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言葉の森新聞2021年5月3週号 通算第1659号
枝 0 / 節 1 /
ID
印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
■1.
難しい言葉を使って書く――受験作文の練習
言葉の森新聞
2021年5月3週号 通算第1659号
https://www.mori7.com/mori
森新聞
枝 1 / 節 2 /
ID
■
1.
難しい言葉を使って書く――受験作文の練習
枝 4 / 節 3 /
ID 31073
▼動画
https://youtu.be/_77x6-JEtlM
併(しか)しながらこの盛事は、静かにこれを省みるに、実に安穏平静のそれに非ずして、内に外に波瀾万丈、発展の前途に幾多の困難を蔵し、隆盛の内面に混乱をつつんでゐる。即ち國體の本義は、動(やや)もすれば透徹せず、学問・教育・政治・経済その他国民生活の各方面に幾多の欠陥を有し、伸びんとする力と混乱の因とは錯綜表裏(さくぞうひょうり)し、燦然(さんぜん)たる文化は内に薫蕕(くんいう)を併(あわ)せつゝみ、こゝに種々の困難な問題を生じてゐる。今や我が国は、一大躍進をなさんとするに際して、生彩と陰影相共に現れた感がある。併しながら、これ飽くまで発展の機であり、進歩の時である。我等は、よく現下内外の真相を把握し、拠(よ)つて進むべき道を明らかにすると共に、奮起して難局の打開に任じ、弥々(いよいよ)国運の伸展に貢献するところがなければならぬ。 「國體の本義」より
※難語の例として
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