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言葉の森新聞2018年10月4週号 通算第1536号
枝 0 / 節 1 /
ID
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■1.
10月29日(月)、30日(火)、31日(水)は休み
■2.
11月3日(土)は休み宿題
■3.
第4週は清書。幼稚園生は作文
●1.
清書の意義と方法
●2.
清書の投稿
●3.
小学生新聞の投稿先
■4.
4週目の読解問題(小1以上)
■5.
寺オンの移転先は、言葉の森「オープン教育掲示板」に――言葉の森の教室も引越しに
言葉の森新聞
2018年10月4週号 通算第1536号
https://www.mori7.com/mori
森新聞
枝 1 / 節 2 /
ID
■
1.
10月29日(月)、30日(火)、31日(水)は休み
枝 4 / 節 3 /
ID 28037
29日(月)、30日(火)、31日(水)は、第5週でお休みです。
先生からの電話はありません。振替授業もお休みです。
枝 6 / 節 4 /
ID 28038
作者コード:
■
2.
11月3日(土)は休み宿題
枝 4 / 節 5 /
ID 28039
11月3日(土)は、休み宿題です。先生からの電話はありませんが、その週の課題を自宅で書いて提出してください。
先生からの説明を聞いてから書きたいという場合は、別の日に教室までお電話をして説明をお聞きください。(平日9時~19時50分、土曜9時~11時)
電話の説明を聞かずに自分で作文を書く人は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考にしてください。
課題の説明の動画「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/
オープン教育の掲示板「森の予習室」にも、学年別の予習のヒントが載っています。
枝 6 / 節 6 /
ID 28040
作者コード:
■
3.
第4週は清書。幼稚園生は作文
枝 4 / 節 7 /
ID 28041
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
清書をしたあと、時間に余裕のある場合は読解問題をしてください。
枝 6 / 節 8 /
ID 28042
作者コード:
●
1.
清書の意義と方法
枝 5 / 節 9 /
ID 28043
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
枝 6 / 節 10 /
ID 28044
作者コード:
●
2.
清書の投稿
枝 5 / 節 11 /
ID 28045
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。
作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。
投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
枝 6 / 節 12 /
ID 28046
作者コード:
枝 61 / 節 13 /
ID 28047
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
枝 6 / 節 14 /
ID 28048
作者コード:
●
3.
小学生新聞の投稿先
枝 5 / 節 15 /
ID 28049
■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051(住所はいりません 毎日小学生新聞「さくひん」係(600字以内)
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
枝 6 / 節 16 /
ID 28050
作者コード:
■
4.
4週目の読解問題(小1以上)
枝 4 / 節 17 /
ID 28051
小1以上の生徒には、課題フォルダに、4週目の長文をもとにした読解問題を2問載せています。時間のある人は取り組んでください。
言葉の森ホームページの「読解マラソン」のページには、全8問の問題とそれに対応した長文がありますが、課題フォルダには問題数をしぼり、問7と問8の2問だけ掲載しています。
これは、この2問をじっくり解いて満点にすることが目標だからです。
問1~6も含めた全問を解きたい方は、読解マラソンの「問題のページ」で他の長文と問題をごらんください。
ただし、その場合も、当てずっぽうで全部解くのではなく、全問正解になることを目標にしてください。
枝 6 / 節 18 /
ID 28052
作者コード:
■
5.
