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言葉の森新聞2023年1月2週号 通算第1738号 枝 0 / 節 1 / ID 印刷設定:左余白12 右余白8 上下余白8
  ■1.対話型AIチャットボットと言われるChatGPTの未来
  ■2.合格速報
 
言葉の森新聞
2023年1月2週号 通算第1738号

https://www.mori7.com/mori

森新聞
枝 1 / 節 2 / ID
1.対話型AIチャットボットと言われるChatGPTの未来
枝 4 / 節 3 / ID 33015
●動画 https://youtu.be/6CjQ_pRaY3s

 正月に時間があったので、ChatGPTにいろいろ聞いてみました。
 そのひとつです。

●私
「日本の正月の1月1日にはどんなことをしたらいいですか。」

■ChatGPT
「日本では、正月の1月1日には、お正月を祝うためにさまざまなことをすることが一般的です。例えば、おせち料理を食べることや、お年玉をもらうことがあります。また、お正月の伝統的な行事として、おそらに福を招くために「おそら餅」を食べたり、年賀状を作ったりすることがあります。また、家族や友人と一緒にお花見を楽しんだり、新年を迎えるためにお祭りに参加することもできます。」

 適当に文章を作っているのですが、かなりまともな答えです。
 ただし、お正月の答えの下線の部分は、自信を持って答えているわりには作り話になっています。

 下記のページで、試してみることができますが、今は混雑しているようです。
https://chat.openai.com/

 このChatGPTがどういう方向に進むかということについて、いろいろな意見がありますが、私は長い目で見れば、次第にまともな方向に向かうと思います。

 これは民主主義と同じで、短期的には衆愚政治になることはあっても、長期的には正しい方向に収斂されるからです。

 その正しい方向を加速させるには、ChatGPTの答えを評価することをすべての人に開放するのではなく、ある割合で選抜された人に開放することです。
 ただし、その選抜には、年齢や地域の配分を考慮する必要があります。

 AIは、個人の利己主義的な要求に対して、一時的にはそのエゴに応じた答えを出すことはあるかもしれませんが、最終的には、利己主義を超えたより普遍的な答えを出すはずです。
 それは、人間よりも速く広く考えることができるからです。

 しかし、AI自体が意志を持つことは、理屈上はありません。
 なぜかというと、意志というものは、欲望に基づいており、欲望というものは身体に基づいているからです。
 AIに身体を持たせる可能性というのは、まだSFの世界の話です。

 今後、AIの進化によって、世の中は大きく変わります。
 教育に関して言えば、AIでできることは人間はしなくてもよいという方向に向かいます。

 漢字力、計算力、語学力、さまざまな教科の表面的な知識などは、すべてAIに肩代わりされます。
 しかし、人間の身体性に結びついた知識や技能は残ります。

 例えば、母語教育は、すべての国で最も必要な教育になります。
 なぜなら、人間の思考や感情は母語と結びついていて、その結びつきは知識的なものではなく身体的なものだからです。

 同様に、漢字の感覚、数字の感覚、歴史の知識の感覚なども、身体的なものとして残ります。
 例えば、漢字の書き取りで「薔薇」や「葡萄」という漢字は書けなくてもよいが、「薔薇」や「葡萄」という漢字の味わいが好きだという感覚は、人間の身体性として残るということです。
 したがって、未来の教育は、身体性と結びついて再編成されるようになります。

 ChatGPTなどのAIの進化について、もうひとつ考えられることは、自分の考えたことをデータベースとする個人的なChatGPTが作られる可能性です。
 すると、その個人的ChatGPTは、もう一人の自分という相談相手になります。

 これが、ロボット犬アイボなどに組み込まれると、自宅でロボットのペットといつも楽しい対話ができるようになります。
 これは、技術的にはすぐにできることなので、早く作られるといいと思います。
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作者コード:
2.合格速報 枝 4 / 節 5 / ID 33017
●ラグビースクール タイランド校  K.O.さん
<担当講師より>
 「目標に向かって、日、週、月と短期目標を設定し、時間濃く過ごすことができておられました。素晴らしかったです。これからも自ら学び、考え、創造する楽しさを携え、前に進む生きる喜びと共に頑張っていってください。」

●東京大学教育学部附属中等教育学校(推薦選抜) H.A.さん
<担当講師より>
・(作文)難関の志望校合格、おめでとうございます!
この学校に行きたいという強い思いが実を結んだのですね。小学生の間ずっと学んできた作文の力や創造発表クラスで得た自信が、試験の際役に立ったとお聞きして、とても嬉しいです。
 これからも、学びを深めていってくださいね。
・(創造発表)おめでとうございます。低学年からずっと続けていた創造発表では、かわいい出来事の発表から、実験や創作の発表につながり、6年生では発表の内容からこれからの課題や意欲を見出し、自分ひとりのことではない語りができるようになりました。
 これからの学びの世界が楽しみですね。

●同志社大学 グローバルコミュニケーション学部 S.R.さん

●盛岡中央高等学校附属中学校 東大・医進コース N.K.さん

●昭和学院中学校 M.Y.さん

●京都橘大学・佛教大学 (学校型推薦選抜) Y.F.さん
<担当講師より>
 心理学を専攻するとのことでした。 
 おめでとうございます! 
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