菜さん(いほふ/小3)の作文より(ふじのみや先生/11.2週)
わたしが手をふると、とんびは、わたしのまうえをとんでくれます。「いっしょに遊ぼうよ。」とよんでいるみたいです。 ★気持ちよさそうにとんびが飛ぶようすが、目に見えてきます。
■はっしーさん(いむあ/小3)の作文より(メグ先生/11.3週)
「シュヴァイツァーみたいな人びとを助けるやさしい人になりたいな。」とつぶやいたらお母さんはにこっとしました。ぼくは、大人になってもいばらないでやさしい人でいたいと思います。【評】はっしー君ならきっとなれるよ。弱い立場にいる人たちの気持ちを思いやれる人でいたいね。
■るびハムさん(いらせ/小3)の作文より(クマのプーさん先生/11.3週)
わたしのそばにも、博士みたいな人がいてほしいなーと私は、思っています。〔評〕アトムに出てきた御茶ノ水博士とか、バックツーザフューチャーに出てきたおじいさんのイメージでしょうか。読んで親しみをすごく感じたことが、作文のあちらこちらに感じられました。
■真さん(いりい/小3)の作文より(メグ先生/11.3週)
もし、ぼくがアインシュタインだったら、ふざかたらおこったりするかもしれないし、「宿題なんか一人でやれ。」と言います。ちょっとこわいでしょう。【評】そうぞうしたことが書けたね。真くんが先生になったらこわそうだね。
■■ 光る表現(小4−小5) 2002年12月1週号
■ナオさん(あわも/小4)の作文より(スズラン先生/11.2週)
(通学の電車で)「こんな所で、ふざけんじゃねーよ!」と、弟とすだ君がおこられました。ぼくは、「ばか!」と言いました。すると、しょぼんと、下をむいて、「ごめん」と、小さな声で言って、九段下でおりました。:評:どきっとするできごとでしたね。電車の中では気をつけましょう(あわもくんの感想とおなじです)。
■アッキーさん(いそか/小4)の作文より(メグ先生/11.3週)
お米は、まるで私たちの友だちのようにいつもいっしょです。私はお米がうらやましいです。なぜなら、お米はたくさんの長所をもっているからです。【評】日本人にとってお米はなくてはならないものですね。いいところばかりのお米、これからも大切にしていきたいですね。
■ウイングさん(いたら/小4)の作文より(メグ先生/11.3週)
もし日本にお米がなっかったら、日本ならではの食べ物がなくて、とってもさみしいです。私は、この話を読んで、日本人にとって、お米は、かけがえのない食べ物だなぁと思いました。【評】日本人は、ごはんに合う食べものをいろいろ工夫してきたのかもしれないね。
■スマイリーさん(いのめ/小4)の作文より(メグ先生/11.3週)
日本人の日本のお米への思いはそうとうなものだと思います。水田は私たちの大事な大事な支えだと思います。【評】日本人とお米は切っても切れない関係ですね。
■天才さん(いまゆ/小4)の作文より(メグ先生/11.3週)
もし日本にお米がなかったら私の脳はまるでバターのようにとろけていたかも知れません。【評】おもしろいたとえが使えたね。
■たまえもんさん(いゆゆ/小4)の作文より(ともち先生/11.3週)
最初は、何十ぴきもいて、水そうにはいりきれないほどでした。そこで、サバイバルゲームをしました。《評》サバイバルゲームっていう表現がぴったりだね。
■イルカさん(いゆり/小4)の作文より(みち先生/11.2週)
今でもこころのなかで、あせだくになって山に登っています。【評】動作の結びが余韻(よいん)のある文になり、表現力に富み読む人をハッとさせます。
■崇義さん(うあと/小4)の作文より(スズラン先生/11.3週)
ぼくは今、カードに夢中です。でも、アインシュタイン博士のように、死ぬまで熱中できるものはありません。:評:これからの課題を見つけるためのヒントがたくさんあった長文でしたね。熱中できるものを見つけましょう。
■ビーバーさん(あにい/小5)の作文より(メグ先生/11.3週)
豆電球が雷のように失明するかと思うくらい光った。バチバチッと火花が散った。僕は一瞬、死ぬかと思った。生の導線ではなかったので、感電はしなかった。見るとフィラメントがちぎれていた。これを見て、コンセントには蛍光灯を明るく光らせるくらい強い電気が流れていることが分かった。【評】弟さんの捨て身の実験の結果をうまく描写しました。実験結果から分かったことも書けたね。