寺オンの移転先は、言葉の森「オープン教育掲示板」に――言葉の森の教室も引越しに
枝 4 / 節 19 /
ID 28053
google+が来年廃止されることになったので、その代わりになるコミュニティツールを探していました。
slack、chatwork、workplace、G suiteなど、いろいろ見てみましたが、どれも一長一短でした。
最初、workplaceがよいと思ったのですが、同じドメインでないと使えないので、生徒に新たなメールアドレスを渡しても煩わしいだろうと思い、やめました。
chatworkも見せてもらいましたが、記事のスレッド表示ができず、チャットがどんどん流れていくだけなので、じっくり話をするコミュニティとしては使えないと思いました。
slackもたぶん同じです。
G suiteは、無料版がないのでだめでした。G suiteは、ビジネスモードのgoogleハングアウトやgoogle+が使えるので、それなりにいいとは思いますが、生徒全員が参加するのはすぐには難しいと思いました。
そして、結局、自前で作ったオープン教育掲示板を利用することにしました。
しかし、画像や動画をオープン教育掲示板に直接アップロードするとサーバが重くなるので、今後は、自分のgoogleフォトにアップロードした画像や、youtubeにアップロードした動画のリンクを貼り付けてもらうことにしたいと思います。
長期的に考えると、そのように自分の作品は自分のgoogleフォトで管理しておいた方がいいと思います。それは、自分のgoogleフォトのページで、削除も、共有の開始停止も、すぐにできるからです。
さて、今回のgoogle+移転問題で、新たに確信したことがありました。
それは、言葉の森の生徒は、単に何年間か作文の勉強をするお客さんと考えるのではなく、今後始める同窓会のメンバーになってもらうことも含めて、一生、教育と文化の面で付き合いを継続できる仲間にしていきたいということです。
そのために、言葉の森は、次のように方針を大きく変更することにしました。
それは、第一に、作文教育から全教育へと守備範囲を広げることです。
その全教育の目的は、これまでと同じ、子供たちの真の実力を育て、家庭と地域を基盤に、点数よりも文化を重視し、競争ではなく創造を目指す教育を行うということです。
具体的には、作文だけでなく、読書、暗唱、国語、算数数学、英語、理科実験、プログラミングなどの教育も行っていくことです。
枝 6 / 節 20 /
ID 28054
作者コード:
枝 61 / 節 21 /
ID 28055
それを例えば、今後、寺子屋オンラインの次のようなコースで実現していく予定です。
・作文コース+読書紹介
・発表学習コース+暗唱チェック+その他
・自主学習コース(作文・読書・暗唱・国語・算数・数学・英語・その他)
作文と発表学習は、発表と交流を中心としたコースで、自主学習は、自学自習と先生の個人チェックを中心としたコースです。
第二は、幼児から社会人までの全年齢の生徒を対象にすることです。
これまでは、「作文を書く」という力を本人が持てる小1あたりからスタートし、大学入試に向かう高3あたりまでを一区切りとしていました。
しかし、全教育ということを考えれば、読書と対話を中心とした教育や、親子作文の教育などに力を入れることができます。
また、子供が本当に書く力と考える力をつけるのは、高3から20代前半にかけてですから、その時期に読書、特に難読を中心とした交流を進めていけば、ほかではできない価値ある教育になります。
そして、社会人になっても、同窓会に参加して知的な交流を深めていくことができます。
そのような一生続けられる教育を提供する教室にしていきたいと思います。
第三は、全教育、全年齢と語呂合わせ的になりますが、講師も全生涯を言葉の森の指導に充てることができるようにすることです。
言葉の森の講師は、定年はありませんが、それでも90歳や100歳になれば、子供を教えるのが難しくなる時期が来ます。
しかし、そのときまでに、自分の後を継ぐ講師を育てておけば、親講師と子講師の関係で、間接的に子供の教育に携わることができます。
それが、同時に私設年金制度のような形になるのです。(森林プロジェクトの植林システムという名前をつけています。)
これからの世の中であてになるものは、資産でも、資格でも、投資でもなく、日々人に喜ばれる仕事ができることです。
そして、自分が仕事ができなくなっても、それまでに仕事のできる人を育てておけば、その人を通して仕事をしていることになるのです。
以上が、おおまかな言葉の森の今後の方針です。
