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言葉の森新聞2022年2月3週号 通算第1695号
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ID
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■1.
中根が担当するオンラインクラスの講座を増やします
■2.
作文は直して上手になるものではなく、膨らませて上手になるもの
■3.
書く力、読む力の基礎は、幼児期の話す力、聞く力
言葉の森新聞
2022年2月3週号 通算第1695号
https://www.mori7.com/mori
森新聞
枝 1 / 節 2 /
ID
■
1.
中根が担当するオンラインクラスの講座を増やします
枝 4 / 節 3 /
ID 31951
3月から、中根(森川林)が担当するオンラインクラスの講座を増やします。
理由は、それぞれ講座の改善点を研究するためです。
当面、3月からの担当講座を下記のようにします。
現在、受講している同じ講座からの移動はできません。
いずれも無料体験学習が1回できます。
体験学習の受け付けは、下記のオンラインクラス一覧表で行っています。
https://www.mori7.com/teraon/shlist.php?ks=nane
体験学習のお申し込みは、お電話でも受け付けています。
●基礎学力クラス……火・水1700,月~金1800
対象学年は、現在の、幼長・小1・小2です。小3になっても継続できます。
子供たちの発表や質問感想に力を入れるので、参加生徒が2人以上で開講します。
●親子作文クラス……月・木・金1700
対象は、現在の、幼中・幼長・小1です。小2になっても継続できます。
親子で作文を書くので、保護者の方も一緒に参加していただきます。
子供たちの発表や質問感想に力を入れるので、参加生徒が2人以上で開講します。
●算数数学クラス……月1900
新中学生(現小6を含む)が対象です。定期テスト90点以上を目指します。
●公中受験クラス……火1900
公中文系、公中理系の両方を指導します。
新小6(現小5)の生徒を優先します。
●英語クラス……水1900
新中学生(現小6を含む)が対象です。定期テスト90点以上を目指します。
●プログラミングクラス……木1900
新小3(現小2)の生徒が対象です。初歩から高度まで指導します。
●国語読解クラス……金1900
主に新中学生(現小6)以上が対象です。
中学生は、読解検定の100点を連続3回以上取れるようになることを目標にします。
高校生は、大学入試共通テスト現代文の満点を取れることを目標にします。
●作文クラス……土0900
新小6(現小5)の生徒が対象です。
それから、これは、講座ではありませんが、毎週日曜日8:00から30分程度、森林プロジェクトの説明会を行います。
これまで、お問い合わせのあった方に、個々にご連絡します。
枝 6 / 節 4 /
ID 31952
作者コード:
■
2.
作文は直して上手になるものではなく、膨らませて上手になるもの
枝 4 / 節 5 /
ID 31953
作文は、直せば、ほんの少しは上手になります。
しかし、上手になるのは、元の作文の土台までです。
土台以上に上手にする直し方はありません。
だから、作文の勉強法は、赤ペン添削ではなく、土台を育てることなのです。
土台を育てる方法は、第一に読書、第二に予習です。
予習とは、与えられたテーマについて、自分の体験ばかりでなく、身近な両親に取材してみることです。
取材をしっかりしてきた子は、文章を書くときの姿勢が変わってきます。
この作文に取り組むときの姿勢が、上達の大きな要素になるのです。
作文を、数学や英語の勉強と同じように考える人は、間違いを直せば正しい答えになると思いがちです。
しかし、作文は、答えのない世界なので、数学や英語の勉強法はあてはまりません。
逆に、作文の間違いを直され続けた子は、どんどん作文が苦手になっていきます。
作文は、外側から間違いを直す勉強ではなく、内側からふくらませていく勉強なのです。
枝 6 / 節 6 /
ID 31954
作者コード:
■
3.
書く力、読む力の基礎は、幼児期の話す力、聞く力
枝 4 / 節 7 /
ID 31955
●動画:
https://youtu.be/snLI3_qQRI4
作文を書く力、文章を読む力のそもそもの土台は、幼児期の話す力、聞く力です。
それは、どうやって身につくかというと、身近なお母さんが子供と話をすることによってです。
昔は、今のように本も豊富にはなかったので、親は自分の知っている昔話の桃太郎などを何度も聞かせていました。それが、読み聞かせの代わりになっていたのです。
この方法は、今でも使えます。
子供に読み聞かせをするというのは、親にとって負担の大きいものです。
特に、子供は、同じ本を何度も読み聞かせしてもらおうとします。
親が読むのに飽きている本を、何度も聞きたがるのです。
そのときの対応法のひとつは、親がアドリブでオリジナな作り話を話してあげることです。
私がよくやったのは、「おもしろい話」です。「あるところに、真っ白な犬がいました。……その犬は、耳も白い、鼻も白い……」という話です。
何度、聞いていると、子供はそのオチがわかるので、途中でいろいろなつっこみを入れてきます。
すると、こちらも、話の展開を変えて、「しかし、尾だけは黒かったのです」などと話を急に変えるのです。
こういう読み聞かせなら、親も子も飽きません。
中学入試や高校入試で、面接や集団討論のあるところが増えてきました。
子供たちの中には、どんなことを聞いても、自分なりに考えて答える子がいます。
一方、すぐに、「わからない」と言ってすませてしまう子もいます。
この差は、かなり大きいと思います。
現在の入試は、結局知識の詰め込みで優劣が決まります。
考える問題であっても、考え方の方法をどれだけ詰め込んでいるかで差が出ます。
しかし、その考えの中身は、パズルのようなもので、それが何かの役に立つということはありません。
ただの頭の体操のような面白さなのです。
だから、いずれ今のような知識詰め込み型入試に対する見直しが起こります。
その見直しのあとにくるものは、面接による口頭試問と作文小論文になると思います。
その方が、本人の実力がはっきりわかるからです。
ただし、口頭試問はある程度時間をかける必要があります。
作文小論文は、1本だけの試験ではなく、複数のテーマで複数の作文の試験をする必要があります。
そうでないと、誤差が出てくるからです。
しかし、今の試験制度では、こうい時間をとることは難しいと思います。
そこで、使えるのが森リンという自動採点ソフトです。
数秒で採点するので、時間の負担ということはありません。
アメリカでは、すでにe-raterという自動採点ソフトが、高校生の作文評価にかなり広範に使われています。
しかし、こういうのを見ると、必ず批評する人が出てきて、この場合も、AIで高得点を取るが無意味な文章を綴る装置を開発した人がいたという話が出ていました。
ところが、これは、文章の自動採点というものを誤解しているのです。
森リンやe-raterが評価しているのは、作文ではなく、作文力です。
もし、無意味な文章を高得点で綴ることができる人がいたら、その人は、その作文の中身とは別に、かなり作文力があるということがわかります。
自動採点が評価しているのは、作文という作品ではなく、その作文を書いた人の作文力なのです。
いずれ、日本でも、こういう自動採点をベースにした評価が出てくると思います。
そのために大事なことは、受験のためのパズルのような知識を詰め込むことではなく、自分の個性を生かし、多様な読書をし、思考力を深めていくことなのです。
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枝 9 / 節 24 /
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