言葉の森新聞2010年2月4週号 通算第1116号
文責 中根克明(森川林)
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■■言葉の森のホームページほぼ毎日更新
今週の言葉の森新聞は、再掲の記事が中心になってしまいました。
言葉の森のホームページは、ほぼ毎日記事を更新しています。最新の情報は、ホームページでごらんください。(ヤフー又はグーグルで「言葉の森」と検索すると見つかります)
なお、ご意見ご質問は、下記のような方法で受け付けております。
○父母の広場の掲示板
○質問の広場の掲示板
○ご意見ご要望のページ
○事務局へのお電話
■■【重要】わんぱく宣言締切3月1日消印に
2月2週の言葉の森新聞で、わんぱく宣言の先生に提出する締切を3月5日消印までとしていましたが、3月1日消印までと早めました。
3月1日消印までに先生に送れなかった場合は、3月5日消印までに言葉の森事務局に直接お送りください。
なお、わんぱく宣言コンクールの団体応募の該当者は、国内の生徒のみです。海外の生徒のみなさんで応募を希望される方は、わんぱく宣言事務局に直接作品をお送りください。
http://event.1242.com/event/wanpaku/
■■【重要】3.1週進級テスト。先取りも可(再掲)
3.1週に、作文進級テストを行います。
提出が遅れた場合は進級できません。(3月8日ポスト投函まで)
課題フォルダの字数・構成・題材・表現・主題の●印が全部できていることが合格の条件になります。(表現の項目などで「たとえ」と「ダジャレ」など二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いていってください。中学生以上の時間制限については、今回は採点の基準にしませんが、できるだけ時間内に書き上げる力をつけていきましょう。
手書きで作文を書く人は、項目ができたところにシールをはっておいてください。
パソコンで作文を書く人は、キーワードを入れておいてください。
小学生の場合は、提出する前に、おうちの方が字数と項目シールをチェックしてあげてくださるとよいと思います。
小学2年生までの生徒は、試験は行いますが、全員進級扱いで先の級に進みます。1月以降に受講を開始した生徒も、試験は行いますが、全員進級扱いで先の級に進みます。ただし、いずれの場合も、賞状は出ますので、できるだけ字数と項目ができるように書いていってください。
3月8日ポスト投函が締め切りですので、3月1週に作文が書けない人は、2.4週の間に、3.1週の作文試験を先取りして行ってください。
■■2.4週は読解問題と清書。幼稚園生は普通の作文
第4週は、読解問題と清書と投稿です。
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。項目シールは、予備のものを使ってください。
小学1年生以上の生徒は、第4週に読解問題と清書と投稿を行います。
読解問題の時間がかかるため清書や投稿の時間が取れない場合は、清書や投稿を省略してもかまいませんが、できるだけ読解問題と清書の両方をやっておいてください。
■読解問題の仕方
読解問題は課題フォルダに入っていますが、4週の「山のたより」の末尾にも載っています。この読解問題は、課題フォルダにはさんである読解マラソン集から出しています。
読解問題の答えを作文の丘から送信する人は、作文の丘に答えを入れる欄がありますから、清書と一緒にそこから送信してください。
読解問題の答えを作文用紙に書く人は、作文用紙に問題と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。読解問題の用紙は返却しませんが、選んだ番号と正解は山のたよりに表示されます。
低学年の生徒で、問題を全部解くと時間がかかりすぎると思われる場合は、最初の方の問題だけを解いて提出してくださっても結構です。
読解問題をインターネットから送信することもできます。送り方は、下記をごらんください。
■手書き清書と投稿の仕方
手書きの清書は、担当の先生に送っても、小学生新聞やコンクールなどに直接投稿しても、どちらでも結構です。中学生以上は、自宅でとっている一般紙などに投稿してください。先生に送った清書は、先生が見たあと1週の作文と一緒に返却します。返却されたあと投稿することもできます。
投稿に使う清書は、言葉の森の作文用紙に書いても、市販の原稿用紙などに書いてもどちらでも結構です。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
◆表はウェブでごらんください。
