AI森リン「森リー」

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レイジ・アゲインスト・・ザ・マシーンというバンドは、社会のあらゆる機械（権力や制度）に反抗することをメッセージとしている。ブァレリーは19世紀末、方法が世界を支配し、英雄や偉大な個性は不要になると述べた。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの語る「機械」こそが、私たちから個体性を剥奪する「方法」にほかならない。機械に抗して、個体性を持ち続けることだ。
　そのための方法として第一に、マニュアルに頼らないことだ。マニュアルという決まった型にとらわれていると、応用がきかなくなる。ぼくは数学が得意なのだが数学にはよく公式が出てくる。その公式を覚えてしまえばある程度の問題は簡単に解くことが出来るのだが、応用問題などがでてくるとその公式の意味を分かっていないと解けなくなってくる。だから僕は、公式を覚えるのではなく、その公式の求め方を理解して公式の意味を覚えている。そうすることで応用問題がでてきてもなんなく解くことが出来る。公式というマニュアルにとらわれていては決して気づかないことも多い。マニュアルは十人一色だ。人はうまれもった個性を生かして十人十色であるべきだ。
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　また第二の方法としては、正しい結果よりも途中の試行錯誤の過程を評価する社会にすることだ。「失敗は成功の母」という言葉があるが、これはただ失敗することではない。試行錯誤してしっかり考えたうえでの失敗がいいのだ。このプロセスをかさねることで一つの大きな成功を得ることが出来る。現在に至る科学の進歩だって、先人たちの途方もない数の失敗から成り立っている。そして、その途方もない数の失敗は今も起こっていて未来の科学の進歩につながっているのだ。歴史上、エジソンは「1プラス１がどうして2になるのか」という疑問を持ったが、このように自分なりに考える生徒を大事にするような社会にするべき。
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　確かに、先人の知恵を生かすことも能率を上げる方法だ。しかし、私たちは自分らしさというものをもっと大事にするべきだ。成功のカギは才能やひらめきではない、惜しみない努力による失敗の数である。人間の目標は結果だけではなく途中の過程もまたそうなのだ。
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山年月週
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