今回はよくありがちな「ああ、勘違い(かんちがい)」という話です。
先日の作文で「おもちのびーる」という題名をつけてくれたお友達(キウィちゃん)がいました。もちろん、お餅がビヨーンとのびている様子を書いてくれたのですが、おもしろい題名だったから「お餅のびーるだって。すごくおもしろいと思わない?」と子どもたちに言ったところ、「えっ、おもちのびーる??なーにそれ?」という意外な反応を示されました。先生も最初は何が何だかわからなくて「???」と考えていたら、ピンとひらめきました。彼らは「お餅のビール」だと思ったのです。みんなで、大笑いしましたよ。言葉って不思議ですよね。
それから少したったある日、運転中にラジオで交通情報を聞いていると、アナウンサーが「〇〇〇線は事故のため上りが3キロの渋滞です。さけた車が××道路へ向かっています。このため、…」しばらく聞いて、あっとわかりましたが、先生は「さけた車」というのは「事故で真っ二つに裂けた車」と勘違いし「裂けた車がどうして××道路へ走るのかな?」と納得できずに聞いていました。きちんと「それをさけた車が」とか「渋滞をさけた車が」と言って欲しかったな、と思ったのはもちろんのことです。
皆さんにはこういう言葉の勘違いをした経験ってありませんか。言葉の勘違いは、ややもすると「ダジャレ」につながっていくものです。冬休み、おじいちゃまやおばあちゃまに会ったとき、もしかしたら方言を話してくれるかもしれません。,そのときには「何言っているのかわからない」といわず、滅多(めった)にないチャンスと思って、たくさんの話をしてきてくださいね。思いがけないダジャレが発見できるかも……。
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枝 6 / 節 18 / ID 7377 作者コード:isimi
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