https://www.mori7.com/mori/mori_web.php?ki=20100204#14620
■パソコン入力清書の仕方
4週の清書は、パソコンで入力したものを送ることができます。しかし、これは必ずしも全員がする必要はありません。生徒が自分で入力できない場合は、お父さんやお母さんが代わりに入力しても結構です。このパソコン入力の清書から、その月の森リン大賞が選ばれます。
感想文を清書にする人は、三文抜き書きや要約の部分は省略するか、自分の言葉に直して説明を書くようにしてください。
また、ワードは改行の際のスペースが正しく表示されないので、いったんメモ帳などにコピーしてメモ帳の上でスペースをつけてからインターネットで送るようにしてください。
パソコン入力清書をインターネットから送信する仕方は、「学習の手引」をごらんください。
http://www.mori7.com/mori/gate.php
送り方の簡単な手順は次のとおりです。
1、パソコンで作文を書きます。
2、書いた作文の文字画面をコピーします。
3、言葉の森のホームページの「作文の丘」に行き、生徒コードとパスワードを入れます。
4、本文のところにコピーしたテキストを貼りつけます。
5、読解問題の答えを送る場合は、問題と書いてあるところで答えを選択してください。
※、清書を送る場合、週は必ず「4週」を選択してください。ほかの月や週を選択すると、その月と週の作文と講評が上書きされてしまいます。
清書の仕方をまとめると、次のようになります。いずれを選択しても結構です。
1、手書きでも書き、パソコンでも入力する
2、手書きだけで書き、パソコンでは入力しない
3、手書きでは書かず、パソコンでだけ入力する
4、(読解問題に時間がかかった場合)手書きでも書かず、パソコンでも入力しない
パソコン清書の森リン大賞の作品は、下記のページに掲載されています。
http://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php
■■構成図の書き方(再掲)
2009年9月3週以降に入会された方には、構成図の見方の説明をしていませんでしたので再掲します。
構成図は、小3以上の生徒が書きます。小2以下の生徒は、絵をかいてから作文を始めるという課題になっているので、構成図は書かなくて結構です。
構成図を書くときに大事なことは、思いついたことを自由にどんどん書くことです。テーマからはずれていても、あまり重要でないことでも一向にかまいません。
たくさん書くことによって、考えが深まっていきます。
したがって、構成図は、できるだけ枠(わく)を全部うめるようにしてください。
枠と枠の間は→などで結びます。この矢印は、書いた順序があとからわかるようにするためです。作文に書く順序ということではありません。
構成用紙は、構成図の書き方に慣れるために使います。構成用紙を使わずに、白紙に自由に構成図を書いてもかまいません。
構成用紙を使って構成図を書きます。
| 頭の中にあるものをそのまま書くとき。
| 構成図で書くとき。
| 初めに絵をかきます。(絵はどこにかいてもいいです)
|
思いついた短文を書きます。(どこから始めてもいいです)
| 思いついたことを矢印でつなげていきます。
| 関係なさそうなことでも自由にどんどん書きます。
| 枠からはみだしてもかまいません。 |
全部うまったらできあがり。
| 中1の生徒の見本。
| | |
■■わんぱく宣言2010の書き方のコツ(再掲)
★の部分3ヶ所を変更しています。
下記の内容で、3月15日締切の作文コンテストがあります。
今回のテーマは、「もしも…」という書きやすいもので、字数は1000字以内です。
対象は小中学生(2010年4月時点)で、応募者全員に参加賞が出ます。
2.4週の清書は、この作文コンテスト応募の作文を書いていくこともできます。
その場で直接書いてもいいですし、これまでに書いた自分の作文の中から、「もしも…」というテーマに結びつけられそうな話を書き直してもいいと思います。
・応募資格……小中学生(4月時点で)
・入選発表……4月上旬
・決勝大会……東京・大手町(交通費宿泊費主催者負担)
・各賞
わんぱく大賞 1名。図書カード10万円分
優秀賞 3名。図書カード 5万円分
ベストスピーチ賞 1名。図書カード 3万円分
タウンページ賞 1名。図書カード 3万円分
奨励賞 9名。図書カード 5千円分と記念品
参加賞 応募者全員。
・ホームページ
http://event.1242.com/event/wanpaku/
参加賞が全員に出るということで、言葉の森として取り組むことにしました(笑)。
