言葉の森新聞2023年1月4週号 通算第1740号
文責 中根克明(森川林)
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■■1月29日(日)・30日(月)・31日(火)は休み
1月29日(日)・30日(月)・31日(火)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。振替授業もお休みです。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■言葉の森オンラインスクール――4人クラスの全講座案内
言葉の森のオンライン4人クラスは、毎回、参加生徒全員の読書紹介と対話と発表と個別指導がある少人数のオンライン学習です。勉強が進むのは、友達との切磋琢磨と交流があるからです。
■作文クラス
幼児から小中高一貫指導の作文で思考力を育てる。
幼長~高3・大・社
幼長、小1は、親子で協力して作文を書きます。小3、小4は生活作文の力が伸びる時期です。小5、小6は作文試験に対応できる説明文、中学生は、本格的な意見文を学びます。高校生は、高度な論説文で大学入試の小論文に対応します。
■国語読解クラス
反復音読と理詰めの解法で国語力を伸ばす。
小3~高3(小1・小2の国語は、総合学力クラスでお願いします。)
国語読解力は、作文をはじめあらゆる学力の土台です。しかし、国語読解力を伸ばせる塾や学校はほとんどありません。言葉の森の国語読解学習は、塾専用教材による毎日の問題集読書と、毎月の読解検定の理詰めの解説です。大学入試共通テストの現代文100点を目指します。
■総合学力クラス
勉強に対する興味関心を育て学習習慣をつける。
幼長~小4
国語読解の基礎、算数の基礎、暗唱の練習、理科実験や工作などの発表の練習を総合的に行います。国語と算数は、自由選択。幼長から小2までは暗唱力が最も伸びる時期です。学力とともに発表力がつく楽しい授業を行います。
■算数数学クラス
一冊完璧主義で数学力の学年先取りを目指す。
小3~中3(小1・小2の算数は、総合学力クラスでお願いします。)
算数数学は、得意な子も多いかわりに、苦手な子も多いという特殊な教科です。算数を得意にするコツは、個別学習と個別指導で、塾専用教材の1冊の問題集を完璧に仕上げることです。1学年先を目指す学習で受験に対応します。
■英語クラス
音読暗唱をもとに効率のよい英語学習の力をつける。
小3~中3
塾専用の英語問題集を基本に、英文暗唱や自由英作文を行い、主体的に英語を学びます。中1から中3の問題集は、発展レベルでトップ高の入試に対応。少人数クラスで密度の濃い英語の学習を行います。英検5級から2級対策の問題集も使用できます。
■プログラミングクラス
主体的に学び工夫する楽しさを学ぶ。
小3~高3
Scratch、JavaScript、Pythonの学習を行います。初心者から経験者まで、自分のペースで学べます。少人数クラスで、実習と発表を中心とした学習です。他の生徒の発表を参考に、自分なりの工夫ができる交流のあるプログラミングクラスです。
■創造発表クラス
これから必要になる学力は創造力と発表力。
小3~高3(小1・小2の創造発表は、総合学力クラスでお願いします。)
理科実験、技術工作、社会調査、自由研究など、自分の興味関心に基づいて、自由に研究や実践をし発表します。「個性を学問に、学問を創造に」がテーマです。将来の東大推薦入試、京大特色入試、AO入試、イグノーベル賞(笑)を目指します。
■体験学習を希望される方は、お電話ください。
電話 0120-22-3987
(受付時間は、平日9:00~19:30 土曜9:00~12:00。個別れんらく板からもご連絡いただけます。)
■オンラインクラスが初めての方は、朝8:30からの初参加説明会にご参加ください。
●初参加説明会は、平日又は土曜日の朝8:30から15分程度行っています。スマホでも参加できますが、画面の大きいパソコンの方が操作しやすく便利です。
●無料体験学習が1回できます。継続される場合の受講料は、作文クラスは8,800円、国語読解・総合学力・算数数学・英語・創造発表・プログラミングの各クラスは、6,600円です。(言葉の森に初めて参加される場合は入会金11,000円、ご兄弟で参加される場合は事務手数料3,300円です。)
●体験学習をされる方には、体験学習用の教材をお送りします。学習を継続される場合、必要な問題集などの教材はウェブからご注文ください。
●毎週の授業は、ZOOMの4~5人クラスで行います。授業は、読書紹介・自主学習又は作品発表・個別指導を組み合わせて行います。4週目には保護者懇談会があります(自由参加)。欠席された場合、他のクラスへの振替ができます。
■■教育の目的は競争ではない――自分で考える勉強の目的と方法
●動画:https://youtu.be/dSgT0D2LrnY
私たちは、競い合うことに燃えます。
勝つか負けるかということに、一喜一憂します。
それが普通です。だから、それは、それでいいのです。
しかし、その競争は、食事に例えると、単なる薬味であって主食ではありません。
競争は面白いけれど、競争に勝つことは目的ではありません。
では、目的は何かと言えば、それは創造と向上と貢献と幸福です。
人間は、そういうことのために生きています。
競争に勝つというのは、その大きな目的のためのひとつの手段にしかすぎません。
だから、あまり多くの人が競い合うような場所では、そっと負けた方がいいのです。
そして、競争のない場所で、自分らしい創造をして、社会に貢献し、幸福な人生を送るのです。
やがて、地球全体がそういう星になります。
愛と笑いと創造の惑星になるのです。
しかし、それは、まだ少し先の話です。
もしかすると、だいぶ先の話かもしれません。
だから、とりあえずは、競争に勝つことが、人生の大きな目標になります。
目的ではなく、目標です。
競争に勝つための方法は、昔から言うように、敵を知り己を知ることです。
勉強で言えば、志望校の過去問を研究し、自分の得意不得意を自覚し、そのための対策を立てることです。
今は、学習塾や予備校で、それらの準備をしてくれるようになっていますが、人生は受験だけではありません。
これから遭遇するさまざまな課題に立ち向かうためには、自分の力で、志望校を研究し、自分の得意不得意を自覚し、自分で対策を立てることです。
そういう試行錯誤のできるのが面白いと思うことです。
人に言われたとおりにやって、うまく行っても、本当の喜びはありません。
自分で考えて、やってみて、うまく行ったり行かなかったりするから、人生は面白いのです。
ただ、全く最初から自分の力でやるというのは無駄が多いので、先人の知恵を借りることは重要です。
いちばんの基本は、世の中にある勉強法の本を読むことです。
中学生だったら、「中学生の勉強法」のような本を探して読むのです。
小学生や高校生や大学生や社会人でも同じです。
それらの情報を仕入れた上で、自分なりのやり方を作っていきます。
人間には個性がありますが、土台のところは誰でもほぼ同じです。
土台は、単なる模倣でいいのです。
その先は、自分の個性でやっていくのです。
ちなみに、私がこれまで見た中で、いいと思った中学生のための勉強法の本は、こういうものです。
「中学生の自宅学習法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4879203254/
「志望校のランクが上がる!中間・期末テストに強くなる勉強法」
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00UJ4Z6QK
探せば、もっといい本が出ているかもしれません。
アマゾンなどで、「中学生の勉強法」で検索すると、多数の本が出てきます。
こういう本を10冊ぐらい買うのです。
このための出費は、全く惜しくありません。
勉強の方針を決めるための費用は、勉強のための出費で最優先するものだからです。
大学入試でも、勉強法の本があります。
読むと必ず参考になります。
高校生は、塾や予備校に頼る前に、まず自分でそういう本を探して読んでみることです。
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