■ひつじさん(あらる/小5)の作文より(メグ先生/11.3週)
スライムはけっこうきれいな色だった。まるで青々とした海のような色だった。【評】ただ「海のような色」としないで「青々とした」という言葉を加えたところがいいね。あざやかな色が目に浮かびます。
■ハッピーさん(あろる/小5)の作文より(メグ先生/11.3週)
私は、実験や調査がとても人間にとってかかせないものだということがわかった。もし、実験や調査がなかったら、人が 「はてな。」 と変に思ったりしても、解明されずに永遠が過ぎてしまうのだ。これでは、地球上には、知られないものばかりになってしまう。だから、いろいろな不思議を見つけて、実験をしていろいろなことを知っていきたいと思う。【評】不
■みかんさん(いこい/小5)の作文より(ももんが先生/11.3週)
お母さんも、まるで、庭からお宝が出てきた時のような顔をして、「え〜!そうだったの〜!」とおどろいていた。【評】おもしろいたとえ。お母さんのびっくりした様子が目に浮かびます(新鮮な発見は、まさに宝物ですね(^o^))。
■ まりさん(いにほ/小5)の作文より(クマのプーさん先生/11.2週)
一番変わっている教え方をするのは、おじいちゃんだ。その教え方とは、自分自身がいつも本を読んでいることだ。〔評〕いろいろな言葉で「本を読みなさい」というニュアンスを語りかける大人と比較して、おじいさんの教え方を紹介している場面です。体現しているおじいさんの話は、とても印象に残りました。
■薫さん(いねむ/小5)の作文より(のり先生/11.2週)
「まるで鳥になったようにマンションやビルそして緑が見える。今はちょうど紅葉の時期なので木に登るときれいな着物みたいに色あざやかな光景が眼いっぱいに広がる。」この一文を読んだだけで、今、自分が実際に木に登って景色を楽しんでいるような気持ちになれますね。きっと薫ちゃんが木に登ったことを想像して書いてくれたのでしょうね。
■めぐみさん(いひみ/小5)の作文より(けいこ先生/11.2週)
(車に)よってしまうことは、とてもつらいことだとわかった。例えば、私の場合、口がすっぱくなる。ゴックン!! とつばを飲みこむとさらに気持ちが悪くなる。……私の家は車がないから、慣れていないのかもしれない。さっそく、お母さんは小さいころは車よいとかしたかをたずねた。お母さんは、「したした。電車よいとバスよいしてたよ。」と言っていた。 評:「あ、よいそう……。」というのは、何となくわかるね。生つばが出てくる感じだね。車によいやすいというのは、親子で似るみたいだなぁ。
■にゃむさん(いひむ/小5)の作文より(うさぎ先生/11.2週)
読書は、現実のかべをぶちやぶいて、いろいろなファンタジーの国との国境のかべをなくしてくれるものだ。【評】自分の読書の体験のなかから、ひとつのまとまった意見を導き出すことができました。
■あいあいさん(いまさ/小5)の作文より(メグ先生/11.3週)
食器だなの上においてある神様にあげている水がへっているのは、神様がのんでいると小さいころ思っていた。でもどうしておかしは食べないのだろうと思ったことがある。そこでお母さんに聞くと、水がじょう発しているからだと教えてくれた。 【評】あいあいさんらしい似た話が書けたね。
■サーフィンさん(いるる/小5)の作文より(スピカ先生/11.3週)
でも買ったグッピーがとてもおとなしい。まるで置いてある物のように動かない。 評:グッピーを観察したようすを、とてもじょうずなたとえで表現したね。元気のないグッピーを心配する気持ちもよく伝わってきます。
■祥己さん(いわう/小5)の作文より(メグ先生/11.3週)
この文章を読み、日常の生活の中にある疑問はすぐに解決した方がいいということをぼくは学んだ。【評】疑問に思ったことはそのままにしておかないで確かめてみることが必要だよね。
■■ 光る表現(小6) 2002年12月1週号
■知輝さん(ううな/小5)の作文より(コスモス先生/11.3週)
おいしさが二倍増えたすごく美味しそうな様子がよくわかります。先生も食べたくなりました。
■友葵さん(あしも/小6)の作文より(ゆり先生/11.3週)
