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言葉の森新聞2015年11月4週号 通算第1395号
枝 0 / 節 1 /
ID
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■1.
【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験
■2.
11月23日(月)は休み宿題(再掲)
■3.
11月30日(月)は休み
■4.
【重要】プレゼン作文発表会の動画アップロードは11月30日までに
■5.
【再掲】作文検定試験12月13日10時半から
■6.
【重要】幼長~小2の生徒向けの実行課題作文発表会
■7.
親子の遊びを小学校低学年の作文に生かす――実行課題作文発表会
■8.
第4週は清書。幼稚園生は作文
●1.
清書の意義と方法
■9.
清書の投稿
●1.
小学生新聞の投稿先
●2.
手書き清書の送り方
■10.
家庭学習の基本は、毎日同じことを同じように――新しい暗唱長文集を作成中
■11.
帰国子女と受験作文1
言葉の森新聞
2015年11月4週号 通算第1395号
https://www.mori7.com/mori/
森新聞
枝 1 / 節 2 /
ID
■
1.
【重要】12月1週は次学期の進度の参考にする実力試験
枝 4 / 節 3 /
ID 23368
12.1週は、今学期の勉強の実力を見て、次の学期からの進度の参考にする実力試験として行います。
ただし、今学期中に受講を開始された方については、この試験の結果にかかわらず原則として自動進級とします。
【課題】 課題はその週の作文又は感想文の課題です。
【評価】 課題フォルダの構成・題材・表現・主題の★印と字数が全部できていることが評価の基準になります。(表現の項目などで二つ以上の項目が指定されている場合はどちらかができていればその項目は◎です)。キーワードと字数が採点の基準ですので、指定された字数以上で必要な項目が全部入る作文を書いてください。項目を入れたところには、項目マークを必ず書いておいてください。【時間】 時間制限はありませんが、参考のためにかかった時間を作文用紙に記録しておいてください。時間は、課題を見てから書き終えるまでの時間です。作文検定試験(後述)では、時間制限も条件になります。
【締切】 作文実力試験の提出締切は、8日消印までです。
枝 6 / 節 4 /
ID 23404
作者コード:
■
2.
11月23日(月)は休み宿題(再掲)
枝 4 / 節 5 /
ID 23369
11月23日(月)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日9時~19時50分、土曜9時~11時)
電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
課題の説明の動画「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/
オープン教育の掲示板「森の予習室」にも、学年別の予習のヒントが載っています。
枝 6 / 節 6 /
ID 23405
作者コード:
■
3.
11月30日(月)は休み
枝 4 / 節 7 /
ID 23370
11月30日(月)は、第5週でお休みです。先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。
枝 6 / 節 8 /
ID 23394
作者コード:
■
4.
【重要】プレゼン作文発表会の動画アップロードは11月30日までに
枝 4 / 節 9 /
ID 23371
12月6日(日)のプレゼン作文発表会の参加申込みは、11月20日に締め切りました。
参加される方には、発表会の準備のためのプリントをお送りします。
動画のアップロードは、プリントを参考にしてお11月30日(月)までにお送りください。
枝 6 / 節 10 /
ID 23398
作者コード:
■
5.
【再掲】作文検定試験12月13日10時半から
枝 4 / 節 11 /
ID 23396
自宅でできる作文検定試験(12月13日(日)10:30~11:45)のお申し込みの締め切りは11月30日(月)です。
http://www.mori7.com/sakken/
枝 6 / 節 12 /
ID 23399
作者コード:
枝 61 / 節 13 /
ID 23406
■
6.
【重要】幼長~小2の生徒向けの実行課題作文発表会
枝 4 / 節 14 /
ID 23395
小2以下の生徒は、実行課題(
http://www.mori7.com/jk/
)などを参考に12月中に書いた作文に、できるだけ絵や写真などをつけて、画像の泉(
http://www.mori7.com/izumi/
)にお送りください(自由参加)。
その際、ひとこと欄に、「実行課題作文発表会用」と入れていただくと、それがそのまま1月の発表会用の作文になります。作文は新たに書く必要はありません。12月中に書いたものの中から選ぶようにしてください。作文に書いた名前や生徒コードなどはシールなどを貼って見えないようにしておくとよいと思います。
枝 6 / 節 15 /
ID 23400
作者コード:
■
7.
