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言葉の森新聞2009年11月4週号 通算第1104号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.【重要】12月から暗唱の自習はオプション方式で
  ■2.11月23日(月)は休み宿題(再掲)
  ■3.12.1週もメール便で送ります
  ■4.【重要】12.1週作文進級テスト。先取りも可(再掲)
  ■5.第4週は読解問題と投稿と清書。幼稚園生は作文
   ●1.読解問題の仕方
   ●2.投稿の仕方
   ●3.清書の仕方
  ■6.受験コースの最近の記事
  ■7.心の教育―よりよいものを書こうとする意識を育てる教育
  ■8.書く力は考える力
  ■9.読書ノートから問題集読書と読書日記へ
 
言葉の森新聞 2009年11月4週号 通算第1104号

https://www.mori7.com/mori/

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.【重要】12月から暗唱の自習はオプション方式で
枝 4 / 節 3 / ID 14264
 暗唱の自習は、確実に成果があります。覚える力がつくだけでなく、読解力、作文力がつきます。しかも、音読の自習に比べて、暗唱の自習は達成感があります。
 今回の暗唱用紙を使った900字の暗唱は誰でも簡単にできる方法です。ポイントは、覚えようとするのではなく、指定の回数だけ早口で音読することです。
 しかし、このやりやすい形でも、なかなか自習の時間がとれない人もいると思います。勉強を進めるうえで、いちばんよくないのは、できそうもないことを指導して、結局できないという結果を残すことです。
 そこで、暗唱の自習は、オプション方式にすることにしました。これは、生徒の中にはいろいろな条件の子がいるため一律に指導するのは難しいためです。

 暗唱オプションを選択した生徒には、11.4週から12.4週の暗唱の説明と暗唱チェックをします。また、1月からの暗唱の自習も指導します。

 暗唱オプションを選択しない生徒には、次の週の課題を事前に準備しておくということだけに指導内容をとどめます。そのかわり、事前の準備は徹底してもらいます。

 このオプションは、学期の途中で変更することもできます。また、オプションの有無による料金の差などはもちろんありません。
 通学コースの生徒は、教室で10分程度のカバーが徹底できるので、受験生以外は全員必修とします。
 11.4週に「暗唱の手引」の説明をする予定ですが、あらかじめ暗唱の自習ができないとわかっている場合は、その旨を先生にご連絡ください。
 なお、オプション方式は、今後読書指導を日記指導等にも広げていく予定です。
枝 6 / 節 4 / ID 14278
作者コード:
2.11月23日(月)は休み宿題(再掲) 枝 4 / 節 5 / ID 14265
 11月23日(月)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日午前9時〜午後7時50分。電話0120-22-3987)
 電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
 「授業の渚」 http://www.mori7.com/nagisa/index.php
 「ヒントの池」 http://www.mori7.com/mine/ike.php
枝 6 / 節 6 / ID 14279
作者コード:
3.12.1週もメール便で送ります 枝 4 / 節 7 / ID 14293
 11.1週と11.3週の「山のたより」は、メール便でお送りしました。
 配達状況が郵便とほぼ同じであれば、1月からメール便で送る形にしたいと思います。
 配達状況を更に調査するために、12.1週もメール便でお送りしますのでご了承ください。
枝 6 / 節 8 / ID 14291
作者コード:
 
枝 61 / 節 9 / ID 14292
4.【重要】12.1週作文進級テスト。先取りも可(再掲) 枝 4 / 節 10 / ID 14266
 12.1週に、作文進級テストを行います。
 提出が遅れた場合は進級できません。(12月8日ポスト投函まで)
 課題フォルダの字数・構成・題材・表現・主題の●印が全部できていることが合格の条件になります。(表現の項目などで「たとえ」と「ダジャレ」など二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いていってください。中学生以上の時間制限については、今回は採点の基準にしませんが、できるだけ時間内に書き上げる力をつけていきましょう。
 手書きで作文を書く人は、項目ができたところにシールをはっておいてください。
 パソコンで作文を書く人は、キーワードを入れておいてください。
 小学生の場合は、提出する前に、おうちの方が字数と項目シールをチェックしてあげてくださるとよいと思います。
 小学2年生までの生徒は、試験は行いますが、全員進級扱いで先の級に進みます。10月以降に受講を開始した生徒も、試験は行いますが、全員進級扱いで先の級に進みます。ただし、いずれの場合も、賞状は出ますので、できるだけ字数と項目ができるように書いていってください。
 12月8日ポスト投函が締め切りですので、12月1週に作文が書けない人は、11月中に12.1週の作文試験を先取りして行ってください。
枝 6 / 節 11 / ID 14267
作者コード:
5.第4週は読解問題と投稿と清書。幼稚園生は作文 枝 4 / 節 12 / ID 14268
 第4週は、読解問題と投稿と清書です。
 幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。項目シールは、予備のものを使ってください。
 小学1年生以上の生徒は、第4週に読解問題と投稿と清書を行います。
 読解問題の時間がかかるため、投稿や清書の時間が取れない場合は、投稿や清書を省略してもかまいません。
枝 6 / 節 13 / ID 14269
作者コード:
1.読解問題の仕方 枝 5 / 節 14 / ID 14270
 今学期より、読解問題は課題フォルダに入っています。この読解問題は、課題フォルダにはさんである読解マラソン集から出しています。
 読解問題の答えを作文の丘から送信する人は、作文の丘に答えを入れる欄がありますから、清書と一緒にそこから送信してください。
 読解問題の答えを作文用紙に書く人は、作文用紙に問題と答えがわかるように書いてください。書き方は自由です。読解問題の用紙は返却しませんが、選んだ番号と正解は山のたよりに表示されます。
 低学年の生徒で、問題を全部解くと時間がかかりすぎると思われる場合は、最初の方の問題だけを解いて提出してくださっても結構です。