家へ帰ると、家の前にゴミらしき物があったので、拾おうとすると、祖父母の友達に、「拾わんでいいっちゃ。それは、冷蔵しとんが。」と言われ、よく見ると、ビールなどがたくさん雪に埋もれていた。(中略)人間にとって自然とは、知恵などを教えてくれる、一休さんのような存在であると思う。【評:人間が自然の中で生きていくということは、知恵をしぼって、自然をたっぷり利用させてもらうことなんだね。】
■えりさん(あなふ/小6)の作文より(ももんが先生/11.2週)
古いものは、いつかはなくなってしまいますが、大切にされたものはみんな、人の心に残ると思います。【評】そうですね(^o^)。たとえ形がなくなってしまっても、それは本当になくなったわけではないのかもしれません。いつまでも心の中に、存在し続けるものもありますね。
■ミュウさん(あにた/小6)の作文より(けいこ先生/11.3週)
人間が、自然を変えるということは、自分たちの環境に合わせてコントロールできるということと同じようなことだと思う。しかし、私は、コントロールできないのだと思う。それは、(仮に)環境が悪くなってしまっても、コントロールできるのなら、とっくにやって、環境が良くなっているはずだからだ。 評:人間は自然をコントロールできているつもりになっているだけで、実は、それほどの力は持ち得ていないということを、謙虚に反省しなければならないのだね。
■みんこさん(いせあ/小6)の作文より(ふじのみや先生/11.2週)
人も(自然を)変える。ではなく、自然のように変わろう。ということをもっともっとするべきだと思う。 【評】そのためにも、自然からさまざまなことを学んでおかないとね。
■十円さん(いそあ/小6)の作文より(あかね先生/11.3週)
富士山は外(遠く)から見ると青色で上の方は白色に見えるが、富士山は思ったより溶岩のかたまりがあって赤かった。しかし、それは道のことで、立ち入り禁止のところは花や草でおおわれていた。僕は自然て大きいな〜と、思った。(評)富士山の外観と、実際に登った時のギャップを、色を中心に繊細に表現できたね!
■真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/11.2週)
僕は将来マンションに住むよりもロッジやログハウスで暮らしたいと思う。さらに、住むところで取れた木ならば、良いと思う。そうなら、僕だけではなく、子どもや孫などにも住んでもらいたい。 ◆評◆先生もそう思いました!外見がおしゃれで、カラフルなコンクリートの家よりも、頑丈何百年もびくともしない木の家なら、いつも安心して暮らしていけますものね!
■真樹さん(いよち/小6)の作文より(ゆえ先生/11.3週)
この文章を読んで木について資料集やインターネットで調べたり、木の本能を知ったり木に親しみを持てて本当によかった。◆評◆真剣にものごとにとりくむ、真樹くんらしさがよく表れていますね。これからも、こういう表現で自分をうまくアピールしていってほしいと思います。
■海亀航さん(いるせ/小6)の作文より(ウッチャン先生/11.3週)
僕は冬の富士山をこんなにじっと見るのは初めてだったのでびっくりした。富士山はもう上半分は真っ白だった。家に帰って遠くから見たら近くで見るより白い部分が少なく感じた。【評】描写がうまい!思っていても、実際に文章にするのはむずかしいものです。
■にわとりさん(やえ/小6)の作文より(メグ先生/11.3週)
人間にとって自然とは、優しさのもとなのではないか。自然に優しくできる人は、人にも優しくできる。【評】自然は私たちに優しさを与えてくれる。その優しさをまた自然に返していかれたらいいね。
■■ 光る表現(中1−社) 2002年12月1週号
■正人さん(いなり/中1)の作文より(ゆえ先生/11.2週)
普段私たちが気軽に言葉を使っているということは非常に大切だと判断できる。体で伝えるよりも言葉で伝えた方が相手にも伝わりやすいし、理解がしやすい。言葉というものは自分が相手に伝える手段だと思う。◆評◆「もしも、言葉がなかったら・・・」と考えても、言葉は私たちの心や生活の中にがっちり入り込んでいて、簡単には想像できないですね。「言葉は重要な手段」という意見には、重みがあります!
