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言葉の森新聞2009年7月4週号 通算第1088号
枝 0 / 節 1 /
ID
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■1.
7月29日(水)・30日(木)・31日(金)は休み
■2.
7.4週は読解問題と清書。幼稚園生は普通の作文
●1.
読解問題の仕方
●2.
清書の仕方
■3.
【重要】8月10日(月)〜15日(土)は休み宿題
■4.
振替授業について
■5.
夏休み中は、作文の返却・講評が遅れることがあります
■6.
父母の声から――授業の振替、作文の上達度、暗唱の自習などについて
■7.
国語の成績を上げるコツを三つ
言葉の森新聞
2009年7月4週号 通算第1088号
https://www.mori7.com/mori/
森新聞
枝 1 / 節 2 /
ID
■
1.
7月29日(水)・30日(木)・31日(金)は休み
枝 4 / 節 3 /
ID 13897
7月29日(水)・30日(木)・31日(金)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。
枝 6 / 節 4 /
ID 13898
作者コード:
■
2.
7.4週は読解問題と清書。幼稚園生は普通の作文
枝 4 / 節 5 /
ID 13914
7月4週は、読解問題と清書です。幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。項目シールは、予備のものを使ってください。
小学1年生以上の生徒は、第4週に読解問題と清書を行います。
読解問題の時間がかかるため、清書の時間が取れない場合は、清書を省略してもかまいません。
なお、清書が保存されると勉強の記録になりますから、生徒又は家族がパソコン入力ができる場合は、パソコンで書いた清書を作文の丘から送ってください。
枝 6 / 節 6 /
ID 13899
作者コード:
●
1.
読解問題の仕方
枝 5 / 節 7 /
ID 13900
「山のたより」についている読解問題は、課題フォルダの中の読解マラソン集から出しています。
読解問題の答えを作文の丘から送信する人は、作文の丘に答えを入れる欄がありますから、清書と一緒にそこから送信してください。
読解問題の答えを作文用紙に書く人は、作文用紙に問題と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。住所シールは、清書の1枚目にはってください。問題の方にははりません。
枝 6 / 節 8 /
ID 13901
作者コード:
●
2.
清書の仕方
枝 5 / 節 9 /
ID 13902
今月の清書のうち、上手に書けたものは、翌々月第1週に優秀作品としてプリントされます。
清書は、パソコンで書いても手書きで書いてもどちらでも結構です。
パソコンで書きインターネットから送信した清書は、ホームページに保存されます。
パソコンで清書を書いて送信した場合、手書きの清書は提出する必要はありません。
インターネットからの送信の仕方は、「学習の手引」をごらんください。
http://www.mori7.com/mori/gate.php
手書きの清書を提出する人は、清書がホームページに表示されなくなりますので、先生に送る前にコピーしておかれることをおすすめします。
よく書けた清書は、自分で小学生新聞などに投稿してください。ただし、同じものを複数の新聞社に送らないようにしてください。
新聞社などに投稿する場合、手書きで清書を書いている人は、その清書をコピーして、原本を新聞社への投稿用に、コピーを言葉の森の先生への提出用にしてください。パソコンで清書を送信している人は、その清書をワードなどにコピーして新聞社へ投稿用にしてください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(ペンネームで書いている場合は本名に訂正しておいてください)(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)
枝 6 / 節 10 /
ID 13903
作者コード:
●朝日小学生新聞の住所 104−8433 東京都中央区築地3−5−4 朝日小学生新聞 「ぼくとわたしの作品」係 御中
●毎日小学生新聞の住所 100−8051 東京都千代田区一ツ橋1−1 毎日小学生新聞 さくひん係 御中
★二重投稿は絶対にしないようにしてください。
枝 7 / 節 11 /
ID 13904
これまでの優秀作品は、「入選清書」のページでごらんください。
http://www.mori7.com/seisyo/nyuusenn.php
枝 6 / 節 12 /
ID 13905
作者コード:
枝 61 / 節 13 /
ID 13917
■
3.
【重要】8月10日(月)〜15日(土)は休み宿題
枝 4 / 節 14 /
ID 13906
予定表に書いてあるとおり、8月10日(月)〜15日(土)は休み宿題になります。
先生からの電話はありませんが、自宅でその週の課題を書いて作文を提出してください。
ほかの日に教室に来るか教室に電話をして、その週の説明を聞いてから書くこともできます。
休み宿題のときに、電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
枝 6 / 節 15 /
ID 13907
作者コード:
■
4.
振替授業について
枝 4 / 節 16 /
ID 13908
振替授業の受付時間は下記の通りです。
(月〜金) 9時〜19時50分
(土) 9時〜11時50分
振替授業の予約はできません。作文が書けるときに直接教室にお電話ください。なお、夏休み中は、混みあうことがあるため、20分くらいお待ちいただく場合があります。
8月10日(月)〜15日(土)は、教室が夏休みのため、振替授業もありません。
枝 6 / 節 17 /
ID 13909
作者コード:
■
5.