親子の遊びを小学校低学年の作文に生かす――実行課題作文発表会
枝 4 / 節 16 /
ID 23397
言葉の森では、小学2年生までの作文の題名は自由です。題名課題が出てくるのは小3からで、感想文課題が多くなるのは小5からです。
枝 6 / 節 17 /
ID 23402
作者コード:
なぜ、小2までが自由な題名なのかというと、与えられた課題では書くことがないという子が出てくるからです。
小3以上でも、同様に、与えられた題名では書くことがないという場合もあります。しかし、自宅で予習の準備をする際に、お父さんやお母さんに似た話を取材すれば、書くことがないということはなくなります。また、この対話によって実例ばかりでなく、語彙や感想を書く力も向上します。書く前に、書くことを準備するという過程が大事な勉強なのです。
小学2年生までの自由な題名でも、もちろん準備は必要です。それは、お母さんの声かけです。今度の作文にどういうことを書くのか事前に聞いてあげるのです。
小学2年生のころは、毎日が新しい経験ですから、毎日のように「今日のこと」「昨日のこと」を書いてもかまいません。
しかし、中には、書くことがパターン化し、毎回同じように、同じ遊びの話を書く子も出てきます。
そこで、言葉の森では、それぞれの月ごとに、家庭で楽しく取り組める遊びや行事の実行課題を作っています。
http://www.mori7.com/jk/index.php?n=p&p=12&tuki=12
12月の行事でしたら、クリスマスの飾り付けや、お正月の準備、年賀状の作製、大掃除などがあります。それらを遊びに関連させて、芋版で年賀状を作る、松ぼっくりでクリスマスツリーを作る、みかんの汁で文字を書くなど、いろいろな企画が考えられます。
日曜日などに、そういう遊びを家族全体で取り組みます。その際に、できればその遊びの場面を写真や動画で撮っておき、あとで思い出せるようにしておきます。
そして、その遊びの話を、写した写真や動画などを見ながら、次の週の作文の課題として書いてみるのです。
遊びというものは、お金をかけたり時間をかけたりしなければできないものではありません。むしろ、そういうお金や時間をかける遊びは、子供が飽きてしまうことも早いのです。
だから、作文の題材を作るために、旅行に行くとか、ディズニーランドに行くとかいうことは必要なく、例えば、近所の公園でシートを敷いて朝ご飯を食べてみるというような簡単なすぐにできる遊びでいいのです。
この実行課題をもとにした作文発表会を、1月に、幼長から小2までの生徒を対象に行う予定です。
(参加は自由)
やり方は、12月の実行課題をもとに(もちろん、実行課題に載っているもの以外でもかまいません)、親子又は近所の子供たちも入れて、行事や遊びに取り組みます。
その取り組みをもとに作文を書き、それを写真や絵と一緒に、12月4週までに「画像の泉」にアップロードしてもらうのです。その際、名前などの固有名詞は消しておくといいと思います。
http://www.mori7.com/izumi/
この実行課題作文発表会は、子供がそれまでに書いた作文の中でいちばん面白そうなものを一つ、写真や絵を添えてアップロードし直すだけですから、手間はかかりません。
この12月の実行課題作文と絵や写真を、1月に、生徒どうしが見られるところに展示します。
実行課題の作文を書く際に注意してほしいことは、子供は作文に、肝心なことは書かずにどうでもいいことばかりを書くもので、それをそのまま認めてあげることが大事だということです。
たとえ、作文という形の中には出てこなくても、親子で楽しく遊んだ経験は子供の中に残っているからです。
枝 6 / 節 18 /
ID 23403
作者コード:
■
8.
第4週は清書。幼稚園生は作文
枝 4 / 節 19 /
ID 23372
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。
枝 6 / 節 20 /
ID 23373
作者コード:
●
1.
清書の意義と方法
枝 5 / 節 21 /
ID 23374
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
枝 6 / 節 22 /
ID 23375
作者コード:
■
9.
清書の投稿
枝 4 / 節 23 /
ID 23376
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
枝 6 / 節 24 /
ID 23377
作者コード:
●
1.
小学生新聞の投稿先
枝 5 / 節 25 /
ID 23378
■104-8433東京都中央区築地3-5-4朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません)毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
枝 6 / 節 26 /
ID 23379
作者コード:
●
2.
手書き清書の送り方
枝 5 / 節 27 /
ID 23380
手書きの清書も作文と同じように先生に送ってください、翌月の1週の作文と一緒に返却します。
枝 6 / 節 28 /
ID 23381
作者コード:
■
10.