 読解問題をインターネットから送信することもできます。送り方は、下記の「清書の仕方」をごらんください。
枝 6 / 節 15 / ID 14271
作者コード:
2.投稿の仕方 枝 5 / 節 16 / ID 14273
 手書きの清書は、担当の先生には送らずに、小学生新聞やコンクールなどに投稿してください。中学生以上は、自宅でとっている一般紙などに投稿してください。投稿せずに先生に送ることもできますが、評価や講評はつきません。
 投稿に使う清書は、言葉の森の作文用紙に書いても、市販の原稿用紙などに書いてもどちらでも結構です。
 新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
 投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
 同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
枝 6 / 節 17 / ID 14274
作者コード:
●朝日小学生新聞の住所  104−8433 東京都中央区築地3−5−4 朝日小学生新聞 「ぼくとわたしの作品」係 御中 ●毎日小学生新聞の住所  100−8051 東京都千代田区一ツ橋1−1 毎日小学生新聞 さくひん係 御中
★二重投稿はしないようにしてください。 ★友達の固有名詞などが入っていないか保護者がチェックしてあげてください。
枝 7 / 節 18 / ID 14275
3.清書の仕方 枝 5 / 節 19 / ID 14276
 言葉の森に送る清書は、パソコン入力のものだけになります。このパソコン入力の清書から、その月の森リン大賞が選ばれます。
 パソコン入力は、生徒が自分でできない場合は、お父さんかお母さんが代わりに入力してあげてください。ただし、パソコン入力が難しい場合は、無理にされる必要はありません。
 インターネットから送信する仕方は、「学習の手引」をごらんください。
http://www.mori7.com/mori/gate.php#129
(上記の#129は「学習の手引」の中の該当箇所で、2009年9月1日現在のものです)
 送り方の簡単な手順は次のとおりです。
1、パソコンで作文を書きます。
2、書いた作文の文字画面をコピーします。
3、言葉の森のホームページの「作文の丘」に行き、生徒コードとパスワードを入れます。
4、本文のところにコピーしたテキストを貼りつけます。
5、読解問題の答えを送る場合は、問題と書いてあるところで答えを選択してください。
枝 6 / 節 20 / ID 14277
作者コード:
6.受験コースの最近の記事
枝 4 / 節 21 / ID 14289
 受験コースの生徒向けに書いた最近の言葉の森新聞の記事です。
http://www.mori7.com/mori/20091101.html
作文小論文試験の受験の心構え
受験作文小論文の決め手自作名言
受験直前の作文小論文
入試作文の家庭での練習
http://www.mori7.com/mori/20091002.html#14130
受験コースの作文でスピードアップをするには
枝 6 / 節 22 / ID 14290
作者コード:
7.心の教育―よりよいものを書こうとする意識を育てる教育
枝 4 / 節 23 / ID 14280
 作文に書かれている内容の価値を評価しようとすると、評価は主観的になります。
 一つには、内容は出来事の偶然性に左右されるからです。もう一つは、価値は見る人の力量や主観によって左右されるからです。
 そこで、言葉の森では、客観的な評価を中心にして指導しています。具体的には、項目指導で、字数や表現や実例や感想を指示して書くという形です。項目指導では作文を書く方向がわかるので、どんな子でもすぐに書き出せるという効果があります。また、本人の努力がそのまま評価されるというのも利点です。
 しかし、項目がすべてできたからといって、自動的に価値ある作文が生まれるわけではありません。あらゆる人間的な活動がそうであるように、技術を超えた世界というものが必ずあります。その技術の先にある世界に到達する方法は、意識を向けることです。
 よりよいものを書きたいという人間の意識が、内容の価値を作り出します。この意識を育てるものもやはり、よりよいものを評価しようとする人間の意識です。これが心の教育という言葉の意味です。
 もちろん、技術の教育の裏づけがなければ、心の教育はひとりよがりのものになってしまうでしょう。しかし、技術の教育だけでは、よりレベルの高い教育には進みません。
 これからの指導の重点は、よりよいもの、価値あるもの、面白いものを書こうとする意識を育てていくことです。それは、個性を評価する教育、発表する教育につながっていくと思います。
枝 6 / 節 24 / ID 14284
作者コード:
 