夏休み中は、作文の返却・講評が遅れることがあります
枝 4 / 節 18 /
ID 13910
夏休み中は、教室が休みになる週と担当の先生が休みをとる週があるため、作文の返却や講評が一時的に遅れる場合があります。ご了承ください。
枝 6 / 節 19 /
ID 13911
作者コード:
■
6.
父母の声から――授業の振替、作文の上達度、暗唱の自習などについて
枝 4 / 節 20 /
ID 13912
父母の皆さんからいただいたご意見やご要望を、ホームページの父母の広場に順次掲載していきます。
今回は、その中で、比較的多くあったご意見のいくつかにお答えします。
全体に言葉の森の指導については概ね好評で、電話指導が明るくてやさしい、苦手だった作文が好きになった、上手になった、書く習慣がついた、などの声が多数ありました。
その一方で、言葉の森の指導や運営に対する要望もありました。その中の代表的なものをまず三つ紹介したいと思います。
第一は、休んだときの振替指導も同じ先生にして欲しいというものでした。
現在の振替指導の方法は、生徒から振替の電話を受けた時点で、折り返し電話のできる先生が説明をするという形になっています。
なぜ生徒と担当の先生が個別に約束する形にできないかというと、一つには、個別の約束になると、時間帯によっては先生が負担に感じる場合があるからです。例えば、早朝の振替や日曜日の振替などです。電話指導をするときは気合いが必要なので、その時間に合わせて気持ちを整えておく必要があります。通常は休んでいる生活時間の中に、臨時にそういう時間が入るというのはかなり負担を感じることだからです。
もう一つは、先生と生徒の個別の約束になると事務局で把握できないため、どちらかが約束を忘れてしまった場合や、急な変更があった場合、事務局が対応できなくなってしまうからです。
しかし、
今後の解決策として、オープンな掲示板で生徒が振替希望を書き、講師がそれに返信をし、事務局がそれを把握するというような仕組みを作ることを考えています。
これはインターネット上でやりとりする形になりますが、携帯電話でもできるような仕組みにしたいと思っています。
第二は、作文の上達の度合いを知りたいという要望です。
この上達度を知りたいという声には、二つあると思います。一つは作文を書くのが苦手で自習もしていない、これで本当に上達するのかということです。このような子供でも、週一回作文を書くという勉強していると、徐々に書くことになれていきます。見違えるほど上手になるところまではいかないとしても、書くことに負担がなくなり、書くことが楽になり、好きになるというところまでは上達します。ですから、進歩が遅いように見えても、気長に褒め続けてあげることが大切です。
もう一つは、ある程度上手な子が、進歩の高原状態になったと感じている場合です。その学年では、ある程度うまく書けるが、それ以上うまく書くという展望が見えないというときに、果たして上達しているのかと感じるようです。しかし、言葉の森では先の学年に進んで進歩を続けるという見通しがあります。今の学年で十分できているところをたっぷり消化して先の難しい課題に進んでいくということで、作文力は進歩を続けていきます。それぞれの学年にはそれぞれの学年の課題があります。小学校3、4年生で、生活文を楽しく充実して書いているときに、もう上手に書けているから、その先の5、6年生の難しい課題に進むという勉強の仕方はしません。同じく、小学校5、6年生で上手に書けるから先の意見文に進むとか、中学生で上手に書けるから難しい論説文の高校生の課題に進むというやり方はしません。言葉の森の勉強は、その学年で書ける上手な作文をたっぷり書いて、次の学年に進んでいくという形です。
よく英語や数学の成績は3ヶ月で上達するが、国語の成績は1年かかる、又は変わらないといわれています。実際には、国語の成績も上達しますが、時間がかかることは確かです。しかし、作文の上達はそれよりもはるかに時間がかかります。
作文の自動採点ソフト森リンの点数のグラフを見てみると、どの子も徐々にではありますが必ず上達しています。
しかしその上達は、一般にきわめてなだらかなので、一時的に下り坂になると見えるときもあります。
これまで、高校生でとても上手に書ける子を何人も見てきました。どの子も、作文だけでなく学力も一流でした。しかし、その子たちも小中学校のときの作文は、それぞれそれなりに物足りないところがありました。作文の進歩は、一般に思われているよりもずっと時間がかかるのです。
もちろん高校生まで勉強を続けずに小学校また中学校で言葉の森をやめた子供も、作文の書き方を覚えているので、書くことに自信があるという状態になります。進歩が止まっているように見えても、どの子も必ず上達しているのです。
この上達を加速するためのポイントは、やはり読書と暗唱です。読む量をふやすことによって、上達がさらにはっきりしてきます。しかし、作文を書くだけでも、必ず進歩はしているということに確信を持って勉強を続けていってくだい。
第三は、暗唱の自習が難しいということについてです。
暗唱も、軌道に乗れば音読よりもやりがいのある勉強になります。しかし、10分間暗唱という形の残らないものは子供にとってはやり飽きることもあるようです。
そこで今考えているのは、暗唱が形として残るような工夫です。これは、今後、説明していきたいと思います。
ホームページの「父母の広場」は、随時書き込みができますので、ご意見、ご要望、ご質問などございましたら、いつでもご自由にお書きください。その際、生徒の名前などはもちろん必要ありません。
枝 6 / 節 21 /
ID 13913
作者コード:
■
7.