この方針の前提となる考え方は、この世界で根本的に価値あるものは「創造」だということです。
例えば、人類が最初に火の利用を考えついたとき、そこで創造が生まれました。
その後の火の利用の普及は、便利さの普及であって創造ではありません。
最初の発見又は発明のときに創造があったのです。
同じように、人類が最初に車輪を発明したとき、そこに価値ある創造が生まれました。
その後の車輪の利用の普及は、便利さの普及であって創造ではありません。
最初の発明のときにだけ創造があり、したがって価値が生まれたのです。
現代の社会でも同じです。
今は、お金の流通が、創造ではないところで大きく動いているので、何が本当に価値あるものかが見えにくくなっています。
宝くじが当たったなどということは、お金の移動を生み出しはしますが、何も価値あるものを生み出していません。
真に価値あるものは、この世の中にまだないものを創造したときに生まれます。
短期間の狭い範囲に限って言えば、宝くじに当たることは富を生み出したように見えます。
枝 6 / 節 22 /
ID 28056
作者コード:
枝 61 / 節 23 /
ID 28060
しかし、長期間の人間社会全体に関して言えば、創造が行われたときだけ富が生み出されるのです。
だとすれば、これからの日本の社会が目指す道は、多くの人が、自分の今いるところで小さな創造を積み重ねることです。
その中には、火の発見や車輪の発明のような大きな創造もあるかもしれません。
しかし、それも、小さな創造の幅広い裾野によって生み出されるはずです。
このように考えれば、価値ある創造を生み出すもとになる、子供たちの創造教育こそが社会の中心的な関心になる時代が来るのだと思います。
今の世の中は、子供たちの教育が中心になっているのではなく、もっと別の大人の都合が中心になって回っています。
これを、すべての社会人が子供の教育に関心を持ち、子供の教育中心に社会の運営を考えるような社会にしていく必要があります。
言葉の森が、今後の方針として、全教育、全年齢、全生涯を考えているのも、こういう教育に対する考えがあるからです。
さて、このような大きな方針の変更を考えて数日してから、突然引越しの機会がやってきました。
今の通学教室は、特に不便はないのですが、3階でエレベーターがないので、荷物運びの人がいつも大変な思いをしていました。
そして、1、2階の飲食店の入ったビルの上にあるので、教育の場とは少し雰囲気の違う感じがありました。
たまたま、今の教室から距離として600メートルぐらい離れたところで、駅から徒歩4分ほどのところに、小さな4部屋が取れるフロアがありました。
全体のスペースは今よりも狭くなりますが、今はほとんど使っていない空間もかなりあるので、毎日の授業や仕事には差し支えありません。
そこで、この10月から11月にかけて教室の引越しをすることになります。
さて、それとはまた別の話ですが、たぶん来年早々、新しい本がもう1冊出る予定です。できれば、今年中に出るといいのですが、それは今後の進み具合によってです。
今度の本の内容は、国語の読解、記述、作文に関する参考書です。
これまで、生徒の保護者から、よく読解問題の解き方や、記述問題の書き方の質問を受けていましたが、この本を読めばすぐにわかると思います。
読解については、この本のとおりに勉強すれば、必ず成績が上がります。
小学生を対象に書いていますが、中学生でも、高校生でも同じように役立ちます。
センター試験の国語の成績を上げたい人は、ぜひ読んでみるといいと思います。
小学生の場合は、子供が読むには少し難しいので、保護者が読んで理解し、子供の国語のテストに当てはめて考えるようにしてください。
真に価値あるものは、創造です。
これから世の中が大きく変化すると思いますが、資産も、資格も、資源も、本当の意味ではあてになりません。
世の中で、人に喜ばれることをすることと、何かを創造することが、最後に残る価値あるものです。
その根本に立ち返れば、子供の教育の方向も自ずから決まってきます。
そういう原点をときどき振り返りながらやっていきたいと思います。
今月は、寺子屋オンラインのやり方を変えるので忙しくなりそうだと思っていたら、それに輪をかけて忙しくなる話が出てきました(笑)。
突然引越しが決まったのです。(ほぼ決まったということですが。)
これから世の中の変化が速くなるから、それに追いつけということなのだと思います。
枝 6 / 節 24 /
ID 28059
作者コード:
枝 9 / 節 26 /
ID 28059
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