枝 61 / 節 25 / ID 14294
8.書く力は考える力
枝 4 / 節 26 / ID 14282
 音声入力をしていて気がつくことがあります。構成図の段階では一応書く内容があるように見えることでも、心の中で、はっきりと納得できていないことは、やはり書くのに時間がかかります。
 考える力がないと、作文を書くことはできません。書くという力だけが独立してあるのではなく、考える力を表現するものとして書く力があるという仕組みになっているのです。

 それでは、考える力とは、何なのでしょうか。
 第一は、考える方法です。これは文章を書いたり図を書いたりすることによって、自分の考えを外化していくことです。構成図で考えるというのも、この考える方法の一つです。
 第二は、考える内容です。内容とは知識のことですが、単に知っているとか理解できているという知識ではなく、自分の手足のように自由に使える知識です。
 第三は、創造力です。作文小論文の入試では、受験する生徒の学年には難しすぎるような課題がよく出されます。しかし、実力のある子は、わからないながらも何とか書き上げてきます。
 手持ちの知識が不足していても、その限られた材料と自分の想像力だけを頼りにまとめ上げる力というのは、子供のころの創造的な遊びによって築かれる能力です。
 例えば、ただの木の切れ端を集めて自動車を作ったりお城作ったりして遊んだ子供は、お仕着せの組み立て玩具で遊んだ子よりも、創造性が発達するでしょう。
 スポーツでも、ルールのはっきりした競技よりも、○○ごっこのような自由度の高い遊びの方が創造性は発達します。可塑性のある遊びをどれだけしたかということが、その子の創造性の度合いを決めます。

 作文というのは、考える楽しさを創造的に味わうような勉強です。それは、与えられた答えを見つける勉強とは違って、創造力を発達させるような勉強になる可能性を持っています。
 しかし、どの作文もそうかといえばそうではありません。ただ朝起きて夜寝るまでの作文を書いても、創造力はあまり必要とはされません。
 未知のものを埋める努力を要するような作文で、その努力が楽しくできるような作文が、創造力を育てる作文になるのです。
枝 6 / 節 27 / ID 14285
作者コード:
9.読書ノートから問題集読書と読書日記へ
枝 4 / 節 28 / ID 14281
 言葉の森の通学教室では、しばらく前から付箋読書で本を読んで四行詩の感想書く練習をしていました。そして、せっかく書いた感想が蓄積されるように、読書ノートを各自に用意してもらうことにしました。
 そのノートを読書ノートだけで終わらせるのではなく、今後、読書日記に発展させて行こうと考えています。やり方は、毎日、読んだ本の感想を四行詩で書いていくという形です。本の感想以外に日記のようなものでもよいとします。目的は、毎日文章を書いて書きなれることと、毎日ものを考えて考えなれることです
 また、図書の貸出とは別に、入試問題集を40ページほどの小冊子にして問題集読書の貸出も始めようと考えています。問題集の問題文は、実力のある子には、かなり面白く読めるエッセイ集のようなものになるからです。
 暗唱の自習だけだと、わずか10分で終わってしまうので、かえって勉強が中途半端になる面があります。暗唱のほかに、読書や日記と組み合わせて、20分から30分の時間が確保できれば、かえってやりやすい勉強になるのではないかと思っています。

 しかし同時に、現代の子供たちは、このような形でいろいろな宿題を重ねているのだろうということも考えました。学校からは、各教科ごとに宿題が出され、塾からもまたいろいろな先生から宿題が出されます。これらの宿題をまともにやっていたのでは、時間が足りなくなるということもあります。
 そこで、家庭の努力として大事なことは、大量の様々な宿題に抗して読書と対話の時間をしっかり確保することです。
 言葉の森の暗唱と家庭での読書と対話が家庭学習の中心になっていれば、それだけで学力は十分に確保できると思います。
枝 6 / 節 29 / ID 14286
作者コード:
枝 6 / 節 30 / ID 14283
作者コード:
枝 6 / 節 31 / ID 14287
作者コード:
枝 9 / 節 32 / ID 14287
 
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