なお、今回の言葉の森としての取り組みは、国内の生徒のみが対象です。海外の生徒の方は、直接個人で応募してください。インターネットからの作品送付も受け付けているそうですので、海外からも応募しやすいと思います。
■1、取り組みの目的
(1)作文をコンクールに応募して参加賞をもらうという感覚を味わうため。
(2)コンクールに応募する作文を書くコツを経験するため。(学校の宿題でテーマが出されたときも、入試で何かのテーマが出されたときにも共通します)
■2、取り組みの方法
(1)主に2月4週の清書を活用しますが、2月の途中の週の課題のかわりに書いてもかまいません。
(2)教室から応募用の作文用紙3枚を2.2週に生徒あてに送っています。(鉛筆書きでかまいません。題名、氏名を書く欄あり。氏名は本名です)
送付の都合上、応募学年に入らない中3以上(3月時点で)の生徒にも応募用紙をお送りしていますが、中3以上(3月時点)の生徒は応募できません。
(3)生徒はその応募用の作文用紙に作文を書いて、★3月1日消印までに先生に提出してください。
★3月1日消印に間に合わなかったものは3月5日消印までに言葉の森に直接お送りください。
参加は自由ですので、通常の作文や清書をするだけで、応募しないというというのも自由です。
(4)★講師は、生徒の作文をまとめて、3月8日消印までに言葉の森事務局に提出します。
(5)言葉の森事務局は、全部の作文をまとめて、3月15日までにわんぱく宣言事務局あてに送ります。
(6)参加賞は、言葉の森事務局から「山のたより」と一緒に生徒に送ります。(作品の返却はありません)
(7)小学生の場合、基本的には子供に任せて書かせることはできません。先生のアドバイスと保護者の協力がある程度必要になります。
(8)保護者や生徒からの質問は、「質問の広場」「父母の広場」で受け付けます。
■3、書き方1(これまでの作文を生かす場合)
(1)これまでに書いた作文の中で、体験実例が面白いものを選びます。
(2)その作文を「前の話」「聞いた話」などでふくらませ、できるだけ目標字数の1000字近くなるまで書き加えます。
(しかし、字数はあまり無理をせず、これまでに書いた作文のままでもかまいません)
(3)もし入れられれば、その作文の書き出し部分に、キーワードの「もしも」を入れます。しかし、これは必須ではありません。
(4)作文の結び部分の5行以内に、キーワードの「もしも」を入れます。
この「もしも」の入れ方は、小学生の場合子供だけではできませんので、保護者の方がご協力ください。(例は後述)
■4、書き方2(あらたに「もしも」の作文を書く場合
(1)「もしも」という主題を考えます。
(2)しかし、「もしも」というのは未来の仮定の話ですから長くは書けません。
(3)そこで、「もしも」にあった過去の出来事を書いたり、両親に取材したりして作文を長くします。
(4)1000字以上を目標に長く書く場合、小学校低学年の生徒は、1日目400字まで、2日目800字まで、3日目1000字までのように、何日かに分けて書きます。
(5)結びの5行以内に、キーワードの「もしも」を入れてまとめます。
このような構成的な書き方は、小学5年生以上からやっとできるようになる能力なので、小4以下の生徒には、保護者の方が構成の仕方をある程度アドバイスしてあげる必要があります。
■5、例
▼動物園に行ったという作文をもとに、「もしも」を書く
↓
○もし、ぼくが動物だったら、もっと動物たちを自由なところで暮らせるようにしたいと思います。
(そのあと動物園の作文を書き)
「もしも、ぼくが動物になったら……」などという結びの感想でまとめます。
▼ピアノの発表会の作文をもとに、「もしも」を書く
↓
○私の夢は、将来大きな舞台でピアノの演奏をすることです。
(そのあと、ピアノの発表会の作文を書き)
「もしも、私が大きくなって横浜スタジアムでピアノの演奏会をするようになったら、おじいちゃんとおばあちゃんを読んで……」などという感想でまとめます。
■6、諸注意
作文の出来不出来は、出発点でほぼ決まってしまいます。
先生やお父さん、お母さんが直したりアドバイスをしたりすることによって、下手な作文を上手な作文にすることはできません。 したがって、何度も書き直すというようなことはせずに、最初にできたものでそのまま応募するようにしていくといいと思います。
▽「質問の広場」 http://www.mori7.com/nohara/situmonn/
▽「父母の広場」 http://www.mori7.com/nohara/hubo/
▽応募用の作文用紙の見本(全生徒に各3枚送っています)
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