8月といえば、思い出すのは祖父(おじいちゃんのこと)の話です。毎年、きまってこの時期になると祖父は戦争の話を聞かせてくれました。先生の両親は戦後の生まれなので実際に戦争を体験していません。だから祖父の話はとても貴重だったのです(子供の時は何で毎年同じ話をするのかな? なんて思ったときもありましたが。。。)。祖父たち家族が住んでいたのは東京の下町。だから東京大空襲の被害にまともにあったのです。戦争の話を聞くたびに胸が痛みました。そして「同じ人間なのに憎み合ったり殺し合ったりしなくてはいけないのはなぜだろう?」「みんな仲良く生きていければどんなにか楽しいだろうなぁ」と子供心に思っていました。以前、長崎や沖縄に行ったときも戦争が残していったとても痛ましい悲惨な跡に涙が止まらなくなりました。戦争で失うものは計り知れないほど大きいですよね。戦争に使うエネルギーがあるのなら、もっと世界をより平和により豊かにするエネルギーに変えられればどんなにいいでしょうね。みなさんはどう思いますか? 今もこの地球上では戦争に苦しんでいる人が多くいますよね。どうすればみんなが争うことなく、仲良くくらしていけるのかについて、お父さんやお母さんたちといっしょに少し考えてみてはどうでしょうか?
|
|
枝 6 / 節 16 / ID 8337 作者コード:hoemi
|