家庭学習の基本は、毎日同じことを同じように――新しい暗唱長文集を作成中
枝 4 / 節 29 /
ID 23382
家庭学習の基本は、(1)毎日(2)同じ教材で(3)同じ時間に(4)同じようにやることです。
特に、小学校低学年では、こういう毎日同じことを同じようにやることが大事です。なぜかというと、同じことをやるのであれば、親がいちいち指図をしなくても自分でやれるようになるからです。
また、これが最も能率よく実力をつけ自主性を育てるやり方なのです。
こういうやり方の反対が、学校や塾の宿題を家庭学習の中心としたり、通信教材を家庭学習の中心としたりしてしまうやり方です。
なぜ、これらがよくないかというと、同じ教材でなかったり、同じやり方でなかったりするので、親が言わないと始められなくなることが多いからです。
では、どういう家庭学習をしたらいいかというと、国語は長文の音読と読書です。算数数学は1冊の問題集をできないところがなくなるまで繰り返すことです。英語は教科書の音読と暗唱です。
ところで、国語の音読と読書は、国語力をつける基本ですが、これらの勉強の欠点はチェックが難しいことです。
寺子屋オンエアでは、毎日の音読を担当の先生にビデオメッセージで送ってもらっているのでチェックができますが、家庭ではこのやり方はなかなかできません。
よくあるのが、お母さんが、「音読、ちゃんとした」と聞くと、子供が、「うん」とか「はい」とか言って、それでおしまいになってしまうことです。実際にその場で聞くのでなければ、音読を毎日確実にさせることが難しいのです。
そこで、音読とは別の自習としておすすめするのが暗唱です。
暗唱は、普通に毎日10分やれば、誰でも1ヶ月で約900字の文章を暗唱できるようになりますが、週に数回やっているだけでは充分にできるようにはなりません。やればできるが、やらなければできないという差がはっきりしているのです。(小学2年生までは、毎日やっていなくてもすぐに暗唱できることも多いのですが、学年が上がるにつれて、やらなければできないということがはっきりしてきます。)
家庭学習で音読を徹底させる最もよい方法は、朝ご飯の前などに、実際にお母さんの前で音読をさせることです。(ただし、音読のあとに、読み方の注意などは決してせずに、読んだこと自体を褒めてあげることが大切です。)
このその場での毎日の音読チェックが難しい場合は、週に1回、毎日の暗唱をチェックすることです。
暗唱のチェックなどと言うと、子供に負担があるような気がするかもしれませんが、暗唱という勉強法は実は楽しいものなのです。それは、最初はできなかったことが、やっているうちにできるようになり、それを続けて熟達できるという達成感があるからです。
この暗唱の長文集を、現在言葉の森で全面的に作り直しているところです。
これは、来年の1月から、言葉の森の生徒以外の誰でも利用できるようなオープンな形で提供していく予定です。
枝 6 / 節 30 /
ID 23383
作者コード:
■
11.
帰国子女と受験作文1
枝 4 / 節 31 /
ID 23386
帰国子女の受験では、作文、小論文の課題が出されるのが一般的です。
教科の成績は勉強をしていたかどうかで差が出るので、その生徒が暮らしていた海外の教育環境によっ違いが出てしまうため、あまりあてにならないからです。
それに対して、作文力はその生徒の思考力と関連があるので、その生徒が持っている学力の可能性とほぼ一致しているからです。
帰国子女の受験作文で大切なことは、志望校の過去問を分析することです。
中学受験の場合は、ほとんどが、現地での生活の経験を問うような課題です。しかし、難しい学校になると、世界の平和についてどう考えるかというような、社会的なテーマが出されるようになります。
高校受験の場合は、現地での経験を問うようなテーマは逆に少なくなり、やはり世界平和の問題や、国によって異なる文化の違いの問題など、より社会的なテーマが多くなります。
現地での経験を問うような問題の場合、対策は二つあります。
ひとつは、親子で現地の経験を話し合っておくことです。その話を通して、子供本人が自分の経験の中で作文の材料に生かせる個性的な体験を発見していきます。
文章の評価には、表現力の評価だけでなく、実例の面白さの評価も自然に入ってくるので、個性的な体験を書けるようにしておくことが大事なのです。
もうひとつは、子供が作文を書いたあとに、その作文の中の経験をより一般的な視点でとらえられるように、これもやはり親子で話し合っておくことです。
一般的な視点とは、「人間にとって」とか「人間は」とかいう言葉で表されるような感想のことです。
例えば、民族は違っても人間の共感の本質は同じだとか、あるいは逆に、現地の文化と日本の文化の違いについて考えさせられた、などという感想です。
こういう一般的な感想は、小6ぐらいの子供の場合、聞かされれば理解することができますが、自分から考えつくことはなかなかできません。だから、親子の話し合いが必要になるのです。
社会や文化の問題の場合は、読書によって考える材料を増やしておくことが大切になります。
高校受験でしたら、次のような本が参考になります。(絶版なので中古しかありません。)
「日本人のこころ」(岡田彰雄 筑摩書房)
http://www.amazon.co.jp/dp/4480880038
ちなみに、国語の問題で比較文化論が出るのは、日本だけの特徴のようです。それだけ日本文化は、欧米や他のアジアの諸国の文化とは違うところが多いのだと思います。
作文小論文の対策としては、とりあえず出そうなテーマで10本書いておくことです。その10本をいずれも傑作に仕上げ、それを何度も繰り返し読む練習をしていくのです。(続く)
枝 6 / 節 32 /
ID 23387
作者コード:
枝 9 / 節 33 /
ID 23387
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