■優さん(いより/中1)の作文より(ひまわり先生/11.3週)
第二の理由に「未来」は決まっているものではなく「未来」は自分で創っていくものだからである。自分の意志をはっきり持ち自分で創り上げるものこそが「未来」だと思うからだ。 【評】前向きな姿勢がすばらしいね。
■悠さん(いわさ/中1)の作文より(メグ先生/11.3週)
第二の理由は行き当たりばったりの人生もそれはそれで楽しいからだ。日記帳がくろずむほど予定を決めても実行できるのは、ほんの一部だ。だったら、最初から気楽に行けばいいと思う。 【評】そうだね。常に未知の時間を生きていると考える方が楽しいね。
■日本太郎さん(あねひ/中2)の作文より(クマのプーさん先生/11.3週)
古典のような、いつになっても変わらないものは、グラフにあらわすと直線だ。流行のものは、折れ線だ。【評】グラフを使ってたとえてみるというアイデアがいいですね。
■ルパンさん(つろ/中2)の作文より(けいこ先生/11.3週)
ただ、文字を書き連ねても、いい物語はとうていできない。今有名な、〈ハリー・ポッターシリーズ〉皆が面白いと言うけれど、ただ面白い作品ではないと思う。両親のいない悲しみ、裏切られることの辛さ、そして友人の存在と、いろんな感情が入り混じったものだと思う。 評:現実にはありえない「魔法使い」の世界、そこに人間の真実が描かれているからこそ、多くの人の支持を得ているのだね。これは、古典と言われるものに重なる点だ。
■SAPPHIREさん(ああす/中3)の作文より(ゆうこ先生/11.2週)
私達の身の回りには、真似することが必要なものがたくさんある。そしてそれを独創性へとつなげていく。アミーリア・エアハートが、「もっと劇的に、さらに劇的に飛ぶんだ!」と気持ちを奮い立たせていたのと同じくらい、私も強い心を持ちたい。七転八起しながらでも頑張れる人はかっこよく映るからである。【評】「模倣→独創性」の発想がいいですね。
■怜さん(あもい/高2)の作文より(けいこ先生/11.3週)
某家庭教師の宣伝で、「Mother,Mを取ればOther・他人です。」というキャッチフレーズがあった。この宣伝は、私を含めた多くの学生をあっと言わせた。たった数秒の宣伝で、私たちに『勉強にはコツがある』と言うことを教えてくれた。……しかし、そうした惑わされやすいイメージとは正反対の実態があることを忘れてはいけない。CMで放送されているような効果が現れなかったり、使いにくかったりというような、自分が抱いていたイメージ、CMのイメージとのギャップの差に悩む例も少なくない。さっき例にあげたCMをもう1度例に挙げれば、今現在のCMは、若者に人気のアイドルを使い、誰もが親しみやすいようなお兄さん先生を強調し、『優しいお兄さんと一緒に勉強しよう!』と主張している。子、親ともに安心感を抱かせる『勉強にはコツがある』というフレーズと実態とのギャップが、今回のようなCMの交代になったのだと思う。 評:CMは商品の実体を伝えるのではなく、送り手側が受け手にいだいてほしいイメージを伝えているのだということがよくわかる例。
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