先日、あるカウンセラーの「生活の処方箋(しょほうせん)」という文章を読みました。
「ん?作文を身につける道とも通じるかも。」
というわけで、今日はこの文章(抜粋)に、一言のコメントを添えてみました。
題して「人生4つのステップ」改め、「作文4つのステップ」
蔵(ぞう)
基本をしっかり身につけること。音楽でも、英会話でも、何事も基本をおろそかにしない。また、常に基本に立ち返る、これが第1ステップです。 → 《いのろコメント》 作文で言うと、読書、自習(家庭学習)ということでしょう。少し広げて項目を身につけること、が基本ですね。
修(しゅう)
実行すること。決して明日に延ばさず、また打ち込んで実行すること。第2ステップです。 → 《いのろコメント》 電話指導を聞いて、作文を書き、提出する……。週1回の作文を書いて出すことのくり返しが、「修」の段階と言えそうです。「言葉の森」では月4回も「修」のチャンスがありますね。とても中味の濃い1ヶ月になっています。
息(そく)
呼吸するように当たり前の状態。平常心と言いますが、音楽を奏でる者も、スポーツをする者も、自然体のように聞かせる・楽しませる滑らかさがあるものです。第3のステップです。 → 《いのろコメント》 「項目が、気づいたら“道具”のように使いこなせていた。」「項目が窮屈に感じず、かえって作文を自由に書く助けとなっている気がする。」「まるで息をするように、自然なこととして作文が書けている」……「あなた」の段階のことですね!!!
遊(ゆう)
「息」の状態を継続すると、最後に「遊」を会得できます。遊学と言うことがあります。学問も必死でする学びから、遊学へ。
→《いのろコメント》楽しんで表現し、ユーモアも織り交ぜていける状態とでもいいましょうか。ゴールが「遊」とはなんとも楽しい限りです。
「言葉の森」の小道の中で、ステップを軽やかに踏んでいきたいものですね。
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枝 6 / 節 12 / ID 9606 作者コード:inoro
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