勉強の目的は、テストでいい点を取ることではありません。
テストでいい点を取るのは、勉強の結果です。
親や先生が子供に勉強を教えるときの勉強の位置づけが、子供の勉強観をそだてます。
試験に合格することを目的にした勉強は、試験に合格すればそれで終わってしまいます。
勉強は、自分自身を向上させるためにするのです。
人間は、もともと向上心を持ち、自分がより賢くより魅力のある人間に成長していくことが嬉しいから勉強するのです。
そして、その結果として、世の中に新しいものを作り出し、社会に貢献していくことができるのです。
子供たちの勉強観を育てるためには、まず自分たち大人が、自身の人間観、世界観を育てていく必要があります。
自分が日々よりよい人間として行動することが、よりよい子供たちを育て、よりよい未来を作っていくことになるのです。
(中根)
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枝 6 / 節 12 / ID 17890 作者コード:
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