国語の成績を上げるコツを三つ
枝 4 / 節 22 /
ID 13915
国語の成績を上げるコツを三つ説明します。
まず第一は、読む力です。第二は、問題を解くコツです。第三は、過去問の傾向です。
いちばん大事な読む力は、あとで説明することにして、まず、問題を解くコツから説明していきます。
問題を解くコツで大事なことは二つあります。一つは答えが文中にあるということです。
ただし、文中にあるといっても、問題となっている箇所の直前にあるのはやさしい問題だけです。難しい問題は、問題のあとの方にでてくるので見つけにくいという傾向があります。
また、さらに難しい問題になると、答えは文中にあることはあるのですが、問題となっている箇所からかなり離れたところにあるということがあります。また、答えが直接文中にあるのではなくて、内容的に文中にあるという場合もあります。
読む力のある子が、意外と国語の点数が悪かったというときの原因はここにあります。つまり、問題を見て、問題文から答えを探すのではなく、自分の考えから答えを述べてしまうのです。
国語の問題は、自分の知識や考えが問われているのではなく、問題文から探せるかどうかが問われているのです。
問題を解くコツでもう一つの大事なことは、難しい問題ほど感覚ではなく理屈で解くようになっているということです。感覚的に合っていそうなところを選ぶのではなく、理屈の上で必ずしもそうとは言えないところを消去するという発想で解いていきます。
このアドバイスをするためには、具体的にその生徒の間違えた問題を一つずつ見ながら説明していく必要があります。そのため、一斉指導にはあまり向きません。しかし、一つのテストを全部説明するのに一時間もかかりませんが、次回からどの子も点数が見違えるほどよくなります。
問題を解くコツに関連して、よく塾などでは、問題を読んでから問題文を読むというようなアドバイスしているところがありますが、実力のある子はそのようなことはしていません。普通に問題文を読んでから
国語の成績を上げる上で大事なことは、次に、過去問の傾向です。
なぜ過去問の傾向を研究する必要があるかというと、素直な答えを要求されている問題と、ひねった答えが要求されている問題とでは、答えがかなり違ってくるからです。
これは、志望校の過去問を一年間分やれば、大体のことがわかります。過去問は最も役に立つ問題集ですから、昨年のものだけでなく、古本もあればそれも買っておくことをおすすめします。
現在の入試問題では、実際の国語の実力よりも、解き方のコツや過去問の傾向分析の方がはるかに大きい差を生み出します。
しかし、国語の成績に上げることに関していちばん大事なのは、もちろん読む力です。
読む力は、速読力に表れます。国語の成績がよくなかった場合、その答案を見てみると、最初の方は○が多いのに、あとの方によると×が多くなるということがあります。これは、読み取るのに時間がかかったために最初の方の問題しかじっくり取り組めなかったということです。
この速読力は、速読の練習でつくわけではありません。多読によって速読力がつきます。
小学生のころは、国語の問題集や漢字の書き取りに時間を取るよりも、その分、本を読む時間に力を入れる方が読む力がつきます。
たくさんの本を読むためには、難しい本もやさしい本も、両方読んでいく必要があります。
大人の目から見ると、面白いだけの本と思われているような本でも、それが、たくさん読む力につながっていきます。そしてその一方で、難しい本も勉強として読んでいくという両面作戦で読書を進めていく必要があります。
読む力は、味わって読む力とも言えます。この味わって読む力は、繰り返し読むことによって身につきます。内容をやあらすじを理解するだけの読み方ではなく、丸ごとその情景や心情や説明を把握するような読み方が深く読む力になります。
この丸ごと把握した内容は、徐々にその子の頭の中で消化され、自分のものになっていきます。この勉強法は、暗唱の勉強法と共通点があります。
読む力をつけるコツを簡単に言えば、やさしい本をたくさん読み、そして難しい本を繰り返し読むということに尽きると言ってもいいと思います。
枝 6 / 節 23 /
ID 13916
作者コード:
枝 9 / 節 24 /
ID 13916
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